Skyrim⑦ ソリチュード・ファルクリース・ウィンドヘルム (9話)

Skyrim・小瓶の修理(´;ω;`)

クインタス・ナバレの手紙を受け取ったRio。
壊れた白い小瓶を直すことができるかもしれない。
しかしそのための助けを必要としている。
病に臥せ明日をも知れぬ命のヌレリオンのためにも。
小瓶の修理を成し遂げたいと思うRioなのでした。



本日も『Skyrim(XBOX&PS3&PC版コンシューマータイプRPG(゚ー゚*?))』をお送りいたします。

ネタバレ・妄想・創作などなどを含みますので「そ~いうのは苦手(´・ω・`)ショボ~ン」とおっしゃる方はスルーしてやってくださませ。


ウィンドヘルムクエスト『小瓶の修理』

1週間ぶりに訪れたホワイトファイアルではクインタス・ナバレが考え事をしながら心ここにあらずというような風情で店番をしています。
Rioの姿を視界にとらえると、ほっとしたように表情をゆるめて歓迎します。
「来てくれてうれしいよ 居場所が見つけにくかったみたいだけど 配達人が粘り強くて助かった」
「小瓶の修繕ができるっていう内容だったと思うけど(*・ω・)つ□」
手紙を片手に小首をかしげるRioにうなずいて。
クインタスは修理のためには必要な要素が3つあると告げた。
「見つけ易さはそれぞれ異なるが 世界のノドの天辺の溶けない雪にマンモスの牙粉 最後のステップが少々厄介なんだがリーチのフォースウォーンのブライア・ハート その3つを持って来てくれれば小瓶は再び完全となる」
「世界のノドの雪にマンモスの牙粉とブライア・ハートねφ(・ω・ )」
世界のノドの頂に積もる雪は日の光に溶けない運命をグレイビアードによって与えられた。
熱を寄せ付ない性質から小瓶の材料に選ばれたそうである。
鉄のように硬いマンモスの牙を粉砕する術を巨人達が持っているようで。
それらを固めた雪の格子に注ぎ込むことによって最高の硬質を併せ持つことになると言う。
「でも ブライア・ハートは何のために必要なの(゚ー゚*?)」
「小瓶の最後の焼き戻しは竜戦争以来失われた古い魔法によって行われていたらしい その現代版として最も近いのがフォースウォーンの行う奇妙な儀式なんだ」
「じゃあ古い魔法の代わりに儀式を行うためにブライア・ハートが必要ってこと?」
その通りとクインタスが微笑み返します。
「ブライア戦士の心臓はひとつあればいい 内容物を何度も回復させる小瓶の魔法にどうしても必要でね 門外漢に説明するのは難しいんだ 錬金術の専門的な話になるのを許してくれ」
ひとつひとつの説明にRioは素直に同意を示します。
錬金術においてはかなり研究してきたつもりのRioであっても、クインタスの小瓶に関する知識には到底及びません。
3つの素材を集めて来ると約束してホワイト・ファイアルを飛び出して行くRioの後姿を見送りながら。
「気をつけて」
クインタスは小さくつぶやきました。

まずはマンモスの牙粉入手のためにドーンスターから南下し、赤い道峠と番人の間を抜けます。
更に南下して行くとストーンヒルズ崖に辿り着きました。
「さっき通過した赤い道峠にはマンモスも巨人もいたけど牙粉はなかったみたい(´・ω・`)」
「同じ巨人とマンモスが住まう地帯でも 牙粉が得られる場所は限られているわけか」
崖上から巨人を確認して射抜き、その後崖を滑り下りてストーンヒルズ周辺を調査します。
大きく炎をあげる焚火の傍の石臼にそれらしき牙粉を見つけて。
Rioは粉がこぼれないようポーションの容器に粉を密封し緩衝用の布に包み込みました。

イヴァルステッドを中継地点とし、登山の準備を整えて翌朝早く世界のノドへと向かいます。
何度もここを往復したのがつい昨日のように思われると感慨深げにつぶやくRioに。
走馬灯のように思い出すようになったらソブンガルデも、いやハーシーングランドも近いから気をつけろと。
相変わらずのヴィルカスの毒舌に、屈託なく笑うRioなのです。
世界のノドではパーサーナックスがワード・ウォールに座し、翼を休めているようでした。
グレイビアードの長の元に近寄り、沈黙のまましばらく穏やかな視線を交わした後、Rioは頂に積もる雪に向かって歩き出しました。
ドヴァの血を持つ者達にとって言葉は力であり戦いであり議論でもあり。
それでは沈黙は何なのか。
問いかけたことはなかったRioですが、静寂は悔恨であり調和であり慈しみであることをパーサーナックスとグレイビアード達から教えられたような気がするのでした。
溶けない雪だまりからひとすくいの雪を取り上げ、マンモスの牙粉と同様の処置を施します。
その後、Rioはもう一度パーサーナックスを振り返りながら下山して行くのでした。

サンダード・タワーはカースワステンの東、ドラゴンブリッジの南南西に位置するようでした。
カースワステンを出たのは夜も更けた時間帯で、突如現れた吸血鬼達と一戦を交えます。
「びっくりしたヾ(・ω・`;)ノ」
「吸血症の心配がないのは助かるが こんな小さな村を襲撃しに来るとは吸血鬼共も手段を選ばないな」
雷魔法を浴びせかけられて痺れの残る手をかざし、Rioが治癒魔法を唱えます。
村の住人達が巻き添えにならなかったのが不幸中の幸と辺りをうかがい、Rioとヴィルカスは残党がいないことを確かめて早足で橋を渡って行きます。
地図で見ると橋を渡ってすぐを川沿いに南下して行けば目的地のようですが、目的地は遥か崖の上のようで。
やむなく元来た道を引き返し、山岳地帯を北上するコースを選んでみるのでした。
右手山側のブロークン・タワー要塞からの弓攻撃を受け流しながら大回りし、要塞の北東に迂回します。
そのまま南下し続けて行くと要塞東側から待ち伏せしていたフォース・ウォーンが数人行く手を阻みました。
駆け抜けざまに斬り捨てて。
更に山道を登って行くと、ようやく正面に目的地サンダード・タワーの砦が姿を現します。
喜び勇んで扉から侵入しようと試みるRioですが、その戦意を打ち砕くかのごとく扉は内側から閂がかけられているようでした。
がっかりして首を振るRioの様子から判断して、もう少し南下してみようとヴィルカスが提案します。
行き着いた先は切り立った断崖であり。
眼下に臨む長い石段はサンダード・タワーへと続いているようでした。
「ここを下りるしかないかな(-ω-;)」
「周り込むよりは近道だろうな 先に行くぞ」
Rioが返答するより早くヴィルカスが岩壁を飛び降ります。
慌てて治癒魔法をセットしつつ、後に続いてぴょんぴょんと岩棚を下りて行くRioなのです。
なんとか無難に急斜面を滑り下りて辺りを見回すと、落下ダメージを被ったヴィルカス目掛けて複数のフォース・ウォーンの攻撃が集中しているようです。
準備しておいた回復魔法をヴィルカスに向かって唱えながら、ダガーを鞘から滑らせてRioは臨戦態勢を整えてゆきます。
危うく膝を付く直前まで追い込まれたつつも、なんとか4人のフォース・ウォーンを仕留め終わった二人は、受けた傷を癒しながら隠密に切り替え、階上へと進みます。
階段の途切れた平地の左奥でうろつくフォース・ウォーンを倒し、他に奴らの仲間がいないか確認のためテント前を横切った途端、Rioはすぐ後ろに殺気を感じたのでした。
(しまった 後ろ!?)
テント内で仮眠をとっていたと思しきフォース・ウォーンが起き上がり、背後から斧を振り下ろそうとして崩れ落ちてゆきます。
異変を察知したヴィルカスのグレートソードが一瞬早く斧を掲げる男を斬断しきっていたのでした。
ほっと息をつき、そのまま前進して行くと、再び上方に続く階段が前方に現れます。
見通しのいい階上から、やや間を置いて斬りかかる二人のフォース・ウォーン。
彼らを一人ずつ確実に葬り去り、更に上って行くと最上階からフォースウォーン・ブライアハートが炎魔法を浴びせかけてきました。
素早く距離を詰め。
Rioとヴィルカスはブライアハートを前後に挟み込んで斬り刻んでゆきます。
付呪と大公の石碑の恩恵によって炎攻撃によるダメージのほとんどを無効としているため、特に危機に陥ることもなく討ち倒し。
これによって最後の素材であるブライア・ハートの入手完了で
す。

サンダード・タワーからウィンドヘルムに戻る途中のロリクステッドにさしかかったところでドラゴンが村人を襲っているところに出くわしました。
そのドラゴンは以前アルドゥインが古墳より生き返らせたもので、世界を喰らう者が死して後もアルドゥインに忠誠を尽くし、旅人や村を襲っていたようです。
ドラゴンはドヴァの気配に気づくと攻撃の矛先を変更し、Rioに向かってフロストブレスを吐きかけて来ます。
自らをNah-Ag-Liiv、ナハグリーヴと名乗り旋回する巨躯に、Rioはドラゴンレンドを放ち接近戦を仕掛けます。
すでにドラゴン討伐においては場数を踏んできたRioとヴィルカスにとってナハグリーヴも敵ではなく、瞬く間に討ち取り、その魂を奪ってゆきます。
ドラゴンボーンとしての魂吸収を驚嘆の眼で眺め、話題にし始める村人や衛兵の間をかきわけるようにして一人の青年がRioの名を呼び、飛び出して来ました。
こっちだと手を大きく振るその姿はエリクでした。
もう半年以上も前、この村ロリクステッドに立ち寄った際、彼と彼の父親との確執を取り除くための手伝いをしたことをRioは思い出して、エリクに向かって手を振り返します。
「やあ 本当に久しぶり もう忘れられてたんじゃないかって思っていたさ あの時は本当にありがとう おかげで今はすっかり傭兵として生きて行くことを認めてもらえたよ」
偶然の再会を喜ぶエリクに。
傭兵になることにしたのねと相槌を打つRioなのです。
そして、これからは自分の事をエリクではなく虐殺者エリクと呼んで欲しいと胸を張ります。
「虐殺者エリク? なんだか恐ろしい名前ね((((;´・ω・`))) ソンナニ オオゼイ サンゾクデモ タオシチャッタノ?」
招き入れられた宿屋フロストフルーツにて。
ハニーナッツのおやつを頬張るRioの質問に、自らをアピールするように身を乗り出していたエリクはしゅんとなって座り直します。
「自分を真に表す名前をつけるべきだって親父は言うけど 庭いじりのエリクとか鍬使いのエリクとかじゃ誰も雇わないだろ? 敵に恐怖心を与える名前が必要なんだ 敵がいればの話だけどな」
Rioの頬についたナッツをつまんで口に運びながら、エリクは俺を用心棒として雇ってくれよと懇願します。
用心棒は間に合っているからと申し訳なさそうに断るRioなのです。

※ナハグリーヴはアルドゥインによって復活させられたドラゴンであり、ロリクステッド近郊に埋葬されていたようです。Nah暴風-Ag燃焼-Liiv枯渇を名に冠するドラゴンで、彼が倒されるまでロリクステッド近郊を飛び回るそうです((((;´・ω・`)))

※ロリクステッドクエスト『エリクについてムラルキと話す』でエリクの父親であるムラルキを説得または装備代を用立ててあげることによってエリクが自らの希望通り冒険者の道を歩み始めます。

そのままエリクの父親ムラルキの経営する宿屋フロストフルーツで一晩を過ごし、翌朝早くクインタスの待つウィンドヘルムへと出立します。
「エリクもパーティを組んで どこか他の街や土地を旅してみたいのかな?」
「あんな軟弱な腕っ節じゃ山賊どころかチンピラにもやられかねないだろうがな」
(なんだかヴィルカス機嫌が悪い(゚ー゚*?))
ヴィルカスの辛辣な酷評の原因が、昨日のエリクのなれなれしさにあるとは夢にも思わないRioなのです。

ウィンドヘルムに到着するとその足でホワイト・ファイアルに向かいます。
店の扉をくぐると、相変わらず深刻な顔で店番をしながら床を見つめるクインタスの姿が飛び込んできます。
Rioの気配に、はっと顔を上げると。
開口一番、材料はどうなったかと立ち上がりながら問いただしました。
3種類の材料を差し出すRioの手から奪い取るように素材を掴むと、クインタスは謝辞もそこそこに、すぐさま小瓶の修理に取り掛かります。
しらばくの間、錬金作業台で何やら混ぜ合わせた後、クインタスは出来上がった白い塗料のような物を小瓶に塗りつけました。
そして塗料が乾くか乾かないかの内に2階へと駆け上がって行きます。
「先生見てください 小瓶の修理が終わりました」
「何・・・? どうやって?」
「体にさわります ほら興奮しないで 今 トニックを」
主を気遣うクインタスの声とヌレリオンの掠れる声が交互にもれ聞こえてきます。
クインタスに続いて2階に上がるRioとヴィルカスの前で、ヌレリオンは一際激しく咳込むと事切れ、そのまま二度と起き上がることはありませんでした。
呆然として立ち尽くすRioに向かって。
「死んだよ」
クインタスは静かにヌレリオンの死を告げます。
思わず泣き出しそうな表情に変わるRioを見つめて、クインタスは慰めの言葉をかけます。
「君のおかげで マスターは一生の仕事が無駄じゃなかったってわかって死ねたんだ」
小さくうなずくRioの肩に手を置きながら。
「先生が仕事をやり遂げられるよう立派に力を貸してくれたな 感謝しているよ」
そう続けるクインタスは、それからぼんやりと小瓶を見つめました。
自分はただの錬金術師でいられるならそれで満足であり、小瓶を手元に置いておく必要を感じないともつぶやき。
ヌレリオンの形見としての小瓶の所有者にRioがなってくれるよう提案します。
躊躇するRioに、自分が小瓶を持っているとマスター・ヌレリオンがどれほどこれに執着し命を削られたか思い出してしまうから・・・と。
辛そうに本音を語った。
伝説の錬金術師クラルミルほどの技術がないからと幾つかの薬用効果の内のひとつを選ばせ、クインタスはRioが望んだ効果を白い小瓶に閉じ込めてゆきます。
「治癒の力か 冒険などで命の危険に曝される君にとってはいい効能かもしれないな」
錬金を施した小瓶を、力なく肩を落とすRioの手に委ねて。
「先生が望んだような幸運が得られるといいね」
寂しげではあっても満足そうな笑みをクインタスは浮かべていたのでした。



以上でウィンドヘルムクエスト『小瓶の修理』終幕です。

虐殺者エリク=Eric the Slayerの名前はゲーム内でもユーモアにとんだ説明が彼自身からなされているのですが、実はこのキャラには実際にモデルの方がいらっしゃるそうで、TESシリーズの大ファンだった故人Eric WestさんのハンドルネームであるImmok the Slayerの一部から名づけられているそうです。
創り上げた世界と人物をユーザー側と共有でき、没頭し、愛することができた証としてBethesdaが故Ericさんに敬意と哀悼を表して彼のハンドルネームをゲーム内で登場させたそうです。

世界観とメッセージのために尽力と思いのたけの込められたゲームには確かに強烈な生命力が宿っているように感じます。
そうでなければオンラインゲームでもないのに発売されて数年(『Skyrim』は発売後既に3年目に突入の創り切りタイプのゲームです)経って尚、語り継がれたり、何百何千時間もプレイされるはずがありません。
もちろん弊害もあります。
なんせ『Skyrim』をプレイ始めてから他のゲームをプレイしてもすぐにまた『Skyrim』の世界に戻りたくなってしまうのですから。
かなりの重症患者状態です( ●≧艸≦)

本当にお友達はとてつもなくすばらしく恐ろしいゲームを贈り付けてくださったものだと今も感謝しております。

『小瓶の修理』クエストはメインクエストの『世界のノド』&ウィンドヘルムクエスト『ホワイトファイアル』の2つのクエストが前提条件となります。

『小瓶の修理』検証をエルフキャラで行ってみたのですが、クインタス・ナバレからの手紙を受け取った地点でブライア・ハートを所持していたところ、ブライア・ハートはクエストアイテムとして認識されてしまいました。
Rioでプレイしたときはうろ覚えですがブライア・ハートを所持しておらず、ちゃんと攻略に赴いたはずですので、エルフキャラでクエスト終了後に再びサンダード・タワーに行ってロケ行って参りました。
以前はブライア・ハート所持のまま『小瓶の修理』クエストが発生してしまうと、ブライア・ハートが入手できず詰んでしまうというバグがあったようですが、エルフキャラで確認した限りではブライア・ハート所持でこのクエストが発生すると、手持ちのブライア・ハートがクエスト品として認識されてクエスト行程が楽になるという状態でした。

ただ、こちらのブライア・ハート、『ホワイトファイアル』のときに当のクインタスから購入したはずなのですなのですが・・・(-ω-;)モッテルジャン
まさか、クインタスがホワイト・ファイアルショップの利権をせしめるための大掛かりな殺人計画を画策したとか・・・そんなオチはないですよね(〃▽〃;)アハハ
ブラックな妄想抜きで見るとクインタスはとても店主であるヌレリオン思いの好青年の助手という印象でした。
個人的にはヴィルカスがもしいなかったら、RioやRe○mの旦那様として考えるほど好感度の高いNPCでした。
セリフの言い回しに統一感がなく(敬語を使ったり横柄だったりなどなど)、ヌレリオンの死亡シーンがトニック=薬を飲んですぐという点から毒殺説なども浮上しそうですが、たぶん裏はなく、才能はヌレリオンに及ばなくとも、誠実で真面目な青年だったのではないかな~と思いたい・・・デス。

次回以降1~2回ほど『艦隊これくしょん』関連または『Skyrim』関連でストーリーモードから離れた題材でアップしてみたいと思います。
その後、ウィンターホールド大学クエストに取り掛かろうかと思っておりますが、「何でもいいよ(〃▽〃)b」とおっしゃる方のお越しを心よりお待ちしております(〃´・ω・`)ゞ

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Skyrim・東から昇る+.(ノ。・ω・)ノ

スカイリム経済を支える政府御用達の海運業者である東帝都社。
その東帝都社ウィンドヘルム支社のオルサス・エンダリオはある任務を遂行できる人物を探していた。
海賊の横行と略奪に怯える東帝都社の運搬船を救うため。
調査と解決に乗り出すRioなのです。



本日も『Skyrim(XBOX&PS3&PC版コンシューマータイプRPG(゚ー゚*?))』をお送りします。

ネタバレ・妄想・創作などなど含みますので、苦手な方はスルーお願いいたします。
カラー部分以外の箇所はほとんど創作となっておりますので、「創作はイヤ(´・ω・`)ショボ~ン」とおっしゃる方はカラー部分のみご覧くださいませ。


ウィンドヘルムクエスト『東から昇る』

傷つき使い物にならなくなった白い小瓶に落胆し寝込んでしまったヌレリオンの一件を忘れさせようと、ヴィルカスがウィンドヘルムの馬屋にRioを連れ出します。
「遠出するなら馬がいた方がいいだろう」
「あ・・・でもシャドウメアがいるから」
「俺の分を見立ててくれ まさかこっちは自力で走って追いかけろとは言わないよな」
それまで一度も馬が欲しいなどとは言い出さなかったヴィルカスの突然の要求が何を意図してなのか。
うすうす感づいたRioは笑ってコクリとうなずきます。
「ここの馬は鹿毛みたい」
「雪深く太陽の恵みが少ない割にはしっかりした体格だな」
丹精込めて育てた馬をほめられて、悪い気のしないアルトマーの馬屋の店主ウルンディルが丁寧に餌や育成のコツなどについて説明してゆきます。
この場所はドラゴンの襲撃もあるようで。
こんな危険な場所で経営していて恐ろしくはないのかと問うRioに。
「どうせ死ぬ時は死ぬんだから その間楽しく暮らせればいい」
と達観した返事を返すウルンディルでした。
ウルンディルもヌレリオン同様、温暖な故郷サマーセットから豪雪のスカイリムに移り住んで来た模様です。
ハイエルフには珍しく朗らかで楽観的な馬屋の男は、持ち前の知性を馬の飼育に生かし、雪に閉ざされた厳しい環境を乗り越えているようです。
ではこの鹿毛を一頭いただこうかと交渉に入るRioに、ふとウルンディルがつぶやきます。
「最近ちょっと輸入品の流通に関する不穏な噂が流れていてな 馬の飼葉に仕込んでいた滋養強壮のためのハーブや果物がまともに手に入らなくなってきたんだ」
異国からの香草などに留まらず、輸入に頼っている生活必需品が品薄のため軒並み値上がりの傾向を見せ、このままでは近い内にウィンドヘルムは深刻な物資不足に陥る可能性もあると語った後、客に聞かせる話ではなかったと思い直したのか。
「とはいえ今までなんとか乗り越えてこられたんだ 今回もうまく凌いでみせるさ」
ウルンディルは空元気めいた声音を響かせます。
ウルンディルの懸念を深刻にとらえたRioは海運業者から事情を探ってみようと約束するのでした。

※残念ながらバニラ仕様では従者は乗馬することができませんが、Modには従者も乗馬できるものがあるようです。また、スカイリムの住居及び宿屋にはバニラではお風呂などの設備がないのですが、こちらも住居Modにはお風呂などが設備できるものがあるようです。バニラでプレイしている小桜の脳内では、「見えてないだけで宿屋にも住居にもバス&トイレは完備されている(`・ω・´)シャキーン!」と思っておりますので、あるものとして扱っております。

※シャドウメアは闇の一党クエスト『乱心の治癒』の途中でアストリッドからもらえる超強靭な黒いお馬さんです。不死ではありませんが、万が一死亡してもゲーム内で3日ほどするとまたファルクリースの聖域前の沼から生き返るようです。

