Skyrim③ 闇の一党 (7話)

Skyrim・シシス万歳!&あなたが敵の頭をどこに吊るそうとも(`・ω・´)

皇帝の護衛兵を統率するマロ司令官の命により聖域は火の海となる。
雪崩込むように現れたペニトゥス・オクラトゥスの軍勢。
激しく燃えさかる劫火と護衛兵たちの不意討ちによって闇の一党の多くの仲間は斃れた。
夜母のお告げに従いアストリッドを探し出すRio。
黒き聖餐の生贄として大火傷を負ったその身を捧げ懺悔の言葉を綴るアストリッド。
命が尽きかけたアストリッドはRioを殺そうとマロに持ちかけたこと。
そのマロの裏切りによって大切な家族達と聖域を失ってしまったことを告白した。

今夜も『Skyrim(コンシューマータイプRPG(゚ー゚*?))』をお送りいたします。
ネタバレ・妄想・創作を多分に含みますので、
「ネタバレイヤ(`・ω・´)」
「妄想も創作もNG(`・ω・´)」
とおっしゃる方はスル~してやってくださいませ(´・ω・`;A)

「アストリッドもフェスタスもガブリエルもヴィーザラもアーンビョルンもみんな死んでしまった」
聖域北の湖畔に座り焚き火を見つめながらRioは独り言のようにつぶやきます。
しかしその瞳にはほの暗い光が宿り、その声には新たな決意がこめられていたのでした。
「夜母が教えてくれたの ホワイトランのバナード・メアにいるアマウンド・モティエールに会うわ」
「そして今度こそ皇帝タイタス・ミード2世を滅ぼしてやる」
Rioの言葉を沈黙で受け止めて、ヴィルカスは手入れした剣と弦を張り直した弓を手に立ち上がります。

闇の一党メインクエスト第13弾『シシス万歳!』の幕開けです。

バナード・メアの奥の部屋にアマウンド・モティエールは身を隠すように宿泊していた。
部屋に入って行くとモティエールは不愉快そうにRioを小間使いの一人のようにあしらった。
契約を行った使い走りの者の顔など覚えていないのか。
それとも闇の一党は壊滅し生き残りがいようなどとは夢にも思っていないのか。
眠たげにしかめた顔を上げRioをしげしげと眺めたモティエールの顔が徐々に青ざめてゆく。
「おおマーラよ 君は・・・君は生きていたのか!だが私は・・・君達の聖域が・・・」
あれほどヴォルンルードではなめらかで淀みなかった舌が今はうまく回らないようだ。
「頼む!私があれに関わっていたなどと思わないでくれ!私は皇帝に 本物の皇帝に死んで欲しいのだ 今この時もそう思っている あれはマロの企みだ!奴が・・・」
死神に見据えられたかのように表情が凍り付きしどろもどろになるモティエールの弁明を遮って、Rioは彼女の知りたいことだけを語るよう誘導した。
「本物の皇帝はどこにいるの?」
「つまり あの一件の後でも闇の一党はまだ・・・契約を遂行してくれると?」
皇帝タイタス・ミード2世暗殺計画が未だ進行中であることにモティエールは喜びに震え歓声を上げた。
そして初めて会ったときの雄弁さを取り戻したようだった。
「相手はどこぞのセプティムもどきではない 本物の皇帝なのだ 当然ながら精鋭の護衛に囲まれている だが・・・闇の一党は完全に滅んだと思われている もしかすると警護がいつもより緩んでいるかもしれない」
こんな機会は二度とないと説得にも熱の入るモティエール。
(どこぞのセプティムもどきね・・・)
Rioはモティエールの饒舌に怒りがこみ上げてくるのを懸命に抑えていた。
(従者一人しかいないセプティムもどきを夜盗にはした金を握らせて葬り去ることなど、こいつらには虫けらを殺すように簡単なことだったんだ)
ようやく口をつぐんだモティエールをねめつけ。
皇帝とマロの居場所を聞いてRioはこれ以上長居をするつもりのないモティエールの許を離れた。

ソリチュードの入り江には皇帝が乗船しているという停泊中のカタリア号が陽光を受け出航の時を待っていた。
カタリア号を眺め桟橋に佇んでいるのは忘れるはずもないあの男だった。
正面から彼に近づいて行くRio。
その様子を気だるそうに眺めていたマロは次の瞬間血走った目を見開き、雄たけびを上げ抜刀した大剣でRioに斬りかかった。
Rioがダガーで反撃するより早くヴィルカスのグレートソードがマロの身体を引き裂いた。
一旦飛び退いたRioの一閃とヴィルカスの振り下ろす二撃目をまともに受けてマロはもんどりうって倒れ、そのまま二度と起き上がることはなかった。
(次はタイタス・ミード2世 お前の番よ)
出航し始めたカタリア号に気づき水面に飛び込もうとしてRioはすんでのところで思いとどまったのでした。
「えと ヴィルカスごめんね(´・ω・`;)」
「待機してろってことだろ」
いつも隠密任務の時には待たせてばかりで悪いと思いつつ、しょんぼりとRioがうつむくと。
「留守番しててやるから 必ず戻って来い」
ヴィルカスは剣を鞘に収めながら言い放ちます。
大きくうなずいて、Rioは波間をゆっくりと進むカタリア号に向かって桟橋を蹴りダイブしたのでした。

カタリア号の碇を下ろすための穴を見つけたRioが素早く中に入り込むと船底で作業をしていた船乗りの声が聞こえてきます。
船乗り達が去るのを待って前進すると右手に大きなホールが広がり何人かの護衛兵が行き交う気配がしました。
その間隙を縫い隠密のまま階段を上がってゆくRio。
ペニトゥス・オクラトゥスとのニアミスをかいくぐり、ようやく目的の皇帝の区画に辿り着いたのでした。
開錠し扉を開けると豪華な客室の中央にはゆったりと腰掛ける皇帝タイタス・ミード2世の姿が目に飛び込んできます。
(やっと見つけた)
足音を忍ばせ左手から皇帝の頭を狙える位置まで動き。
Rioは万感の思いを込めて矢を弓に番え。
(シシスの裁きの間で業火の責め苦を味わうがいい)
撃ち放った。
あっけないほど簡単な死だった。
この皇帝の名を冠する男のために何人の犠牲が払われたのか。
タイタス・ミード2世が世の中から悲劇の皇帝と呼ばれようと。
どれほど生前の功績を讃えられようと。
「後悔なんてしない」
そうつぶやくRioの頬に冷たい涙が伝ったのでした。
(こいつを殺してももう父さんは戻っては来ない)
復讐によって得る満足など一時のもの。
ムイリとの別れ際にヴィルカスは言っていた。
父親と残された家族のための敵討ちがRioの心を本当に満たすことなどないことをヴィルカスはわかっていたのかもしれない。
皇帝の亡骸に背を向けてRioは崩れるように膝を付いた。

バナード・メアの個室では既に皇帝タイタス・ミード2世の暗殺の成功を聞きつけたモティエールが一人密かに祝杯をあげていた。
「我が友よ 君は気づかぬかも知れんが想像もできぬ形で帝国そしてタムリエルに尽くしてくれたのだ ああ だが君に政治など関係ない そうだろう?欲するのは金だ それを渡そう」
喜びも露わにRioの腕前を讃えた後、モティエールは酒気を帯びた赤ら顔に満面の笑みを浮かべて報酬の在り処を語った。
(ヴォルンルードの最初に出会った部屋の壷の中・・・ね)
「モティエール もうひとつだけ聞いておきたいことがあるんだけど」
既に契約は終わったはずと言いたげなモティエールは傍らのハチミツ酒で喉を潤しながら面倒臭そうに椅子に座ったままRioを見上げた。
「あなたはエイリーク暗殺に加担していたの?」
エイリークの名に赤らんだモティエールの顔からみるみる血の気が引いてゆきます。
そんな奴は知らないと顔を背け立ち上がったモティエールは、
「もう帰ってくれないか 我々の関係は皇帝の死と共に終わったはずだ」
震える手で杯をテーブルに置き、広間で炉を囲み歌い語らう人々の中にまぎれ込んで行ったのでした。
まるで不吉な何かから逃れるように。
弦楽器を奏で朗々と歌い上げる吟遊詩人の歌詞に合わせて身体を揺らしエールやハチミツ酒を掲げる人々。
誰も出口に向かうRioの様子を気に留める者はなく。
外に面する扉近くでゆらりと振り返り。
ちょうどこちらに背を向けて吟遊詩人の歌を聴き入るモティエールの首筋に狙いを定めて。
音も無くしゃがみ込んだRioはそのまま弓をキリキリと引き絞った。

「これで満足か?」
焼け落ちた聖域を抜け出してから今までRioの行動に異見を述べることもなく見守っていたヴィルカスの問いかけに、Rioは一瞬歩を止めたのでした。
皇帝タイタス・ミード2世もアマウンド・モティエールももうこの世にはいない。
復讐を果たしても満たされた思いに浸れるのは一時だけだとRioは充分にわかっていた。
それでも消えて行った二つの家族のためにやり遂げなければならない使命だったと自分自身に言い聞かせて。
Rioは瞳を閉じて漆黒の夜空を仰いだのでした。

突然の帰宅をいつものことだからと朗らかに迎えてくれるリディアとその夜はブリーズホームで過ごし、冒険語りを交えて杯を重ねます。
しゃべり疲れてうとうとするRioの持つハチミツ酒が床に零れそうになるのを防ぎながら、リディアはヴィルカスと顔を見合わせました。
「何かあったのですか?」
寝息をたてはじめたRioに杯の代わりに毛布を被せながらリディアは独り言のようにつぶやきます。
「なんだか無理に笑ってしゃべっていたような気がして」
「昔痛手を負わされた大物を釣り上げようとしたら引きずり込まれて思わぬ大怪我を負ったってところだ」
「大物・・・釣りですか・・・?」
さすがに復讐のため皇帝を暗殺したものの、それが遠因で闇の一党は半壊し、泣き叫びたい気持ちを隠してRioが無理矢理笑っていたとは明かせないヴィルカスでした。
翌朝、ヴォルンルードに出立しようとするRioをリディアは引き止めて何やら様々な荷物を持たせます。
「リディアちゃんからこんなものを持って行けって言われたんだけど なぜかなぁ(゚ー゚*?)?」
大・中・小と取り揃えられた釣り針と浮、昨晩繕い揃えたと思しき急ごしらえの釣竿や地引網そして痛み止めの薬などなど。
釣り竿を背負い両手で釣具セットとたくさんのポーションを抱えて首をかしげるRioの姿に苦笑するヴィルカスでした。

ヴォルンルードにて。
モティエールとの密会のため最初に訪れた場所に到着すると、Rioは指定された壷の中身を確かめた。
壷から取り出した2万ゴールドという法外な報酬を手に新しい闇の一党聖域のあるドーンスターを目指します。
シセロを追ってこの聖域に来たのがもう何年も前のように感じられるほど怒涛のような10日間だった。
ドーンスターの聖域はなんとか住める程度の体裁を整えた状態で。
がらんどうにテーブルと椅子が数脚あるだけの部屋で、ナジルはRioがもたらす朗報を今や遅しと待ちわびていました。
「皇帝を殺ったのか?」
うなずくRioにナジルはニヤリと笑い、
「最近は嫌な事続きだったが今日は幸せな日になりそうだ」
と皇帝暗殺成功の祝辞を述べたのでした。
「さて もちろんこれは聞かなければならない事だが 皇帝の殺害にモティエールはいくら払ってくれたんだ?」
逆境にもめげず闇の一党の皆のために忠実に働いてくれたと感謝の気持ちも示しつつも、問いただすべきはしっかり問うナジルです。
「2万ゴールド(`・ω・´)」
と正直に答えるRioにナジルはちょっとした提案を持ち出したのでした。
「リフテンに行ってデルビン・マロリーに会ってみてくれ マロリーは“仕入れ”の達人でもある 皇帝暗殺の報酬を使ってこの聖域を修繕するってのはどうだ?」
この提案を受け入れてくれるものと確信するナジルはRioの返答も待たず次に起こすべき行動を考えながらうろつき始めます。
「私は一党に新しいメンバーを入れる方法を考えるか」
闇の一党復興の兆しの見え始めたドーンスター聖域はかつての息吹を取り戻しつつあるようです。
「闇の一党の生命力も侮れないな」
「(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪・・・ってあれれ?ヴィルカス合言葉も知らないのに中に入れたのΣ(・ω・´)?」
てっきりいつものように外で待機してくれているものと思っていたヴィルカスの姿にRioは驚いたのでした。
「ああ ちびっこ吸血鬼が入れてくれたぞ」
「口の利き方に気をつけてね あなたよりずっとお姉さんなのよ」
口をとがらせてツンと澄ますバベットが通り過ぎて行きます。
バベットがもう300年もそのままの姿で生き永らえて来たことを知ると、ヴィルカスは憐憫の眼差しで彼女を見送ったのでした。

ここより闇の一党新ギルドホール改装クエスト『あなたが敵の頭をどこに吊るそうとも』がスタートします。

「ファルクリースのような人気のないところならともかく毎度聖域の戸口で番犬のように見張られていては噂になりかねない そうなればこちらも仕事がやりづらいからな」
バベットとすれ違いに現れたナジルもRioの従者達がこの聖域に足を踏み入れることに賛同したようでした。
一通りドーンスターの聖域の様子を眺めてからリフテンに向かおうと外に出た途端、見覚えのある道化がこちらに向かって駆け寄って来ます。
「シセロ!?」
「聞こえし者」
(傷は治ったみたい よかった(´;ω;`))
懐かしい気持ちで歩み寄ろうとするRioの前方で立ち止まったシセロは厳しい口調でこう言い放ったのでした。
「そう シセロさ!私を生かすとはお前も馬鹿だな 何だい 私が感謝しているとでも思ったかい?聞こえし者になるべきなのはお前じゃない このシセロだ!お前は死ぬのさ!」
(え・・・Σ(・ω・´)?)
「おっ だまされたね!ハハハハ!今の表情をお前自身に見せてあげたいよ 聞こえし者!」
呆然とするRioの表情を楽しんでシセロは続けます。
「ああ シセロは今戻ったよ 優しき聞こえし者を殺すためではなく 我らが母に使えて片方が酷い死に方をするまで聞こえし者に従うためにね ずっと親友同士さ!」
終始芝居染みた道化の素振りに時折ちらりと見え隠れする真実の言葉。
「すごい奴に見込まれたようだな」
「アハハ(〃▽〃;)」
茶化しながらもシセロが綴った最後のセリフだけは彼の本音のような気がするのでした。

ナジルの提案を実現するためにリフテンのデルビン・マロリーの下に向かったRio。
ドーンスターの聖域の改装を請け負ってもらえるという約束は取り付けたものの、その請求額に目を疑います。
「トータル19000ゴールド!これってギルド員割引とかないのかな|ω・)?3ワリクライ マケテヨ」
「つべこべ言うならこの話はなしだ とっとと帰りな」
「(´;ω;`)ウー 払います ハラエバイインデショ」
結局、皇帝暗殺で得た報酬のほとんどすべてがドーンスターの聖域改装費となって消えたのでした。
「もうお金なしなしだよ(´・ω・`)スッカラカン」
「また貯めればいいさ 同胞団の仕事も・・・おい!」
スタスタと足早に歩くRioの行く手には不敵な笑みを浮かべるブリニョルフの姿があったのでした。
「儲かる仕事回してよ(`;ω;´)」
「よし小娘 やっと戻って来たな」
一難去ってまた一難。
ヴィルカスの受難はまだまだ続きそうです。

『シシス万歳!&あなたが敵の頭をどこに吊るそうとも』を持ちまして闇の一党クエストラインは終了とさせていただきます(〃´・ω・`)ゞ

ネタバレのネタバレとなりますが、『シシス万歳』でカタリア号(こちらの名前は狂皇ペラギウス3世の奥様のお名前からとってあるということです(〃´・ω・`)ゞ)の船首から斜めに突き出た棒の端にネームドシミターのウィンドシアがあるそうですのでコレクションに欲しい方はクエスト中に手に入れてみるのはいかがでしょうか?
また、カタリア号の乗組員や護衛兵を倒すとランダムでレア武器がドロップするそうです。
更に、皇帝タイタス・ミード2世の最期のシーンでと対峙して会話をすると皇帝の最後の願いとして正式(゚ー゚*?)にアマウンド・モティエールを殺して欲しいと依頼されます(Rioは皇帝他誰にもに気づかれることなく弓プチしてしまったのでこれらの会話も知りませんでした・゚・(ノД`;)・゚・)。
上記の通り依頼を受けてないはずのアマウンド・モティエールさんの暗殺をRioがこなしたのは実はつい先日のことなのです(´・ω・`;A)(ストーリーの都合上・・・エイリークは創作上の人物ですが詳しくは『死するまで拘束される』の前辺りをご覧くださいませ|ω・))))・・・皇帝暗殺後すぐにモティエールさんはお亡くなりになったことになっております)
先日他のプレイヤーさんの動画などを観せていただいた折、作中にもありました「どこぞのセプティムもどきではない」というモティエールさんのセリフを見たとき、こちらの創作と状況が合致してしまったので殺らせていただきました(´・ω・`;A)モティ~ゴメンネ。
実際にはこの言葉の意味がよくわからず小桜の推測ではかつて600年ほど前にペラギウス1世も当時の闇の一党に暗殺されていることを暗喩しているのではないかな~と思ったりもします。
タイタス・ミード2世はセプティム家ではなくミード家ですので、皇帝の代わりに殺された双子の弟のことをセプティムもどきというのも変な気もしますし・・・(-ω-;)ウーン)。

尚、ヴィルカス絡みのNPC会話はほとんどすべて妄想創作です(´・ω・`;A)
モティエールとシセロの会話はできるだけ忠実に再現しました(〃´・ω・`)ゞ(プレイ動画を上げてくださっている方に大感謝です(*・ω・)人)

さて、次回ですがこの流れのまま盗賊ギルドラインに乗って行こうかと思っております。
というわけで次回Skyrim、盗賊ギルドメインクエスト第3弾『響き渡る声明』をお送りします(〃▽〃)b
「ネタバレ・妄想・創作なんでもOK(`・ω・´)シャキーン!」とおっしゃる方はまたぜひお立ち寄りくださいませ(〃´・ω・`)ゞ

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Skyrim・デス・インカーネイト(´;ω;`)

皇帝タイタス・ミード2世の暗殺は失敗に終わった。
闇の一党の誰かが皇帝暗殺の情報と引き換えにRioの命を帝国に差し出したのだ。
指揮官マロは取引に乗った振りをしながら闇の一党を皆殺しにする道を選んだ。
護衛兵ペニトゥス・オクラトゥスの追手とソリチュードの衛兵を凌いで。
Rioは攻撃を受けているであろう闇の一党聖域にひた走るのだった。

本日も『Skyrim(XBOX&PS3&PC版コンシューマーゲーム(゚ー゚*?))』をお送りします。
今までアップしてきたクエストはまだSkyrimというゲームの全体の1/5前後にしかなりません(´・ω・`;A)。
本当に氷山の一角です((((;´・ω・`)))ガクガクブルブル。
そう思うと、TES=The Elder Scrollシリーズがいかに壮大で奥深いのか今更ながら驚かされます。

こちらはクエストを中心にアドリブや演出や妄想、創作などなどを多分に含むストーリーとなっておりますので、
「ネタバレヤダ(´・ω・`)ショボ~ン」
「妄想や創作はNG(`・ω・´)シャキーン!」
とおっしゃる方はスル~してやってくださいませ(´・ω・`;A) アセアセ

(まだ誰か追いかけて来てる?)
ソリチュードからかなり離れたところでRioは追手の気配を感じて立ち止まったのでした。
そのまま弓を構え、後方から近づいて来る人影に向かって射かけます。
「気をつけろよ同士」
「あ・・・(○´゚ω゚`)!」
グレートソードの刃を滑らせて矢を弾きながらヴィルカスが宵闇に姿を現しました。
プラウドスパイヤー邸で待っていて欲しいとRioに言われたもののドール城内の動向が気になり、城周りで様子を窺っていたところ、皇帝暗殺未遂騒ぎが発生。
暗殺者捕縛に衛兵達が行き交う中、Rioの行く先を予測して聖域に通じるこの道をヴィルカスは駆けて来たのでした。
「ソリチュード城下でマロの部下達が話しているのを聞いて追いかけたんだ お前ならすぐ聖域に向かうだろうと思って」
「そう・・・正解 皇帝は偽者だった あたしは嵌められて闇の一党は帝国護衛兵の総攻撃を受けているはず」
「嵌められた?誰にだ!?」
「わからない でも・・・」
言い淀んだ意味を察してヴィルカスはさらに追求した。
「心当たりがあるんだな」
「違う 彼女じゃない」
はっとして口を両手で覆い、自分の考えを否定するように瞳を閉じてRioは首を振った。
それ以上の追求を諦めて走り出すヴィルカス。
並走するRioもまた南東ファルクリース聖域を目指します。

闇の一党メインクエスト第12弾『デス・インカーネイト』の開幕です。

※『デス・インカーネイト』発生時はファルクリース聖域にはFT=ファストトラベルできませんので最寄のファルクリースの街FT後、徒歩で向かうことをお勧めします(´・ω・`;A) 『デス・インカーネイト』はおそらく『死の化身』という意味かと思われます(〃´・ω・`)ゞ

聖域に近づくにつれて行く手を阻むマロの部下ペニトゥス・オクラトゥスからの攻撃が激しくなってゆく。
あちらこちらから降り注ぐ矢。
はるか彼方にはドラゴンの咆哮も響いていた。
「ここは引き受ける お前は聖域に向かえ」
途切れることなく襲い来る護衛兵達を剣と弓でいなしながらヴィルカスはRioのための血路を開いた。
転がり込むように聖域の扉近くの沼沢まで辿り着いたRioは目の前の光景に驚愕した。
聖域の扉まで後わずかという木の幹に数え切れないほどの矢に射抜かれ磔にされた魔術師の亡骸があった。
「フェスタス・・・」
蒼白の面持ちで聖域の扉を開けると。
辺り一面が火の海と化していた。
足元にはもはや息のないヴィーザラが虚空を仰いで横たわっていた。
前方では揺らめく炎の中でウェアウルフとペニトゥス・オクラトゥスの軍勢が争っていた。
慌ててウェアウルフに変身したアーンビョルンに加勢するRioだった。
が、すでに遅く、致命傷を負っていたのかアーンビョルンも静かに炎の中に崩れ落ちた。
闇の一党内でペットのように共生していた蜘蛛のリスも躯を晒している。
煙と炎が聖域を蹂躙する中、床に討ち捨てられたガブリエラの血まみれの死体を見つけた時、Rioの心に
(もう誰も生きていないのではないか)
という絶望感が漂い始めた。
「誰か・・・アストリッド!ナジル!バベット・・・ごほっ!」
煙を吸い込み咳き込むRioは、階段上から刃を切り結ぶ音に気づいた。
駆け上がってみるとそこにはナジルと二人の護衛兵が刃を交え火花を散らしている。
アークチュラスというペニトゥス・オクラトゥスのリーダーを斬り倒し、すぐに残った護衛兵に向き直ろうとRioが振り向いた時には、敵兵は既にナジルの曲刀の錆となっていた。
たった一人とはいえ生きて再会できたことに感謝しつつナジルに他に生存者はいないのか問うRioに
「実はお前が黒幕だと考えたこともあった」
と、ナジルが本音を漏らします。
「だがたった今助けてもらったことでその疑念は消えた 礼を言おう」
確かにこの状況では疑われていたとしても仕方がない。
Rioは悲しそうに微笑んでうなずいてみせた。
その瞬間、地面が揺らぎ天井から剥がれた瓦礫が舞い上がる火の粉めがけて落ちて行った。
もう何度目かの揺れが聖地を襲い、まもなくこの隠れ家は瓦壊するだろう。
ぐずぐずしてはいられなかった。
「急がないと生きたまま丸焼きにされそうだ 行くぞ!」
ナジルに続いて階下に飛び降りたRioの心に夜母が呼びかけてきたのでした。
“聞こえし者よ 私こそあなたの唯一の救済となりましょう”
(夜母 そういえば棺はΣ(・ω・´)!?)
住み慣れた聖域で焼死するなど冗談ではないと出口を必死で捜すナジル。
彼と別れて夜母の棺がこの炎に呑み込まれていないかを確認しに向かうRioでした。
燃え盛る炎の中にありながら夜母の棺は無事だったようです。
けれども崩落した瓦礫によって退路は塞がれ、周りすべてを火に嘗め尽くされた今、逃げ道はどこにもないように思われました。
“私を抱擁しなさい”
夜母の声が再び心に語りかけてきます。
煙に咽ながら棺を開けて、Rioは干からびた夜母に抱かれるように身を寄せたのでした。
轟音がまるで聖域の断末魔のように続き。
Rioはそのまま気を失っていきます。

「ナジル急いで!彼女はあそこにいるわ!」
「わかっている 全力で引っ張っているんだ この吸血鬼め お前も手伝え」
「単純労働は私には向いていないのよ」
棺の扉を挟んで聞き覚えのある二人の声がします。
(あの声は・・・バベット?生きていたんだ・・・よかった ナジルもいるのね(´;ω;`))
真っ暗闇の中、バベットに悪態をつきながら救出に奮闘するナジルの気配がしました。
すると、夜母がまた語りかけてきたのでした。
“あなたはアストリッドに会わなければなりません”
またもお告げのようです。
(聞こえし者は聞く・・・か)
ふとシセロのセリフをRioは思い出していたのでした。
夜母のお告げは黒き聖餐を行いし者の居場所を伝えるためのもの。
(アストリッドも生きていたのね でもなぜ夜母がアストリッドのことを?)
突然まぶしい光に晒されRioは棺の前に立つナジルに倒れ込んだのでした。
「おいおいおい ちょっと待ってくれ わかった 大変な思いをしたんだな 座って休んだらどうだ」
介抱して座らせようとするナジルとバベット。
その手を振りほどいてRioは立ちくらんだ体勢を気力で立て直して、夜母の次なる言葉を伝えたのでした。
「アストリッドに会わなくちゃ 彼女はこの聖域にいる」

崩壊した聖域の奥に向かうとそこには陰惨で異様な光景が3人を待ち受けていたのです。
ほのかに灯される幾つもの蝋燭。
焦げ臭さの中で僅かに漂うベラドンナの香り。
傍らに投げ出されたナイフ。
夜母を呼び讃えるための本は燃え尽きてしまったのか、元々そのようなものはなかったのか、けれど確かにそれはかつてアベンタス・アレティノの部屋で見た光景とそっくりだった。
蝋燭に囲まれた中央で大火傷を全身に負い無残な姿となったアストリッド。
彼女は自らを黒き聖餐の生贄に捧げるような形で横たわっていた。
ほとんど見えないであろう腫れ上がったその目がRioを認識すると、アストリッドは苦しい息の下から吐き出すように言葉を綴った。
「生きていたのね・・・生きてた・・・ああシシスよ」
「ごめんなさい・・・本当にすまないと思ってるわ マロが・・・あなたを奴らに引き渡せば闇の一党をそっとしておいてやると言ったの」
信じたくなかった。
闇の一党の誰かが自分を敵に売ったと聞いたあの時、Rioは一瞬アストリッドを思い浮かべた。
そんな自分の考えこそ被害妄想だとここに来る道すがら何度も否定した。
「私は救いようのない馬鹿だったわ あなたを罠にはめて殺してしまえばいいと思った あなたも夜母も 敬愛するすべてを私は裏切った その挙句マロに裏切られたの」
燃え尽きつつある命を賭けたアストリッドの懺悔は続く。
「昔を取り戻したかったの シセロや夜母、あなたが現れる前のあの頃を 私なら救えると思ってた 私は道を誤ったのよ でもあなたは生きている それならチャンスはあるわ もう一度やり直すチャンスが だから・・・こうしたの」
「今からはあなたが一族を率いる番 この悲痛の短剣であなたは私を殺すの」
話したいことがたくさんあると彼女は言っていた。
でもこんな残酷な現実を見せ付けられてその挙句謝るなんて。
闇の聖餐までして自分自身を殺せと命じるなんて。
(アストリッドあなたは愚かよ 家族の信頼も尊敬も一族の栄誉もすべてあなたのものだったのに つまらない猜疑心からすべてを失った)
「あなたは仕事を完了しなければならない お願い聞こえし者・・・私の魂を解き放ちシシスの裁きに預けて」
焼け爛れたアストリッドの傍らに転がる悲痛の短剣。
取り上げたその刃先を零れた涙が濡らしてゆく。
哀れなアストリッドを直視することができずうつむいて肩を震わせるバベット。
彼女の苦しみを終わらせてやってくれとつぶやくナジル。
悲痛の短剣がアストリッドを貫いた瞬間、彼女はかすれた声で囁いた。
「ありがとう・・・」
と。

すべてが終わり聖域を出るとヴィルカスが飛び出して来た。
「だいじょうぶなのか?怪我は?」
(心配して待っててくれたんだ)
ヴィルカスの鎧に残る血痕と傷跡から聖域外部でも壮絶な戦いが繰り広げらたことは容易に想像できた。
労わるようにヴィルカスの傷跡に手を翳し治癒を試みるRioでした。
「どこも痛くないし平気よ ありがとう(〃´・ω・`)」
「それじゃ あのレッドガードと吸血鬼はシシスに会う機会を逃したんだな」
「(゚ー゚*?)シシスに会う機会?」
「今度その扉から出てくるときにお前がいなかったら なます斬りにして奴らの信じるシシスの下に叩き送ってやると脅しておいたんだ」
Rioの脳裏に夜母の棺の中で聞いたナジルとバベットの掛け合いが思い出されます。
必死に棺を瓦礫から引っ張り出そうとしてくれていたナジル。
その傍で力仕事は苦手だからと応援していたバベット。
(そういうことだったんだ(○´゚ω゚`))
仮にも闇の一党と恐れられる暗殺者達を脅すなんて。
命知らずで頼もしい戦士の肩にもたれかかって笑うRioなのでした。