ウィンドヘルム港の東帝都社の事務所を訪れてみると、机らしい机も見当たらず棚は傾き、ガランとした部屋は夜逃げでもした後なのかという有様です。
「ここの状態がひどいのはわかっている 哀れだろ?」
所内に入り込んだRioに気づいたオルサス・エンダリオは誰に語るとはなしに愚痴をもらしました。
どうやらこの荒んだ事務所の原因は、最近この近海で商船を狙い略奪を繰り返す海賊のようでした。
「ブラッド・ホーカース・・・海賊一味の通り名なのだが 奴らの襲撃が始まって以来 管理している余裕がないんだ わかるだろ? ハンマーフェルからヴァーデンフェルにかけて沿岸地域が軒並みやられている 安全なのはシャッターシールドだけのようだ」
オルサスは頭をかかえ訴えます。
シャッター・シールド家とは民間の海運事業を運営しウィンドヘルムで権力を握る一族である。
「あいつらは我々、帝国の海運業者を差し置いてウィンドヘルムの港の独占権を得ようと画策しているらしい 海賊とグルだと聞いても驚かない」
オルサスの猜疑心のこもる推測を聞きながら。
シャッター・シールド家の娘ニルシンの暗殺依頼を受けたかつての記憶を振り払うようにRioは瞼を伏せます。
「シャッター・シールドが海賊の一味と関わりがあるという何か証拠が?」
「いや まだない だが君みたいな恐れ知らずが手を貸してくれれば どうにかなる シャッター・シールド家の積荷監督官はダンマーのスヴァリス・アセロンなんだが すべての取引を几帳面に記録しているんだ」
「スヴァリス・アセロンの記録簿を手に入れられれば事態が好転する可能性が高いと?」
察しがよくて助かるとオルサスは微笑を浮かべました。
シャッター・シールド家と海賊の取引に繋がる証拠さえ上がれば、そこから辿って海賊の本拠地を叩き潰す目処が立つかもしれないとオルサスは考えているようだった。

※シャッターシールド家のニルシン暗殺未遂事件(゚ー゚*?)は闇の一党クエスト『訪れることのない哀悼』をご覧くださいませ。

シャッター・シールド家の海運事業本部は東帝都社に隣接する立地のようで。
東帝都社を後にすると、すぐさまRioはシャッター・シールド家本部への侵入を企てます。
「ここで見張っている 何かあれば声を上げろ」
今回は商船を襲う海賊退治のための準備ということもあり、家宅侵入に関しても協力的なヴィルカスなのです。
衛兵や港を行き来する者達の視界を遮る位置に立つヴィルカスの背後からステルスで目的の本部に忍び込むと。
Rioは左壁沿いに奥の部屋へと進んで行きます。
左奥の机で記録簿を発見し内容を確認してみると、それは確かにスヴァリスのものに間違いないようです。
収穫の月4日から15日にかけて、スヴァリスは海賊と接触を謀り、トールビョルン・シャッター・シールドの了解とお目こぼし金を手に、彼らの船だけは略奪対象から外してもらえるよう交渉を成立させたとありました。
(交渉相手はスティグ・ソルト・プランク・・・ねφ(・ω・ ))
記録簿に目を通すRioの背後で扉の開閉される音がします。
Rioは素早く記録簿を仕舞い込むと入室してきた女性の死角から入れ違いになるよう隠密を保ったまま扉を抜けて行きます。

「どうやって手に入れた? いや 言うな 知らない方がいいだろう しかしいい腕だな」
「察しがよくて助かるわ」
オルサスの到底誉められたものではない才能への賛辞を、先刻彼が選んだ言葉そのままにRioは苦笑いをまじえて返します。
日記の内容からスヴァリスが海賊に会うためにドーンスターに足を運んでいるのは確かなようでした。
次のターゲットとなったスティグ・ソルト・プランクからさらに詳しい情報を引き出すべく、Rioはドーンスターに向かいます。

ドーンスターの宿屋“ウィンドピーク”を訪れると、ならず者めいた男達が宿屋の一人娘であり吟遊詩人のカリタに絡んでいるようです。
困り果てているカリタと荒くれ男達の間に割って入りながら、Rioはブラッド・ホーカースについて何か知らないかと用件を持ち出します。
「はは! ブラッド・ホーカーだって? 奴らの船長を務めてもう9年になる」
カリタに言い寄っていた男の一人が酔いに任せて自らの素性を明かし始めました。
船には随分お金が入ったことでしょうとRioは皮肉をこめた賞賛を綴りながらカリタからエールを受け取り、船長を名乗る男のテーブルに差し出します。
差し出されたエールを喉に流し込んで上機嫌に話を始めるこの男こそスティグ・ソルト・プランクのようで。
彼らは帝国もスカイリムの住人も共に大戦から内戦に至る戦争続きで海賊討伐に手が回らないのをいいことに、略奪の限りを尽くしていることを自慢げに語って聞かせます。
「ブラッド・ホーカースは今や怖いものなしだ ハルディンは黄金時代と呼んでいる」
「ハルディン(゚ー゚*?)」
「例えて言えば俺達の隠し味って奴だな 恐ろしく悪賢い魔闘士だ ブラッド・ホーカースを仕切り 戦を必ず有利に終わらせる」
(ふぅん ってことは黒幕はそのハルディンっていう奴・・・)
どこに行けば海賊船に乗れるのかというRioの更なる問いに、ニタリと下卑た笑いを浮かべるスティグはそれまでの自慢話とはうって変わったそっけなさで話を切り上げます。
「さあな 皿洗いのスキーヴァーには教えられないよ 顔つきから見てお前はホーカーに面倒をもたらしそうだ」
皿洗いをするスキーヴァーを思い描いて。
(結構かわいいじゃない(○´゚ω゚`))
などと想像しながら。
拳を握ってファイティングポーズで構えるRioがスティグを挑発します。
「ノルド式会話法でないとダメみたいね」

「無茶なことばかりするな」
頬や顎のRioの擦り傷の具合を見て嗜めるヴィルカスに。
「でもちゃんと勝ち星を上げたもん(〃▽〃)♪」
さっきは助けてくれてありがとうと差し入れられたカリタからのハチミツ酒で喉を潤すRioなのです。
ヤギの足のローストをフォークでつついて。
遅い夕食を摂りながら、殴り合い勝負の報酬としてスティグから聞き出したことをまとめてゆきます。
「ブラッド・ホーカースはジャフェット・フォリーという場所で会合を開くとか言っていたわよね(゚ー゚*?)」
「ああ 東帝都社の息のかかった者に邪魔されない場所となると航路から見て ハンマーフェル側なら北西海域 ヴァーデンフェル方面なら北東海域が怪しいな」
しかし別れ際にスティグが、秘密を漏らした者が自分だと気づかれる前に、ハンマーフェルに逃げるとこぼしていたことを思い出し。
人は逃亡を企てる場合、その渦中からできる限り離れた場所を無意識に選択するという習性から。
「恐らくジャフェット・フォリーはスカイリムの北東海域だろう」
ヴィルカスは広げられたマップの右上を指し示し当たりをつけたのでした。

ウィンドピークで一夜を過ごした後、報告のため再びウィンドヘルムにとんぼ返りをしたRioは、東帝都社事務所内で見知らぬ女性とオルサスの言い争いに出くわします。
「アデライサ すまない」
「謝ってもダメよオルサス 大金がかかってるし 泣いても取り戻せないわ」
「現在 頭のきれる女に仕事に当たらせている すぐに戻って来るはずだ」
「どうやら あなたの頼みの綱 救いの女神が到着したみたいね」
アデライサと呼ばれた女性が扉から顔を覗かせるRioに気づき、つかつかと歩み寄りつつ二人を招き入れた。
ブラッド・ホーカースを裏で仕切っている奴の居場所がわかったと告げるRioの言葉に一変、目を輝かせ、オルサスはアデライサに目配せしながら話の先を促します。
アデライサが何者なのか、内密のはずの調査内容を聞かせてしまってよいものなのかと言いよどむRioの様子を察知して。
「ああ 彼女はアデライサ・ベンディッチ 会社の上司だ 彼女は派遣されて来たんだ スケジュールを元の軌道にのせるためにね」
紹介を受けたアデライサは、笑みを浮かべつつも鋭い視線を投げかけます。
オルサスとアデライサの前で。
ブラッド・ホーカースの指揮を執っている人物がハルディンという魔闘士であること。
ジャフェット・フォリーなる場所で近々海賊達の会合が開かれる予定であることなどを伝えます。
「ハルディン? 名前は知っているど まさかあのレッドガードが海賊の仲間になろうとはね 思ったより危険かもしれないわ」
アデライサのつぶやきに、オルサスも付け加えます。
「海賊の傍には大勢の魔闘士が控えているものと思ってたんだが結局のところ一人だけだったのか とはいえハルディンとは 一番厄介な類の男だ すぐカッとなるが復讐する時は粘り強い 破壊魔法を巧みに操れるとも聞いている」
とはいえ、このまま手をこまねいていても埒が明かない。
出航の準備は整っているので船上で襲撃の計画を練りましょうと提案するアデライサに従い、Rioは桟橋を渡って行くのでした。

「この辺りだとは思うんだけど」
たちこめる霧によって視界が遮られ、思うように舵を取ることすらままならない状態に、船長もお手上げだと首を振ってみせた。
「ハルディンは魔法で隠れ家を目立たなくさせている可能性が高い あの魔闘士さえ何とかできれば・・・」
歯噛みするアデライサの言葉に、こちらで何とかしてみましょうかと申し出るRioなのです。
「あなたは本当に有能なようね 能無し共はハルディンを恐れるあまり霧が晴れるまで前に進もうとしないのよ」
苦笑いで答えた後、アデライサはRioをまっすぐに見つめ直した。
「仲間のためにもう一度役目を果たしてくれるのなら この問題は解決すると思うの ハルディンを倒したら後は任せて」
アデライサの訴えにコクリとうなずいて、Rioとヴィルカスは左手の船の縁から極寒の海に身を躍らせます。

ヴィルカスの推測通りジャフェット・フォリーはスカイリムの北東、氷山に囲まれる海域にある離れ小島のようでした。
氷河を渡り、時に凍えるような海中に身を投じてジャフェット・フォリー周辺を調査した結果、裏手に当たる海食洞からの侵入が比較的安全であると判断して、Rioは洞窟へと足を踏み入れて行きます。
入り口すぐの水際のマッドクラブを不意打ちで射殺し、宝箱を回収しつつ上陸して進んで行くと、巡回中のブラッド・ホーカーの一人と鉢合わせします。
瞬時に薙ぎ倒し、小部屋を抜け、細い通路を上って行くと、ジャフェット・フォリー・タワーへと続く扉に行き当たりました。
タワーの中からはスクゥーマーが欲しいとぶつぶつ独り言をつぶやく見張りの海賊の声が聞こえてきます。
左から時計回りに伸びる広い螺旋階段を上って行く途中、加圧式罠を見落とし、トゲの扉の洗礼をRioとヴィルカス、二人揃って浴びてしまいます。
「うー痛い(´;ω;`) トゲトゲ」
「すまない こっちは羽根の歩みがないんでな 巻き込みついでで悪いが敵の襲撃だ」
前方から駆けつけるブラッド・ホーカーの第一撃を、素早く抜き去ったグレートソードでヴィルカスが受け止めました。
両サイドから敵を挟み撃ちにして斬り刻み、更に前進を続けます。
上り切った先の木の扉を抜けると、左側には開錠では開けることの叶わない扉と上へと続く螺旋階段が、右側には下へと続く螺旋階段がありました。
逡巡し、上を選んだRioの行く手を阻むようにハルディンが現れます。
破壊魔法を数発浴びながらも連携攻撃で危なげなく魔闘士を葬り去り、手に入れた鍵で脱出を図ろうとしたRioは、念のため右手螺旋階段下の調査に向かいます。
途中、テーブルにつく二人のブラッド・ホーカースを討ち取り、最下層に到着です。
閉ざされた扉をこじ開けると最奥にはジャフェットと思しき死骸が転がり。
朽ち果てそうな机には彼の日記が添えられていたのでした。
「ジャフェットはここに要塞を建てるつもりで訪れたみたい(´・ω・`)」
「腹の足しにもならない名声と引き替えに寿命を捧げたってわけか」
ジャフェットはドーンスターから小隊を率いてこの島に要塞を築くため訪れた。
幽霊に怯え、厳しい天候に挫折し、一人また一人とジャフェットの元を去って行った。
定期的に訪れていた仲介業者もやがて途絶え、彼は自給自足を余儀なくされたようだった。
けれどもジャフェットはここに自身の最高傑作となる要塞を打ち建て、呪われた島を制圧した偉大な男という名声を望んだ。
人を遠ざけ飢えに喘いだ彼も、最期には幽霊の声を聞きながら神に救いを求め冷たくなっていった。
この島はジャフェットの墓標だったのだ。

ハルディンの遺骸から入手した鍵を使い外に出ると、爆発音と共にあちらこちらで火の手が上がっていた。
どうやら東帝都社の船から砲撃が開始されているようである。
生き残っているブラッド・ホーカーをいなしながら斬り伏せ、湾に向かって駆け下りて行くと、アデライサが海賊の残党と戦っていた。
加勢して賊を打ち倒した後、ハルディンの死とジャフェット・フォリー・タワー内の海賊殲滅完了を彼女に報告すると、ようやく船は帰途についた。

おかげで心配事がなくなったと安堵のため息をもらすオルサスにアデライサも満面の笑みを浮かべている。
助け手が必要なときには声をかけてと肩に手を置くアデライサに大きくうなずいて、Rioは東帝都社の面々に別れを告げた。
「東帝都社を助けてくれてありがとう 全スカイリムの民は彼らの貿易から多大な恩恵を受けている」
オルサス、アデライサのみならず、よもやウィンドヘルムの衛兵からも賛辞を受けられるとは努々思わず。
照れながら笑顔をみせるRioなのです。
ウィンドヘルムの街並を足取りも軽やかに通り抜けようとするRioを配達人が引き止めます。
うれしそうにはしゃぐRioの元に届けられた手紙の差し出し人はクインタス・ナバレでした。



以上、ウィンドヘルムクエスト『東から昇る』でした。

『東から昇る』というタイトルは、太陽が東から昇るのと東帝都社の復興というふたつにかけてつけられたのでしょうか。
勧善懲悪気味のお話で悪役プレイが苦手な方には好まれ易いクエストではないでしょうか?

ウィンドヘルム馬屋の主人ウルンディルはボズマーかと思っていたのですが(ウィンドヘルムにはダークエルフの移民が多いので)、ハイエルフだったのですね。
見た目の肌の色などが灰色っぽくないな~とは思っていたのですが。
ハイエルフがイコールおおよそのサルモールのように高慢で威圧的という印象を持たれ易いスカイリムの世界観ですが、個々を眺めてみますと、ルニルのようにかつて魔闘士だった自分自身を悔い、スカイリムの死者と遺族のために尽力する心穏やかで優しい者や、ウルンディルのようにドラゴンの脅威もそれほど恐れず逞しく達観して生きている大らかな者もいるということで。
スカイリムの大地と人々と触れ合う機会を増やしていった場合、
「各人種も大局のイメージと細部の描き分けによって印象が異なるという演出もなされているのね」
と感動させられます(〃´・ω・`)ゞ

ジャフェット・フォリーは海食洞から入らないで正面から侵入した場合、なぜか飛び出して来たハルディンを倒してもジャフェット・フォリーに忍び込むための鍵を入手できず、倒したはずのハルディンがブラッド・ホーカーとなりますのでご注意を。
回りこんで海食洞から再突入をすればOKかもしれません(試さずにリロードしてしまったので、実際はどうなるのか不明です(´・ω・`;A))
従者といっしょにジャフェット・フォリーを攻略したい場合は、東帝都社の船上から海に飛び込む前に、従者に手伝ってもらうを選び、船の縁ギリギリの辺りで待機を指示すれば海に飛び込んでくれます。
その後Escキーで手伝ってもらうをキャンセルしておかないと、そのままずっと前進し続けますのでこちらもご注意を。

東帝都社、まるでどこかの世界の東インド会社とそっくり・・・ゲフンゲフン(*・ω・)なのですが、スカイリムは凍土も多く、一年を通して雪に覆われる地方も多く、自給自足で全国民の食料を賄える状況ではないようです。
そこで、ソリチュードとウィンドヘルムに拠点を持つ東帝都社など海運業者による交易に頼らなくてはなりません。
問題は東帝都社が政府=帝国の公共海運業者ということで、内戦でストームクローク軍が勝利した場合、スカイリム全土における食料事情の悪化をどうするかが大きな問題となるのではないでしょうか?
食料難とノルド選民思想による支配で他種族からの援助を受けることが難しくなり、やがてはサルモールの手にスカイリムが丸ごと落ちる未来が・・・という心配もあったりします。
この辺りの解決策もストーム・クローク側がしっかりと考えての内戦なら良いのですが。
資源や生活必需品などを持たざる国が独立を果たすということはリアルにおいてもヴァーチャルにおいても難しいということでしょうか。
『東から昇る』クエスト終了後に、ウィンドヘルムのストームクローク衛兵が、東帝都社を助けてくれたことに感謝の言葉をかけてくださるのですが、帝国の公共海運業者を助けたことに感謝しながら内戦を繰り広げるという不可思議な展開に戸惑う方も多いのではないでしょうか|ω・)?←小桜はちょっとびっくりしました。

次回Skyrimはウィンドヘルムクエストから『小瓶の修理』をお送りします。
『小瓶の修理』の後はウィンターホールド大学メインクエストラインをφ(・ω・ )かきかきしていこうかと思っております。
もはや恒例となってしまいました、ネタバレ・妄想・創作ですが、今後も多々含まれたストーリー展開になると思われますが、「付き合ってあげましょう(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪」とおっしゃる方のお越しを心よりお待ちしております。

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Skyrim・ホワイトファイアル

ホワイト・ファイアル。
白い小瓶と名付けられた薬剤店に立ち寄ったRio。
カウンターでは店主のヌレリオンと助手のクインタス・ナバレが言い争う声が響く。
長年探し続けていた白い小瓶を病を押して探しに行こうとするヌレリオン。
それは無理だと止めるクインタス・ナバレ。
患うヌレリオンに代わり白い小瓶の探索にRioは向かうのでした。



今夜も『Skyrim(XBOX&PS3&PC版コンシューマータイプRPG(゚ー゚*?))』をお送りいたします。

ネタバレ・妄想・創作三昧ですので、「そ~いうのは苦手(´・ω・`)ショボ~ン」とおっしゃる方はスルーしてやってくださいませ。


ウィンドヘルムクエスト『ホワイトファイアル』

「随分とうれしそうだな」
「そう(〃▽〃)?」
イーストマーチ観光マップと秘湯ガイドを手に食料や錬金素材の調達のためウィンドヘルムに立ち寄ったRioとヴィルカスなのです。
同胞団での緊急依頼の任務もなんとか片がつき、休暇を兼ねてウィンドヘルム周辺でしばらく羽を伸ばそうということになったのでした。
「あとは錬金素材の買い足しかなぁ(*・ω・)つ○」
「じゃあ あの店か」
ヴィルカスが指差した店先にはホワイト・ファイアルという看板が下がっています。
「白い小瓶って薬屋さんにぴったりの名前ね(〃▽〃)♪」
半月ぶりのヴィルカスとの冒険に、うれしくて地に足のつかないRioがホワイト・ファイアルの扉をくぐると。
言い争いをする店主ヌレリオンと助手クインタス・ナバレの姿が飛び込んできます。
「そら見たことか まだ良くなっていないんだ 座っていて トニックを持ってくる」
「ふん 治してくれるトニックがあるなら とっくに使っている」
私は大丈夫だと言いながらも咳の止まらないヌレリオンを気遣い、助手のクインタスが薬を取りに店の奥へと消えて行きます。
何があったのかと尋ねるRioに、生きがいについてヌレリオンは語り始めたのでした。
「私は白き小瓶の在り処をずっと探していた そしてついに見つけた だがこの愛すべきおせっかいが行かせてくれん」
奥からトニックを携えて慌てて戻って来るクインタスを顎で示し、深いため息をつくヌレリオンです。
白い小瓶とはスカイリムが氷に覆われ始めた頃に作られた伝説とも呼ばれる代物で、その容器に入れられた薬は何度飲み干しても不思議な力で復元されると言う。
「世界のノドに初めて降った雪でできているとも・・・ごほっ げほっ・・・!」
そして激しく咳き込んだヌレリオンは自身の身体を呪いながら話を続けます。
「私は生涯をかけて白き小瓶を探してきた そのためにはるばる温暖な故郷サマーセット諸島を出立し この極寒の大地に居を構えた 何年も図書館を巡り言い伝えの残る小さな村を訪ねては小瓶の在り処を示すたよりない手がかりを集めてきた」
それから息苦しそうにした後、気休めとわかっていながらトニックを口に含んだ。
「店の名前すら白き小瓶にちなんで名付けた 噂を耳にした者が来てくれるのではないかと願ってな そしてようやく手がかりを手に入れはしたが 八大神はどうやら私を持て遊んでいるようだ 現状から考えて もはや手にすることは叶うまい」
衰弱しきった身体で白い小瓶探索などとんでもないと、クインタスは激しく首を振ってみせた。
後方のヴィルカスに視線を移して。
少し思い惑い。
それでも最後にはいつものようにRioは探索の代行役を申し出ていたのでした。

「ヴィルカス ごめんね(´・ω・`) ヌレリオンガ カワイソウデ ツイ・・・」
せっかくの休暇を兼ねた旅に依頼を請け負ってしまったRioは、ヴィルカスに向かって平謝りなのです。
「南を観光する予定が北になっただけだ それに」
「それに(゚ー゚*?)」
「お前との旅が平穏無事に終わった試しはないからな」
まるでトラブルメーカーのような言われようにRioは頬をふくらませてヴィルカスを見上げます。
それでも特に気分を害した様子もなく、むしろ旅を楽しんでいる風情のヴィルカスに。
Rioもほっと安堵のため息をついて、小雪の舞うウィンドヘルム近郊の景色を見渡しました。