以上で闇の一党メインクエスト『デス・インカーネイト』は閉幕となります(〃´・ω・`)ゞ

次回は闇の一党メインクエストの最終話となります『シシス万歳!&あなたが敵の頭をどこに吊るそうとも』を予定しております。
ネタバレ・妄想・創作なんでもござれ状態ですので、「それでもいいよ(*・ω・)b」とおっしゃる皆様、またよろしければお付き合いくださいませ(〃´・ω・`)ゞ

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Skyrim・大惨事の原因&帝国を倒すには(`;ω;´)

シセロの乱心騒動によって中断されていた皇帝タイタス・ミード2世暗殺計画は再び動き出した。
皇帝の従姉妹ヴィットリア・ヴィキ暗殺によって皇帝をスカイリムに誘き出す準備は整った。
皇帝の警護を勤める指揮官マロの息子ガイアスも皇帝暗殺計画の首謀者という濡れ衣を着せられてこの世を去った。
警護に不審と疑惑が渦巻く中、皇帝の生命はもはや風前の灯と思われた。
残るは皇帝に近づくために確実な方法を探るだけである。

本日も『Skyrim(XBOX&PS3&PC版コンシューマータイプRPG(゚ー゚*?))』をお送りいたします(〃´・ω・`)ゞ

例によって例のごとく、ネタバレ&妄想&創作を多分に含みますので、
「ネタバレ上等(`・ω・´)シャキーン!」
「妄想&創作なんでもOK(*・ω・)b」
とおっしゃる方はよろしければお立ち寄りくださいませ(〃´・ω・`)ゞ

「最後の仕上げは皇帝の晩餐で腕をふるうことになっている美食家を殺してそいつとすり代わることよ 招待した著名なシェフがまさか闇の一党とは思わないでしょう?」
説明を終えるとアストリッドは今回の美食家暗殺計画についての助言をフェスタス・クレックスから受けるようにと促した。
子供の頃から魔法を使うことにかけては神童とまで言われたフェスタスは、魔法に疎いRioなどとは話が合わないと終始疎みがちであった。
が、このときばかりは闇の一党再興の切り札となる大計画の一環を担うRioにやや好意的な助言を授けようとしてくれたようだ。
Rioに対する周囲の変化はフェスタスに限ったことではなかった。
ヴィットリア・ヴィキ暗殺計画事前に披露宴会場である聖堂を視察しておいてくれたのか、ガブリエラは密かに暗殺用の弓を、バベットは手製の毒をスナイプポイントに準備しておいてくれたのだと後々Rioは知らされた。
また、ヴィキ暗殺後Rioの逃走経路を確保するため援護に来てくれたヴィーザラ。
ガブリエラに頼まれて弓を作成してくれたであろうアーンビョルンは、常にアストリッドを支えこの闇の一党のメンバーを身体を張って守ってきたのだろう。
旧来とは異なり独自のやり方を通すファルクリースの闇の一党もまた彼らなりの掟に従ってお互いを庇い合い絆を育んできている。
そしてこの闇の一党の結束を築き上げてきたのはアストリッドなのだから。
導き手にふさわしい資質は聞こえし者であるというような奇異な存在ではない。
夜母が現れようと、守りし者が古の戒律を説こうと、そんなもので揺らぐ地位ではなかったはず。
今まで積み上げてきた信頼と実績そして何よりも仲間を思う気持ちと仲間から慕われる気質であること。
それらを備える指導者アストリッドこそ堂々と悠然と構えていればいい。
Rioはそう思うのでした。

闇の一党メインクエスト第10弾『大惨事の原因』がスタートします。

「次の任務は何だったんだ?」
「フェスタスからこれをもらったんだけど」
美食家なる人物の署名入り料理本をヴィルカスに手渡しながら、Rioは次の目的地を確認します。
「“無類の味わい”か この料理を作れとでも言われたのか?」
Rioは大きく首を振ります。
「だろうな ちゃんとした食い物ができるかどうかも怪しい」
「(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪・・・ってそれRioの料理の腕前が壊滅的って言ってるのよね(`;ω;´)ツ ツクレルワヨ タブン」
「闇の一党の奴らは適切な人選までできないのかと心配になったぞ」
頬を膨らませて怒るRioに笑いをこらえて本を返すヴィルカスでした。

結局、美食家の素性は不明ということで。
渡された美食家の著名入りレシピ本の内表紙に名前のあるアントンという人物を探し美食家の素性を割り出すことにします。
アントンがコックとして働いている街はマルカルス。
到着後すぐにRioはアンダーストーン砦へと直行し、入り口にヴィルカスを待たせたまま奥の調理場で働いているはずのアントンへの接触を計ったのでした。
「信用は裏切らない!美食家の正体に関する秘密は墓場まで持って行くさ」
と言い張るアントンに仕方なくRioは闇の一党であることをほのめかします。
すると今までの強気な姿勢は一変して崩れ、アントンはあっさりと美食家の名前と居所を白状してしまったのでした。
ほんの一瞬躊躇し、すぐにアントンの背後に回りこんだRioは隠密からダガーを構え彼の喉笛に刃を滑らせます。
「美食家の情報を得た後はアントンを始末せよ」
そこまでが第一の指令でした。

自らを闇の一党であると明かした以上、情報提供者が衛兵に密告したり、身を隠しているという美食家に気取られ逃げられる可能性もあります。
それらの危険を排除するためには情報提供者にはすべからく永遠の眠りに就いてもらう必要があり。
わかってはいてもRioの気分はやはり重いのでした。
「情報は手に入ったのか?」
アンダーストーン砦入り口で待つヴィルカスにうなずいて、次の目的地がペイル地方のナイトゲートという宿屋であることをRioは告げます。
刃に残る鮮血のにおいに気づいているに違いないヴィルカスがそれ以上を問うことはありませんでした。

ウィンドヘルムに注ぐ川の西側上流湖をさらに北北西に少し遡った辺りに宿屋ナイトゲートはあったのでした。
宿屋の主人から美食家バラゴグ・グロ・ノロブと思われるオークの普段の行動を確認して、その後Rioは一夜の宿を借りたのでした。
「ヴィルカス疲れたでしょ? 先に部屋で休んでて|ω・)」
「ここまで来て邪魔者扱いするなよ」
「邪魔者なんて思ってないけど(´・ω・`)」
なんの罪もない人物を皇帝暗殺のための前準備として葬り去らなければならない。
(任務とはいえ、そんな残酷な光景見られたくないのに(´;ω;`))
Rioの気持ちを知ってか知らずか同行すると譲らないヴィルカスなのでした。
仕方なくヴィルカス同伴のままバラゴグが隠れ住まう宿屋地下へと降りて行きます。
こちらの気配を感づかれないようヴィルカスにはバラゴグの部屋の手前で待機してもらいます。
息をするように自然な動作で隠密を開始してRioは部屋に佇むバルゴグを一撃で仕留め、死体からあらゆる場所への入出許可を認められた通行証を抜き取ったのでした。

「遺体を運べと言われたのか!?」
バラゴグの遺体を引きずりながら部屋を出てきたRioに驚いてヴィルカスが駆け寄ります。
美食家の死の発覚をできるだけ遅らせるために暗殺後遺体を隠すよう指令を受けていたRioは、バラゴグの遺体を宿屋地下に多数放置されている樽のひとつに隠すことにしたのでした。
が、予想以上にオークの死体は重く、引っ張り出せはしても持ち上げるなど到底無理そうに思えたのでした。
ずるずると奥の樽までバラゴグを引きずって行くまでは良かったのですが、持ち上げるどころか遺体に押しつぶされそうになるRioなのです。
「この樽に入れて隠せってことだな」
見かねたヴィルカスがバラゴグの遺体を持ち上げ、樽に放り込みます。
「ありがとう(´;ω;`)」
「闇の一党のやり方はやっぱり気に入らないな」
オークの死体を飲み込んだ樽を見上げながら不愉快そうに吐き捨てるヴィルカスにしょんぼりとうなだれるRioでした。
「こんな任務はもっと力自慢の奴に割り当てろ!」
おそらく暗殺任務をやめさせたい苛立ちからの発言ではあるのですが。
脱力して座り込むRioは同意していいものか困ったようにヴィルカスを見上げたのでした。

※実はバラゴグ・グロ・ノロブさんは昼間に池に面した東屋のような場所に背中を向けて佇むようで、このポジションに立っているときに弓で狙い撃ちすると池ポチャしてくださって死体を隠す手間もはぶけるということです(´・ω・`;A)上記のヴィルカスが持ち上げてくれた・・・は演出で、PC版の場合はEキー長押しでプレイヤーが一人で、たとえ体格的に無理があっても遺体を運び樽に放り込まなくてはなりません。樽に入れられない場合は樽の裏に隠すことでもOKのようです(〃´・ω・`)ゞ

「報告に戻る前にもう一件請け負っている仕事があるの サフィアっていう海賊船の船長なんだけど」
「海賊船なら気兼ねなく大暴れできそうだな」
「それが・・・ちょっと位置的に厄介そうなのよね(-ω-;)ウーン」
ナジルから受けた夜母のお告げ以前の依頼はこれが最後のようでしたが、海賊達はかなりの腕前で、できれば船長だけを倒すよう助言を受けていたのでした。
また、なぜか停泊地点がソリチュード港ということで。
下手に騒ぎを大きくすると衛兵などに目を付けられることになりそうです。
皇帝暗殺という大事を控えた今はできるだけ闇の一党の気配を各所に残したくない。
というわけで、またも置いてけぼりを食らいやや不満そうに見送るヴィルカスを桟橋に残して、隠密で海賊船レッド・ウェイブに単身乗り込んで行くRioなのでした。

※ナジルから受けられる最後の暗殺依頼クエスト『サフィアを始末する』の始まりです。

海賊船に侵入したデッキには数名の手下たちがたむろしています。
なんとか隠密は維持できたもののできる限り距離を保たなければ見つかってしまいそうです。
左壁伝いにまっすぐ階段を降り通路を進むと見張りが一人。
その見張りもこちらには気づいていないようでやはり壁に張り付きながら前進します。
そしてコーナーを曲がった先に二人の人影を発見です。
ガイアスのときの失敗を繰り返さないように矢の種類も手持ち最強の黒檀の矢に持ち替えて。
充分に引き絞ってからの攻撃です。
かなりのダメージを負ったサフィアが椅子から立ち上がりこちらに近づこうと歩を進めたところですでに番えてあった第二の矢がRioの手から放たれました。
もんどりうって倒れるサフィアの隣に座っていた手下が異変に気づいたときには、すでにRioは通路に飛びずさり階段を登り始めていたのでした。
階段途中の部屋にひとまず隠れ追手が来ないことを確認すると、残りの階段を帰りは右壁伝いに上ります。
最後の難関はデッキの小さな部屋を占拠する3人の手下たちですが。
食事中をみはからって手下達の目を盗みつつRioは一息に出口に向かったのでした。

Rioの手に汗握る暗殺&脱走作戦を知りようもないヴィルカスはつまらなさそうに腕組みして船を見上げているようです。
急いでヴィルカスの元に駆け寄ってみると、
「まだここにいる」
不貞腐れて機嫌悪そうな返事を返してきます。
「お待たせ ごめんね 行こうか|ω・)?」
「行くのか?いいだろう」
Rioのその一言で、急に機嫌を直すヴィルカスの様子があまりにもいとおしくて。
思わず笑いがこぼれてしまうRioなのでした。

※フォロワーさんを長時間(3日以上待たせてしまうと帰るべき場所に帰ってしまいます)待たせた場合と短時間待たせた場合とで対応する返事が異なっているように思われます。ヴィルカスの場合は長時間待たせていると「まだここにいる」と本当に不貞腐れた感じの返事をします(この部分はゲーム内と同じセリフです(〃▽〃)b声優さんすごく上手いですよね(〃´・ω・`)ゞ)。「行こう」と誘うと「行くのか?いいだろう」と返すセリフも同じで、まるで長時間『待て』をさせられたワンコがお散歩に連れていってもらえるとなった途端、耳をピンと伸ばして立ち上がり尻尾をブンブン振るような風情でとても和みます(〃▽〃)♪(こんな例えをヴィルカスに話したら怒られそうですが( ●≧艸≦))

せっかくなのでなかなか帰ることのできなかったプラウドスパイヤー邸でその日の残りは過ごすことにしたのでした。
レシピ本“無類の味わい”と鍋を手にするRioの後ろでルシアとソフィがわくわくしながら待っています。
「もう少し待ってね(〃▽〃)bすぐにゴ~ジャス激うまスフレ作っちゃうんだから」
「えと牛のチーズ70g バター30g 小麦粉30g 牛乳255ml・・・」
Rioが読み上げるとジョディスから受け取ったそれらの素材をルシアとソフィが交互に鍋に放り込もうとします。
すると慌ててヴィルカスが二人の娘の手を遮り、チーズを選んで磨いたナイフで細かく削り始めます。
「最初はレシピに従ってひとつひとつこなすんだ」
「わぁ~パパすごい!」
器用にチーズを削ぎ粉状にしながらヴィルカスは黄身と白身に分けるようソフィに卵を渡したのでした。
歓声を上げて交互に卵白を混ぜるルシアとソフィ。
そして今夜の食事に合うワインの選別をするジョディスの尊敬の眼差しはRioを素通りしてヴィルカスに注がれたのでした。
((`;ω;´)ウー じゃあここは隠し味で今までにない風味を!)
何やら悔しい気分のRioはほとんど出来上がっているサンシャイン・ソースにカニスの根や白いきのこなどいろいろな素材を加えようとします。
「今回はアレンジはなしだ」
Rioの手からレシピにない食材を取り上げてヴィルカスは代わりに粉チーズと卵黄を手渡します。
「料理下手の自覚がない奴ほど独自の味付けや隠し味ばかりにこだわる まずは基本通りやってみろ」
「(´・ω・`)ヴィルカスなんでそんなに詳しいの?」
「ティルマが食事の準備しているのをときどき見てたからな」
塩・こしょう・ナツメグを入れたサンシャイン・ソースの味見をしたいとねだるルシアとソフィにスプーンを渡して、
「火傷するなよ」
と注意するヴィルカスの思いもよらない才能に驚くRioなのでした。