ウィンドヘルムから西北西の川沿いを上った辺りに見捨てられた洞窟らしき入り口がありました。
入り口付近に襲いかかる敵の気配もなく、すんなりと内部に潜入です。
隠密体勢で進んで行くと、荷車に乗せられた箱と地に伏す骸骨を発見です。
「こんな場所を荷車を引いて通過するつもりだったのかな((((;´・ω・`)))?」
「亡骸があるってことは何者かに襲われたってことだ」
荷馬車の先の不穏な気配を察知してヴィルカスが矢を番えます。
蠢く影がフロスト・トロールであることを確認して。
Rioも引き絞った矢を白い野獣に向かって撃ち込みます。
たて続けに現れる二頭のフロスト・トロールの息の根を止めて扉を抜けると、今にも崩れそうな木の螺旋階段に行き当たりました。
階段を下り細い通路を進んで行くと、ドラウグル・ワイトにドラウグル・ウォーカーがこぞって剣の舞で出迎えてくれます。
白い小瓶はその製作者であり所持者でもあったクラルミルと共に埋葬されているとヌレリオンが話してくれたのを思い出し、Rioは見捨てられた洞窟にドラウグルがやたらと幅を利かせている理由を悟ったのでした。
恐らくこれ以降もクラルミルを護衛するドラウグルの襲撃が予想され、ステルスを解除することなく周囲の物音に注意を払いながら進まなければならないでしょう。
瓦礫が散在するホールをうろつくドラウグルを不意打ちで倒し、その奥へと続く通路を少し入ったところで、巡回中のドラウグル・デス・ロードが攻撃を仕掛けてきます。
揺ぎ無き力を発するデス・ロードに弾き飛ばされるヴィルカスが体勢を立て直し、グレートソードを抜き去ると同時に、その対角からバックスタブでデス・ロードを粉砕するRioでした。
「なんだ 吹き飛ばされ損か」
グレートソードを鞘に収めて苦笑するヴィルカスに、得意気にダガーを掲げて笑うRioなのです。
続くドラウグルとデス・ロードの襲撃も連携でいなし、ターゲットをもらわない側が背後から敵を仕留めてゆきます。
所定の床を踏み抜くと炎の噴射する罠を避けながら戦い、じりじりと歩を進めて行くと、ようやく次なる扉が見えてきました。
埋葬品の宝物を回収しつつ先を急ぐうちに細い手すりのない石橋のある大広間に辿り着きます。
つい最近見かけた構造だと、見回したRioの視界にアーチ型の鉄格子に守られた石橋が映し出されました。
(シルバードリフトの隠れ家と同じ構造ね(-ω-;))
既視感のある風景からトーバーとはぐれ、大変な目に遭った記憶が甦り。
同じ過ちは繰り返したくないとステルスを決め、上方からの攻撃にも注意を払いつつ、中央の石橋を突っ切るRioなのです。
下方からの攻撃も予想がついていた為、ドラウグルの弓攻撃も反撃で制して素早く石橋を渡りきります。
後続するヴィルカスの姿を確認しつつ突き当たり右手の階段を駆け上がり、前方に立ちふさがるドラウグル2体を次々に隠密からの不意打ちで沈めてゆきます。
「もうダガーと弓の扱いに関してはマスタークラスってところだな」
「巧くなったでしょ(〃▽〃)?」
「威力は十分だ 的をはずしたり誤爆が多いのは まあ個性ってことにしておこう」
久しぶりに聞くヴィルカスの毒舌に唇をとがらせて。
それでもやはりこんな風にいっしょに戦えるのが楽しくて。
Rioは瞳を輝かせながら軽快に歩を進めて行くのでした。

ドラウグル・ワイトとドラウグルを倒し、振り子の罠を通り抜けると、そこにはガランとした空間が広がり。
突如、中央の棺の蓋が音をたてて取り除かれ。
一際大きなドラウグルが立ち上がり、ワイトと他のドラウグル2体を引き連れてヴィルカスに襲いかかります。
四方を囲まれるヴィルカスを助けようと、慌ててRioは一番御し易そうなドラウグルにバックスタブを叩き込み。
続いてもう一方のドラウグルにも斬りかかります。
この隠れ家の主クラルミルと思しきドラウグルと切り結ぶヴィルカスの様子を覗いながらワイトを沈め、ようやくパートナーへの支援を開始します。
しかし急を要する治癒の必要はなさそうで。
それならばとヴィルカスの対面に回り込み、クラルミルの背後から攻撃を再開します。
瞬く間に体力を奪われてクラルミルは崩れ落ち、広間には再び静寂が訪れました。
「次は魔法について学んでみようかな」
治癒魔法を詠唱しながらつぶやくRioに、どこかのカジートのように大成できるかもしれないなと返すヴィルカスでした。
階段を上がるとワード・ウォールから気が流れ込み、新たなシャウト“Lun=搾取”がRioの身体を満たしてゆきます。
シャウトを取り込んで後、大広間の中央奥を調査していたRioは、香炉壷が設置されているのに気づき。
ヌレリオンから預かっていた調合薬を数滴垂らしてみました。
緑色の煙が立ち昇り、それに呼応して、さらに奥へと続く岩の扉が開かれました。
岩戸を抜けて足を踏み入れると、そこは錬金部屋のようで。
錬金器具に本、錬金素材などが部屋のあちこちに置かれています。
そして台座の上には白い小瓶がクラルミルに続く所有者の訪れを待ちわびていたのでした。

ところが持ち帰った白い小瓶にはどうやら亀裂が入っていたらしく、震える手で小瓶を受け取ったヌレリオンは落胆し、これで終わりだとがっくり肩を落とします。
「ごめんなさい 大切に持ち帰ったはずなんだけど・・・(´;ω;`)」
「ああ わかっている お前に小瓶を傷つけられる知識があるとは思えない しかし液体を収められなければ これが言い伝えの小瓶なのか確かめる術がない」
Rioの弁明を聞き流して立ち上がると、ヌレリオンはふらふらとベッドに向かい倒れるように身を沈めます。
もう出て行ってくれと咳き込みながら訴えるヌレリオン。
横たわる店主の背中をしょんぼりと見送って、Rioはうなだれながら階下へと重い足を運んでゆきます。
(まさか小瓶が壊れていたなんて・・・)
泣き出しそうになりながら謝罪するRioに、カウンターで待っていた助手のクインタス・ナバレが見かねたように駆け寄り優しく応対します。
「力添えには感謝しているよ これを受け取ってくれ 小瓶に傷はついてしまったが これは報酬に値するよ」
Rioの手に謝礼金を握らせ。
「じゃあこれで ヌレリオンの世話をしに行くから失礼する 人生最後の日々を少し楽にしてあげたいんだ」
ヌレリオンの看病に向かうクインタス・ナバレの足音がいつまでもRioの心に残響となって木霊するのでした。



以上、ウィンドヘルムクエスト『ホワイトファイアル』でした。

なんだか久しぶりにほとんど脱線なしでクエストを追えたような気がします+.(ノ。・ω・)ノ*.オオォォ☆゚・:*☆スゴス!
今回は実は前回の半分以下のボリュームで終了しております。
脱線と創作が入り込むと、とんでもない量になるのですね((((;´・ω・`))) ソレデモ ダッセンスルトキハ シチャウケドネ

実はつい先日気づいたのですが、字幕が、なんと!オプション操作画面の最後尾でセットできるようで(↓キーでないとうちのPCは設定の次ページに移動してくれないみたいなのです(´;ω;`)b)。
ずっと聴覚頼みでゲーム内容を追って来ていたので聞き落としや聞き間違いも多く、視覚で物語を確認できることがこんなに便利だったんだとあらためて感動する毎日です。
その分キャラクターの声に全意識が集中し、何度もフォロワーさんやNPCに話しかけてセリフを聞き入ったことによって愛着が増し増しだったような気がしますが( ●≧艸≦)
初めて見たものに愛着を覚える刷り込み効果が声にもあるのだとこのゲームで確信しました(ヴィルカス好き過ぎるのも声優さんの声音がレイロフからバルグルーフと続いて同じだった所為もあると思います。3人とも大好きなので(〃▽〃)b)

『ホワイトファイアル』をずっとホワイトファイルと思っておりました。
よく考えてみれば白い書類ではなく白い小瓶なのでファイル=fileではなくファイアル=phialが正解なのですが、一度思い込みで憶えてしまうとなかなか修正しづらく、ついつい間違えて発音してしまいます。

クラルミルの棺のある大広間の香炉壷はもしかすると『ホワイト・ファイアル』クエストを受けていなければ(ヌレリオンから調合した薬品を受け取っていなければ)起動できないものかもしれません。
クエストを受ける前に確認したことがありませんので予想ですが|ω・)b

クラルミルの錬金部屋にある本“晩餐での遊戯”もおもしろい本なのですが、ラストが予想できてしまったのがちょっぴり残念でした。
物語自体もよかったのですが、バレンジアと彼女の息子のヘルセス王子が優れた策謀家であることも読み取れるお話だったかと思われます。
バレンジアとその一族の最大の魅力は本(“本物のバレンジア”や“晩餐での遊戯”)を通して印象操作やカリスマ操作を行っているという点でしょうか。
悪女と思われようと、謀略に長けた冷酷な君主と呼ばれようと、尊敬されるよりも畏怖されることを、素朴な英雄よりも狡猾で蟲惑的な女王または王であることを由とする一族のような気がします。
ストレートな正義の味方もステキなのですが、悪に身を染めた翳のある人物にも魅力があると・・・こちらもBethesdaさん、人物の表現がうまいな~と思わず感動してしまいます。

次回Skyrimはウィンドヘルムクエスト『東から昇る』をお送りします。
ネタバレ・妄想・創作三昧と思われますが、「とりあえず許す(`・ω・´)シャキーン!」とおっしゃる方のご来訪を心よりお待ちしております。

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Skyrim・霊魂の確認:後編&ドラゴンシーカー(`・ω・´)

アルフタンド奥のブラックリーチでルーン文字の刻まれた辞典を手に入れ、セプティマス・シグナスに届けたRio。
次なる彼の望みは、アルトマー ボズマー ダンマー ファルメル オーシマー、5種族の血液の採取だった。
セプティマスの信奉するデイドラ、ハルメアス・モラ。
ハルメアス・モラはセプティマスの代わりとなる新しい使徒を求めていた。



本日も『Skyrim(XBOX&PS3&PC版コンシューマータイプRPG(゚ー゚*?))』をお送りします。

ネタバレ・妄想・創作を多々含みますので、苦手とおっしゃる方はスルーしてやってくださいませ。
また、カラー部分以外はほぼすべて創作となりますので、「クエストの流れだけ知りたい(`・ω・´)シャキーン!」とおっしゃる方はカラー以外の部分を読み飛ばすことをお勧めします。



グレイビアードのアーンゲールの助言から新しいシャウトがシルバードリフトの隠れ家にあると知ったRioは、目的地に向かう前にホワイトランに立ち寄るのでした。
ホワイトラン行きに最後まで抵抗を示した狩猟の女神アエラをなんとか説得できたのはつい昨日のこと。
約一週間に及ぶアエラとの冒険もそろそろ終わりを迎えようとしています。
「こんなスリリングな旅をヴィルカスがいつもあなたと楽しんでいるのかと思うと癪に障るけど いいわ今回はこれで引いてあげる その代わり」
またいつか私を冒険に誘いなさいと、狩猟の女神は半ば強引に誓約を迫ります。
ジョルバスクルに戻る前に戦利品の売買のため戦乙女の炉に立ち寄ると、そこへ仕事帰りのトーバーとアシス、そしてリアが通りかかりました。
アエラの姿に気づいて、真っ先に駆け寄ってきたのはリアでした。
「導き手もアエラもいなくて 同胞団はてんてこ舞いだったのですよ」
狩猟の女神に付き添われるRioをうらやましそうに見つめ。
アエラに対しては拗ねるような声でリアは訴えます。
「悪かったわ 報告と次の任務の段取りを兼ねていっしょに食事でもしましょ」
晴れ渡る空のような表情を浮かべるリアを連れて、アエラは一足先にジョルバスクルに戻っているとRioに目配せします。
「珍しいな 今回はアエラと組んでの仕事だったのか?」
「たまには俺達といっしょに任務に着いてくれよ」
まさかこの忙しい時期に、ヴィルカスに代わってアエラと二人、同胞団とは関わりのない旅に出ていたと話すわけにもゆかず。
アシスの質問には笑顔で曖昧にやり過ごし、トーバーの嘆願には時間を見つけて必ずと応えるRioなのです。

※メインのオプションクエスト『パーサーナックス』でパーサーナックスを殺さない選択を選んだ場合、グレイビアードからこれまで通り、未入手のシャウトの在り処“Word Wall=シャウトの記された壁”の場所を教えてもらえます。Rioの受けたシルバードリフトの隠れ家行きのクエストもアーンゲールに指示された場所なのです(〃▽〃)b

夕刻には少し早い時間帯の所為かジョルバスクルに人気はなく、皆出払っているようです。
一旦は食事に戻ったアエラも山積みとなった仕事の依頼を捌きに、リアを伴ってトンボ返りで戸口へと急ぎます。
何か手伝えることはあるかと尋ねるRioに、ファルカスかヴィルカスの方の依頼分を手伝って欲しいと言い残し、旅を終えたその足で出立して行くのでした。
アシスも待機していたンジャダと共に次なる討伐に向かうようで。
ヴィルカス達が戻るまでどうしたものかと軽食を摂りながら考え込むRioに、トーバーが話しかけます。
「こっちも手持ちの仕事が無いわけじゃないが 導き手のあんたが望むなら優先して手伝うぜ」
サークルメンバーのポストを狙うトーバーにとっては自らの武勇を示すチャンスは最大限生かしたいところなのでしょう。
せっかくなのでこの機会にトーバーの実力を見せてもらおうと、Rioも申し出を受けることにしました。
当初の予定だったシルバー・ドリフトの隠れ家に向かう前にブリーズホームに立ち寄り、トーバーの手に馴染みそうな武器や装備を調達します。
お土産のスリリー兄弟のワインをリディアに手渡して、次はもっとゆっくりそのワインを飲みながら語らいましょうと約束しつつ、あわただしく飛び出して行きます。

シルバードリフトの隠れ家はドリフト・シェイドの隠れ家の南、宿屋ナイトゲートの西にひっそりと位置する遺跡であり。
到着と同時に上空からドラゴンの攻撃が始まりました。
「おいおい アルドゥインとやらは死んだんじゃなかったのか?」
「アルドゥインが生き返らせた竜族の中にも 未だに人間を襲うドラゴンが残ってるみたい(´・ω・`)」
殺戮と破壊は竜族の本性であり、パーサーナックスの声の道に従わないドラゴンも多数いるだろうというオダハヴィーイングのセリフをRioは思い出していた。
手馴れた様子で弓による威嚇射撃をしつつ、隙をみてドラゴンレンドを放ち、落下してきたところをRioはダガーで斬り裂いてゆきます。
最初は躊躇していたトーバーも新しく手に入れた伝説級のデイドラの斧を振りかざしドラゴンに果敢に挑んでいるようでした。
ドラゴンはフロストブレスを吐いて反撃を試みていたが、Rioには大した効き目はなく、やがて屍となりその体はドラゴンボーンの糧となり消えていった。
「こいつはすげぇや! あははは」
新しい武器での試し斬りを終えたトーバーはジョルバスクルに戻ったら存分に自慢してやると大喜びです。
ドラゴンが斃れるのを待っていたかのように襲い来る山賊達を仕留めて、いよいよシルバードリフトの隠れ家に突入です。
隠れ家内部はすでに荒らされた形跡があり、山賊の死骸がいくつか転がっていました。
少し進むとドラウグルの徘徊に気づき、Rioが隠密からの不意打ちで倒してゆきます。
「へへ・・・こいつぁこっちの出番がないな」
「乱戦になったら助けてね|ω・)b」
Rioの言葉に任せておけと胸を叩くトーバーなのです。
しばらく進むと通路は二手に分かれ、まずは左側を選んでみます。
灯りのともった部屋に行き着くと、現在地は2階ほどの高さであり、下方に蠢く敵の気配を察知しました。
トーバーといっしょということで隠密戦を避け、真っ向勝負で挑みかかるRioなのです。
下層を守っていたのは氷の精霊を呼び出す召喚ドラウグルのようで、揺ぎ無き力のシャウトまで使ってくる辺り、生前はかなりの手練だったようです。
トーバーの進行を氷の精霊が阻止し、召喚主であるドラウグルはその背後から攻撃を続けていました。
その状況を見て、Rioもすばやく階下に跳び下り、召喚主の側面にダイレクトに斬りかかります。
麻痺したドラウグルにもう一撃加えて動きを止め、他の敵がいないか確かめた後、トーバーに治癒魔法をかけつつ再びステルスを開始します。
もう一度階上に上がり直進して行くと加圧式の罠が二箇所あることに気づきました。
(これって避けようがないよね(´・ω・`;)?)
細い一本道にあからさまに配置されている罠を羽根の歩みでかわして進むRioの後ろで、当然ながらトーバーにそのようなスキルはなく、罠を踏み抜きます。
「はうっ(´;ω;`)!」
突然トゲが多数施された扉が開閉し、ダメージを受けてRioがよろめきます。
「おっと すまねぇ」
「だ・・・だいじょうぶ」
咄嗟に身をかばったお陰で傷ついたのは右腕側面のみという軽症で済んだRioでした。
右手のハンドルを作動させ、正面の鉄格子を解除して扉を開けた先のドラウグルを弓で射殺し、更に右手の鎖を引っ張ると、今度は橦木式トラップが発動です。
罠が収まるのを待って進行を再開すると、行く手にドラウグルとドラウグル・ロードを発見です。
隠密からの一矢目でドラウグルを沈黙させ、隠密が解けかかりながらもすかさず二射目をドラウグル・ロードに叩き込みます。
こちらに向かってくるロードに追い討ちをかける三回目の矢を撃ち込んでその動きを完全に止めると。
「こいつぁすげぇや 隠密ってぇのも結構使えるんだな」
トーバーが感嘆の声を上げて倒れたドラウグルに駆け寄りました。
そのまま更に前進し続けると、ドラウグルの襲来によって最近躯となったらしき山賊にウッドエルフを発見です。
セプティマスから頼まれていたボズマーの血液採取を思い出し、トーバーの目を盗んでRioは採取を完了させます。
そこで最初に二手に分かれていた通路を思い出したRioは右側の通路は何があったのかを確かめに行こうと提案すると、トーバーも賛成してくれたまではよかったのですが。
「じゃあトーバーはここで待っていてくれる(゚ー゚*?)」
「おいおい おいてけぼりはないんじゃないか?」
待機は御免だと言って譲りません。
まだ敵が残っていては面倒と思い単独での探索を申し出たものの、あくまでも同行すると言い張るトーバーと共に来た道を引き返して行くRioなのです。
後は灯りの煌々とともる大広間を抜けるだけというところで、うっかり隠密を解除していたのが裏目に出ました。
その部屋は2階層とばかり思い込んでいたRioは上方からの攻撃を受け、その上に3階層目があることに気づいたのです。
(しまった! まだ上があったのねΣ(・ω・´)!)
慌てて矢を番えはしたものの、3階層目の橋は鉄格子のアーチに覆われていて矢が通りません。
対するこちら側は鉄格子のアーチなどはない剥き出しの石橋に位置するため、次々と放たれる矢の格好の的です。
(ここで戦うのはまずいヾ(・ω・`;)ノ!)
撤退を促そうと後方にいるはずのトーバーに声をかけようとして、Rioはトーバーがいないことに気づいたのでした。
「ト・・・トーバー?」
慌てて周囲を見回してみても彼の姿はどこにも見当たりません。
(とりあえず一旦直進してもう一方の通路を確認してみよう)
このまま直進し、安全地帯に赴けばトーバーもきっとついて来てくれると信じて。
Rioは降り注ぐ矢を避けながら石橋を渡りきったのでした。
ところが石橋を渡りきった先にもトーバーは見当たりません。
仕方なく入り口から見て右の通路の先の扉を確認してみると、閂が仕掛けられているのかびくともしません。
もう一度トーバーを探しながら戻ることにしたRioは隠密を開始し、戦闘音に注意しながら広間を探索します。
しかしトーバーの姿はなく。
(まさかトーバーは先行してしまったのではΣ(・ω・´)!?)
そうであれば一人で敵と相対している可能性が高く。
不安にかられたRioは隠密を解き、大広間を駆け抜け奥へと進んで行くのでした。

すでに敵を倒しきった場所は足早に通り抜けると大広間の3階層目に辿りつきました。
(確かこの鉄格子のアーチに覆われた橋にドラウグル・ロードがいたはず)
矢を番えステルスのまま橋を渡り始めると前方に敵の姿がぼんやりと浮かび上がります。
一矢目の不意打ちで居場所が知られてしまうと、後は乱戦です。
ドラウグル・ロードを斬り伏せ、きょろきょろと辺りを見回してみてもやはりトーバーの姿はありません。
仕方なくRioは先を急ぎます。
3階層目を進んだ先は開けた大部屋で最奥には幾度となく見かけたことのあるシャウトを記した壁があるようでした。
当然のようにドラウグルが番人を務め、行く手を阻みます。
ドラウグルを不意打ちで倒したまではよかったのですが、右手上方からドラウグル・ロードが弓と揺ぎ無き力での攻撃を開始します。
弓同士の戦いで隠れては弦を引き絞り撃つを繰り返していたものの、ドラウグル・ロードもその動きを読んでRioの攻撃をかわしてゆきます。
(ドラウグル・ロードやるわね(`・ω・´))
仕方なく、吹き飛ばされながらもなんとか接近戦を試み、ダガーで斬り崩します。
2体以外に敵がいないのを確かめて。
ようやく壁に近寄ると、Rioは武装解除の2段階目のシャウト“Haal=手”を身体に取り込んだのでした。
結局、最奥でもトーバーの姿は見当たらず。
まさか最悪の事態になってはいないかと来た道を引き返しつつ、念入りにあちらこちらの死体を確認するRioなのです。
(だめ、見つからない。トーバーどこ行っちゃったんだろ(´;ω;`))
半泣きのままシルバードリフトの隠れ家を抜け出た所で、トーバーがのんびりと欠伸をしながら歩み寄って来ます。
「おう遅いぜ 導き手よ」
「トーバー・・・ずっとここに?」
「途中で逸れちまったから出口で待ってりゃ合流できるだろうって思ってさ なんだ泣きそうな顔して 俺がいなくて大変だったか? それに随分よろよろしてるじゃねぇか あんたはノルドにしては背も低いしガタイも華奢過ぎる もう少ししっかり食ってスタミナつけないとな」
すでに辺りは夕靄が立ち込め。
少し遠出のつもりが丸一日が経過していたのでした。

※雪帳の聖域で武装解除の1つ目のシャウト“Zun=武器”はすでに入手済みでしたので、シルバードリフトの隠れ家で手に入れたのは2つ目のシャウト“Haal=手”でした。

ジョルバスクルに帰り着く頃にはすっかり真夜中で。
疲労困憊なRioとドラゴン退治と遺跡探索を終え意気揚々と凱旋を果たすトーバーの対照的な有様に、出迎えたティルマも当惑気味のようです。
「遅かったな トーバーこっちの頼んでおいた仕事のケリはついたか?」
片手に持ったハチミツ酒を掲げ、ファルカスがRioとトーバーに声をかけます。
自慢する相手が見つかったとばかりにファルカスの横に腰を下ろし、傍に置かれた手のつけられていないハチミツ酒で喉を潤しつつ、身振り手振りを加えドラゴンとの戦闘を語り出すトーバーに。
羨望のこもる眼差しで相槌をうってみせるファルカスなのです。
ひとしきり雄弁に己の英雄譚を語り終えると、したたか酔いも回ったのか大鼾をかいてテーブルにつっぷすトーバーでした。
少し離れたテーブルに座るRioの横にファルカスは席を移します。
「悪いな ヴィルカスはまだ帰らないんだ ちょっと面倒な仕事を頼んじまって ここ二・三日中には戻るはずだ」
ハチミツ酒を手に今にも眠ってしまいそうなトロンとした表情でうなずくRioに。
少し言い淀んで。
しかしすぐに至って真面目な顔でファルカスはドラゴンを倒してみたいと申し出ます。
同胞団の新しい導き手がアルドゥインを倒したという話はスカイリム中の噂になっており。
殊にオダハヴィーイング捕獲の舞台となったホワイトランでは、まるで同胞団全員がドラゴンスレイヤーの一団とまで勘違いされるようになっていたのでした。
「あんたが戻ったら是非一度ドラゴン退治とやらに連れて行ってもらいたいって思ってて まあなんだ トーバーみたいにさ」
ファルカスは羨ましそうに眠るトーバーを眺めて訴えます。
もちろんOKとうなずきながら夢の世界に落ちてゆくRioなのでした。