翌朝早くプラウドスパイヤー邸を出発したRioは美食家暗殺完了の報告を待つ闇の一党本拠地へ急ぎます。
既にアントンと美食家とが殺されたことを闇の一党の家族は皆知っているようで。
「皇帝タイタス・ミード2世を暗殺する栄誉をあなたに授けるわ」
そうアストリッドは帰還したRioに言い渡します。
(とうとうタイタス・ミード2世に復讐を果たせる時が来た)
いつになく厳しい顔つきのRioを見てアストリッドはいつものように微笑むのでした。
「皇帝は既にソリチュードの門をくぐったそうよ あなたはドール城に向かい美食家の通行証をマロ指揮官に渡して 彼の事は覚えているわよね」
ソリチュードを目指す道すがら、Rioはアストリッドの言葉を思い出していた。
「通行証があれば台所に自由に出入りできる 皇帝にも近づける 料理長の振りをしていれば皇帝の食事に毒を盛るのも簡単よ」
アストリッドから渡された猛毒を含むジャリンの根。
「指示どおり動いてくれさえすれば闇の一党は死の繁栄を取り戻す事ができる 聞こえし者 すべてあなたのおかげよ」
今までは到底無理と思われた皇帝暗殺の実現が間近に迫るこの時。
緊張のあまりRioには他に注意を向ける余裕はなかった。
あれほど夜母も、守りし者も、そして聞こえし者も必要ないと疎んじてきたアストリッド。
彼女の発した最後の言葉の意味さえ気づかないまま、Rioはジャリンの根を懐に忍ばせ一路ソリチュードに向かったのでした。

これより闇の一党メインクエスト第11弾『帝国を倒すには』の開幕です。

ソリチュードにおいての皇帝暗殺を万が一にも失敗すればヴィルカスはおろかプラウドスパイヤー邸で穏やかに過ごすルシアやソフィ、ジョディスまでもが巻き添えになりかねません。
同行しようとするヴィルカスに、
「逃走経路は万全だとアストリッドが太鼓判を押してくれているから安心して それより子供達とジョディスを守って」
と説得して留め、Rioは闇の一党の再興と己の復讐を遂げるために城門をくぐったのでした。
疑わしそうにRioを呼び止めたマロ指揮官。
彼に通行証を見せると、急に態度を改め場内で料理長ジアーナが待っていると快く通してくれた。
中に入りしばらく進むとおいしそうな匂いと温かい湯気が漂ってくる。
「あれがジアーナ料理長かな|ω・)?」
声をかけてみると忙しそうな彼女はRioを邪険にして追い払おうとします。
どうやら配達人に間違えられているようです。
「あの 美食家です(〃´・ω・`)ゞタベルノ センモンダケド」
と告げると、マロ指揮官同様やはり一転、腰の低くなるジアーナでした。
今の格好では料理をするには相応しくないということでRioは棚にあったコック帽をかぶります。
そして早速、晩餐で皇帝が所望しているというポタージュ・ル・マグニフィーク作りとなります。
どの食材を使うのか聞かれるたびにRioはヴィルカスの言葉を思い出し。
(初心者は奇をてらわずレシピに忠実がいいのよね(`・ω・´)オボエテルモン)
この道の専門家であるジアーナに任せたのでした。
(氷の塩鉱石にシャウラスの卵にシッスルにトマト φ(・ω・ )かきかきメモメモ)
(今度はこのレシピでご馳走作ろうっと(〃▽〃)♪)
レシピにはなかったジアーナの独創的なポタージュ・ル・マグニフィークの材料につい心を奪われしまったRio。
ジアーナの調理終了の確認に生返事でOKを出してしまったのでした。
「これで完璧かと思われますがいかがですか?」
「(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪いいんじゃないかな」
「帝国一のシェフと料理ができたなんて身にあまる光栄です 私がシチュー鍋を持って食堂へご案内します」
(あ・・・しまったジャリンの根を入れるタイミングがΣ(・ω・´))
「さあ参りましょう 皇帝もお客様もあなたに会いたくてうずうずしていますよ」
「ちょ ちょっとジアーナ(´;ω;`)つ」
蒼白になるRioをよそにシチュー鍋を大切そうに掲げてジアーナはどんどん進んで行きます。
ジアーナの後ろを歩きながらRioは自分の失態に頭を抱えたのでした。

回廊を進んで行くとやがて晩餐に集まった来客たちの声が聞こえてきます。
会話から察するに、来客たちはヴィットリアの結婚式の事件はマロ指揮官の息子ガイアスの所為だと思い込んでいるようでした。
するとその声に呼応するように皇帝タイタス・ミード2世の声も聞こえてきます。
「ヴィットリアの件は不幸な事件だったが責任があるのは息子だけでマロの忠誠は揺るぎなきものと信じている」
(この声がタイタス・ミード2世)
扉を前に立ち止まったRioは耳を澄まして瞼を閉じ。
もう一度瞼をゆっくりと開いた後には暗殺者の冷徹さを湛えて歩き出したのでした。

Rioは扉を抜けてすぐに皇帝の位置を確かめ殺気を隠して近づいてゆきます。
テーブルに着き、給仕を待つタイタス・ミード2世は入室したRioを凝視しているようでした。
そしてポタージュ・ル・マグニフィークを最初に味見する権限があるとして皇帝は料理を口に運んでゆきます。
もちろん何も起こりはしない。
ジャリンの根は使われることなく残っているのだから。
でも・・・
(あたしがこの手でお前をあの世に送ってあげる)
歓談しながら豪勢な料理に舌鼓を打つ皇帝と側近の貴族たち。
(お前達がそうやって優雅に贅沢の限りを尽くしているその裏で父さんは殺された)
激しい憎悪をこめてRioは使い慣れたダガーをそっと抜き放ち。
(母さんや姉さんはそこにいる貴族とは名ばかりの金の亡者共に虐げられ、妹は満足に食べることもできず寒さに震えていた)
皇帝タイタス・ミード2世の背後に立ち、しゃがんで身を隠すと同時に左手で皇帝の顎を掴み右手でその喉笛を掻き切った。
一瞬何が起こったのかわからないというように目を見開いた皇帝はそのままスープ皿に突っ伏したのだった。
ポタージュは零れ床に滴り、その色がトマトによるものか流れる血液によるものかわからない惨状にあちらこちらから悲鳴が上がった。
来客達が席を立つと同時にRioはひらりとテーブルを乗り越えアストリッドが安全を保証してくれていた経路を選んで駆け上がって行く。
鍵はかかっておらずそのまま外界に飛び出せば警備は手薄となり追手を撒いてを逃れられるはず。
ドール城から隣の塔へと続く橋への扉を開け放つと、そこには3人の皇帝警護部隊ペニトゥス・オクラトゥスとマロ指揮官が待ち構えていたのでした。
愕然とするRioに剣を抜いて近づいて来る警備兵達。
塔の上部アーチの真下を陣取って嘲笑をまじえながら大声でマロがこの茶番の説明を始めた。
「お前が殺した男は皇帝などではない 皇帝の替え玉だ タイタス・ミード2世は生きている」
と。
(一体なぜ替え玉なんて・・・事前に情報が漏れていた!?)
脱走経路を探りつつ考えを巡らすRioにさらに追い討ちをかけるようにマロは続けた。
「闇の一党の一人と我々は取引をしたのさ お前の命と引き換えに闇の一党の存続をそいつは願った」
「まさか・・・」
「闇の一党の他のメンバーの安寧のためにお前は生贄に差し出されたわけだ だがな考えが変わった」
視界が歪むような眩暈を感じてRioはよろめいた。
「こんなのはどうだ? お前を殺し お前の哀れな仲間達を全員なぶり殺しにするというのは? お前の聖域は今頃攻撃を受けているだろう お前は我が息子を殺した お前達がだ! さあ今こそ報いを受けてもらおう」
(聖域が攻撃を受けている!?)
一斉に斬りかかってくる警備兵の剣が頬をかすり、間一髪で避けながらカウンターで一閃叩き込んだ。
一撃の軽さを振りの速さで補いながら、Rioは敵を一人また一人と斬り伏せてゆく。
ようやく塔の階段を下りると今度はソリチュードの衛兵達がRioを罪人として捕縛しようと立ちふさがった。
「そこをどいて!」
威嚇で刃を水平に閃かせた後、Rioは街の出口に向かって一直線に走り出した。
(聖域に・・・聖域に戻らなくちゃ)
追いすがる衛兵を振り切り正門を抜け。
走って走って走って。
咳き込みながら苦しい息遣いで下を向いて呼吸を整えると、Rioは闇の一党の聖域に向かってまた走り出すのだった。

以上で闇の一党メインクエスト『大惨事の原因&帝国を倒すには』閉幕とさせていただきます(〃´・ω・`)ゞ

『帝国を倒すには』で皇帝(偽者でしたが(´・ω・`;A) アセアセ)を殺害する方法は恐らくジャリンの根が一番よいのではないかと思われます(逃走経路さえわかっていれば架け橋の前の扉で待機できるそうですので)。Rioがジャリンの毒を使用しなかったのは演出でも狙ったわけでもなく本当に忘れてしまっていたからなのです(´・ω・`;A) アセアセ。食事を楽しむ皇帝もどきさんを慌てて短刀でプスッ・・・としたのも今となってはよい思い出です(*・ω・)遠い目。

次回Skyrimは闇の一党メインクエストから『デス・インカーネイト』をお送りする予定です(*・ω・)
いつものようにいつものごとく、ネタバレ・妄想・創作三昧になると思われますが、よろしければまたぜひお立ち寄りくださいませ(〃´・ω・`)ゞ。

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Skyrim・乱心の治癒Σ(・ω・´)

夜母の墓が襲撃された。
最も名誉ある聞こえし者のアリサンヌ・ドゥプレは生きたまま魔術師の炎に焼かれた。
何とも不可解な運命のいたずらによってブラックハンドは夜母を守りし者として私を任命してきた。
光栄であると同時にとても悲しかった。
これはもう暗殺任務の終わりを意味しているからだ。
道化師は横たわって死んでいる。
これで最後の任務は完了だ。
彼は笑って笑って笑いまくっていた 笑えなくなるまでずっと。
ラシャは自分が聞こえし者であることを宣言した。
しかし尋ねられた呪縛の言葉を口にすることはできなかった。
嘘つき!いかさま師!彼の見え透いた嘘は許されざるものだ。
ラシャは死んだ。
愛しい夜母 私から笑い声を奪ってくれて構いません!
笑い声とあなたの声を引き換えにしては?
シェイディンハルにも聞こえし者はいない。
シロディールにも聞こえし者はいない。
私の中にも聞こえし者はいない。
アストリッドの一族は古き慣わしを捨てて誰かを殺すこともできるがあの一族は未だに闇の一党なのだろうか?

シセロの日記1~4巻&最終巻より抜粋

本日も『Skyrim(XBOX&PS3&PC版コンシューマーゲーム(゚ー゚*?))』をお送りします(〃´・ω・`)ゞ

ネタバレ・妄想・創作満載ですので、苦手な方はスル~してやってくださいませ(´・ω・`;A) アセアセ
クエスト部分の流れは憶えている限り忠実にアップしてるつもりですが、キャラクターの描写・セリフ・行動はほとんど創作ですので、
「うちのドヴァキンとセリフが違うΣ(・ω・´)」
「うちのフォロワーさんはそんなことしない(´;ω;`)」
ということが多々あると思いますが、半空想物語と思って読んでいただけますなら幸です|ω・))))

ガイアス・マロの暗殺の任務を終えて聖域に戻ったRioは傷を負ったヴィーザラと深刻な顔で佇むアストリッドの姿を見たのでした。
シセロがアストリッドを殺そうとし、それを庇ったヴィーザラが負傷してしまったようです。
「あのイカれた奴が完全にイカれる事を予想しておくべきだったな」
「道化を生きたまま火炙りにしろ」
ナジルとフェスタスの言葉は冷たく。
激怒したアーンビョルンが逃げるシセロを追いかけて行ったということです。
シセロが問題なのは変わり者であるという点ではなく時代遅れの生き方に固執している事だとアストリッドは忌々しそうにつぶやきます。
「夜母に従う事 あなたが聞こえし者である事 ばかげてるわ」
(ばかげている・・・そう、それがアストリッドや家族の総意(´・ω・`))
確かにシセロの行為は愚かだったかもしれない。
夜母そして守りし者や聞こえし者などのしきたりに縛られるのも今の闇の一党にはそぐわないのかもしれない。
けれど・・・
Rioにはシセロの気持ちがわかるような気がしたのでした。
どんなに夜母とそのお告げの重要性を説こうとも、聞く耳も持たない家族たち。
どれほど忠義を尽くそうとも地位と名誉と信奉者達の同情にしか興味のない指導者。
請け負った限り任務は確実にこなしていても、Rioはアストリッド達が主張する『家族』というものにどこかよそよそしさを感じていたのでした。

シセロが向かった先の手がかりを求めて彼が使用していた部屋に入ってみると、そこには日記が無造作に放り出されていたのでした。
日記にはシセロとシロディールの彼の仲間達が夜母を守ってさすらって来たこと。
一人また一人と消えていく仲間達。
前任の聞こえし者の壮絶な死。
暗殺者として生きてゆきたかったシセロは守りし者となるために刃を捨てたこと。
守りし者となる前の最後の任務が道化者の暗殺だったこと。
自らが殺した道化に成り代わってすべての感情を抑えて笑い続けたシセロ。
笑い声を奪われてもいいから聞こえし者になりたかったシセロ。
その望みすら叶えられることもないままここファルクリースの聖域に辿り着き。
古の慣習にしがみつく哀れな道化師と嘲られても夜母を敬うよう訴え続け。
(とうとう彼は最後に残った仲間達に刃を向けてしまった)

ここに闇の一党メインクエスト第9弾『乱心の治癒』幕開けとなります。

沈んだ気持ちのままRioはシセロの日記をアストリッドに手渡した。
彼はドーンスターの聖域に逃げ込んだようである。
夜母の棺どころか合言葉まで書かれた日記を置いて出て行ったということはアストリッドを襲った行為も突発的だったに違いない。
たとえいずれはここを出て行こうと考えていたとしても。
アストリッドは自分の持ち馬シャドウメアを貸し与える代わりにシセロを追った彼女の夫であるアーンビョルンを見つけるようRioに頼んだ。
そしてシセロは細かく切り刻んで殺すようにとも。

ドーンスターの聖域はスカイリムでも最古の聖域のひとつのようで、使われなくなって既に100年は経っているという。
沼沢から現れたシャドウメアを確認してヴィルカスと合流しドーンスターの聖域に向かうRio。
聖域を目前にしてようやくアーンビョルンらしき姿を発見したのでした。
地面にはおびただしい量の血が流れ。
その血に濡れた中に座り込むアーンビョルン。
怪我をしたのか腹部を押さえ息遣いは荒く、この状況はシセロが暗殺者としての腕もかなりのものであることを物語っていたのでした。
(アーンビョルンがこんな深手を負うなんて((((;´・ω・`))))
「アーンビョルンは闇の一党にいたんだな」
同胞団サークルメンバーとしてのアーンビョルンを知るヴィルカスと闇の一党として生きるアーンビョルンを知るRio。
アーンビョルンがなぜ同胞団を捨て闇の一党を選んだのかまではわからない。
アーンビョルンのウェアウルフとしての行動が同胞団の許容する範囲を超えていたからかもしれない。
それとも同胞団の結束以上に彼が闇の一党を統べるアストリッドを愛してしまったからなのか。
「アーンビョルンは闇の一党党首アストリッドの旦那さまなのよ(〃▽〃)」
「お互い苦労するな 同情するよ」
「Σ(・ω・´)オタガイ?」
シセロの待つドーンスター聖域を前にヴィルカスの毒舌ウォーミングアップは万全のようでした。