翌朝早くから起き出したファルカスに促されて。
ドラゴン退治の準備を進めるRioは、セプティマスから受け取ったままのエルフ族の血液に気づき、思わず旅支度を整える手が止まります。
「どうした?」
「ちょっと届けて欲しいと頼まれたものがあったのを思い出して(´・ω・`;) チハ クサラナイヨネ キット?」
それならそいつを先に届けちまおうと、ファルカスは特に気を悪くした様子もなく行き先をウィンターホールド方面に変更します。

「十代になったばかりの頃はヴィルカスと二人でよくスコールに立ち向かっては返り討ちにあってな」
ウィンターホールドに向かう馬車の中で。
普段の仕事とは異なる冒険に、ファルカスはいつにも増して饒舌なのでした。
スコールはコドラクと二人でオークの集団を打ち負かしたこともあるという武勇の持ち主で、当時コドラクやスコールから一勝を奪うということは、次期サークルメンバーとして認められる近道だったようです。
「その内、10回に1度くらいは勝ちを取れるようになって アエラが同胞団に現れた頃にはタイマンで3割ほどは白星を飾れるようになっていたのさ とはいえアエラにはヴィルカスも俺も完敗だった 戦いではなく主に口論の方でな」
そう言ってファルカスは朗らかに笑います。
でも今はヴィルカスとアエラの舌戦は対等に見えると笑い返すRioに。
「うむ だがコドラクとお前の事を除けば ヴィルカスはアエラにそれほど逆らいはしないんだぞ」
ファルカスは複雑そうな表情で応えます。
確かに闇の一党や盗賊ギルド、それにブレイズに対しても、ヴィルカスがいかにその行動や思想に憤りや不満を抱こうとも、それを理由に彼らに攻撃を加えたり弾劾を口走るようなことはありませんでした。
ヴィルカスが怒りをあらわにするのはいつも自分の身に危険が及ぶ時ばかりだったと思い知らされ。
Rioはしんみりしてうつむきます。
「まあ俺達にはお互いの他に身寄りもなかったが あいつはあんたに出逢えてよかったと思ってる」
「短絡的で無謀で いつも心配かけて困らせているのに(´;ω;`)? ヨクカンガエルト ヒドイヨネ」
「俺にはそういう伴侶ってのがいないからよくわからないんだが 大切な誰かを心配するってのは幸せなことなんじゃないのか?」
ファルカスの言葉はなぜいつもこんなに心を軽くしてくれるんだろう。
うつむいていた顔を上げると、まっすぐで少しおどけたファルカスの笑顔が視界を埋めるのでした。


デイドラクエスト第11弾『霊魂の確認』後編

ウィンターホールド大学を北上し、雪原と氷河を進むと、見覚えのある小船とセプティマス・シグナスの隠れ家が見えてきました。
こんな辺鄙な場所に人が住んでいるのかと、驚くファルカスを伴ってRioはセプティマスの住処へと再び足を踏み入れます。
「それはいつまで歌われ続けるのか 今や足を根づかせた岩は土と変わり私を引きずり込む」
何を言っているのかと物問いたげなファルカスに困ったような表情でゆっくりと頭を振って。
「頼まれていた血をすべて集めてきたわ(*・ω・)つ○」
Rioは5種類の採取し終えたエルフ族の血液を半ば狂いかけた研究者に手渡します。
「もう少しで聞こえそうだ 彼らの命のエネルギーを感じる」
セプティマスは5種族の血をうれしそうに混ぜ合わせ、しばらく周辺をうろついたかと思うと、矢庭、彼が箱と呼ぶ金属と翡翠の施された円盤の前に立ち、装置を動かし始めました。
ガラガラと鈍い音を立てて。
丸い扉のような機器の中央はへこみ。
通り抜け可能な細い小道を造って行きます。
先行するセプティマスを追いかけて、Rioも目を丸くするファルカスと共にその細い通路を歩き始めました。
通路の先は球状の部屋が広がり、その中央の台座には本が一冊置かれてあるようです。
「なんだこれは これは・・・ただの本か!?」
この部屋にあるものは神の心臓に違いないと思い込んでいたセプティマスが落胆の呻き声を上げ。
ふらふらと台座に近づき。
本に手をかけた瞬間、みるみるうちに灰となり果て、狂いかけていた研究者は地面に小さな痕跡を残すのみとなったのでした。
「セプティマス・・・!?」
地に残るセプティマスの遺灰を哀しげに取り上げ。
慌てたファルカスが止めるより早く、その同じ手で台座の書物を鷲掴みにすると、Rioは円盤状の通路を塞ぐハルメアス・モラに向かって叩き付けようと振りかざします。
「やめておけ 我が擁護者よ」
「あなたの擁護者なんかになった覚えはない(`;ω;´)!」
「誰がここにセプティマスを連れて来た?」
ハルメアス・モラの問いにRioは愕然として振り上げた手を下ろし。
「お前は箱を開けるため そして私の知識を世界に放つために旅をして来た セプティマスの依頼を断るという形でこのような結末を避けることもできたのになぜだ?」
(いつもそうだ デイドラとの取引は魅惑に満ちて)
心のどこかでデイドラ達を出し抜いて、彼らの持つ秘宝を掠め盗ってやろうなどと甘く考えていた。
セプティマスを本気で助けたければ、彼の依頼を断固として退ければよかったのだ。
「お前に自由な意思があるというのは思い違いだ 認める認めないは勝手だが私は心に入り込める」
ハルメアス・モラの言う通り心の隙をこの悪魔に支配されていたのか。
それとも元より自分自身の持つ邪な心の囁きに屈してしまっていたのか。
どちらにしてもセプティマスはもう還らない。
語るべきを語り終えて、ハルメアス・モラも消えた。
足元に落ちた本を拾い上げ、ファルカスは慰めの言葉を呑み込んでそれをRioの前に差し出した。
オグマ・インフィニウムと銘うたれた本。
時代の知識が詰まったその本は何百年もの間、世界から遠ざけられて来たと言う。
それを受け取りつつRioは泣きながら自分自身を嘲笑った。
こんなものを手に入れるために、後何人手をかけ見殺しにすればいいのだろう。


同胞団反復クエスト『ドラゴンシーカー』

「あれがデイドラなのか」
邪悪な神と彼らに信仰を誓った者がいる程度の知識しか持たないファルカスにとって、ハルメアス・モラは初めて出会ったデイドラでした。
ドラゴンが出没しているというウィンドヘルムとホワイトランの中間地点にあるシアーポイントを目指しながら。
うなだれるRioを横目に、ファルカスはかける言葉を探しては閉口します。
ウィンターホールド経由でウェイワード峠にかかる途中、偽者のドラゴンボーンめと叫びながら襲い来る見ず知らずの男3人と山賊の混成部隊の襲撃に出くわすRioとファルカスです。
「ぶっそうな奴らと知り合いだな」
「こんな変なお面のお友達はいません((((;´・ω・`)))」
集中攻撃で一人ずつ斬り伏せて事なきを得ながら進んで行くと、今度はアルゴニアンがRioを呼び止めます。
「見つけたぞ この酔っ払いめ きっちり金を払ってもらおう!」
と何やらかなりの剣幕です。
「こっちは知り合いか?」
背後から小声で問いかけるファルカスに首を振るRioなのです。
「強請りか!?」
言うが早いか剣を抜き去り殺気立つファルカスでした。
身の危険を感じたのか、頭をかしげるRioに視線を戻してアルゴニアンが早口で喚き立てます。
「お前が忘れちまっても俺は ディープ・イン・ヒス・カップ様はちゃんと憶えているぞ! サムとお前が酔った勢いでディベラ聖堂に押しかけたのもな」
(サムといっしょにディベラ聖堂って・・・あっ、思い出せないけど身に覚えはあるかも(○´゚ω゚`))
サムとはサム・グエヴェンのことで、快楽を司るデイドラ、サングインの仮の姿でした。
確かにRioは以前サムと呑み比べをし、記憶がなくなるまで泥酔した挙句マルカルスの神聖なるディベラ聖堂を荒らし、あろうことか各地で悪ふざけを行ったという前科があります。
「山賊の野営地に乗り込んでサムの帽子を取り返して来いってけしかけるから その賭けに乗ったんだ 帽子ならある 約束通り10000ゴールド支払えよ!」
恐らくこのアルゴニアンの言い分も、当夜Rioとサムが酔いに任せて持ち出した賭け事のひとつなのでしょう。
「さっきから何なんだこのトカゲ野郎は」
ディープ・イン・ヒス・カップを真っ二つに斬り捨てんばかりの勢いのファルカスをRioが慌てて引き止めます。
「待って ファルカス!」
もしかすると知り合いだったかもなどという曖昧なRioのセリフに、ファルカスはいぶかしがりつつもひとまず剣を鞘に納めました。
その後、Rioが交渉において10000ゴールドではなく750ゴールドまで値切り倒すのを見て素直に感心するファルカスなのです。
なんとかウェイワード峠を抜け、湖を渡ればシアーポイントの麓という所まで辿り着いた時、夕闇迫る大空を巨大な影が過ぎります。
(ドラゴンΣ(・ω・´)!?)
ドラゴン討伐に訪れたのは確かなのですが、目的地直前で別のドラゴンに遭遇するとは。
反射的に弓を引き絞るRioに倣い、ファルカスも弓を手に迎撃体制に入ります。
上空に止まるドラゴンにRioがドラゴンレンドシャウトを放つと、翼の自由を失った巨体が雪原に墜落してきました。
すかさず武器を持ち替え、接近戦にて迎え撃つ二人の連撃を受けてドラゴンの体力は瞬く間に削り取られてゆきます。
Rioによって魂を吸い取られ骨と化したドラゴンをしばらく興味深く眺めて。
それからファルカスはシアーポイント方面に向き直りました。

※サムはサングインのことです。デイドラクエスト『思い出の夜』(こちらのブログでは『ホワイトラン偏其の三』に当たります)に出て来るデイドラなのであります|ω・)b

※シアーポイント北の湖周辺で倒したドラゴンはネームドでヴィントゥルースでした。

二度目のドラゴン討伐は一度目ですっかりコツを掴んでしまったファルカスにとっては手馴れたもので。
ドラゴンレンドを耳にすると弓の代わりに剣を抜いて着地地点目掛けて猛突進を開始します。
負けじと駆け寄りダガーを奮うRioを庇いながらドラゴンの攻撃を一身に受け、牙は盾で器用にかわすファルカスでした。
ドラゴン討伐も完了し、シアーポイントにそびえる壁に近づこうとしたRioに何者かの炎攻撃が浴びせかけられました。
仮面を被る術者に気づいたファルカスが素早く近づき猛攻撃を開始します。
矢を番えたRioも仮面の魔法使いを視界に捕らえ攻撃を仕掛けます。
ひとしきり魔法攻撃と物理攻撃の応酬が続き、やがて奇妙な仮面の魔法使いは絶命し崩折れました。
「ウェイワード峠前で襲ってきた3人とは違う仮面だな」
「この仮面とそっくりなものをスクルダフンで見たわ(*・ω・)」
仮面の魔法使いの遺品からKrosis=悲哀と名づけられたクロシスの仮面を手に取るRioがつぶやきます。
「スクルダフン?」
「ソブンガルデの入り口よ」
しかし、見たことがある以上の説明を持たないRioは、仮面の主についてはわからないと肩をすくめます。
いずれわかる時が来るだろうと応えて。
ファルカスはひとつ大きな伸びをしました。
シアーポイントにそびえるワード・ウォールからRioが新しいシャウト“Zul=声 Mey=馬鹿者 Gut=遠方”の3種を体内に吸収し終える頃には、辺りは夜の帳で覆われ。
波乱含みの一日がようやく終わりを告げようとしてたのでした。

※シアーポイントで入手できるシャウトは“呼びかけ”で、悪口を狙った場所に投射して敵の注意を逸らすというユニークなものでした(〃▽〃)b こちらのシャウトで敵を一所に集めて後、幻惑魔法で同士討ちをさせるなどの利用法があるそうです。

ジョルバスクルのテーブル前で。
強行軍を務め上げたRioはほとんど口をつけていないエールを手にうつらうつらと船を漕ぎ出します。
「プラウドスパイヤーでゆっくりしてろと言ったのにこの有様か」
零れる前にとエールを取り上げるヴィルカスにもたれかかるようにしてRioが寝息をたて始めました。
「まあ いっしょにいて退屈しない奴だな」
笑いながらRioを眺めるファルカスの瞳のほんのわずかな羨望を読み取って。
ヴィルカスは冗談混じりに問いかけます。
「盾の兄弟姉妹とは別の相棒が欲しくなったか?」
「ああ・・・うむ いや わからないな」
本心を隠すなどは苦手なファルカスの当惑した返答に、ヴィルカスもそれ以上何も追求はしなかった。


以上、デイドラクエスト第11弾『霊魂の確認』後編&同胞団反復クエスト『ドラゴンシーカー』でした。

トーバーに回復魔法をかけてあげると、「おい 二日酔いが消えちまった」といかにもお酒好きなトーバーらしいセリフが聞けます。
尚、トーバーといっしょにシルバードリフトの隠れ家を探索したときの後半部分の状況(トーバーが見当たらず出口で合流できたなどなど)はプレイ時そのままでありまふ。
トーバーは不死属性ではないはずですのでかな~り焦りましたヾ(・ω・`;)ノ
ファルカスに回復魔法をかけると、ストレートに「なんだと おお こいつはすごい」と喜びを表現してくれます(〃▽〃)b

セプティマス・シグナスに依頼を受けた採血はホルテッド・ストリームの野営地外部(ホワイトランから真北に行くと発見できます)でサルモール高官が山賊と戦闘していることがあります。ここで話しかけて「タロス信者で悪いか」というセリフを選べば先方から攻撃仕掛けてきてくれますので(仕掛けられた場合は賞金がかかりません)倒してアルトマーの血が手に入ります。
更にホルテッド・ストリームの野営地内部でダークエルフの山賊がいますので、ダンマーの血もこちらで採血可能です。
また、ホルテッド・ストリームの最奥の野外でもハイエルフの遺体がありますので、サルモールと敵対したくない場合などはそちらをご利用くださいませ。
Rioはシルバードリフトの隠れ家でウッドエルフの血を手に入れましたが、リフテンのムジョルからもらえるクエスト『グリムシーバーを探す』を受けていればムジンチャレフトの位置がマップに記されますので、そちらでウッドエルフの血も手に入ります。
フェルメルの血とオークの血はアルフタンド聖堂でヤグの遺体からオークの血を、ファルメルはそのすぐ下方から襲って来ますのでこちらを倒して採血すれば5種すべての血液採取が完了となります。

ホルテッド・ストリーム内のテーブルには変性魔法の他では手に入れられない“鉱石変化”の書があります。
鉱石変化の効果は確か1ランク上の鉱石に錬金できるというものだったかと思われます(たとえば鉄が銀に。もう一度魔法を使えば銀が金に変化します)。
この魔法があれば金鉱石も銀鉱石から思いのままに錬金可能だったのかもと気づき、
「先に“鉱石変化”の魔法書を取っておけばよかった!」
と検証プレイ中に気づきました。←遅すぎます(´;ω;`)b

オグマ・インフィニウムの表紙は数枚の皮を貼り合わせたっぽい装丁なのですが・・・なんの皮なのでしょうか((((;´・ω・`))) マサカ ヒトノカワトカ・・・ジャナイデスヨネ?

『ドラゴンシーカー』は同胞団のメインクエスト最終章『死者の栄光』とメインクエスト第7章『闇に眠る刀剣』の両方を終えている場合のみ、ファルカスまたはヴィルカスのどちらかから受諾可能な同砲団反復クエストであります。
ファルカスからRioで2回『ドラゴンシーカー』クエストを受けつつドラゴン退治しに行きましたので、反復クエストで間違いないと思われます。

次回Skyrimはウィンドヘルムクエストから『ホワイトファイアル』を予定しております。
このごろ脱線が多かったので、
「大脱線から軌道修正して小脱線程度に抑えていきたいな~(´・ω・`;)」
と思っております←自覚はあった!?
とはいえ次回以降もネタバレ・妄想・創作はそれなりに含まれると思われますので「それでもOK(`・ω・´)シャキーン!」とおっしゃる方のご来訪を心よりお待ちしております。

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Skyrim・デイドラの親友Σ(・ω・´)

ファルクリースの鍛冶屋ロッドから犬探しを依頼されたRio。
郊外で見つけたバルバスはしゃべる犬だった。
Rioを探していたというバルバスの願いとは。
風変わりなデイドラ、クラヴィカス・ヴァイルとバルバスの物語が始まる。



今夜も『Skyrim(XBOX&PS3&PC版コンシューマータイプRPG(゚ー゚*?))』をお送りします。

ネタバレ・妄想・創作を多々含みますので、苦手な方はスルーお願いいたします。
カラー文字以外の部分はほとんど創作となっておりますので、「創作苦手(´・ω・`)ショボ~ン」とおっしゃる方は読み飛ばしてやってくださいませ。


デイドラクエスト第13弾『デイドラの親友』

「俺はバルバスってんだ 困っているんだが 手を貸してもらえないか」
どう見ても普通の犬の姿に見える動物に話しかけられて当惑するRioなのです。
(でも・・・鹿もしゃべってたし、ファルクリースの動物達は饒舌なのかも(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪)
ハーシーンの化身である白い鹿の霊体を思い出して、Rioはまともではない結論に達しました。
「アエラは驚かないの(゚ー゚*?)」
「そうね 森での生活が長かったから動物の習性や感情くらいはわかるけど 言葉を話す犬は珍しいわ」
アエラは代々続く女系一族の女戦士の一員で祖母から母親に至るまで同胞団の一員だったと言う。
同胞団の試練に挑戦できる年になるまでは父親と一緒に森で暮らしていたらしく、狩猟の女神という二つ名も彼女の生い立ちから付けられたのかもしれない。
狩れるものなら何でも狩り、動物の生態にも詳しいアエラではあったが、さすがに言語を理解する犬というのは初めてのようでした。
「何を手伝ってほしいの(゚ー゚*?)」
お伽噺のような展開に興味をそそられたRioはバルバスの話を聞いてみることにしたのでした。
するとどうやらバルバスは彼のご主人さまと喧嘩をしてしまったらしく、仲裁に入ってくれる誰かを探していたようである。
上目遣いで尻尾を振るバルバスを見ていると、断るのがかわいそうに思われてきて。
特に急ぎの用事があるわけでもないRioはとりあえず引き受けてみることにしたのでした。
「説得は割と得意な方だから 力になれるかも(〃▽〃)b」
「ありがとよ 俺がヴァイルに追放されて以来 彼の力は弱くなっている 祠から遠く離れたところには力が及ばなくなっているんだ “ハエマールの不名誉”に彼を信奉する教団がある そこに行けば彼と話せるはずだ」
(バルバスの追放によって飼い主の力が弱くなった? 彼を信奉する教団(-ω-;)? ナンダカ アヤシー シュウキョウダンタイ?)
言い回しに多少の引っかかりを感じますが、とりあえずはバルバスの指定したハエマールの不名誉なる場所に向かってみることにしたのでした。

準備を整えてから合流することを約束し、鍛冶屋のロッドには犬を見つけた旨を報告します。
矢羽の補給を行いながら雑貨店グレイ・パイン・グッズに立ち寄り必要なアイテムを取り揃えてから出発です。
先行しているであろうバルバスを追って道なりに進んで行く途中、そういえば・・・と、アエラが切り出しました。
「私との旅だけど よくあのヴィルカスが承知したものね」
「あ・・・それは(*・ω・)」
実は今回の冒険はヴィルカスには内緒で出かけて来たのでした。
プラウドスパイヤー邸で少し長めの休暇をとろうとしていたところ、ファルカスからヴィルカスに手伝って欲しい緊急の仕事が入ったという内容の手紙が届いたのです。
サークルメンバーでありながら同胞団の仕事を兄に任せきりにしていた後ろめたさもあり、ヴィルカスは支度を整えるとすぐにジョルバスクルに向かったのでした。
もちろん同胞団の導き手でもあるRioもいっしょに行こうと荷馬車に乗り込もうとしたところで、せっかくの休暇を満喫していろと放り出されたというわけです。
「ってことはあいつの中では あなたは今ソリチュードの自宅で休暇を楽しんでるってことになってるのね」
コクリとうなずくRioの肩を抱いて引き寄せ、アエラはうれしそうにその耳元に囁きます。
「このままずっと休暇中にしておきなさいよ いっそもう永久に」
「それはダメヾ(・ω・`;)ノ」
否定を込めてぶんぶんと首を振るRioをつまらなさそうに眺めて。
アエラは独り言をつぶやきます。
「まあいいわ 時間はまだたっぷりあるんだから」
何やら恐ろしいセリフを聞いたような気のするRioは、狩猟の女神の狩りの的となった獣達に自分自身を重ねて冷や汗を流すのでした。