ドーンスターの聖域にもファルクリース同様、答えなければ通してもらえない合言葉があるようで。
“人生における最大の悩みとは何か?”
日記にあったヒントを元にRioは応えます。
(無邪気さ・・・ってあれれ質問も答えも違ってるんですけどぉヾ(・ω・`;)ノ?)
「じゃあ 無知(`・ω・´)コレガイチバン ニテイルキガスル」
“よくぞ戻られた”
(正解だったみたい(○´゚ω゚`)イイノカ コレデ)
複雑な気分のままRioは廃墟と化した聖域に足を踏み入れたのでした。
すると甲高いシセロの呼びかけがどこからともなく聞こえてきます。
「聞こえし者 お前かい? ああ来ると思っていたよ 最強を倒すには最強を送れってね あの馬鹿な狼じゃ賢しきシセロは殺せないと アストリッドにはわかったんだろうね」
道化師としておどけてみせながらもシセロの言葉には暗殺者としての自負と聞こえし者への憧憬がいつも感じられ。
シセロを追い詰めてどうしたいのか。
その答えもわからないまま追跡戦は始まったのでした。

「アーンビョルンの話だとシセロもかなりの傷を負っているはず(´・ω・`)」
「ああ だが地の利は奴にある 慎重に行こう」
攻撃を開始する聖域のガーディアンの亡霊を粉砕し、橋を渡ろうとした途端、槍が横から飛び出してくる罠に遭遇です。
その鋭い切先をかいくぐってさらに前進します。
「お前・・・まだ生きてるんだ もちろんシセロは聞こえし者の能力に敬意を払うが少しぐらい遅れて来れないかい?私も昔ほどにはいかないんだよ へへ・・・」
やはり相当な傷を負っているのか、どこからともなく聞こえるシセロの声はかすれて途切れがちでした。
閂によって閉ざされた扉を諦めて迂回し、氷室のような野外通路を歩き出すとまたしてもシセロの声が響いてきます。
「ぶるるる!寒いね!そこはお前も楽しめると思う 聖域には元々なかった場所だよ 強制的に足されたと言うか・・・何に強制されたかって?さあそれは見てのお楽しみ!」
シセロの言葉が合図だったかのようにウデフィリクトというフロストトロールが飛び出してきます。
「強制的に足された理由はこのトロールだな」
大きく振り被るウデフィリクトにヴィルカスは2・3撃叩き込んでその動きを永遠に止めたのでした。
トロールを倒してさらに進むと聖域のガーディアンの亡霊達が徒党をなして襲い掛かってきます。
「魔法使いじゃないけど攻撃は痛いし硬いね(´・ω・`;A)」
「さすが元暗殺者のガーディアンだな」
隠密をあばかれた後の接近戦はダガー使いにとっては威力を発揮しにくい戦いであり。
軽装備ゆえに打たれ強くもないRioは、矢面に立つヴィルカスに敵の攻撃が集中しているところを後ろから弓でプチプチ、ダガーでペシペシという何やら情ない戦闘スタイルとなっております。
殲滅においても強化と付呪によってパワーアップしたヴィルカスの両手剣の斬撃には叶わず、自己嫌悪気味なRioなのでした。
「やっぱり真っ向勝負は苦手(´・ω・`)ショボ~ン」
「ダガーも弓も隠密時に一番威力を発揮する武器だからな」
そしてRioの頭を軽く叩いて励ますように付け加えます。
「万能な武器なんてないさ お前の弱点は俺が俺の弱点はお前が補えばいい」
同胞団の仕事であれ闇の一党の任務であれ、各戦闘における戦術の違いはRioのみならずヴィルカスの戦い方や考え方にも影響を及ぼしていたようで。
(足りないところは補い合えばいい)
ヴィルカスの言葉にRioははっと顔を上げコクリとうなずきます。

「こうして我らの劇は終演を迎える 大団円だ」
狂気をはらんだシセロの叫び声を聞きながら最奥と思しき扉を開けると、そこには負傷して横たわる道化の姿があったのでした。
「捕まった!降参だよ!ハハハハ」
追い詰められても軽口をたたけるこの道化師はある意味すごいとじっと見つめるRioに。
「あ、聞く方が良いって事だね?それはそうだ 聞こえし者は聞く!なるほどだ なら聞いて欲しい・・・私を殺さないでくれ 哀れなシセロを生かしてくれ!」
シセロの饒舌は続きます。
「アストリッドの売女に暴力を振るったのは本当だ 我らの母のためなら何度でもやる!あの女の下に戻って私は死んだと伝えてくれ!私自身の腸を使って首を絞めてやったと!」
「ハハ・・・そう 嘘!嘘だよ!嘘を吐いて私を生かしてくれ!」
アーンビョルンと戦ったときの傷が痛むのか這いずりながら命乞いをするシセロ。
(兄弟の生命それを手にかけるべからず)
未遂とはいえ五戒のひとつを破ろうとしたのはシセロだった。
(夜母に不敬を働くべからず)
けれど戒律の大前提を破ったのはアストリッド達だった。
闇の一党という名前だけの残るただの暗殺者集団になってしまうことを何よりも恐れたシセロ。
道化に徹して笑い続けるその仮面の裏で何度悲嘆に暮れ血の涙を流してきたのか。
「好きにしてくれよ シセロはもう闘う力はない 最後にはお前も私もシシスによって裁かれるんだ」
横たわる道化師に背を向け、Rioはドーンスターの聖域を後にした。

ファルクリース聖域に戻ったRioはアストリッドに一言。
「シセロは死んだ」
そう伝えた。
闇の一党の任務に就いて初めて背いた命令であり初めて吐いた嘘だった。
報告を終えて外に出ると冴え渡った夜空に冷たく輝く三日月が昇っていた。
「上よりの密命拒むべからず・・・だったのに五戒を破っちゃった(〃´・ω・`)」
ヴィルカスと二人並んで見上げたセクンダがやさしく微笑んだように感じたのでした。

以上で闇の一党メインクエスト第9弾『乱心の治癒』は閉幕となります(*・ω・)

Skyrimの在る星ニルンには赤い大月神マッサーと白い小月神セクンダという双子の月が巡っているようです。
『乱心の治癒』におきましてプレイヤーはシセロを生かすまたは殺す選択に迫られます。
どちらを選んでも間違いではありません。
Skyrimでは二者択一の正解のない決断がたくさん出てきますが、こちらもそのひとつでありまふ。
また、アストリッドやその家族寄りの考え方、またはシセロ寄りの考え方によってNPCのセリフの捕らえ方や感じ方も変わってくると思われますので、こちらのストーリーは一例として読み流してやってくださいませ|ω・))))

次回は闇の一党メインクエストから『大惨事の原因&帝国を倒すには』を予定しております(〃´・ω・`)ゞ
ネタバレ・妄想・創作OKということでしたらまたぜひお立ち寄りくださいませ(〃▽〃)b


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Skyrim・死するまで拘束される&安全の侵害(´・ω・`)

夜母の宣託を受けた聞こえし者はRioだった。
闇の一党指導者アストリッドの命によってアマウンド・モティエールと密会を果たすRio。
モティエールの暗殺依頼の最終標的は皇帝タイタス・ミード2世であった。

今宵も『Skyrim(XBOX&PS3&PC版コンシューマータイプRPG(゚ー゚*?))』をお送りいたします。
「ネタバレ・妄想・創作はイヤ(´・ω・`)ショボ~ン」とおっしゃる方はスル~してやってくださいませ(´・ω・`;A) アセアセ

もしも皇帝タイタス・ミード2世の暗殺を闇の一党より命じられればそれを受ける。
そう名言するRio.
「何を言っているのかわかっているのか」
驚きの表情で問うヴィルカスにうなずくRioに迷いはないようでした。

現皇帝タイタス・ミード2世はサルモールとの間で生じた大戦において一度は陥落されたシロディールの帝都奪還を果たした軍事的才能を持つ人物である。
諸所の非難はあれ弱体化した帝国をサルモールの侵攻から守った功績は大きい。
が、反面、帝都奪還に力を貸したレッドガードの故国ハンマーフェル南部割譲をサルモールに約束し、決死の応戦によって自国を死守したハンマーフェルとそこに住まうレッドガード達から裏切り者の烙印を押された皇帝でもある。
また、帝都奪還に協力的であったノルドからタロス信仰を奪う白金協定を締結してしまった皇帝でもあり、この決断がスカイリムにおけるストームクローク反乱軍との内戦を引き起こす要因となったことも記憶に新しい。

「タイタス・ミード2世は確かに幾つかの失態を犯した だが皇帝を暗殺してまで貫きたい思想概念がお前にあるとは思えない」
「少なくとも俺の知っているお前にはだ」
かつてRioはタロスを信奉する民の心を政治的に利用するような人物には賛同できないと語った。
その思考は反乱軍ではなくむしろ帝国寄りであり、そうであればタイタス・ミード2世の命を狙う理由にはならない。
「皇帝を憎む理由が他にあるのか?」
ヴィルカスの追求にRioは瞼を閉じ一人の少女の物語を綴った。
「その少女は父親の顔はもう思い出せないんだけど 幼い頃抱き上げてもらって幸せだった記憶はあるの」

父親の名はエイリーク・ラーケ、母親の名はソニア。
母親は彼の血を引く男の子を欲しがったが、残念ながら男児には恵まれず女の子ばかり7人を産み落とした。
家族には笑顔が溢れ、シロディール北部の街でそれなりに恵まれた暮らしをしていた。
ところがある日、名前のない奇妙な手紙を受け取ったのを境にエイリークは住み慣れたシロディールを発ちハイロックに住処を移そうと言い出した。
ハイロックに向かう途中で家族は夜盗に襲われた。
父親と彼の従者は勇敢に戦い夜盗達を倒して行ったが、多勢に無勢、やがて倒れて永遠に起き上がることはなかった。
たった一人残った手負いの夜盗はエイリークの息がないことを確かめて後、ソニアに乱暴を働き逃げ去ろうとした。
立ち上がろうとした手負いの夜盗の背中に泣きながら姉二人がナイフを握り締めて走り込んで行くのが見えた。
致命傷を負った夜盗はもがき苦しみながら最期を迎えた。
夜盗が隠し持っていた手紙には差出人の名前はなかったが、皇帝の紋章の透かしが見られ、その内容は“アーリービアードを抹殺せよ”と書かれていた。
夜盗はただの物盗りではなかった。
エイリークの一族は本来の名を伏せおよそ600年もの間を過ごして来た。
だが現ミード王朝の治める帝国にその素性を知られ血脈ゆえに闇に葬られた。

「アーリービアード・・・タイバー・セプティムの血脈か」
「父さんの祖先は庶子で生まれてすぐ養子に出され名を変えたみたいで 歴史にすら存在は認められないわ」
「帝国を脅かす気もなくひっそりと暮らしていたのに ミード家は大戦における失態からその地位を引きずり下ろされる可能性に怯えて かつての王朝の血を引く父さんを元老院が次代の皇帝にとかつぎ出すのを恐れて エイリークを夜盗を使って殺めたのよ」
悔しそうに唇を噛み怒りに震えるRioは、
「もういい」
と抱き寄せられたヴィルカスの胸に顔をうずめて声も立てずに泣いた。

聖域で待つアストリッドにデルビンからの信用状を渡し、アミュレットが皇帝に近しい元老院のために作られた特別製であったことをRioは伝えたのでした。
するとアストリッドはモティエールがしたためた書状通り、皇帝をこのスカイリムの地に呼び寄せるための最初の一手について説明を始めた。
「皇帝タイタス・ミード2世を呼び出す最初の布石は彼の従姉妹に当たるヴィットリア・ヴィキを彼女の結婚式で殺すことよ」
ヴィットリアの結婚相手は帝国の仇敵ストーム・クロークの一人だった。
帝国と反乱軍の和解への糸口になるかもしれないこの結婚式で皇帝の従姉妹でもある新婦が暗殺されたとなれば皇帝も黙ってはいまい。
「真相の究明のために皇帝自らこの地スカイリムを訪れるはず その時がチャンスよ」
いつものようにうなずき踵を返すRioの後ろ姿を満足気に見送ってアストリッドは目を細めた。

ここより闇の一党メインクエスト第7弾『死するまで拘束される』の開始です。

ソリチュードにプラウドスパイヤー邸という自宅を持つRioにはヴィットリア・ヴィキに少なからず面識があった。
東帝都社の事業を監督している彼女とは何度か話をしたこともある。
個人的な恨みはないヴィットリアの暗殺は心が咎めた。
しかしこれが皇帝タイタス・ミード2世をおびき出すために必要とアストリッドが判断したのならそれに従うつもりだった。
いつもなら真っ先に止めに入るヴィルカスもこの一連の件に関してはそれ以上何も触れず、ただRioの盾として同行した。

ヴィットリアの結婚式は快晴の中、にこやかに笑いさんざめく来客に囲まれて進行していた。
新郎アスゲール・スノーショッドの一族は内戦中のスカイリムの状況を憂い不満をもらしていたようだが、当の本人達は二人の結婚が帝国とストーム・クロークの橋渡しをすると信じて疑わないようだった。
遠めから二人の姿を確認して、Rioはしばらくヴィットリアの動向を伺った。
すると彼女はアスゲールと共に2階のバルコニーに立ち演説を始めた。
(ヴィットリアを人目に付く最高のシチュエーションを狙って暗殺せよ)
アストリッドの指示に相応しい瞬間がやってきた。
人々の注目がバルコニーに立つ新郎新婦両者に注がれたその時。
Rioはヴィットリアが見下ろす正面広場の建物の壁に身を隠し矢の届くギリギリの位置からその額を狙った。
眉間を矢で貫かれ崩れ落ちる花嫁。
驚愕するアスゲール。
悲鳴があちらこちらで響き渡りパニックとなって逃げ惑う人々。
それらを壁越しに確認して隠密のままその場を離れようとするRioの視界に闇の一党メンバーのヴィーザラの姿が映った。
(援護に来てくれてたんだ)
ヴィーザラに感謝しつつRioは披露宴会場を後にした。

※ヴィットリア・ヴィキを狙うスナイプポイントとして本来用意されていたのは聖堂上部だったようですが(ガブリエラさんが準備していてくれたフィリニエルズエンドという固有名詞と付呪を持つ弓まで準備されていたらし~です(´・ω・`;A) )、逃走経路の確保も兼ねて広場の片隅から暗殺実行させていただきました。インビジブルポーションの必要もなく賞金も付くことなく無事ソリチュード脱出できたのですが、固有名詞付きの弓やヴィットリアさんのウェディングドレス回収まではできませんでした(´・ω・`)また、事前に闇の一党のメンバーと話をしていればバルコニー上部のガーゴイルの石像が今にも崩れかけているという情報がいただけ、その石像をヴィットリアに落として暗殺する方法もあったようです。

追手を撒いてヴィルカスと合流を果たし、Rioが聖域への帰還を果たすと、
「ヴィーザラから連絡をもらったわ 上出来のようね」
アストリッドは喜び、形なき暗殺者ルシエン・ラシャンスを召喚できるパワーを報酬として与えたのでした。
次なる指令を待つ間、ナジルから何件かの暗殺依頼が届き、先にそちらを片付けるためRioは息つく間もなく目的地へ急ぎます。
目に見えない何かに突き動かされるように走り続けるRioはヴィルカスに道すがら指令内容を伝えるのでした。