ヘルゲンを抜け、さらに東に進んだ辺りにハエマールの不名誉はありました。
洞窟らしき入り口から中に入り、すぐ左に折れた正面に木で組まれた足場らしきものが見えます。
(人影もあるわね|ω・))
この祠にバルバスの主人の信奉者達がいるという説明を思い出し、敵なのか味方なのかわからない間は警戒して進むことにしたのでした。
隠密のまま、祠にたむろする人物が何者なのか確認してRioは驚きました。
(吸血鬼!?)
信者とは魔法使いでも山賊でもなく吸血鬼だったのです。
矢を番え撃ち抜こうと構えた途端、吸血鬼達はRioとアエラの気配を察して飛びかかって来ます。
アエラの弓の軌道を塞がぬよう移動しつつ、二方向からの遠隔攻撃で吸血鬼の使徒を沈めます。
想像以上に吸血鬼達の反応は鋭く。
隠密を保ちつつも乱戦は覚悟の上で進んで行きます。
足場から左側に細い抜け道があり、その先の階下にやはり吸血鬼が二人待ち構えていました。
気づかれる前になんとか一人は不意打ちで仕留め、残りはダガーで切り裂きます。
吸血鬼が魔法攻撃のために距離を取ろうとすれば、その間隙を縫うように狩猟の女神の矢が彼らの心臓を射抜きます。
「もう一人この先にいるわね」
小声で忠告を入れるアエラにうなずいて、Rioも再び弓を引き絞りながら階下を覗います。
こちらの動きを気取られる前に一撃で射殺し、更に続く階段を下りて行くと、今度は今まで以上に強力な吸血鬼が二人、行く手を遮りました。
(不意打ちでは倒せなかったΣ(・ω・´))
しっかり引き絞った一矢では倒しきれないことを悟り、慌ててダガーに持ち替えたRioが階下に走り込んで行きます。
すでに居場所の知られた状態での接近戦はダガー頼みのRioには分が悪く。
ポーションで回復を計りながらもなんとか一方の命は絶ちます。
残った吸血鬼もほとんど瀕死の状態で、一撃を叩き込む頃には地面に崩れ落ちました。
そこから蛇行する細い通路を抜け、下級吸血鬼ら3人を倒し、奥に進むと次は蜘蛛が立ちふさがります。
蜘蛛を倒して一息ついたところでアエラがつぶやきます。
「ところでバルバスはどこなの」
「もしかするともっと先まで進んじゃったのかな(´・ω・`;)」
仲裁する前にバルバスの躯でも見つかろうものなら大変です。
Rioとアエラは顔を見合わせて先を急ぐのでした。

このまま延々続くのかと思われた細い通路の先にこれまで以上に広い雪に覆われたホールが姿を現しました。
と同時に吠え声も聞こえてきます。
「あれはバルバスΣ(・ω・´)!?」
「どうやらまだ生きてはいるようね」
ステルスを解除して飛び込んで行くと吸血鬼の群が襲い掛かってきます。
1人、2人と斬り倒し、続く3人目はどうやらこの吸血鬼の長らしく、攻撃力も然る事ながらタフさもこれまでのどの吸血鬼にも劣らず。
相手の喉笛を掻き切る前に、ライフドレイン効果のある魔法攻撃によってあやうく命を落としかけるRioでした。
携帯していたポーションのお陰でなんとかギリギリのところで競り勝ち。
他の吸血鬼と戦闘を繰り広げるバルバスの加勢に入ります。
残党を一掃してアエラと自分自身に治癒を施しながら、地に座るバルバスに話しかけようと近づくと。
その先にはひとつの巨大な銅像が異彩を放って佇んでいるのでした。
(もしかしてこの銅像がバルバスのご主人さまなの(○´゚ω゚`)?)
バルバスと像を交互に見比べた後、Rioは巨大な像に向かって語りかけます。
「あなたがヴァイル(゚ー゚*?)」
「そうだ 我が名はクラヴィカス・ヴァイル 契約を司るデイドラの王子だ」
(え!? デイドラだったの((((;´・ω・`)))?)
この場にヴィルカスがいなくてよかったと、少しほっとするRioなのです。
「クラヴィカス 頼みがあるんだけど」
「いいだろう 聞いてやる お前には既に最後の崇拝者の死に際の願いを叶えてもらったからな せめて頼みのひとつでも聞き入れてやろうじゃないか」
(ん? 崇拝者の死に際の願いを叶えたって・・・何かしたっけ(゚ー゚*?))
首をかしげるRioの様子に気づいたのか、クラヴィカス・ヴァイルは面倒臭そうに説明を続けた。
「信者達は吸血症にとても苦しみ 治療してほしいと俺にすがりついてきた そこにお前が現れ あいつらの苦痛を終わらせてくれたんだ! 俺が考えもつかなかった方法でな」
(それって、デイドラですら殺して病気から解放させるような方法はとらないっていう嫌味じゃ・・・(-ω-;)?)
しかも信者を殺したことを咎めないどころか褒め称えるところがデイドラである。
銅像なども所詮は依り代のようなもの。
クラヴィカス・ヴァイルは、ハエマールの不名誉に侵入してからのRioの行動の一部始終を眺めて楽しんでいたのだろう。
「それで心から望むものは何だ? どんな取引をしたい?」
チラリとRioが足元を見やると期待に目をキラキラさせて座るバルバスの姿が映ります。
Rioは銅像に向き直り、バルバスと仲直りしてもらえないかと切り出します。
すると、それまでは機嫌のよかったクラヴィカス・ヴァイルが急に語気を荒げ始めました。
「なに あの忌々しい奴と仲直りだと? 冗談じゃない 頼みは断る なしだ 奴を始末できたらどんなに嬉しい事か たとえこのみすぼらしい祠の最深部・・・いやどこか別の所に閉じ込められる事になってもな」
なるほど、かなりお冠な様子です。
デイドラをここまで怒らせるなど、バルバスはなかなかの大物なのかもしれません。
「うーむ 奴が俺の力を奪った方法があるはずだ 恐らくは だが確証はない」
バルバスは彼がクラヴィカス・ヴァイルから離れたことによってヴァイルの力が弱まっていると言っていた。
しかし、クラヴィカス・ヴァイルは口論の腹いせにバルバスが何らかの方法によって彼の力を奪って逃げたのだと思っている。
「斧だよ 非常に強力な力が宿っている斧 俺が手にしても十分に満足できるほどに強い斧だ」
突然の斧の所望にきょとんとするRioに、ライムロック窟に眠っている悔恨の斧を持って来てくれれば無条件で願いを叶えてやろうとクラヴィカス・ヴァイルは交渉を持ちかけてきた。
(契約を司るデイドラ・・・ね)
バルバスと仲直りしてもらう方法がそれしかないのならと、Rioはヴァイルの申し出を受け入れたのでした。

ソリチュードの西、メリディアの像のさらに西に位置するライムロック窟。
ハエマールの不名誉からは丸一日以上かかりそうな距離ということで。
今夜はホワイトランのブリーズホームに宿泊しようというRioの提案は、ヴィルカスにせっかくの旅を邪魔される可能性があるというアエラに意見によってすげなく却下されました。
とはいえファルクリースの宿泊はできれば避けたいRioは、間を取ってプラウドスパイヤー邸での一泊を提案し直します。
お供にしゃべる犬バルバスを従え、突然現れたRioとアエラ。
二人と一匹を迎え入れるプラウド・スパイヤー邸の執政ヴァルディマーと吟遊詩人ソニルから珍しい組み合わせだと笑われつつ。
それでもアエラがこの旅を楽しんでくれているようで。
(たまにはこういう冒険もいいかな(〃▽〃))
と思うRioなのです。
ファルクリースのデッドマンズ・ドリンクで手に入れたスリリー兄弟のワインを開けながら、鮭のムニエルとトマトのチーズ焼きで乾杯します。
「今夜は飲み比べはなしにしてくれよ」
おどけながら釘を刺すヴァルディマーにクスクスと笑うRioとソニル。
くつろいでワインの味を堪能する狩猟の女神も上機嫌のようです。

翌朝早く出立したRioとアエラ、そしてバルバスは一路ライムロック窟を目指したのでした。
道中バルバスが悔恨の斧にまつわる話を綴ります。
ハーシーン信者の娘がウェアウルフに変身するのを見た父親セバスチャン・ロート。
愛する娘のその忌まわしい姿を見るに堪えられず。
呪いを絶つ力を求めたところ、クラヴィカスから斧が与えられたという。
恐らくその斧はウェアウルフの血とセバスチャンの涙を吸い取ったのだろう。
Rioとアエラ、そのどちらにももう父親はいなかった。
もしも今まだ父親が生きていたなら、セバスチャンのようにウェアウルフと化す娘の姿を見て嘆いたのだろうか。
そして人狼の病ごと娘の命を断ち、後悔の涙を流すのだろうか。
悔恨の斧の逸話をどのような気持ちで受け止めたのか。
少し見上げた視線の先の狩猟の女神の横顔は何も語らなかった。

山の中腹辺りの断崖沿いの雪道を辿るとようやくライムロック窟らしき入り口が見えてきました。
周囲に敵はなくすんなり突入です。
ところが洞窟内部では召喚師が待ち受け、炎の精霊と破壊魔法攻撃を仕掛けて来ます。
なんとか撃破を果たし台座に置かれた斧を手に取ってみると、バルバスがそれが悔恨の斧だと教えてくれました。
「それじゃあ今倒した召喚師はまさか・・・」
「セバスチャンでしょうね」
娘を手にかけて後、人との交流を避け、この洞窟に篭っていたのか。
奥の部屋は彼の居住区となり。
数冊の本とほんの少しの錬金素材に身の回りの装備品。
それが今の彼のすべてのようでした。
そのままライムロック窟を去り、ハエマールの不名誉まで引き返します。

先日倒した吸血鬼の屍の残る祠の最奥には、今や遅しとクラヴィカス・ヴァイルが待ちわびていたのでした。
クラヴィカスは悔恨の斧と共にバルバスも帰還したことをすばらしいと誉めそやし。
あらためて希望を伝えようとするRioの言葉を遮りつつ、更に交渉を持ちかけてきます。
「どこかのお伽噺でもあるまいし そんな風に武器を献上するのは恥ずかしいだろ? お前にその斧を持たせてやってもいいんだが・・・」
クラヴィカスのもったいぶった物言いに不穏な空気を感じて。
Rioは身構えます。
するとそれすら滑稽とでも言うように含み笑いを浮かべて、クラヴィカスは次の瞬間、とんでもない事を口走るのでした。
「持ち帰ったこの斧でバルバスを殺せ そうすれば斧はお前のものだ 簡単な事だろう?」
(いくら気に入らない犬だからって・・・殺せなんて、よくも!)
「ここに来たのはバルバスとあなたの仲裁のためよ 最初から今まで望みなんて変わらないわ(`・ω・´) イイカゲン ヒトノ ハナシモ キキナサイヨ!」
「ふん 本当につまらない奴だな」
Rioの返答にがっかりしたのも束の間。
不愉快そうなクラヴィカスの声音が急に晴れやかな調子に変わります。
「まあいいさ その犬が俺の元に戻ったら 完全な力を取り戻す事ができるんだ 世界中の人々が俺を待っているんだよ!」
活力を取り戻したクラヴィカスの叫び声を聞いた途端。
この気まぐれで残酷なデイドラの王子に、バルバスが戻ることによって力が復活してしまうのもどうなのかと。
Rioは真剣に悩み始めたのでした。
そんなRioの葛藤をよそに、バルバスがうれしそうに感謝を述べます。
「お前さんの事 信じてたよ」
「はいはい イヌは飼い主を得て 飼い主は魔法の斧を得ましたとさ めでたしめでたし さっさとこっちに来い イヌっころが!」
クラヴィカスの方はと言えば相変わらず悪態をつき、バルバスに元に戻るよう命じます。
「心配すんな 必ずあいつに光を見せてやるよ 俺がお前さんを信じたように今度は俺を信じてくれ」
「え・・・あ でも ちょっとバルバスそれって・・・(´・ω・`;)」
(デイドラの王子に光を見せるって、悪行三昧を成功させるってことよね?)
自らの下した決断に、今更戸惑いながら正面の銅像を見上げると。
いつの間にかRioの傍らに座っていたバルバスの姿は消え、クラヴィカスの像の傍らには巨大なイヌの銅像が現れたのでした。
「ああ すばらしい気分だ! 洞窟に数年間閉じ込められた後 強大な力を手にする事がどれだけ最高の気分か お前には想像できないだろう」
もしかすると、この契約を司るデイドラの王子の権謀術数にまんまとはめられ、クラヴィカスとバルバスの思い通りに操られただけではないか。
と・・・
声高に響き渡るクラヴィカス・ヴァイルの声を聞きながらRioは頭をかかえるのでした。



以上でデイドラクエスト第13弾『デイドラの親友』終幕となります。

実はこのお話、デイドラの思惑を挫きクラヴィカス・ヴァイルの力を奪おうとするなら、バルバスを殺す選択が正しいということになってしまいます。
つまり、バルバスを生かしクラヴィカスの元にバルバスを返した場合、クラヴィカスはバルバスという失っていた力とセバスチャンに与えてしまった悔恨の斧の両方を取り戻すことができるのです。
見方を変えると、バルバスの事は本心から疎ましく思っていたとしても、契約の王は力と斧を両方共手に入れるために大芝居を打ったともとれるのです+.(ノ。・ω・)ノ*.オオォォ☆゚・:*☆ サスガハ ケイヤクノオウ
「契約上手とはかくあるべし」
どう転んでも損をしないというのはもちろん、できれば自分自身が一番得をする結果をもたらすために交渉相手を導いて行く。
そのためには時に相手の良心も正義感も利用するという。
なかなかしたたかなデイドラ王子ではないかな~と思ったり思わなかったり|ω・)b

バルバスは不死属性であり、近接攻撃型フォロワーとして使い勝手がよいようですが、立ち止まっているプレイヤーキャラをぐいぐいと後ろから押すという習性(゚ー゚*?)があるようです。
断崖などに立っていると墜落死させられたり、店舗ではクリックするつもりのないアイテムを間違えてクリックした挙句盗み判定を取られ犯罪歴が不当に増えてしまったりなどなどかなり危険なフォロワーのようです。
連れ歩く際はご注意を。

最初にバルバスと出会った時に、
「犬がしゃべった?」
という会話を選ぶと、
「空飛ぶトカゲ 二足歩行のネコがいる世界で 犬がしゃべったぐらいで驚く事がある?」
と巧い反応を返してくれる頭のイイわんこなのです(〃▽〃)b コレハ クラヴィカスト コウロンデキチャウ レベルダヨネ

クラヴィカスの持ちかける二択で、バルバスを助け仲裁することを選んだ場合には“クラヴィカス・ヴァイルの仮面”(防御95・重量7・売買価格が売値20%UP&買取20%DOWN 話術スキル10PTUP マジカ回復5%UP)がもらえ、バルバスを悔恨の斧で殺す選択をした場合には“悔恨の斧”がもらえるそうです。
オブリビオンウォーカーとしてカウントされるのは“クラヴィカス・ヴァイルの仮面”の方だけで、“悔恨の斧”はカウント外アイテムですのでこちらも実績を狙う方はご注意くださいませ。

こちらは余談ですが、アエラの話しによれば(同胞団クエストでアエラの盾を届けに行く際、スコールとの会話で聞こえてくる内容のようです)フロッティ・ブラッドブレイドという先祖から今に至るまで一族に生まれた女性は同胞団に所属してきているということです。
フロッティ・ブラッドブレイドを検索してみたのですが載っていませんでした。
ギリシャの伝説の女戦士アマゾネス+北欧神話のヴァルキリー=ワルキューレがモデルになっているような印象を受けました。

次回Skyrimはデイドラクエスト第11弾『霊魂の確認』後編&同胞団反復クエスト『ドラゴンシーカー』をお送りします。
ネタバレ・妄想・創作が相変わらず盛りだくさんとなりそ~ですので「うん・・・知ってる 諦めてるからOK|ω・)b」と悟りきった皆様のお越しを心よりお待ちしております。

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Skyrim・月明かりに照らされて(´・ω・`)

シロディールとの国境を挟んで北に位置するファルクリース。
共に旅をしたいという狩猟の女神アエラの願いを叶えるために訪れたその町でRioはある囚人に出会った。
彼の名前はシンディング。
変身への衝動を抑えきれず町の少女を引き裂いたという。



本日も『Skyrim(XBOX&PS3&PC版コンシューマータイプRPG(゚ー゚*?))』をお送りします。

ネタバレ・妄想・創作を多分に含みますので、苦手な方はスルーしてやってください。
また、カラー部分以外はほとんどが創作となりますので「クエストの流れは知りたいけれど創作はイヤ(´・ω・`)ショボ~ン」とおっしゃる方はカラー部分のみご覧くださいませ。



デイドラクエスト第12弾『月明かりに照らされて』

「ハーシーンの言い伝えについてだって? やめてくれ つい最近とんでもない事件があったばかりなのに」
「とんでもない事件(゚ー゚*?)」
辿り着いて早々、不穏な気配の漂うファルクリースでした。

同胞団の仕事を片付けて後合流するからファルクリースで落ち合いましょうとアエラに促されて。
一足早く約束の地に到着したRioなのです。
この地方はシロディールとの国境に隣接し、古来より戦争の耐えなかった場所である。
ゆえに戦没者を弔うための墓も多く、ファルクリースの墓地はスカイリム最大とまで言われている。
Rioもファルクリース南西部からリフト地方に向かおうというところで反乱軍に間違われ、ヘルゲンへ連行された挙句、斬首刑になりかけたという経歴を持っていた。
今となっては笑い話ではあるが、あの時はスカイリムに降り立ってすぐに人生の幕が下りるのではないかと絶望しかけたのでした。
二度目にここを訪れたのは闇の一党ナジルの指令を受けて、首長シドゲイルの従士ヘルヴァルドの暗殺を行うためだった。
任務とはいえ内戦絡みの依頼は気が進まず、必要以上の交流も滞在もできる限り避けていた。
そんなわけで、罪人または暗殺者として通過及び短期逗留しただけのファルクリースに関するRioの知識は乏しく。
今回の滞在を機に、この町の見聞を広げてみようと思い立ったわけなのです。
ファルクリース付近の森でデイドラの王の一人であるハーシーンの化身に出会ったなどという噂も真しやかに語られているようで。
人狼化を神からの祝福と受け止め、死後はハンティング・グラウンドに棲まうことを望む狩猟の女神アエラがファルクリースを訪れてみたいと望むのは至極当然の成り行きであり。
アエラと合流する前に一通り町を見ておこうかと散策を始めたところ、少女殺しのシンディングという男についての話を聞きつけたのでした。

少女の埋葬がちょうど終わった頃だと教えられ、墓場を訪れたRioは、少女の父マシエスと母インダラ、そして弔いを行った司祭ルニルとその助手のクストを見つけます。
「お前のような者が戦争を呼ぶ もうたくさんだ」
よそ者の戦士というRioのいでたちに嫌悪を示して、クストが一足先にその場を離れます。
「アーケイの神もかつては我々のように死すべき運命を免れない身だった」
娘の死を嘆く夫妻を慰めながら語っているのはルニルのようでした。
「まだほんの子供だった かわいそうに10回目の冬を迎えられなかった 娘はずたずたに引き裂かれていた まるでサーベルキャットに殺された鹿のように 埋葬しようにも満足に亡骸も集められなくてな」
亡くなった少女の父であるマシエスの嘆きは深く。
母親のインダラに至っては泣きはらした虚ろな目で虚空を見つめ、立っているのがやっとといういたわしい風情です。
至ってまともに見えたシンディングという流れの労働者が突如現れ、娘を惨殺したのだと訴えるマシエスは、もしもシンディングに会いたければ、この町の牢屋に行ってみるといいと吐き捨てます。
「一体どうしたらこんな真似ができるのか」
マシエスの搾り出すようなうめき声がRioの背後に小さく響きました。

「化け物を見物しにきたのか?」
男は瞳に暗い後悔と哀しみを湛えて、覗き込むRioに声をかけます。
「なぜ少女を襲ったの?」
単なる狂人でも残酷な暗殺者でもなさそうなシンディングにRioは問いかけます。
「信じてくれ 決してそんなつもりじゃなかったんだ 俺はただ・・・我を失ってしまっただけだ 訴えたが誰も信じちゃくれない すべてこの忌々しい指輪のせいだ」
(指輪・・・?)
確かにシンディングの左手にはそれらしき指輪が鈍い輝きを放っています。
その指輪をおもむろに抜き取り、シンディングはRioの眼前に差し出しました。
「これはハーシーンの指輪だ これがあれば意のままに変身できると聞いた 恐らく以前はな 今では確かめようもない ハーシーンは俺が指輪を手に入れたことなどお構いなく呪いをかけた 指輪をはめると身体に変化が起こった そいつがいつ起こるかは予測がつかない 最悪のタイミングで起こるかもしれない ちょうどあの少女といた時のように」
「変身って・・・どんな?」
いやな予感がしつつもRioは問わずにはいられませんでした。
「月の影響を受けて獣に姿を変える者達については聞いたことがあるだろう? 俺はそのひとりなんだ いわゆるウェアウルフさ 人には言えない恥ずべき秘密だよ」
やっぱりそうだったのかとRioはうつむきます。
幸なことに同胞団のサークルメンバーは今のところシンディングのような醜態を曝すに至っておらず。
ウェアウルフへの変身も制御できているかに見えた。
しかし、かつてRioはアエラから人狼の血を授かった時、ウェアウルフへと変身を遂げ、一瞬とはいえ記憶を失ってしまった。
あの記憶の途切れた瞬間に、もしもシンディングと同様の状況にあったなら。
当時まだホワイトランで過ごす家もなく、野外での生活をしていたルシアに我知らず襲いかかったかもしれない。
ヴィルカスもこのウェアウルフに変身するハーシーンの恩恵を祝福などではなく呪いだと断言した。
コドラクの日記には、彼がウェアウルフに変身する欲望を抑えるためにどれほど苦しんできたかも綴られていた。
殺人の衝動に突き動かされるウェアウルフの呪いと殺戮という本能を秘めたドラゴンの血脈。
時に意識のある時ですら、その双方からの誘いを振り払うことができないこともRioは自覚していた。
ヴェルラス修道士、エオラ・・・そしてあやうくニルシン・シャッターシールドをも殺してしまいかねなかった。
あの時ヴィルカスが止めてくれなければ間違いなくもうひとつの悔恨に今も苛まれていたことだろう。
「だから指輪がほしかった 変身をコントロールできると言われていたからだ 今は人間に見えるかもしれないが 身体の中にはまだ獣がくすぶっている 更に激しくな」
シンディングの声で我にかえると。
Rioは彼に、これからどうするのかと尋ねた。
その言葉を待っていたとばかりにハーシーンは鉄柵にしがみついてRioに助力を求めた。
「俺はハーシーンの怒りを鎮める方法を探してきた この地方に棲む大きくて堂々とした獣を葬った者はハーシーンの声が聞けると言われている そいつを追って森に入ったんだがそこで例の子供と出くわしてしまった そしてこの手で ウェアウルフの爪で彼女を・・・許しを乞いたいんだ 指輪をハーシーンに返してきてくれないか?」
ハーシーンは狩猟を司るデイドラの王で、狩りを何よりも楽しみとし、ウェアウルフに変身する力を人間に与えた神である。
怒らせてはならない強大な存在。
気づくのが遅すぎた。
嘆きながらシンディングは抜き取った指輪を握り締める手で檻を叩いた。
まるでそうすることで自分自身に罰を与えるかのように。
わかったとうなずくRioに、震える手で指輪を差し出して。
その後シンディングは後ずさり、月明かりが射し込む場所に立つとウェアウルフに変身してみせた。
そのまま石牢をよじ登り、天井の細い鉄格子を噛み切るとそこから逃亡を企てた。
本来であれば脱獄を見過ごすなどもっての他。
後を追うべきだったのかもしれない。
けれども、彼のあの姿は同胞団のサークルメンバーが陥る可能性のある姿であり。
未だ人狼病に冒される自分自身の将来の姿なのかもしれなかった。
今後またシンディングと対峙するようなことがあった場合どうしたらいいのか。
どうするべきなのか。
その答えに辿りつけないまま、Rioはシンディングの消えた牢をじっと見つめるのでした。