『ディーカスを始末する』『マランドゥル・ジョーを始末する』『アノリアスを始末する』の3つの指令をクリアすると続けて『アグニスを始末する』『マルリルを始末する』『ヘルヴァンドを始末する』が更に追加されます。

顧客から酷い恨みを買ったと思しきカジートキャラバンの一人マランドゥル・ジョーを仕留め、ホワイトラン近郊で狩りに興じるアノリアスを射殺する。
難破船遺族からの依頼だったのか、ドーンスター東北東でヘラ・フォリー号を漁るディーカスに永遠の沈黙を与えて聖域に戻るとすかさず次の暗殺指令が発動されます。
「大きな依頼が持ち込まれようと黒き聖餐を行う依頼者は他にもたくさんいるからな」
夜母のお告げ以前に受けた依頼もまた闇の一党において大切な任務であり。
黒き聖餐による依頼は身分を問わず迅速に平等に応じられねばならない。
それがナジルのそして闇の一党メンバー全員の暗黙の了解なのでした。
「次はアグニスだが・・・ほぅ 哀れな老婆は既にこの世のものではないな」
闇の一党に関わる以前に山賊の砦を強襲した折、巻き添えでソブンガルデに送ってしまった老婆をRioは思い出しました。
ナジルの意味ありげな笑いから視線を逸らして次の任務を要求するRioなのでした。

ヘルヴァルドは首長シドゲイルに忠実な私兵であり政治に興味のないシドゲイルの補佐を努める優秀な人材の一人に見受けられた。
その忠義の深さが仇となり元ファルクリース首長のストゥーンのデンジュールによって黒き聖餐が行われたのではないかと予想される。
内戦絡みの暗殺は気が進まないながらも、やむなく彼の就寝時を狙ってRioは任務を決行した。

※ヘルヴァルドを暗殺する前までにレイクビュー邸の権利を得ておかないと、たとえ目撃者なしで賞金首にもならず暗殺に成功してもシドゲイルから長く恨まれ、レイクビュー邸権利書もファルクリース従士の資格もなかなか手に入れられなくなりますのでご注意を(´・ω・`;A)(←経験者は語るデス)

ドーンスターとモーサルの間に位置するムジンチャレフトで山賊達の協力を得てドゥーマーの研究・発掘作業を行っているというマルリル。
ダンマーの魔術師である彼の殺害を依頼したのは山賊達に身内を殺された人々なのか。
研究熱心さが嵩じて手段や人材を選ばなければとんでもない恨みを買うという見本なのかもしれない。
ムジンチャレフトの山賊もろともマルリルを一掃し終えてようやくRioはしばしの休息を得たのでした。

ホワイトランのブリーズホームに立ち寄り丸一日の休暇を利用して錬金術の追い込みにかかるRio。
いよいよ錬金術も最高スキル達成となり。
これによって耐性においては装備一箇所につき50%以上、属性攻撃やスタミナ・マジカダメージにおいては40から50ポイント以上を叩き出すようになったのでした。
「リディアちゃん これ使ってね(*・ω・)つ○」
いつも気遣ってくれるリディアに最高の付呪と鍛冶強化を施したドラゴン骨製の片手剣と弓、そして黒檀製の重装備を贈ると、Rioはまたファルクリースの聖域へと旅立ったのでした。
「ヴィルカスにはこっちね(*・ω・)つ○」
伝説級にまで鍛え上げられたドラゴンの骨製のマジカダメージと麻痺効果を載せた両手剣とマジカ・スタミナダメージの弓。
それらを上機嫌で手渡すRioに、ヴィルカスは彼流の謝辞で返します。
「これで誤爆が減るといいけどな」
「(゚ー゚*?)ん?」
「俺も相棒殺しの汚名は着せられたくない 気をつけろよ」
「ど~せRioは誤爆の達人だけどね(`;ω;´)マタ ドサクサニマギレテ Fus Ro Dahシチャウモン」
いつもと変わらないヴィルカスの横でふくれっ面だったり笑ったりのRioでした。

※最高武器に最高強化と追加付呪を付加した場合、うっかり誤爆連撃などでフォロワーさんを敵対させようものなら猛反撃を受けて本気で死ねます((((;´・ω・`)))ガクガクブルブル(クリティカルや麻痺を受けようものなら瞬殺です(´;ω;`)b経験者は語る)くれぐれもご注意を。

ひとときの休息の後、次なる任務を受けたRioとヴィルカスは一路ドラゴンブリッジを目指します。
モティエールの指示書にはガイアス・マロなる人物の暗殺が挙げられ。
加えて暗殺の後、ガイアスの死体に皇帝暗殺計画書をしのばせるようガブリエルから言い渡されます。

闇の一党メインクエスト第8弾『安全の侵害』がスタートとなります。

本来皇帝を守るべき保安機関のペニトゥス・オクラトゥスに所属する指揮官マロの息子ガイアスが皇帝暗殺を企てていたともなれば側近や近衛兵らはお互い不審感を募らせ、外部の暗殺者に対して注意を集中して注ぐことができなくなる。
それが今回の狙いでした。
この任務を効果的に達成するためにはガイアス・マロをできるだけ人目に付く街中で殺さなければなりません。
市民が集う場所で謀反の計画書を携えたガイアスが遺骸を晒せば、いかな権力を持つ父親のマロが事件をもみ消そうとも、噂は瞬く間に広がることでしょう。
問題はガイアス・マロの居場所を的確に掴む方法です。
「巡回日程がわかれば待ち伏せという策もあるが」
「それが予定表があるらしいの このドラゴンブリッジの詰め所内に(〃▽〃)b」
ガイアス・マロの巡回予定表をまずは手に入れることが急務となったのでした。

「同胞団の他の奴らに知られたら間違いなく弾劾されるな」
詰め所前で見送るヴィルカスの自嘲を帯びた言葉に苦笑いを返してRioは侵入を開始します。
開錠して詰め所の扉を抜けると衛兵が見張り役なのか座っています。
見張りの死角を選んで回り込み、ようやく予定表を確保し撤退という時、Rioはあやうく扉を開けて入ってくる今回の標的のガイアスと鉢合わせしそうになったのでした。
一瞬このままガイアスに仕掛けようかという誘惑にかられたRioですが、
『できるだけ街中で』
という指令を思い出し、抜刀しかけた刃を鞘に収めます。
そのまま扉の横に退いたRioはガイアスと交差するようにその背後を抜けて外へ飛び出したのでした。

巡回予定表にはソリチュード→ウィンドヘルム→リフテン→ホワイトラン→マルカルスという行程とガイアスの宿泊場所が記されています。
ガイアスが食事を摂る場所はソリチュードは城内、ウィンドヘルムは兵舎、リフテンはミストヴェイル砦、マルカルスはガードタワーといずれも警護が厳しく衛兵も多く当走路も確保しにくいという暗殺には厄介そうな場所ばかりです。
「ホワイトランはできれば選びたくなかったけど(-ω-;)」
心の拠り所でもあるホワイトランを血で穢すのはできれば避けたいところだったのですが。
ホワイトランのみ比較的警護のゆるい酒場が休憩場所として記されていたため、Rioは襲撃場所をバナードメアに決めたのでした。
何日か経過してようやくガイアスがバナードメアに到着です。
椅子に座りくつろぎ始めたところを物陰から隠密弓で狙いを定めて撃ち抜きます。
ところがガイアスは思いのほかしぶとく一撃では命を奪うことができなかったのでした。
(このままじゃ隠密が解けちゃう((((;´・ω・`)))ガクガクブルブル)
さらに奥の部屋に入り込み目の開きかけた隠密マークにドキドキしながら不審者を探し回るガイアスにもう一度狙いを定めて二矢目を叩き込みます。
(次外したらもう逃げ道はないかも)
当たって・・・
見事的中。
跪くガイアスに向かって追い討ちをかけるように三矢目を撃ち込むとようやくガイアスは動かなくなったのでした。
隠密が解けかかりまさに絶体絶命の危機をなんとか脱したRio。
倒れ伏すガイアスとその遺体に仰天して騒ぎ出す来客達。
騒ぎにまぎれて皇帝暗殺計画書をガイアスの懐に滑り込ませ、足早にRioはバナードメアを立ち去りました。

※錬金術MAXスキル以降は難易度をNormalからVery Hard設定にしてあります(〃´・ω・`)ゞ

「しくじったのか?」
バナードメアの外に待機していたヴィルカスが動揺を隠しきれないRioに駆け寄ります。
「ううん 大丈夫だけど(´・ω・`;A)」
ひとまずブリーズホームに撤退して原因を探ってみることにしたのでした。
「あ・・・矢が鉄の矢のままだったから威力が弱かったのかも(○´゚ω゚`)」
装備や付呪の強化も去ることながら、矢の選別もまた大切であることを思い知らされる一戦だったのでした。

以上、闇の一党メインクエスト『死するまで拘束される&安全の侵害』でした。

今回導入部は闇の一党メインクエストラインを描くにあたり、ノベルのお題にも似た状況から急遽ひねり出した設定ですヾ(・ω・`;)ノ
①皇帝暗殺 ②ドラゴンボーン ③主人公の出生と生い立ち を関連付ける闇一物語を作れ(`・ω・´)シャキーン!ミタイナ・・・
問題はTESシリーズはこのSkyrimしかプレイしたことがなく、闇の一党クエストは一度しか経験していないという点。
また、読み切りではなくて連載のようなストーリー展開なので「後でつじつまが合わないと大変かな(-ω-;)ウーン」というわけで“スカイリム用語集”や“スカイリム皇帝の系譜”などなどを参考にアレンジしてみました。
毎回「宿題を忘れた言い訳をあれこれ考えている(-ω-;)」ような出来栄えですが、「書き終わったら忘れる(`・ω・´)」という脳筋魂で続けられたら・・・イイナー 遠い目(*・ω・)

次回、闇の一党メインクエストライン『乱心の治癒』を予定しております(〃´・ω・`)ゞ
相変わらずのネタバレ・妄想・創作三昧となっておりますが、「も~なんでもいいよ(*・ω・)」という寛大な皆様、お待ち申し上げております(´・ω・`;A) アセアセ

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Skyrim・闇の囁き&静寂は破られた&薄く切った舌(`・ω・´)

ひとつ 汝 夜母に不敬を働くべからず 破りし者すなわちシシスの怒りを買わん
ひとつ 汝 我らの存在我らの秘密を漏らすべからず 破りし者すなわちシシスの怒りを買わん
ひとつ 汝 背くことなかれ 上よりの密命拒むべからず 破りし者すなわちシシスの怒りを買わん
ひとつ 汝 兄弟の財産これを偸盗するべからず 破りし者すなわちシシスの怒りを買わん
ひとつ 汝 兄弟の生命これを手にかけるべからず 破りし者すなわちシシスの怒りを買わん
闇の一党『五戒』より

本日も『Skyrim(XBOX&PS3&PC版コンシューマータイプRPG(゚ー゚*?))』をお送りします。
「興味ないも(´・ω・`)ショボ~ン」
とおっしゃる方、また、ネタバレ&妄想&創作を多分に含みますので、
「そ~いうのはNG(`・ω・´)」
とおっしゃる方はスル~してやってくださいませ(´・ω・`;A) アセアセ

闇の一党聖域にて。
長旅を経て夜母のミイラ化した遺体を箱に納めそれをシロディールから闇の一党最後の聖域ファルクリースに運び込んだ道化師シセロ。
終始おどけた風を装うこの道化師が稀に見せる鋭い視線は暗殺を極めた者の持つそれのようで。
彼は事あるごとに夜母を軽視するアストリッドに古の闇の一党のしきたりを説き五戒を軽んじることのないよう訴えているようでした。
そのようなシセロの行為をアストリッドが疎ましく思っているのは傍目から見ても明らかで。
そんな折、
「あなたの腕前と誠実さを見込んでちょっとお願いがあるんだけど」
アストリッドから個人的な依頼を受けることになるRioなのでした。
首をかしげるRioに、
「シセロが毎晩一体誰と話をしているのか探って欲しいの」
といきなりアストリッドは用件を切り出したのでした