「アエラはまだ到着していないようね」
独り言をつぶやいて。
Rioはファルクリース郊外の森を目指します。
例の獣はこの近辺の森をうろついているはずというシンディングの助言を頼りに。
一刻も早く見つけ出して仕留め、ハーシーンを呼び出し、指輪を叩き返してやろうと思ったのです。
月明かりのお陰で道に迷うこともなく件の森に入り込めたRioは、川沿いでそれらしき巨大な白い鹿を発見しました。
(あれがシンディングが話していた獣(゚ー゚*?))
ステルス体制をとり、弓を引き絞って白く大きな獣に一撃を加えます。
あっけなく倒れた獣の前に佇んでいると、幽体のような青白い獣がRioの前に現れ、脳裏に語りかけてきます。
「狩人よ よいところで会った 栄光の追跡者がハーシーンと口にすれば その視線に狩りの化身が宿る」
それはかつて出会った他のデイドラ達と同じ交流手段でした。
デイドラ達は直接その力を定命の者達が住まう星ニルンに及ぼすことはできない。
そこで、このような回りくどい方法で交信を試みるようです。
「この指輪はもう要らないそうよ だから返しに来たの(`・ω・´)アレ? ユビワ ハズレナイ!?」
「どうした定命の者よ 指輪を返しに来たのではないのか?」
なくしてしまっては大変と。
指に付けたまま、ハーシーンに出会えたなら、はずそうと思っていた指輪が指からはずせなくなっていたのでした。
まさか・・・
「ハーシーン あなたこの指輪に呪いをΣ(・ω・´)!?」
指輪を指からはずそうと奮闘するRioの様子を存分に楽しんで。
恨めしそうに睨みつけるRioの前でハーシーンの化身は忍び笑いをもらしました。
「指輪の呪いを解きなさいよ(`;ω;´)!」
「考えてもよい だが まずは私の栄光のために仕えよ それを盗んだ者は自分の聖域と考えている場所へ逃げ込んだ」
シンディングは変身をコントロールしたいがためにこの指輪を盗んだ。
それなのにハーシーンは指輪に呪いをかけ、本来の能力を封じてしまった。
指輪を返し許しを乞うため再びこの森を訪れたシンディングは、最悪のタイミングで己の変身への衝動を抑えきれず、ちょうど森に遊びに来ていた少女を惨殺してしまった。
「この不誠実者のゴロツキを探し出せ そいつの皮を剥ぎ 私に供えるのだ」
「人狼化などという病気をあなたが撒き散らさなければ 彼がウェアウルフになることもなかったのよ(`・ω・´)」
「呪われた病気と思う者もいれば 狩りをするに長けた祝福された能力と取る者もいる お前の後ろにいる者にとって私はかしずくべき尊い神のようだが」
思わず振り返るRioの視界に優雅に歩を進めるアエラの姿が映ったのでした。
「我が神ハーシーンよ あなたに出会えて光栄です」
「アエラ! いつの間に!?」
「忘れたの? 月の子達は鼻の利きも鋭いのよ あなたの残り香を辿って来てみたら こんなステキな出会いがあるなんて思いもよらなかったわ」
狩猟の女神の微笑みにハーシーンも満足そうな笑い声を発した。
「狩猟に報復はない 求めているのは復讐ではなく 生きている者を狩って血の追跡をする事だ」
(確かにシンディングは少女を殺めた犯罪者だけど それを同じウェアウルフの血を持つ私達が制裁を加えるなんて)
Rioの迷いを嗅ぎ取って、ハーシーンは殊更のんびりと言葉を綴ってゆく。
「私の好意を喜んで受け入れる者は他にもいる お前が遅れれば遅れるほどその者達が目的を達成する狩りを進め お前は呪われた指輪に残りの人生を縛られることになる 選ぶのはお前自身だ」
「なっ・・・(`;ω;´)!」
「仰せのままに我が神よ」
卑怯者と叫びそうになるRioの口を背後から抱き締めるように抑えて。
アエラはRioに代わって御意を示した。

月明かりが目的地へと続く夜道を照らし出している。
「それでハーシーンは彼の指輪を盗んだその男を殺せと?」
「ええ でも・・・」
イリナリタ湖の北西に位置するブローテッド・マンの洞窟前でRioは立ち止まると、自分の考えをアエラに伝えたのでした。
「シンディングはあたしたち同様ウェアウルフなの 自らの犯した罪を悔い ハーシーンの指輪を返そうとしてこんな目に・・・(´・ω・`)」
Rioの説明に耳を傾けて、しばらく黙考した後、アエラはそのまま洞窟に入って行きます。
洞窟の通路を抜けて。
アエラを追いかけるRioの眼前に何人もの死者が飛び込んできたのでした。
辛うじて息のある一人がRioを呼び止めました。
「紅血の月に呼ばれて来たのか 狩人の同士よ?」
もはや絶命寸前のジェキールというカジートが、ウェアウルフに変身したシンディングの凶暴さについての忠告を与えます。
しかも他の狩人達も押し寄せ、ハーシーンの栄光を獲得するのは難しいだろうとも告げ。
Rioに急ぐよう促しながら事切れたのでした。
「ここに倒れているのはハンティングゲームの敗者ってことね 先を急ぎましょう」
うなずいてアエラに続くRioの前方から聞き覚えのある声が響きます。
「お前は・・・どうして?」
見上げた崖の上に。
双子の月の姉マッサーの赤い耀きを背景に立ち尽くすウェアウルフのシルエットが飛び込んで来ました。
「あれがターゲット?」
アエラの問いにコクリとうなずくRioにシンディングが語りかけます。
「ハーシーンに俺を倒すように言われて来たのか? 当然の報いというわけだな それが望みなら俺には止めようがない ハーシーンはあまりにも強大だ だが見逃してくれるなら あんたの心強い味方になれる そして文明社会には二度と戻らないと約束しよう」
皆に混じって暮らすことはできないとわかっているからと寂しそうに結ぶシンディングの姿がアエラにも、ヴィルカスにも、そして自分自身にも重なり、何と答えてよいものか躊躇するRioなのです。
(どうしよう・・・どうしたらいいんだろう)
「わかったわ 命は助けてあげる」
(え・・・Σ(・ω・´)!?)
「恩に着る じゃあ他の狩人達を片付けてしまおう 共に奴らを狩るんだ」
Rioが迷っている間に交渉を済ませ、しかもハーシーンの命令に背いてシンディングに助けてやるなどと返答するアエラ。
狩猟の女神の意図がわからず驚いて見守るRioをチラリと眺めながら、アエラはそのままシンディングのいる上層部目指して駆け出します。
慌てて彼女の後について走るRioに。
「何を驚いているの? シンディングは私達と同類だとあなたがそう言ったんじゃないの 狩猟に報復はない 求めているのは復讐ではなく 生きている者を狩って血の追跡をする事 ハーシーンはそう言ってたわよね?」
(報復ではなく復讐でもなく血の追跡をせよ!?)
Rioははっとして斜め前方を駆けるアエラに視線を投げます。
「指輪を盗んだ件でハーシーンがシンディングを狩りの対象に定めたのはわかるけど あなたがそれでも彼を助けたいというのなら私達は別の狩りをするまでよ」
「でも それでハーシーンの不興を買ってしまったら(´・ω・`)?」
「そのときはスコールを連れ戻して退屈極まりないソブンガルデとやらにでも移住してやるわ コドラクも待っているでしょうし それにあなたもいずれ月の子である栄誉を捨ててしまうんでしょ? ヴィルカスのために」
こちらの気持ちなどすっかりお見通しで。
そ知らぬ振りをして。
いつも冷静で。
他の人間なんて興味がないと独り気ままに過ごしているように見えたアエラ。
でも本当はスコールの死はもちろんのこと、コドラクの死も深く悲しみ、彼らにまた逢いたいと望んでいたのだと。
この時初めて気づいたRioなのです。
シンディングと合流を果たし、次々と襲い掛かる狩人達を薙ぎ払って洞窟深部へと進みます。
裏切り者と罵りながら地に伏してゆくハンターを乗り越えて。
後方から射掛けて来る残党は狩猟の女神が得意の弓で撃ち落し易いよう、Rioがダガーで挑発をかけて位置を固定します。
最後の狩人を倒した時、シンディングは頭を垂れて感謝を述べ、今後誰にも危害を加えることのないよう、この洞窟で暮らすと誓ったのでした。

「また会ったな 狩人よ」
ブローテッド・マンの洞窟を抜け出ると、青白い霊体と化した獣が勝者の帰還を迎えます。
透視し観戦に耽っていたのであろうことは、かつて出会った数々のデイドラ達の言動や行動からも想像がつき。
特に驚いた風もなく。
白い獣に憑いたハーシーンを前に、シンディングは殺せなかったとRioは正直に告げた。
命に背いた行動に対して狩猟を司るデイドラの王の憤怒を覚悟していたRioなのです。
しかしその予想に反して、ハーシーンは怒るどころか賞賛を始めます。
「他の私の狩人を仕留める事で お前は追われる立場から追う立場に転じた 見事な立ち回りだったぞ これからも私を楽しませ感銘を与え続けろ さあ行け 私の加護と共に」
ハーシーンの化身が消えると同時にRioの指にまとわり付いていた邪気は消え去り、指輪の呪いは解けたようでした。

赤い月を見上げながらアエラと二人、ファルクリースの村に戻ると。
夢遊病者のようにふらつき娘の名を呼ぶインダラを、悲痛の表情で追いかけ連れ戻そうとするマシエスに出くわしました。
不思議そうにその様子を眺めるアエラに、彼らがシンディングに殺された少女の両親だと綴るRio。
「どういうことなの? シンディングの罪はハーシーンの指輪を奪っただけじゃなかったの?」
そこでRioは自分の犯した過ちに気づきました。
アエラはハーシーンの化身との会話の途中から合流し、シンディングが犯したもうひとつの重大な罪については知りようのなかったことを。
この話はするべきではなかったと口をつぐんだ時にはもう遅く。
険しい表情でアエラはRioを問い詰めてゆきます。
たまたまファルクリースにやってきた流れ者のシンディング。
製材所で働き手を募集していたのでここで職に就いてはみたが、ウェアウルフへの変身を制御しようとして失敗し。
ハーシーンの指輪を返そうと森を彷徨っていたところでうっかり少女に出くわしてしまった。
あの幼い少女を見たとき俺の体に何かが走った。
味を想像し・・・狩りをしなくちゃならなかった。
あの娘は華奢で格好の獲物に見えた。
そしてとうとう・・・俺は自分のしたことが恐ろしい。
ウェアウルフへの衝動を語るシンディングの声が今もRioの心に木霊します。
「彼は悩んで後悔していた 途方に暮れ 救いを求めて泣き出しそうだった でも少女を殺してしまったことはどうしようもない事実なの」
Rioの訴えかけを黙って聞きながらアエラは眉をひそめた。

それからアエラはやり忘れたことがあるからと。
Rioをファルクリースに残して立ち去った。
「先に休んでて そして約束して 絶対に追わないと」
静かではあっても有無を言わせない冷ややかな警告を含む命令だった。
そのまま宿にも戻らず、Rioはアエラを待ってファルクリースの出口に立ち尽くしていた。
陽が高く昇る頃、ようやく戻って来た狩猟の女神はひどく疲れていた。
ウェアウルフ同士の戦いの後、イリナルタで浴びた返り血を洗い流し体を清め戻ったのであろうアエラ。
「こんなところで今まで待ってたの?」
そうやさしく微笑む彼女の両手からはかすかに血のにおいがした。

真昼間に部屋を取る珍しい客を眺めながら、デッドマンズ・ドリンクの女主人ヴァルガ・ヴィニシアはRioとアエラを部屋へ案内して行きます。
「あ・・・あの この部屋ダブルベッドなんですけどヾ(・ω・`;)ノ」
「あら ここの店主はよくわかってるじゃない こういう気の利かせ方は嫌いじゃないわ」
部屋まで運んでもらった温かい蜂蜜酒とバターの溶けたパン、鶏の胸肉とリーキのグリルを交互に口に運び、やがて空腹が収まるとアエラはベッドに転がり込みます。
自分はイスで眠るからと遠慮するRioを無理矢理ベッドに引っ張り込んで、動揺したり赤くなったりのRioの様子を楽しみながら、アエラは少し真面目にこう告げたのでした。
「いつか私がウェアウルフの衝動に負けて 罪もない人々を襲うようなことがあれば あなたの手で私を殺すのよ 躊躇わないで確実に仕留めなさい」


以上でデイドラクエスト第12弾『月明かりに照らされて』終幕となります。

ちなみにこの『月明かりに照らされて』はエルフキャラで一度クリアしたことのあるクエストでした。
そこでどのようなルート分岐があるのかはわかっていたのですが、エルフキャラではシンディングを倒す選択を、ノルドキャラではストーリーモード同様の運びを選んでしまいました(つまり皆殺しモードですね(´・ω・`;A))。
エルフキャラにしてもノルドキャラにしても、当時ストーリー風味でブログをカキコする予定などまったくなかったので、
「RPGするよりも実績優先 もしくはやっていないことを優先で行う」
というプレイスタイルで思いのままにクエストをこなしたツケが、
「それでRPG風味のストーリーにする場合 この顛末の言い訳と責任はどうとるのよ?」
というとんでもないことになりまして・・・後はご覧の有様です(〃▽〃;) マー ナントカナッタヨネ タブン

司祭のルニルはアルトマー=ハイエルフでありながら(スカイリムではノルド以外の民族には排他的な風潮があり、特にサルモールの印象などからハイエルフ種族は嫌われているような気がします(´・ω・`;A))、ノルドを含むファルクリースすべての人々から尊敬を受けている人物のようです。
宿屋の酒場で出会った折などに、
「人生はとても短いものだ 一分たりとも無駄にしないように」
と長命(人類の10倍ほどの寿命を持つとされているようです)種のハイエルフの彼からそう説かれると、本当に時間の大切さを実感します。
彼の日記を探しに行くクエストで手にすることのできる“ルニルの日記”は悔恨と懺悔に満ちたものであり、彼自身大戦に魔闘士として参加してしまったことを、決して忘れることのないようにと手元に置いておきたかったようです。
日記の中で線香を買ったとあるのですが、「この世界にもお線香があるんだ+.(ノ。・ω・)ノ*.オオォォ☆゚・:*☆」と驚きました。
また大戦中、空にドラゴンのような(ドラゴンとは書かれておりません)巨大な何かを見たとありますが、これがルニルの白昼夢だったのか、もしかするとスカイリム以外でもドラゴンまたはそれに匹敵する巨大な空中を飛ぶ何かがいたのか気になります。
TESシリーズの次回作以降で巨大な空飛ぶ何かがドラゴン以外にも現れるかもしれませんねo((*・ω・*))o
ルニルの慈悲深く真摯なお人柄が読み取れる一冊です。
日記の最後の謎の人物が誰なのか、明確には表されておらず、主人公であるプレイヤーとの出会いを暗示しているのか気になるところです。

また、人狼病=ライカンスロープにつきましてはスカイリム内の“ウェアウルフの身体的特徴”“スカイリムの狼人間伝説”という書物などをご覧くださいませ。

ファルクリースの宿屋が“デッドマンズ・ドリンク”=死者の飲み物とさすがはスカイリム最大規模のお墓の傍に建つ宿屋らしい命名です。
そして宿を取ったら本当にダブルベッドでびっくりしました(アエラとRioでゆるゆりになっちゃうのですが・・・それってどうなんでしょうか? マ イッカ(-ω-;)? ガスッ ドカッ バキッ!←Rioに殴られた音)

ちなみにファルカスはすでに『純粋』クエストにおいて人狼病の治療は終わっておりますので、今回の人狼憑きメンバーの名前として挙がっておりません(『純粋』クエストを参照くださいませ|ω・)b)。

次回Skyrimはデイドラクエスト第13弾『デイドラの親友』を予定しております。
もう今更という感じですがネタバレ・妄想・創作三昧ですので、「恒例だよね(´・ω・`) ショウガナイ」と諦めムードの方のお越しを心よりお待ちしております。

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Skyrim・ノスターの兜をスティープフォール窟の中で見つける&鏡面を1つアルディスのところに持っていく(*・ω・)

戦士は打撃に注意を払いすぎ、防御に払わなさすぎる
戦闘への正しい向かい方は、自分を防御すること、そして理想的な瞬間が訪れたときにのみ敵を攻撃すること
もし必要であれば何時間でも防御し続けることができるが、打撃で疲れた敵は一瞬で仕留めることができるだろう
最高の技術は生き残った者によって伝えられる

ベルディアー・レアンス著 “鏡面”より

今夜も『Skyrim(XBOX&PS3&PC版コンシューマータイプRPG(゚ー゚*?))』をお送りします。

ネタバレ・妄想・創作を多分に含みますので苦手な方はスルーお願いいたします。
NPC&PC間の会話は特に創作部分が多いのでご注意ください。
今回7割ほどが(「ほとんどじゃんΣ(・ω・´)!?」というツッコミ不可デス)創作となりますので、「創作イヤ(`・ω・´)シャキーン!」とおっしゃる方は飛ばし読みしてやってください。
カラー以外の部分はほぼすべて創作となりますので、クエストの流れや資料として情報を仕入れたい方はカラー部分のみご覧くださいませ。

ソリチュードは今日も晴れ渡り街路には子供達の笑い声が響いています。
そんなのどかな情景に反してプラウド・スパイヤー邸ではRioとジョディスが交互にため息をついていたのでした。
Rioが元気のない理由はパーサーナックスの件と予想がつくヴィルカスなのですが。
「ジョディスまでため息とは珍しいな」
壁にもたれRioとジョディスの様子を観察するヴィルカスにひょいとダイニングを覗き込んだルシアが応えます。
「数日前からずっとよ ええと すごく落ち込んでママといっしょに帰って来た日あったでしょ? あの日からかな」
「あやうく一家総出で治癒師の世話になりかけた晩からか わかった 調べてみよう 助かったよルシア」
ヴィルカスがポンと娘の頭を軽く叩きます。
するとルシアはヴィルカスを見上げ、うれしそうに笑うのでした。
「ルシアずるい! かくれんぼほっぽりだして こっそりパパと遊んでるなんて」
「ちがうわ ここに隠れてたのよ」
唇をとがらせるソフィにべーっと舌を出して外に飛び出して行くルシア。
それを追いかけようとしてソフィは立ち止まり、じーっとヴィルカスを見上げます。
ルシア同様ソフィの頭にもポンと手をのせるヴィルカスに、にっこりと微笑み返しながら、ソフィもまた駆け出して行くのでした。

「え? ジョディスが変(゚ー゚*?)」
ぼんやりと考え込んでいたRioはヴィルカスの言葉に、はっと顔を上げてジョディスの動向に注意をはらいます。
何をするでもなく歩き周ってはときどき立ち止まり、小さくため息をつく。
心ここにあらずというような調子で、調理中の鍋をロングスプーンでかきまわす手も滞りがちのようです。
「ほんとだ いつからなの|ω・)?」
「ルシアの話だとお前とジョディスがいっしょに出かけて帰った辺りかららしい」
「ああ・・・せっかく晩御飯の腕をふるおうとしたら みんなに止められたあの日ね(*・ω・)」
皆が一斉に料理を始めようとするRioにストップをかけた光景を思い出し。
Rioは真剣な面持ちでヴィルカスに問いかけます。
「ねぇ あたしの作るお料理って そんなにまずいのかな(´・ω・`)?」
「ジョディスが出かけるようだ 悪いが少し後をつけてみよう」
Rioの質問をはぐらかして、ヴィルカスが外出を促します。
幼馴染のフーラが亡くなった件が精神的にジョディスを追い詰めているのか。
そんなことを考えながら距離を置いてジョディスの背中を見つめるRioなのです。
そうして辿り着いた先はドール城の中庭でした。
中庭とはいえ平時におけるのどかさなどは微塵もなく。
「停戦時とはいえ いついかなるときも鍛錬を怠るべきではない」
内戦再開に備える帝国兵士の訓練を一手に担うアルディス隊長の声が響き渡ります。
的に向かって斬りかかる者、矢を番える者など、それぞれに声をかけてアルディス隊長は兵士を鼓舞しています。
そこへジョディスが現れると、アルディス隊長はそれまでの険しい表情をやわらげ、笑顔を見せて彼女を迎えたのでした。
ひとしきり何やら楽しげに語らうジョディスとアルディス隊長を眺めながらRioは小さくつぶやきます。
「そういうことだったのね|ω・)」
「まあ 落ち込んでいるわけではなくてよかった」
「ちょっと待って」
立ち去ろうとするヴィルカスの腕を両手で引っ張ってRioは耳元にささやきます。


ソリチュードクエスト『ノスターの兜をスティープフォール窟の中で見つける』

2、3日でまたすぐに戻ると告げて、Rioとヴィルカスはプラウドスパイヤー邸を後にしました。
ソリチュード門まで後少しという所で、いつもその辺りをうろついている鷲の目のノスターという男に呼び止められます。
「あんた何でも屋なんだろ?」
(何でも屋・・・みたいなものだけど(-ω-;) ドラポントシテ ドーナノッテ キモ・・・)
「俺の頼みも聞いちゃくれないか?」
ダメで元々とばかりにノスターは堰を切ったように話し出します。
「自分もかつては軍で一番の斥候だった 問題を起こす輩がいれば 荒野をどこまでも追跡していったものだ」
自慢の視力と長距離を走りきることのできる脚力にまつわる逸話のひとつやふたつはいつでも語ってみせるぞと意気込みます。
「俺も最初からこんな浮浪者だったわけじゃないのさ」
ノスターの話を聞く内に、彼が落ちぶれた理由が大切にしていた兜にあることがわかりました。
「つまりその愛用していた兜を探して欲しいと(*・ω・)?」
「ああ 取り戻せるなら嬉しい限りだ 見つけて来てくれたなら 斥候の技をいくつか教えてやろう」
無くしたのは恐らくスティープフォール窟だという情報を得て、早速現地に向かうRioでした。

スティープフォール窟はノースウォッチ砦の東、ハグズエンドから北上したスカイリム北岸にある洞窟です。
本来の目的地はウィンドスタッド邸で間逆とはいえ、ノスターの熱意に負けた形でRioはこの寄り道を楽しんでみることにしました。
雪原を抜けて人気のない洞窟前に到着する頃には、陽も落ち、夜空には星が瞬いていました。
早速突入してみると、細い通路が伸び、その先は天蓋のない夜空を見渡せる空洞が広がり。
奥からはフロスト・トロールが突進して来ます。
細い手すりのない石橋の下は深い巨大な穴が口を開け。
滑落という事態を避けるために、橋を渡りきった足場の比較的良い岩場を背に戦います。
フロスト・トロールとの戦闘中に谷底に落とした小石のポチャンという音を聞かなければ、てっきりノクターナルの領域であるエボンメアにまで続いているのかと疑いたくなるほどの深さでした。
(この下には水があるんだ)
白い野獣を倒し終えると、Rioはもう一度目を凝らして橋の下を覗きこみます。
「おい そんなに身を乗り出すと落っこちるぞ」
ヴィルカスの注意も聞こえないほど集中していたRioは、いくつかの小石を場所を変えては深い穴に向かって放り込んでみます。
そのたびに水を跳ね返して沈んでゆく石の音を聞こえ。
雲間から射し込む光にかすかに反射して揺れる水面を確認したのでした。
(後で飛び込んでみよう(〃▽〃)♪)
とりあえずその場を離れ、前方に続く細い天然の通路を進んで行きます。
人骨の傍に置かれた本を拾ってみると“タララ王女の謎 第3巻”とタイトルが記されていました。
(3巻か・・・1巻や2巻って持ってたかな(-ω-;)?)
これまで手に入れた書物や手紙のすべてはウィンドスタッド邸に持ち込んであるRioなのですが、目録を作るまでには至らず。
そのまま積み上げてあるだけという。
ウィンターホールド大学のウラッグなどが目にすれば叱責を受けそうなひどい状態なのです。
この探索の後、訪れる予定のウィンドスタッド邸にひとまずは持ち込もうと、Rioは戦利品の中にこの本も仕舞い込んだのでした。
更に奥へ進んで行くと、突き当たりに宝箱を発見です。
中にはノスターの兜が隠されていました。
目的の兜を手に入れたところで、Rioは再び先刻フロスト・トロールと戦った雪の積もる細い石橋の架かるホールに引き返します。
まさか飛び込む気なのかとヴィルカスが止める間もなくRioはかすかに光にゆらぐ水面に向かってダイビングします。
こんな無茶を続けてよく今まで生きていられると。
よほどの悪運でもなければできない所業だと舌打ちをしながらも、結局は後に続くヴィルカスでした。
何度も水の中に潜っては息継ぎのために浮上するを繰り返して。
Rioはようやく先に繋がる通路を水中内に見つけたのでした。
通路の先はやはり天然の岩場が広がり、3匹のアイスウルフが襲いかかってきます。
しかし、装備もスキルも整ったRioやヴィルカスの敵ではなく、ウルフ達はたちどころに肉塊となったのでした。
めぼしいものは特に見当たらず、調査としては刺激的な展開であっても、トレジャーハンティングとしてはあまり意義のあるものとは言えない結果に、Rioは後方に立つヴィルカスを振り返って困ったように肩をすくめます。
「命を賭けるほどのことはなかったな」
無謀にも安全性の確認が取れない場所に飛び込んだRioへの非難のこもるヴィルカスの総評でした。

※ノースウォッチ砦は『戦闘中行方不明』で向かった場所です。また、ハグズエンドは『かつての暗殺者を探せ』で探索した場所です。

※スティープフォール窟で拾うことのできる“タララ王女の謎 第3巻”は初回開いた時のみ破壊スキル1UPという特典付きのようです。

それから道を引き返し、今度はウィンドスタッド邸に向かいます。
執政を勤める狩猟の女神アエラが驚いたように二人を迎え入れながら、今日捕獲したばかりの鹿肉をヴァルディマーと共にさばきにかかります。
ここの生活はどうかと気遣うRioに、悪くないわと応えるアエラはいつものように艶やかな笑みを浮かべます。
週の何日かをウィンドスタッド邸で気ままに過ごし、残りをホワイトランのジョルバスクルで過ごすという生活サイクルは、自由奔放な彼女に合っているようでした。
「もう少し頻繁に戻って来てくれるとうれしいんだけど」
(ヴァルディマーが時折訪れてくれるとはいえ、やっぱり住み込み吟遊詩人ソニルと二人っきりでここにいるのは寂しいのかな(´・ω・`;))
アエラが望むならリアやンジャダ、他に気に入った人達を誰でもここに招いていいと提案するRioに、アエラはフンと鼻を鳴らします。
「せっかくあなたとゆっくり過ごせるこの場所に誰か他の人物を招き入れるなんて そんな無粋な真似をすると思う?」
相変わらずのアエラの切り返しに、しどろもどろなRioに代わってヴィルカスが割って入ります。
「独りがいいならそれはそれで構わないが 人のものに手を出す悪癖は直した方がいいぞ」
「一度手にしたものは永遠に自分のものだというばかげた妄想は捨てることね」
そう言い放つアエラと、彼女を冷たい視線で睨み返すヴィルカスとの間に火花が散っているようで。
Rioはその狭間で硬直しながら、なすすべもなく佇むのでした。
ではこれで・・・と。
そそくさと退出しようとするヴァルディマーを必死に引き止めて。
その夜、ウィンドスタッド邸では吟遊詩人のソニルの歌を酒の肴に、何やら不穏な空気の漂う酒宴が開かれたのでした。
「もっと飲みなさいよ そしてさっさと酔いつぶれちまいな!」
「それはこっちのセリフだ ほらまだ飲み足りないんだろう!」
酔いも手伝って目のすわったアエラとヴィルカスが互いに手にしたエールを酌み交わす様は鬼気迫るものがあり。
心なしかソニルの澄んだ声音も震えているようです。
「同胞団もいろいろあるんですね」
「え・・・えと あれは同胞団流の親睦の深め方で・・・(〃▽〃;)アハハ・・・」
ぼそっとつぶやくヴァルディマーに、引きつった笑顔で応えるRioなのです。

翌朝、二日酔いで痛む頭をおさえながら旅立つ二人を見送るアエラは、別れ際にRioの手を取り。
「次は私を誘って旅をしなさい」
そう詰め寄ります。
ストレートに感情をぶつける狩猟の女神の言葉に、Rioもついコクリとうなずいてしまいます。
結局深夜まで酔っ払い達に付き合ってくれたソニルとヴァルディマーにも深く感謝を述べて。
Rioはウィンドスタッド邸の本棚の隅に保管されていた“鏡面”を手に、一路ソリチュードを目指したのでした。


ソリチュードクエスト『鏡面を1つアルディスのところに持っていく』

ウィンドスタッド邸からソリチュードまでは近いということもあり、スカイリムの風景を楽しみながら歩くRioとヴィルカスなのです。
さすがに飲み比べ耐久レースとなった昨晩の後遺症からか、ヴィルカスの表情も優れず。
「少し休んでいく|ω・)?」
いつも心配される側のRioとしては、今日は逆の立場であることがうれしくテンションも高めなのでした。
「いや大丈夫だ それより随分と機嫌がいいな」
「そう? そんなことないよ」
眩しそうに太陽を見上げるヴィルカスの横顔を眺めて。
その後、はるか彼方の山々に視線を移してRioは綴ります。
「アエラはね スコールがいなくなってから ずっとなくなった半身を捜しているんだと思う」
スコールはアエラと対等以上の力を持ち、彼女と同じくハーシーンに傾倒していた。
ウェアウルフの血を愛し、ウェアウルフであることに誇りを持っていた。
だからこそアエラもスコールを誰よりも大切にし、彼女達は他の誰もが立ち入ることのできない深い絆で結ばれていた。
彼女が求めたものは同じ価値観であり、共に戦場を駆け巡ることのできる本当の意味での同族である。
それは恐らく盾の兄弟姉妹というだけでは満たされないものだったのだろう。
「だからお前をスコールの代わりにしようって言うのか?」
自分自身の発する声すら頭に響くのか。
怒号の代わりに低くもれるヴィルカスの声には凄みが感じられます。
「生ある者は皆 温もりを求めて心を通わせることのできる誰かを探し続けるんだと思う」
たとえそれが報われない相手ではあっても。
次は私を誘えという命令の形をとりながらも、Rioにはその言葉が狩猟の女神の懇願のように聞こえたのでした。

ソリチュードのレディアント装具店前の定位置で、レスターは柱にもたれかかっていました。
兜を手渡すRioに、彼は少し涙ぐみながら感謝の言葉を綴ります。
帝国軍の斥候として返り咲くには年を取り過ぎ。
これまでの自堕落な生活で身も心もボロボロになってしまったレスターは、たとえ今、幸運を呼び寄せる兜を手に入れても、輝かしい日々に立ち戻ることはできないでしょう。
それでも、その兜を見るたびに栄光に縁取られた過去を思い起こし、心の慰めとすることはできるかもしれない。
兜を手に感慨に耽るレスターを残して。
Rioはプラウド・スパイヤー邸へと歩を進めました。

「従士さま この本はどちらにお返しすれば?」
読み終えた“鏡面”を片手に、ジョディスが寝室から姿を現します。
今日は一日、Rioがプラウドスパイヤー邸で過ごすと聞いていた所為もあり、昨夜はのんびりと夜更かしをしながら読書を楽しんだジョディスでした。
「ああ その本 実はアルディス隊長に届ける約束の本なの」
作りたてのジェニパーベリーとスノーベリージャムの味を確かめて、Rioはルシアとソフィの前にポテトスープとパンを並べながら、用意してあった言葉を綴ります。
「もしよかったらその本 ジョディスからアルディス隊長に渡してもらってもいい?」
「ええ・・・でも」
「それとも何か他に予定が|ω・)?」
Rioの問いかけに、いいえと首を横に振るジョディスは大切そうに本を両手で抱きしめて、そのまま外に飛び出して行きます。
(朝食を摂るのも忘れるほど夢中なんだ(○´゚ω゚`))
「なんだかジョディス 顔赤かったね」
「最近ぼーっとしていること多いしね」
ジャムのたっぷりついたパンを頬張りながらおしゃべりをするルシアとソフィを、二人まとめてギュっと抱きしめながらRioは娘達にささやきます。
あなたたちもいつかきっとジョディスの気持ちがわかるようになるよ。


以上、ソリチュードクエスト『ノスターの兜をスティープフォール窟の中で見つける』&『鏡面を1つアルディスのところに持っていく』でした。

『ノスターの兜をスティープフォール窟の中で見つける』の兜の在り処は何パターンかあるようで、必ずしもスティープフォール窟とは限りません。

『鏡面を1つアルディスのところに持っていく』は手元に“鏡面”の本があればそのままアルディス隊長に受け渡し可能だったかと思います。
まったく手に入っていない状態のときはクエストマーカーがウィンドヘルムの首長ウルフリック・ストームクロークの私室を指し、盗んで手に入れることになります。
ウィンドヘルムの衛兵は順番に宮殿の部屋の見回りに参りますので(反時計周りで巡回しているように思われたのですが)、運悪く巡回が扉を開けるタイミングで盗みを働かぬようご注意を。
盗みをしている現場を取り押さえられると、①その街の首長の従士という地位であれば罪を見逃してもらえることがある、②罰金を払って解放してもらう、③大人しく衛兵に捕まり牢屋で釈放されるまでお勤めを行う・・・のどれかを選ぶことになります。
もちろん脱獄も可能ですし、衛兵を殺害して逃亡することもできますが、どちらもお尋ね者としてその一帯では延々追われる身となりますので(脱獄の罰金は忘れてしまいましたが、殺人は一人につき1000ゴールドとなりますのでご注意を|ω・)b)、心配な方は事前にセーブを取り、見つかった場合はロードすることをお勧めします。

“鏡面”が手に入るダンジョンはマルカルスクエスト『ディベラの心臓』で向かうブロークン・タワー砦、ウィンドヘルムクエストで向かう見捨てられた洞窟などがあります。
Rioは『ディベラの心臓』クエストで手に入れた“鏡面”を持って行きました。

ちなみに上記ストーリーでは、従者のジョディスに“鏡面”を持って行ってもらったとなっておりますが、実際はクエストを受けたプレイヤーキャラが持っていかなければ終了になりませんので、ご注意を|ω・)b

“タララ王女の謎3巻”は破壊1UPのスキルブックですが、“鏡面”は防御1UPのスキルブックです。

次回Skyrimはデイドラクエスト第12弾『月明かりに照らされて』をお送りします。
ネタバレ・妄想・創作を多々含みますので、「まぁなんでもOK(`・ω・´)シャキーン!」とおっしゃる方のお越しを心よりお待ちしております。

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Skyrim・パーサーナックス(´;ω;`)

ソブンガルデにおいて世界を喰らう者を葬り去ったRio。
ドラゴンであるパーサーナックスも討ち取るべきであると訴えるブレイズ。
声の道の長であるパーサーナックスは保護するべきであると説くグレイビアード。
ドラゴンボーンとしてどちらの道を選択するのか。

本日も『Skyrim(XBOX&PS3&PC版コンシューマータイプRPG(゚ー゚*?))』をお送りします。

ネタバレ・妄想・創作など多々含みますので、苦手とおっしゃる方はスルーお願いいたします。

メインクエストオプション『パーサーナックス』

アルドゥイン討伐を完了した報告と共にパーサーナックスの件を、もう一度よく話し合ってみようと。
まずはハイ・フロスガーを目指すRioなのでした。
ひさしぶりに訪れるグレイビアードの居住区は雪深い中で相変わらずの静かな佇まいをみせています。
いつもならウルフガーやボッリがホールで祈りを捧げる時間帯なのですが、今日に限って誰の姿も見当たりません。
(中庭の方かな(゚ー゚*?))
そう思い、中庭を覗いてみてもやはり誰の気配もありません。
通路や寝室にも人気がないことを確かめた後、ようやく講和会議の場として使用していた広間にアーンゲール他すべてのグレイビアードが集まっていることに気づいたのでした。
Rioが現れると同時にアーンゲールも席を立ち歩み寄ってきます。
「その目を見ればわかる 神々の地を見て戻って来たのだな それはつまり終わったということだ アルドゥインは本当に敗れたのか?」
コクリとうなずくRioの返答に満足してアーンゲールもかすかに笑みを浮かべた。
「ようやく終わったのだ ついに報われたというわけだ お前はその声と行いの両方で強さを示してくれた アルドゥインを倒すために強力な武器にも熟達したのだ その力と技をどうするか 決めるのは自分自身だ」
時代を超えて歌い継がれるような英雄となるのか。
それとも未来の者達にとって忌むべき者となるのか。
あるいは歴史から消え、忘れ去られるのか。
アーンゲールの言葉はいつも謎かけのように不思議な響きを伴ってRioの心に浸透してゆきます。
ふと、世界を喰らう者の最期を見届けた折の情景を思い出して。
Rioは抱いた不安を口にしました。
「アルドゥインは本当に死んだのかな? あいつの心臓が鼓動を止めた時 魂を吸収できなかったけど(-ω-;)」
「おそらく違う ドラゴンは普通の定命の者達とは異なる そしてアルドゥインはドラゴンの中でも特異な存在だ 世界を喰らう者としての運命をまっとうするため終末の時に戻って来るのを許されているのかもしれん」
(終末の時・・・)
この時この場は凌げても世界の終わりはいつか必ず訪れるのかと。
Rioの表情に翳が差すのを見とがめて、アーンゲールは続けます。
「ともあれ声の道の導くままに進めば智の道も明らかになるだろう ドラゴンボーン 未来は目の前に広がっている」
そう、そしてパーサーナックスの未来をも決断すべき時が来ている。
その思いが更にRioの表情を曇らせるのでした。
「ブレイズは・・・」
Rioの口をついて出たブレイズという言葉に、立ち去りかけたアーンゲールが振り返ります。
鋭いアーンゲールの視線を敢えて受け止めて。
ブレイズがパーサーナックスを殺させたいようだとRioが告げると。
「だからあの連中には気をつけろと言ったのだ あの血に飢えた蛮族め」
忌々しそうにそうつぶやくアーンゲールに、グレイビアードの不興を買うのは覚悟の上でRioはブレイズがパーサーナックスを殺すべきだと主張する理由を述べてゆきます。
「ブレイズの話ではパーサーナックスはかつてアルドゥインの仲間だったって(´・ω・`)」
「そうだが わかってもらいたい アルドゥインの統治の頃 すべてのドラゴンは彼の盟友だった それ以外の者にはなり得なかったのだ パーサーナックスが初めて人間にスゥームの使い方を伝授した 彼なくしてアルドゥインを倒すことは不可能だった」
彼なくしてアルドゥインを倒すことは不可能だったのは確かである。
Rioに星霜の書の秘密を教え、ドラゴンレンド獲得へと導いたのはパーサーナックスだった。
グレイビアードの信任厚いパーサーナックスの後ろ盾あればこその講和会議開催でもあった。
どうしたらよいのか決めかねていると。
自らの苦悩を打ち明けるRioに、アーンゲールは静かに語る。
「お前も学んでいるようだなドラゴンボーン 時には何もしないことが最善の選択であり 不思議と最も難しいことでもあるのだ お前が最後に正しい選択をするのだと信じよう キナレスに与えられた声を信じていれば お前の道は開けよう」
キナレスの声。
それはパーサーナックスが定命の者の側の味方に付くことを決断させた声でもある。
その時からパーサーナックスは定命の者達を裏切ることはなかった。
(もう一度、デルフィン、エズバーンを説得してみよう)
Rioは足早にハイ・フロスガーを後にするのでした。

スカイ・ヘヴン聖堂の石造りのテーブルに座って食事を摂っていたムジョルが、扉口に現れたRioに気づいて近寄って来ます。
ここは訓練施設も装備も整っていて任務を行い易いと報告するムジョルに、笑顔でうなずくRioなのです。
オンマンドは奥の部屋で魔法の研究中らしく、ゴーバッシュは空中庭園内の訓練施設で日課となった斧の素振りにいそしんでいるようです。
ブレイズへの入隊記念にとプレゼントした装備はブレイズの専用装備に代わっているようでした。
「ごめんなさい この装備で統一するって決まっているみたいだから」
申し訳なさそうに言い訳するムジョルを気遣って。
気にしないで、似合っているとRioはウィンクします。
「ホワイトランからの知らせを聞いたわ あなたドラゴンの背に乗って街を出たんですってね それはちょっと派手だわね まだ生きているってことは何かいい報告があるんでしょ?」
つかつかと歩み寄るデルフィンがムジョルとRioに割って入ります。
デルフィンらしい強引さと物言いに、困ったように笑いながらRioはアルドゥインを倒した旨を伝えます。
世界を喰らう者の死を驚き讃えるデルフィン。
その背後からエズバーンも朗報への祝いの言葉を綴ります。
「信じていたぞ お前ならやれると思っていた だが自分が生きてこの日を迎えられるとは思っていなかった ありがとうドラゴンボーン 感謝する 本当によくやってくれた」
エズバーンの祝辞が終わるか終わらないかの内に、デルフィンがRioに詰め寄ります。
「まだパーサーナックスの問題があるわ あなたのやってきたことに感謝してないわけじゃないの でもブレイズの誓いを破るわけにはいかないの パーサーナックスは死んで当然よ アルドゥインが死んだからにはどんな理由があっても許されないわ」
予想していたこととはいえ、相変わらずの激しい言及にRioは眉をひそめます。
なぜパーサーナックスを殺す必要があるのか?
彼は既に改心し、アルドゥインを撃退するために尽力してくれたと、パーサーナックスの功績と助命を訴え続けるRioに対して、エズバーンもまたデルフィンに加勢します。
「すまんがデルフィンが正しい パーサーナックスの偉業は彼の罪の償いにはならない お前の行いも我々の義務を怠らせることはできない」
「よく考えて パーサーナックスはアルドゥインに手を貸し私達の祖先を奴隷にしたのよ やるべきことをして! パーサーナックスは死んで当然よ! パーサーナックスが死ぬまで私達から言うことは何もないわ」
激しく言い捨てて立ち去ってゆくデルフィンをしょんぼりと見送るRio。
そんなドラゴンボーンの姿に、やや言葉をやわらげつつも尚、エズバーンは諭します。
「正義とは時に無情だ だがそれもまた正義 パーサーナックスは死に値する」
「それでも誠心誠意協力してくれた彼を殺すなんて 彼が償えるほかの方法はないの(´;ω;`)?」
「パーサーナックスは竜戦争の間に数々の残虐行為を働いた張本人だ 今でも忘れられることのない罪を犯した 確かに奴はアルドゥインを裏切り竜教団の転覆を助けた だがそれで過去の罪が帳消しになると思ったら大間違いだ 奴が本当に悔い改めたにしろ ただ保身のために行動したにしろ とにかく自らの命で正義を果たしてもらおう」
(正義を果たす・・・)
ブレイズ達は去り。
取り残されたホールで、Rioは搾りだすようなつぶやきをもらします。
「そんな資格はあたしにはないのに・・・」
犯した罪は未来永劫赦されないというのなら。
過ちを犯した者はすべてその咎を負い、死をもって贖わなければならないのなら。
自分に罪を犯した者を糾弾する資格などない。
Rioは心に刃を突き立てられたかのように苦悶の表情で瞼を閉じます。
誘惑に負け、自分を信じてくれたヴェルラス修道士を殺し、その憎しみからエオラをボエシアの生贄に捧げた者がどの面下げて正義を遂行などできようか。
かつて定命の者を殺戮したことがあるとはいえ、今は己の罪を悔い、定命の者の味方となって世界を救おうとしてくれたドラゴン、パーサーナックスとどれほどの違いがあるというのか。
むしろ長い年月過ちを二度と繰り返しはしなかったパーサーナックスこそ生き永らえるに値する命である。
何よりあの老竜からは定命の者への憐憫と愛情が感じられる。
「決めかねているのなら 何もしない道を選べ」
真っ青になり小刻みに震えるRioの肩を抱いて、ヴィルカスはアルドゥインの壁を睨みつけながら助言を与えた。
生涯この件について自ら手を下さない。
それが最善の道になることもあるとアーンゲールも仄めかせていた。