闇の一党メインクエスト第5弾『闇の囁き』が幕を開けます。

「最近シセロの部屋から夜毎ひそひそ話をする声が聞こえるの あの道化師はどうも信用できないわ」
どうやらアストリッドはシセロの謀反を疑っているらしく。
それに対してRioは返答に困り沈黙を守るしかないのでした。
「疑心暗鬼が過ぎるとあなたは言いたいのでしょう? でもね この疑り深さでこれまで何度も危機を乗り越えてきたのよ」
依頼の形を取りながらも拒絶を許さない誘導はさすが闇の一党を束ねる者に相応しく。
Rioはアストリッドのお願いという名の命令に頷いたのでした。
(背くことなかれ 上よりの密命拒むべからず・・・か)
シセロが部屋に戻る前に隠密ですばやく指示のあった夜母の棺に身を隠そうとしてRioは仰天しました。
(ちょ・・・これ・・・ミイラが入ってるんですけどぉ(´;ω;`)ウー)
当たり前といえば当たり前の光景に戸惑い躊躇したものの、とうとう覚悟を決めてRioは心の中で悲鳴をあげながらミイラの夜母と仲良く棺に収まったのでした。
(これって不敬罪にならないのかしら((((;´・ω・`)))ガクガクブルブル?)
ミイラと二人っきりの時間は異様に長く感じられ。
目を開けると怖い何かが見えそうで目を固くつぶったまま外から聞こえる音だけに神経を集中させます。
しばらくしてシセロが部屋に戻って来たようでした。
部屋を歩き周りながらときどき止まって語り出すシセロ。
それはどう聞いても夜母に語りかける独り言のようでした。
闇の一党最後の聖域ファルクリースにやっとの思いで辿り着いてさえも厄介者扱いを受ける夜母とシセロ。
ひたすら忠義を尽くす自分にどうして夜母は話しかけてはくれないのか。
夜母の言葉を聞き取ることができたなら、シセロは聞こえし者としてもう一度古の闇の一党の伝統を復活させることができるのにと訴えるのでした。
シセロの独り言は狂気を帯び、嘆きにも似た哀願でした。
“かわいそうなシセロ”
(うんうん(´;ω;`)ほんと~に・・・って今の何Σ(・ω・´)?)
思わず見開いてしまった瞳の先で夜母のミイラがほの白く光ります。
(★△■○イヤアアアァ(;ω;´)!)
“お前は私の声が聞こえるのだね 選ばれし者よこの時を待っていた”
(き・・・聞きたくないけど聞こえます(´;ω;`)ウー)
パニックになりあやうく棺の外に飛び出しかけたRioに向かって尚も夜母の語りかけは続きます。
“聞こえし者よ そなたに使命を授けますヴォルンルードへ赴きアマウンド・モティエールの話を聞くのです”
古の闇の一党は夜母を精神的指導者と仰ぎそのお告げを受ける者を聞こえし者とし尊んだ。
シシスの声を聞き取った夜母と同じ能力の持ち主として。
(ヴォルンルード・・・アマウンド・モティエール)
夜母の言葉を復唱して動揺を抑えるRioの心に夜母の声が響きます。
“シセロに伝えよ 沈黙の死す時 闇は昇る と”
大きく息を吸ってRioは棺を開けたのでした。
もちろん驚いたのはシセロです。
まさか大切な夜母の棺に無礼にも隠れている者がいるなど思いも寄らなかったのでした。
Rioの姿を見てとるやシセロは激高し罵り始めます。
「お・・・お前はなんということを!この恥知らずの冒涜者め!」
「待ってシセロ」
慌てて怒り狂うシセロをなだめながらRioは夜母の言葉をそのまま伝えたのでした。
「沈黙の死す時 闇は昇る」
すると怒りで今にも飛びかかりそうな勢いだったシセロの動きが止まり、その直後今度は小躍りし始めました。
「おお・・・おおぉ お前は聞こえし者 そうなんだね? 夜母の声を聞いたのかい?」
頷いてみせるRioの周りを歓声を上げ飛び跳ねるシセロ。
「夜母が戻ってきた シセロはとうとう見つけたんだよ」
その途端シセロの部屋の扉が開きアストリッドも飛び込んできたのでした。
Rioにシセロの部屋を探るよう頼んだとはいえ、心配になって部屋の外で聞き耳をたてていたところ、シセロの興奮した声が聞こえて来たため慌てて部屋に飛び込んだようです。
「アーッハッハッハ アストリッド 聞こえし者が現れた とうとう現れたんだよぉ 私こそが聞こえし者になりたかった ずっと いやでもいいんだよ シセロは満足なんだ 聞こえし者が現れてくれただけで」
「聞こえし者ですって?」
不審と不安の入り混じった表情のアストリッドにRioは夜母から聞いた依頼者の存在を伝えたのでした。
「夜母はヴォルンルードに行ってアマウンド・モティエールから話を聞くようにって」
「待って 聞こえし者ってあなただったの?」
またも返答に困る問いかけにRioが黙り込むと。
「私が築き上げてきたこの闇の一党をあなたに渡すわけにはいかないわ」
(え・・・?)
今までいつも余裕に満ちていたアストリッドが激しくうろたえ。
それは縄張りを必死に守ろうとする手負いの狼のようでもありました。
「とにかくアマウンドの件はしばらく保留にさせて」
「それからあなたが聞こえし者という件も伏せておいてちょうだい 皆を混乱に陥れるわけにはいかないわ」
(あたしはアストリッドの地位を脅かすつもりなんてないのに)
不安で顔色の冴えないアストリッドの言葉に頷いてRioはシセロの部屋を去ろうとすると、行動を把握しておきたいと考え直したのか、アストリッドはすぐさまRioを呼び止め次の任務を課したのでした。

ナジルから任務の説明を受けている間もRioは周囲の冷たい視線を感じとっていました。
アストリッド以外のメンバーとすれ違うたび、
「アストリッドを悲しませるな」
「身のほどをわきまえろよ新人」
という非難めいた囁きがRioの耳に漏れ聞こえてくるのでした。
ただシセロだけがおどけた風貌に憧憬とほんの少しの嫉妬をはらんだ笑みを浮かべて親しげに語りかけてきます。
(シセロとあたしは似た者同士なのかも)
夜母を守りし者と夜母の言葉を聞く者。
古のしきたりを守ろうとしてこの聖域から疎まれる者たち。
Rioは憂鬱な気持ちを振り払うように頭を上げて聖域の外に向かったのでした。

※ナジルからの暗殺指令『ハーンを始末する』『ルーブクを始末する』の2件が次のメインクエスト『静寂は破られた』を受ける前提となります。

聖域を抜けるとそこは小さな沼地を臨むまばらな森林地帯。
聖域入り口を抜けた磐棚を少し出たところでヴィルカスはずっと待っていてくれたのでした。
「待たせちゃってごめんね」
「何かあったのか」
「ううん 次の任務の確認してて遅くなったの 場所はここから近くなんだけど」
「やめよう」
「え・・・?」
請け負った任務と行き先の説明に入ろうとするRioをヴィルカスは突然遮ったのでした。
「今日はもう仕事の話はやめておこう」
(え・・・えっ?)
「北の湖畔で釣りでもしてのんびり過ごそう」
ヴィルカスらしくない発言に目を丸くするRioは、
「えと ヴィルカス体調悪いの((((;´・ω・`)))?」
「たまには休暇も必要だ」
特に具合が悪くもなさそうなヴィルカスにほっとしつつも、突然の休暇発言に混乱するRioなのでした。

湖畔に出る頃には雲間から陽光が射し、漁師らしき人物が釣りをしていたので手ほどきを受けて水際の岩場に二人並んで座ります。
しばらくぼ~っと釣り糸を垂らしていても一向に魚がかかる気配がないので腕まくりをして湖に入り手づかみ漁を強行します。
「こらっ!魚が逃げちまうだろ」
「熊だって鮭をすくって弾くのだからRioにだってできるはず(`・ω・´)ペシペシ」
そして逃げる魚を追いかけている内に転んで水中にどぼ~ん。
笑って見ていたヴィルカスもなかなか浮かんで来ないRioの様子に、慌てて湖に入り込んだところで腕を引っ張られていっしょに水中へ。
「おーい あんたたち風邪ひくぞ」
ひとしきり水中鬼ごっこを楽しんで漁師さんの用意してくれた焚き火にあたります。
湖畔を囲む山間に夕日の朱が滲むのを眺めながら、
(きっとつらいときはいつもこの風景を思い出すんだろうな)
Rioは切なそうに微笑んだのでした。

翌朝早く戦装束に着替え漁師の枕元にアメジストをお礼に置いてRioとヴィルカスはキャンプ地を後にしました。
目標地点はキャンプ地を右から湖畔伝いに南進した位置にあるハーフムーン工場。
今回のターゲットは工場に住まうハーンという吸血鬼の男。
彼女の妻のハートもまた吸血鬼だという。
村のはずれとはいえ吸血鬼がじわじわとその勢力を伸ばしているようで。
このままではいつか吸血鬼たちとの全面衝突は免れ得ないと眉をひそめるRioとヴィルカスなのでした。
ハーフムーン工場の外に人気はなく、念のためヴィルカスに戸口での見張りを頼んでRioは単独での侵入を試みたのでした。
ピッキングで開錠をするまではよかったが、いざ家の中に入り込んでみると暗殺には都合の悪いことに二人共起きて椅子に座っているのでした。
(眠っているか、一人ずつならよかったんだけど・・・)
即座にこの状態からの暗殺遂行を決断し。
音もなく抜いたダガーを手にRioはまずハーンの背後に忍び寄ります。
そのまま喉笛に一線閃かせ、紅く輝く瞳を見開いたまま椅子から転がり落ちるハーンからひらりと跳びずさると、今度は驚愕するハートの左脇後方に滑り込み返す刃をうなじに突き立てます。
引き抜いたダガーからほとばしる血潮に何人の犠牲者の命が投じられたのか。
開け放たれた扉から振り返ることもなくRioはダガーを濡らした血を振り払い歩み出たのでした。
その様を見据えるヴィルカスの翳りを落とす表情にさえ気づかずに。

ハーフムーン工場に続いてモーサルの宿屋ムーアサイドに居ついている吟遊詩人のオークの男にターゲットは移ります。
暗殺を依頼された理由がその歌声が壊滅的で苦情が殺到したからという冗談のようなもので。
ルーブクの死を願う人物が複数いたため依頼主をクジで決めなくてはならなかったなどと説明を受け。
Rioは何度もこれが冗談ではなく正式な依頼なのかとナジルに確認しなければならなかったのでした。
「暗殺家業も因果な商売だな 先日救援に駆けつけてくれた民の一人を殺さなくてはならないとは」
依然闇の一党のやり方を快く思っていないヴィルカスの言葉は辛辣でした。
ルーブクが吸血鬼モヴァルス討伐に駆けつけてくれた一人であることはRioの記憶にも新しく。
ヴィルカスの険のある言葉に一度は挫けかけた気持ちを奮い立たせてRioは暗殺の実行を決意したのでした。
「闇の一党には彼らなりの考え方や掟があるから」
それはヴィルカスの止めだてに否を突きつけるRioの答えでもあるのでした。
闇の一党が指令を下す暗殺を行う際、Rioはできるだけターゲットとなった人物には関わらないよう気をつけていました。
理由はやはり情が移ってしまうからであり。
暗殺時にもっとも危険なのはその感情のほころびから生じる躊躇や迷いが嵩じての失敗でした。
失敗すれば自ら罪を被るどころか所属組織をも巻き込み、果ては依頼者にも被害が及ぶ可能性があります。
そして来客の少ない時間帯を狙ってRioはムーアサイドのホール片隅の物陰に潜み、今度は隠密から弓を射てオークの命を奪ったのでした。
声も上げず静かに崩れ行くルーブク。
彼が倒れたことすら気づかず笑いさざめく常連客達。
ほぼ一直線に軌跡を描いた矢が犠牲者に届くと同時に弓を納め、険しい表情で見届けるヴィルカスの背後に隠れて隠密を解くRio。
一連の流れるような動きは闇の一党員として成長し続ける暗殺者の姿であり、同胞団の戦い方とはあまりにもかけ離れたものでした。

聖域に戻り任務完了の報告のためナジルの元へ向かおうとするRioをアストリッドが呼び止めます。
「あれから考えたんだけど 夜母の言葉が本当かどうか確かめる必要があると思って」
お告げが真実であれば仕事を探す手間ははぶけるが、聞こえし者としてのRioの存在が闇の一党を統べるアストリッドの立場を危うくする。
お告げが偽りであれば架空の依頼に踊らされ無駄足を踏んだたことになるが、Rioを虚言癖のある信用ならない者として皆に示す格好の材料となりアストリッドの地位は安泰となる。
どちらにせよRioが任務に忠実であり手柄を立てれば立てるほどアストリッドは厭わしく思うことだろう。
「ヴォルンルードへ向かってちょうだい そしてあなたの言っていた ああ 夜母が言っていたが正しいのかしら アマウンド・モティエールに会って話を聞いてきてもらえるかしら?」
いつものように無言で御意を示しRioは休息をとることもなくヴォルンルードに向かいます。

これより闇の一党メインクエスト第6弾『静寂は破られた』がスタートします。

ヴォルンルードはホワイトランとモーサルのちょうど中間地点辺りのようでした。
入り口に踏み込んですぐのところに日記帳のようなものが落ちているのにRioは気づきます。
ヘディックのヴォルンルードメモにはオキンとエトジュという二振りの武器がこのダンジョンの秘密を解く鍵になると書かれていたのでした。

ヴォルンルードメモを読んだ瞬間からダンジョンクエスト『薄く切った舌』が開始されます。

※『薄く切った』は訳の間違いのようで本来は『沈黙の舌=Silenced Tongues』が正しいようです(〃´・ω・`)ゞ

早速隠密からの偵察の後、ヴィルカスと共に特攻を繰り広げてドラウグル達を倒して行きます。
ドラウグル・ロードはシャウトでこちらを二人まとめて弾き飛ばしてくる可能性があるため、できれば弓で仕留めたいところ。
とはいえ隠密からの攻撃が外れてしまえば否応なく乱戦突入です。
ドラウグル・ロードを挟んで斬りかかりながらヴィルカスが苦笑しています。
「(゚ー゚*?)ん?」
「いや 相変わらずよく的を外すな」
「それってRioが弓の扱い下手っぴって言ってるのよね(`;ω;´)ホントーノコトダケド プンスコプン」
「Fus Ro あ ちょっと口が滑ってシャウトしちゃった( ●≧艸≦)」
ドラウグルもろともヴィルカスも吹き飛ばして毒舌へのお返しをするRioなのです。
「わざとだろ」
起き上がりざまドラウグルをグレートソードで跳ね飛ばして突進してくるヴィルカスから笑って逃げるRioでした。

※Fus Ro Dah=揺ぎ無き力はドラゴンボーンが憶えるシャウトの一つで効果は敵を吹き飛ばしダウンさせるというものです。従者やペットもシャウトの範囲内に入るときは敵共々吹き飛びます|ω・)bこのシャウトで高所から従者を飛ばし落下させるとお亡くなりになることもありますので、シャウトは使用上の注意を良く読んで正しくご使用くださいませ((((;´・ω・`)))ガクガクブルブル

複製と思しき斧と剣を使ってエルダーズ・ケルンの扉を開けるとその先にはいよいよこのヴォルンルードの主グヴェネルが立ち塞がります。
メモとレプリカから想像した通り片手斧と片手剣の二刀流使いのようです。
まともに一撃を食らえば致命傷になりかねないとRioは弓で距離をとりながら引き撃ちを繰り返したのでした。
重装備のヴィルカスですら膝を付くまでは追い込まれなかったものの重症を負う戦闘が終わり。
慌てて治癒の手でRioはヴィルカスの傷を癒します。
グヴェネルはこちらも予想通りのレア武器、オキンとエトジュという斧と剣を携えていました。
「こいつが今回の標的だったのか?」
思いがけない宝の武器入手ですっかり本来の目的を忘れかけていたRioはヴィルカスの問いにはたと我に返り、モティエールを探して再度ヴォルンルードを彷徨うのでした。

ようやくアマウンド・モティエールとその従者レクサスの待つ密会場所に辿り着いたRioは、
「夜母は願いを聞き届けた モティエール」
彼が本当に黒き聖餐を行った者であるのか確かめようと婉曲的に用件を切り出します。
すると、
「君たちがこれまで成してきたどの任務よりもはるかに重要だと思う仕事を依頼をしたい」
モティエールは確かに黒き聖餐を執り行った者らしく、悠然と契約のための交渉に乗り出したのでした。
依頼は複数の者の命を段階的に狙い最後にとんでもない人物を殺害して欲しいというものだった。
「途中で何人か殺ってもらうことになるが これらはすべて最後の標的に辿り着くために必要なのだ 最終的には」
一呼吸おいてモティエールははっきりと標的の名を告げた。
「皇帝タイタス・ミード2世を暗殺して欲しい」
(皇帝タイタス・ミード2世!?)
「かつての皇帝ペラギウス・セプティムが闇の一党に暗殺された時のように 今また改革のためにタイタス・ミード2世に死んでもらわねばならぬ」
モティエールが合図を送ると従者のレクサスが闇の一党党首に届けるようしたためた手紙と暗殺のための支度金の足しにするようにと玉石のアミュレットを差し出した。
かすかに震える手でRioはそれらを受け取り、モティエールに最後の問いかけをする。
「あなたは何者なの?」
「変革を望む者 その一人だ 詳しいことは手紙にしたためてある この任務を見事成功させた暁には莫大な報酬を約束しよう」
それ以上の言及を避けるようにモティエールは巧みに話題をすり変えた。