吹雪の舞う世界のノドに辿り着いたRioは哀しい表情でパーサーナックスの前に立ちます。
「よく来たドヴァーキン 話せ 聞こう Lok Thu'um」
何を語りに来たのか。
Rioの様子から良くない内容であろうとグレイビアードの長は覚悟していたようでした。
もうすでに秘めておこうと決めていた思いを吐露するのは酷であることは十分わかっているつもりでした。
それでもパーサーナックスに聞いて欲しくて。
その本心が知りたくて。
長い時間逡巡した後、ようやくRioは言葉をふり絞ったのでした。
「あなたも死ぬべきだとブレイズが言っているの」
「ブレイズが言うのももっともだ Ol Kaan Ni Ynvon 誰もがキナレスのようにはなれない 私も他のドヴァーを信じない」
「なぜブレイズはあなたを信じてくれないんだろう」
Rioの消え入りそうなつぶやきを聞きもらすこともなく受け止めて。
パーサーナックスは穏やかに答えを綴ってゆきます。
「Ov Banaar Laan Bah Leh Lun 報復を抑え信頼を築くのは時間がかかるものだ ドラゴンは支配する存在として生まれた 力を求める心がこの血に流れている お前の中にもあるだろう 私は裏切りはしない それは確かだが 彼らは信じない」
力を求める心。
血を求める渇望。
残忍で邪悪な欲望。
それらは確かに不意を付いてRioの心も身体も蝕んでくる得体の知れない闇でした。
パーサーナックスはこみ上げてくる残虐な欲求と常に戦っている。
今もきっと。
パーサーナックスと語らったことのないデルフィンやエズバーンに、彼がどれほど穏やかで思慮深いドラゴンであるのかわかってもらおうというのは無理なのだろうか。
「Ol Kaan Ni Om Dovah ドヴァを疑うのは正しい 私はひたすら瞑想を重ね長きに渡って声の道を学ぶことで自分の本性を克服したのだ 生まれついた本性に立ち戻らんとする欲望にかられぬ日は一日たりともない Kein Gut Liiv Sos Se この血を持つ限り永遠に葛藤するしかない」
ドラゴンボーン、竜の血脈を持つ者もまた同じ宿命を背負う。
英雄と呼ばれるかつてのドラゴンボーンたちも同じ宿命に思い悩み、自らの血を呪ったこともあるのだろうか。
それとも闇を光に変えて、定命の者としての輝かしい栄誉に浴し、一生を悔いのない日々で彩ったのだろうか。
そのまま背を向けて。
下山してゆくRioの脳裏に過酷な宿命を背負ったパーサーナックスの言葉が甦った。
多大なる努力によって自ら邪悪な本性を乗り越えるか。
善の心をもって生まれてくるか。
どちらが良いのだろうな。
元より善の心を持つ者は、邪悪な本性を乗り越える者の嘆きも苦痛もわかりはしない。
ゆえに悪とみなした者を徹底的に糾弾し排除しようとする。
けれども邪悪な本性を抑え込もうと足掻くものは同類の痛みを知る。
パーサーナックスの悲痛な心の叫びが咆哮となり、叩き付ける風と雪に木霊し渡ってゆくような気がしたのでした。

以上メインクエストオプション『パーサーナックス』でした。

キナレスは大気&空の女神であり、スカイリムではカイネとも呼ばれるようです。
かつてドラゴンしか持ち得なかったスゥーム=シャウトを古代ノルドに授けた者とも言われています。
そうした由来からグレイビアード達もキナレスを祖として崇めているようです。

メインクエストオプションとはいえ『パーサーナックス』は多くのプレイヤーさんに波紋と物議を醸し出させた心に残るクエストではないでしょうか?
グレイビアードかブレイズか。
どちらか一方の歓心しか得ることはできず、選択が終わればもう片方からは絶縁を言い渡されるという、Rioならずともドヴァーキンの皆様の心を悩ませるクエストだったのではないかと思われます。
ブレイズと共に歩む道を選び、アーンゲールに、
「彼=パーサーナックスは罪を償わねばならない」
と返答しますと、
「ならばそれはこの場の誰でも同じだろう お前はパーサーナックスを裁けるほど罪なき者なのか?」
とまさに核心を突く返答がいただけます。
グレイビアードの声を借りたBethesdaの叫びではないかと思いました。
デイドラクエストや闇の一党クエスト及び盗賊クエストで悪と知りつつも不正や暗殺を行って来たRioを操作する小桜などは心にザックザックとつるはしをめった打ちされているようで。
ゲームで精神を打ちのめされるという体験をさせていただきました(´;ω;`)イタイデス
罪があり過ぎて何に目をつぶればよいのやら状態でした・・・ハイ。

今回の『パーサーナックス』をプレイしている時、親鸞上人の“善人なほもて往生を遂ぐ いはんや悪人をや”という悪人正機説を思い出しました。
善人は、自分ほど正しい人間はいない。
こんなにも善行を積んでいるのだから間違いを冒したり考え方が誤っているはずがない。
悪い行いをする奴は絶対に赦せないという正義感で本来善人が持っているはずの思いやりや相手の立場になるという気持ちが欠けてしまう可能性があると説いているように感じられます。
無宗教派な小桜ですが、この言葉には心惹かれた思い出があります。
もちろん悪い行いは悪であり、正しい行いを否定するものではありません。
基本的に過ちを犯す前に考え、過ちを未然に防ぐことは大切だと思います。
ただ、過ちを犯すからこそ、そしてそれらを悔いる気持ちをあるからこそ、人間は愛おしいのではないかな~と思ったりもします。
「性善説と性悪説どちらを信じます?」
と問われれば個人的には性悪説の方なのですが、それは元々悪に陥りやすい気持ちや行いを自分の中にあるもうひとつの善なる気持ちで、いかに善側に導いていけるのかを試されているようにも思えるのです。

と、脱線してしまいましたが、『パーサーナックス』『訪れることのない哀悼』『氷の上の血』などは悪人や罪人と呼ばれる者達の苦悩や哀愁が描かれていて、凄惨だったり壮絶だったりするのですが、それゆえに心に鮮明に残り考えさせられる個人的には好みのテーマでした。

次回Skyrimソリチュードクエスト『ノスターの兜をスティープフォール窟の中で見つける』&『鏡面を1つアルディスのところに持っていく』をお送りします。
ネタバレ・妄想・創作を含む可能性が多々ございますが、「いつものこと(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪」と容認してくださる皆様のお越しを心よりお待ちしております。

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Skyrim・アルディスにアンジェリネの娘の情報を尋ねる&霊魂の確認:前編(´・ω・`)

久しぶりにソリチュードのプラウドスパイヤー邸を訪れたRio。
錬金関連専門店アンジェリンズ・アロマティクスに立ち寄った折、ひとつの依頼を受けることになった。
店主を務めるアンジェリネ・モラードからの依頼は娘フーラの行方について調査して欲しいということである。

本日も『Skyrim(XBOX&PS3&PC版コンシューマータイプRPG(゚ー゚*?))』をお送りいたします。

ネタバレ・妄想・創作を多々含みますので、「そ~いうのは苦手です(´・ω・`)ショボ~ン」とおっしゃる方はスルーお願いいたします(´・ω・`;A) 
また、クエストの流れは比較的忠実に辿っているつもりですが、PC&NPCなどのセリフ&行動はほとんどが創作となっておりますのでご注意くださいませ。
カラーの付いていない箇所は、ほぼすべてが創作部分ですので、創作部分は避けたいとおっしゃる方はそちらを飛ばしてご覧いただけますなら幸です。

ソリチュードクエスト『アルディスにアンジェリネの娘の情報を尋ねる』

「じゃあ今日はママが特性のシチューを作ってあげるね(〃▽〃)b」
「えぇ~パパの作ったシチューがいいな」
「(´;ω;`) ヴィルカスハ オリョウリ ジョウズダケドネ」
すっかり料理下手のレッテルをルシアとソフィ、二人の娘達から貼られ、しょんぼりなRioなのであります。
その様子を本を読みながらチラチラと盗み見ながらジョディスがクスクスと笑いをもらします。
「従士さまは大雑把過ぎるのですよ 最初はレシピに忠実に分量も少なめにして味付けも控えめに 足りない分は少しずつ足す程度で 慣れてきた頃にアレンジですよ」
「足りない分は少しずつ足す・・・φ(・ω・ ) メモメモ」
ぶつぶつと助言を復唱しながらレシピとにらめっこするRioは、ダイニングキッチンに放り出されている購入品の整理を始めるジョディスに気づいて注意を促します。
「あ・・・ラベンダーとリュウノシタはスプリガンの樹液と混ぜて香油とドライフラワーにして スノーベリーとジャズベイ・ブドウはジャムに・・・それからなんだったかなぁ(-ω-;)ウーン?」
「アンジェリンズ・アロマティクスに寄ったのですね」
「そうよ よくわかったわね(゚ー゚*?)」
あまりにも普段のRioにそぐわない香料やアロマ関連のレクチャーにぴんときたとは言えず、にっこりと微笑んで言明を避けるジョディスでした。
「そういえばアンジェリンズ・アロマティクスの店主アンジェリネ・モラードからホワイトランに配属された娘フーラがどうしているか調べて欲しいって頼まれたの フーラって知ってる(゚ー゚*?)」
Rioの問いかけに、幼い頃を思い出してジョディスが綴ります。
「ええもちろん 幼馴染です フーラも私も他の女の子が好むような遊びは苦手で 人形よりもおもちゃの剣を片手に擦り傷だらけになって よくアンジェリネに怒られたものです」
そんなジョディスが従者の道を選んだのも当然の成り行きだったのかもしれないとRioはうなずきます。
「たしかフーラは帝国軍兵士としてホワイトランに配属が決まったって聞いているのですが 何かあったのですか?」
「それが母親のアンジェリネに便りひとつないらしくて 彼女がとても心配しているの(´・ω・`)」
たまたま立ち寄ったアンジェリンズ・アロマティクスにて。
ホワイトランに行ったことはないかと聞かれ、ホワイトランにはかなり詳しいと答えたところ、それでは娘フーラを知らないかと問われたのです。
けれども、ホワイトランの街で出会った人々の衛兵に至るまで、思い起こした記憶の中に残念ながらアンジェリネが教えてくれたフーラの容貌と重なる人物はなかったのでした。
「それはきっと他の街の配属に変更になって・・・アルディス隊長ならフーラのこと何かご存知なのでは?」
不安を隠せないジョディスと共にドール城に向かうRioなのです。

ソリチュードの兵士を訓練し配属の手配を行うのは隊長アルディスの仕事らしく。
果ては謀反人の刑罰立ち会いにまで借り出される多忙極まりない日々を送る人物である。
半年以上前、初めてソリチュードを訪れたRioは、ウルフリックの逃亡を手伝った罪で公開処刑される男、ロッグヴィルの姿を目撃しました。
その時、ロッグクヴィルの罪状を述べていたのがアルディス隊長であり。
彼の処刑執行後も、いい奴だったのに・・・とアルディス隊長がつぶやいているのをRioは耳にしています。
死んだロッグヴィルの妹グレタも、アルディス隊長の理解がなければ自分達はソリチュードにいられなくなっただろうと。
感謝こそすれ、恨む気持ちはないと本音を聞かせてくれたことがあります。
「私に用があるそうだが どのような話かな」
部下である帝国軍兵士の訓練がひと段落ついたところで、アルディス隊長がこちらに向き直り語りかけてきます。
ホワイトランに配属されたはずのアンジェリネの娘フーラについて、行方が知りたいと持ちかけるRioに。
アルディス隊長は瞬時に眉をひそめました。
「知るべき者以外への情報提供はできない」
母親であるアンジェリネは知るべき者ではないのかと切り返そうとするRioに先んじて、ジョディスがアルディス隊長に食ってかかります。
「フーラのことなら幼い頃からよく知っているわ 親友だったのよ アンジェリネもきっと心配して彼女の帰りを待っているはず それとも何か彼女の所在を教えられない事情でも?」
ジョディスの激しい追求に、悲しげに遠くを見やったアルディス隊長はようやく重い口を開きました。
フーラがホワイトランに派遣されてすぐに反乱軍との小競り合いが勃発した。
ストームクローク軍の位置を知る必要のあったホワイトラン特使は、フーラの所属する斥候隊を偵察のために送り出した。
しかし、偵察の途中で大規模な反乱軍に出くわした斥候隊は誰も生きて戻らなかったという。
「それでは・・・フーラは死んでしまったと?」
鎮痛な面持ちで沈黙するアルディス隊長。
その様子がジョディスの質問を肯定しているのはあきらかだった。

※ソリチュードの少女スヴァリから受けるクエスト『神々の聖堂に行くことについてグレタと話す』で彼女の依頼を聞いて差し上げると、兄ロッグヴィルを失った悲しみから彼女も少し救われるかもしれません(´;ω;`)b

アンジェリンズ・アロマティクスを訪れると、アンジェリネはうすうす予感はしていたのか。
Rioから伝えられる娘フーラの訃報をそれほど取り乱した様子もなく聞き届けた。
「だから言ったんだ 帝国軍に殺されてしまうって 内戦などに私らが関わるもんじゃないって」
娘の死を理解したものの、こみ上げてくる悲しみはやはり隠せないのか。
わざわざ知らせに来てくれたのはありがたいが、感謝する気にはなれない。
一人にしてもらえないかとかすかに震える声で告げた。

※アンジェリネさんから報酬はいただけませんが、『アルディスにアンジェリネの娘の情報を尋ねる』クリア後はアンジェリンズ・アロマティクスで無料錬金素材サンプルが店内のあちこちに解放されますので、錬金術上げのための材料を無料でお求めの方はこちらのクエストを終わらせておくのもよいかもしれません。

常に冷静で朗らかなジョディスがふさぎ込んでいる様子に、ルシアとソフィも心配そうに彼女の周りをうろうろします。
「ジョディス だいじょうぶ?」
床にひざまずいて椅子に座るジョディスを見上げるソフィ。
弱々しく笑い返すのがやっとな彼女を心配して、ヴィルカスが何があったんだとRioに小声で問いかけます。
ジョディスの幼馴染が亡くなったのだと囁いて。
「じゃあ今夜は腕によりをかけてごちそう作っちゃうね(`・ω・´)」
気分の落ち込むジョディスを元気づけようと張り切るRioの宣言に。
ヴィルカスにルシア、ソフィ、そして当のジョディスまでもが待ったをかけるのでした。

※ジョディスとフーラの幼馴染&親友設定はオリジナルです。ゲーム内で設定されているものではありませんのでご注意くださいませ|ω・)b

吹きすさぶ豪雪。
割れた氷河に覆われた海。
凍えるように白く冷たい大地がウィンターホールド北部に広がります。
この氷の海を越えたさらに北方にはノルドの故郷とも言うべきアトモーラ大陸があると言われています。
イスグラモルが500人のノルド同胞を率いてタムリエル北部のスカイリムに渡ったのは、今ははるか昔、第1紀に入る前の出来事であり。
この極寒の地をRioが再び訪れた理由は、セプティマス・シグナスより受けていた依頼、ドゥーマーの情報の詰まったルーン文字の刻まれた辞典を彼に届けるためでした。

デイドラクエスト第11弾『霊魂の確認』前編 ※『ダークネス・リターンズ』を含む

最初の訪問時同様、セプティマスは時折半ば意味のわからない繰言を綴る。
星霜の書の研究によって彼の心の半分はすでに正気を失っていたのだ。
「私は生涯を星霜の書に捧げてきた だが神のすべてを包み込む精神と比べれば 書が記す知識など一瞬の覚醒にすぎない」
ルーン文字の刻まれた辞典を受け取ったセプティマスは、今度はエキス抽出器なるものをRioの手に託した。
どうやら彼の興味の対象は星霜の書から神の領域に関連する知識へと移っていたらしく。
(神すべてを包み込む精神ってなんだろう(-ω-;)?)
抽象的なセプティマスのセリフの真意について考え込むRioなのです。
「アルトマー ボズマー ダンマー ファルメル オーシマー 彼らの血が必要だ 今でも生きているエルフ達が鍵なのだよ」
手渡されたエキス抽出器を眺めてRioはしばらく逡巡します。
(血ってことは死体から採取しろってことよね(´・ω・`)?)
相変わらずの奇妙な依頼に首をかしげながらセプティマスの隠れ家を立ち去ろうと扉に手をかけようとしたその時、黒い影がRioの行く手を塞いだのでした。
「我が名はハルメアス・モラ まだ見ぬものの保護者 未知のものを知る者 定命の者 お前をずっと観察してきた」
それらの言い回しから瞬時にこのハルメアス・モラがデイドラであることをRioは察知します。
「何をさせたいの(`・ω・´)?」
すでに柄に手を回し抜刀間際のヴィルカスを押し留めて、Rioは警戒しつつ探りを入れます。
「お前が支援を続けることでセプティマスはさらに用なしとなる 奴はよく尽くしてくれたがそろそろ終わりだ」
セプティマスの死を予感して。
Rioは思わず階下をうろつくセプティマスを見下ろしました。
(だいじょうぶセプティマスは生きてる)
けれどもハルメアス・モラの言葉そのままに受け取れば、セプティマスからの奇妙な依頼をこなし続けることは彼の寿命を縮めることになるのかも知れない。
そんな不安にかられるRioなのでした。

セプティマスに忠告を入れても一向に聞き入れられる様子もありません。
むしろハルメアス・モラを騙り、自らの研究に水を差すつもりかと怒り出す始末。
仕方なく抽出器を手にエルフ族の血液採取に向かうRioなのです。
まずはブラックリーチに向かい、ファルメルの死体から血を抜き取ります。
「倒してから幾日も経た死体からも採取できるのか?」
「(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪」
とはいえ、こんなものを集めてセプティマスは何を行うつもりなのか
一般市民は巻き込みたくないということで。
討伐依頼のかかっている洞窟や砦を中心に残っている遺体はないかと探し回ります。
いざ目的地に足を踏み入れてみても、なかなかお目当ての種族には当たらず、再度住み着いた山賊や夜盗達との激しい攻防が繰り広げられます。
ムジョルの愛剣であるグリムシーバーの探索を行ったムジンチャレフトの外にたむろしていた山賊の中に、オークがいたことをを思い出して襲撃を試みます。
ハイエルフの血は盗賊ギルド復興と勢力圏をかけて戦ったアターリング・ヒルズ洞窟に残党狩で入手を果たし。
各所の石碑をねぐらとする死霊術師を倒してダークエルフの血液を手に入れます。
「ふぅ 後はボズマーだけね」
「いいのか こんなことをしていて」
「セプティマスにとっては知識こそが唯一絶対 何にも代えがたい欲望みたいなものだから・・・(-ω-;)」
「そうじゃない パーサーナックスの件だ」
アルドゥインとの最後の戦いを制して以降、Rioはブレイズについてもグレイビアードに関しても話題にするどころか、スカイ・ヘヴン聖堂やハイ・フロスガー付近にも近づこうとしていません。
本来であれば真っ先にアルドゥイン討伐完了という朗報を伝えに行くべき場所なのですが。
明らかに避けて通っているに違いないRioへ。
ついにヴィルカスが原因となっているであろう事案を突きつけます。
「忘れていたわけじゃないけど・・・」
むしろデルフィンの講和会議での言葉はRioの心を苛み続けていました。
パーサーナックスを殺せ、そうでなければブレイズはドラゴンボーンを敵とみなす。
グレイビアードの長でありドラゴンでもあるパーサーナックス。
パーサーナックスを宿敵の一人として抹殺してしまいたいブレイズとパーサーナックスを長として尊重し保護してゆきたいグレイビアード。
両陣営の確執の狭間に立つドラゴンボーン。
思慮深く心穏やかなドラゴン、パーサーナックスの処遇をどうすべきなのか。
その判断にRioは今もまだ思い悩んでいるのでした。

以上でソリチュードクエスト『アルディスにアンジェリネの娘の情報を尋ねる』&デイドラクエスト第11弾『霊魂の確認』前編終了となります。
※これ以降はデイドラクエストはすべてダークネス・リターンズを含めた番号表記となります。

メインクエスト終了の開放感からストーリー部分でそれなりにいろいろ創作脱線しております|ω・))))コソコソ
「脱線や創作がほぼないような時があるのか(`・ω・´)!?」
と問われますと、
「いや ないね」←ドコノ ハイタツニンデスカ?
としか言えない小桜でありまふ。

今後の予定は、デイドラクエスト第12弾『月明かりに照らされて』・デイドラクエスト13弾『デイドラの親友』・デイドラクエスト第11弾『霊魂の確認』後編、同胞団クエストから『ドラゴンシーカー』、ウィンドヘルムサイドクエストから『ホワイトファイル』・『小瓶の修理』・『東から昇る』などなどを経て、ウィンターホールド大学クエスト群をφ(・ω・ )かきかきしようかと思っておりまふ。
あくまでも予定ですので、キリのよい場所までは書き続ける予定ですが、万が一、途中で投げてしまったらごめんなさい(´・ω・`;A)
また、内容やタイトルの順番など変更の可能性もありますので、その辺りはどうかご容赦のほどお願い申し上げます。

また、今回でSkyrim関連のブログアップ回数がトータルで70回目ということで、100回目辺りまでうっかり続いてしまったらカテゴリー分け考えてみようかな~というところです。

「後どれくらいクエスト残っているのかな~(゚ー゚*?)」
と、残りのクエストを確認してみましたところ、ギルドクエストからDLCのドーンガードにハースファイアにドラゴンボーンも合わせて単純計算で211個!
「もう折り返し分くらいはクエストこなしたよね?」
と思っていたのですが、とんでもない状況でびっくりです。
報告のみやタイトルとさわりを少しだけアップしたりカットするクエストもあるとは思いますが、年内には全部書き終わると思っていたのでクエスト残数を調べてから呆然としております。
万が一ですが残り200話分として1月に13回アップし続けたとして・・・約15ヶ月分(○´゚ω゚`)
「なんだ 折り返しじゃなくて1/4終わったところだったんだ(〃▽〃)アハハ・・・ッテ スゴスギデス Skyrim!」
各地域またはランダム発生などのクエスト及びDLCのサブ&ミニクエストの量を軽んじ、見誤っておりました。
恐らくこの内1/3ほどは他のクエストとまとめたり、カットしたりすることと思われますが、
「それでも140話ほどまだ残ってるんだ(*・ω・)遠い目」
140話でも1月に13話分として、
「11ヶ月弱要するのね(○´゚ω゚`):;*.':;ブッ」
少しクラクラしております。
と・・・とりあえずは目先のクエスト完了を目指してがんばります!

次回Skyrimはメインのオプションクエスト『パーサーナックス』をお送りします。
例によって例のごとくネタバレ・妄想・創作三昧となると思われますので、「それでもOK(`・ω・´)シャキーン!」とおっしゃる方のお越しを心よりお待ちしております。

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