もらった手紙を悪いとは思いつつ盗み読みし、Rioはこれまでの対話が戯言ではなかったことを確信した。
手紙には皇帝暗殺とそこに至るまでのプロセスさらに3つの殺人指南が事細かに記されている。
すぐさま聖域に戻りRioはアストリッドにモティエールの従者から受け取った手紙とアミュレットを手渡し、依頼内容を伝えたのでした。
「皇帝の暗殺?冗談でしょう」
最初は本気で取り合わなかったアストリッドも手紙を読み進める内、みるみる驚きの表情へと変わってゆき。
「まさか・・・でもこれが本当なら衰退を辿る闇の一党の名をもう一度世に轟かせ栄光を手にするチャンスよ」
野心的な笑みを浮かべながらアストリッドはRioにアミュレットを手渡し、
「このアミュレットの鑑定をお願いしたいの 盗賊ギルドのデルビン・マロリーなら信頼できるわ」
次なる指令を授けたのでした。

そのままリフテンの盗賊ギルドへと直行したRioはアストリッドの名でデルビン・マロリーに玉石のアミュレットの鑑定を依頼します。
闇の一党ともRioが繋がりを持っていたことに意外そうな表情を見せながら鑑定を進めるデルビンはやがてその結果を伝えた。
「こいつは皇帝直下の元老院メンバーのために作られた特注品だ ひと財産分の価値はある」
皇帝暗殺計画は間違いなく本物と思われた。
アミュレットの処分も任されていたRioは、珍品蒐集家でもあるデルビンにアミュレットを買い取ってもらったのでした。

「皇帝暗殺の件に関わる気はないだろうな」
たとえ闇の一党が引き受けようともRioは当然のごとく依頼を退ける。
そう信じて疑わないヴィルカスを前に、
「もしも皇帝暗殺を実行する任務が与えられるなら受けようと思ってる」
Rioはまっすぐな眼差しではっきりとそう告げたのでした。

以上、闇の一党メインクエスト『闇の囁き&静寂は破られた』、ダンジョンクエスト『薄く切った舌(沈黙の舌)』閉幕となります(〃´・ω・`)ゞ。

次回は闇の一党メインクエスト『死するまで拘束される&安全の侵害』をお送りします。

すっかりネタバレ・妄想・創作全開状態ですので(むしろ創作ストーリーにクエストが紛れ込んでいる状態かも((((;´・ω・`)))ガクガクブルブル)「これはパラレルSkyrimワールドだ(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪」と笑って読み流していただけますなら幸です(´・ω・`;A)

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Skyrim・聖域&訪れることのない哀悼(-ω-;)

常夜の父シシスを讃え、彼のために5人の子供を生贄に差し出した夜母を精神的指導者とする暗殺者集団“闇の一党”
かつて彼らはシロディール・エルスウェア・スカイリム各地に聖域と呼ばれる地下聖堂を持ち活動していた。
暗殺は“黒き聖餐”により夜母に依頼され、夜母→聞こえし者→伝えし者→暗殺の実行者へと伝達された。
帝国とサルモールによる大戦によってシロディール各地の聖域は壊滅。
夜母の声を聞く唯一の存在“聞こえし者”も殺害された。
今や唯一機能しているファルクリース聖域において独自の方法で絶対的指導権を握るのがアストリッドであった。

本日も『Skyrim(XBOX&PS3&PC版コンシューマータイプRPG(゚ー゚*?))』をお送りします(〃´・ω・`)ゞ
ネタバレ・妄想・創作NGとおっしゃる方はスル~してやってくださいませ(´・ω・`;A)

「同胞団の導き手が闇の一党に加入するなど言語道断 前代未聞だ!」
プラウドスパイヤー邸の朝はヴィルカスの怒号から始まったようで。
すっかり目を覚ましたルシアとソフィがRioとヴィルカスの寝室を覗き込み。
執政のジョディスが小さな二人の観戦者に並んで成り行きをうかがいます。
「表立って依頼されるものだけでなく裏の世界の仕組みも知りたいのよ(`;ω;´)」
「裏の世界なら盗賊ギルドだけで充分だろう」
「盗賊ギルドと闇の一党は違うと思う 様々な立場でいろいろな体験をしておきたいの」
「以前から闇の一党には誘われていたし・・・」
「闇の一党に誘われていた!?」
しまったと口をつぐんだところでもう遅く、Rioは全てを明かす決意をしたのでした。
ルシアとソフィ、二人の娘たちには聞かせたくない話題ということで、ジョディスに無理を言って子供たちを階下に連れて行ってもらいます。
寝室の扉を閉め覚悟を決めたRioは闇の一党と関わりを持つに至ったいきさつを話し出したのでした。
発端はアベンタス少年に闇の一党党員に間違えられて受けてしまったオナーホール孤児院院長グレロッドの暗殺依頼だったこと。
その後、本来闇の一党が引き受けるべき依頼を横取りしたという理由で一時的に誘拐監禁され、その場で闇の一党指導者であるアストリッドに気に入られたことなどなど。

※アベンタス少年の依頼は『失われた無垢』を、アストリッド登場につきましては『彼の者達とともに』をご覧くださいませ。

「あの頃何かおかしいとは思っていたが」
「だって放っておけなかったんだもん(´;ω;`)」
今度ばかりは安易に容認はできないと険しい顔つきで組んだ腕をほどいたヴィルカスは、
「よく考えて頭を冷やせ!」
そのまま乱暴に扉を開け放ち出て行ったのでした。

「パパとママ喧嘩しちゃったの?」
「パパすっごく怒ってたね」
「だいじょうぶですよ あの二人は喧嘩するほど仲がいいのですから」
心配するルシアとソフィをなだめながら、眉をひそめてしょうがないとジョディスは苦笑いするのでした。

(それなりに考えて決めたことなのに。やっぱりヴィルカスにはわかってもらえなかった)
ほとんど誰もが認める悪辣な組織や害獣、山賊を相手にする同胞団の仕事は確かに名誉でありわだかまりも少ない。
その任務だけを全うすれば心惑うこともなく堂々と胸を張っていられる。
「でも・・・」
不遇に身を置いたまま救われない嘆きを訴える者たちの声を聞き、非合法とはいえ闇に身を置く組織だからこそできることがあるのではないかと。
(光と影は両方揃って一対なのだから)
闇の一党が掲げる道理がどのようなものなのか、確かめるためには一員になってみるしかないと判断したRioなのでした。

人里離れ行き来する者など見られない静かな磐棚に隠れるようにひっそりとその入り口はありました。
ドクロが象られた扉に向かうと合言葉を要求されます。
「沈黙せよ 我が同胞」
以前アストリッドが教えてくれた言葉を発っすると中へ入ることができるようでした。
「ようこそ我が家へ」
足を踏み入れた途端、すぐに気配を察したアストリッドが歓迎の言葉と共に出迎えてくれます。
「来てくれると思っていたわ 家族に紹介するわね」
今の闇の一党にとって古の戒律などはほとんど意味をなしていないようで。
実質的にはアストリッドの下す決定が一党の意思であり、彼女は彼女を信奉しその命令に忠実な暗殺者たちを家族と呼んでいるようだった。
一党の隠れ家の中央に当たるホールにほとんどすべての党員が集まって談笑をかわしている。
突然現れた新人などには興味がないらしく入室しても誰も気に留める様子もない。
幼い少女のような風貌のバベットは錬金術を極め、すでに310年もそのままの姿で生きている吸血鬼だという。
ファスタス・クレックスという男は暗殺家業には珍しい魔法の使い手らしい。
ガブリエラは弓術を得意とするダークエルフの女性で一角獣を編み針を使って倒したとか。
ヴィーザラはアルゴニアンの男で彼の故郷ブラックマーシュでは影座の星の下に誕生した子供は生まれてすぐに闇の一党に差し出されたらしいが、そのシャドウスケールと呼ばれる最後の一人だと語る。
アーンビョルンはアストリッドの夫であり元同胞団のサークルメンバーでもあったという。
アーンビョルンと挨拶をかわしたとき妙な顔つきをしていたが、お互いのにおいにウェアウルフの血が関わっていることに気づいたのかもしれない。
とはいえ、その後特に素性を問いただすような素振りはなかった。
そしてレッドガードの男ナジルもまたアストリッドを信奉する一人だった。
夜母を通して行われる闇の一党独自の古のしきたりは理解しつつも今となってはその機能もままならないため、黒き聖餐を行う依頼者を見つけては渡りをつける役割を担っているようだった。
一通り挨拶が終わるとナジルから初仕事が言い渡された。

ここより闇の一党メインクエスト第3弾『聖域』がスタートとなります。

「どいつからでも構わない この3人を始末してほしい」
最初にターゲットに挙げられたベイティルドはドーンスターのアイアンブレーカー鉱山で働く女性で依頼者の名は明かされなかったがレイゲルフという元夫ではないかと予想はついた。
二人目はイヴァルステッドの片隅で暮らすナルフィで依頼者についてはやはり教えてはもらえない。
彼についての素性や彼を黒き聖餐を行ってまで殺したいと願っていた人物が誰なのか。
暗殺を依頼した理由とはなんなのか。
ナルフィには行方不明の姉が一人いるらしいが、両親も既に亡く屋根もないあばら屋を住処としているようで依頼者とその理由が不明瞭ではあった。
三人目はエノディウス・パピウスという男でアンガの工場付近でキャンプをしている者らしい。
こちらも依頼者については不明だが被害妄想のある男で、もしかするとその妄想が嵩じて許されざる過ちを犯し、逃亡のために各地を点々としていたのかもしれない。
もっと詳しい情報や説明が欲しいところではある。
が、黒き聖餐を行ったアベンタス少年と対面したことがあるRioにも依頼者の切迫した断り難い情状を理解することはできる。
直接依頼を受けた者が納得する理由があってこの3件は選ばれたのだろうと判断し、Rioはナジルの命を遂行することにした。

闇の一党の聖域から東北東に位置するイヴァルステッド。
イヴァルステッドから北北東に位置するアンガの工場。
そして最後にアンガの工場から北西にあるドーンスターへターゲットを狙って移動しようと計画を立てる。
3人とも護衛などの人物もなく隠密から弓またはダガーで目撃者もなく一撃という速さだった。
同胞団で受ける仕事に比べて後ろめたさがまったくないというわけではなかったが。
他の者に気取られず悟られず忠実に確実に暗殺を遂行するという戦慄が麻薬のように心地よいことに気づいてRioはそんな自分自身の感覚に戸惑っていた。

任務をこなし複雑な気分で聖域に戻ったRioをアストリッドは満足げに目を細めてその初仕事ぶりを讃えた。
「ナジルから報告は受けているわ これほどうまくこなしてくれるなんてね」
褒め言葉にどう答えてよいのか黙っているRioに、
「沈黙とはいい選択ね ミステリアスなイメージを演出できるもの」
(ミステリアス・・・そういう見方もあるんだΣ(・ω・´))
特に狙ってそうしているわけでもないRioの行動を勝手に解釈して上機嫌のアストリッドは次なる任務の話を持ちかけてくる。
「今度は依頼主と直に話をして契約してもらおうと思うの 交渉相手はマルカルスのムイリ」
「マルカルス・・・」
「マルカルスがどうかした?」
しばらくは訪れたくなかった街の名前にRioは小さく首を振って任務を遂行する旨をアストリッドに伝えた。

一人旅は味気なく。
時折ついヴィルカスが傍にいてくれたときのように話かけては、その先に話し相手のいないことに気づいてRioはしょんぼりとうつむくのでした。
石の街マルカルス。
相変わらず景観は重厚で起伏に富み街に流れ落ちる滝や各所を流れる水路は美しく。
その美しい景観とは裏腹に恐ろしい晩餐を好む住民が何食わぬ顔で商を行う場所。
強欲で残酷な金の亡者達が銀鉱脈の利権を争い血で血を洗う場所。
それら利権者と結託して甘い汁を吸う堕落した衛兵たちが集う場所。
憂鬱になりそうな気持ちを振り払ってムイリに接触を試みます。
闇の一党を名乗ると憂いを漂わせる美少女はその容貌からは想像もできない恐ろしい依頼を口にしたのでした。
「アライン・デュフォンを犬のように殺して欲しい」
「できるならニルシンもいっしょに殺して」
と。

闇の一党メインクエスト第4弾『訪れることのない哀悼』の開幕です。

ムイリの口ぶりからはかなりの憎悪が感じられる。
そしてアラインとニルシンを憎む理由についてムイリは語り始めた。
ウィンドヘルムの連続殺人事件の被害者の一人であるフリガ・シャッターシールドはムイリの親友であった。
親友を失った悲しみをまぎらわすために通っていた酒場でアライン・デュフォンと出逢ったのだという。
アライン・デュフォンは悲嘆に暮れるムイリの弱みに付け込み、優しい言葉をかけ、ムイリを虜にすることに成功した。
そのムイリを仲介してアラインは殺人事件の被害者であるシャッターシールド家に取り入った。
詐欺まがいの行為で金品を巻き上げてゆくアラインへの不審感と嫌悪感はやがてアラインの恋人だったムイリにも向けられた。
シャッターシールド家のフリガの母親トヴァからは目を背けられ。
フリガの姉妹ニルシンからも蔑み罵倒されて。
どんなにアラインの酷い行為と自分は無関係で知らなかったと訴えても聞き入れてはもらえず。
ムイリはシャッターシールド家と絶縁状態になってしまったと言う。
特にトヴァはムイリを実の娘同様かわいがっていたらしく。
「私はアラインによって大切な絆を奪われたわ 今度は私がアラインの人生を奪ってやるの! ニルシンも殺して! ニルシンさえいなくなればトヴァは亡くなった二人の娘の代わりにまた私を愛してくれる」
シャッターシールド家との断絶によってムイリは病的な思考に蝕まれていた。
「わかったわ アライン・デュフォンの件は引き受けましょう」
ここに闇の一党Rioと依頼者ムイリとの契約は結ばれたのでした。

アライン・デュフォンは山賊のリーダーとしてドゥーマーの遺跡ラルドサールを根城にしているという。
問題はニルシン・シャッターシールドの方で。
ムイリの説明からはニルシンを含むシャッターシールド家もまた被害者であり、ニルシンの処遇をどうすればいいのか判断がつかない。
(とりあえずニルシンという女性に会ってみよう)
ムイリと別れた後、Rioは一路ウィンドヘルムを目指すのでした。

ウィンドヘルムはこの地域には珍しく晴れ渡っていた。
正午少し前の時間帯だというのに通りを歩く人はまばらで、タイミングの良いことにニルシンはひとり自宅付近の細い路地を歩いている。
密かに近づいて喉笛を狙うには絶好の状況にRioの心臓は高鳴った。
生命が消える瞬間の罪悪に満ちた高揚感。
流れる温かい血。
アレハ イライヲウケタ エモノダ
脳裏が痺れるようなあの感覚。
ヴェルラス修道士の命を絶ったあのときの。
ダガーを手にふらりと路地に飛び出した瞬間、強く腕を掴まれ引き戻された。
痛い・・・と振り向こうとした刹那、その懐かしいにおいが誰であるのかRioは察した。
「ヴィルカス」
抑えがたい殺人の衝動が消えてゆく。
「それはお前が後悔しない行為なのか?」
安堵のため息と共にRioは首を振り悲しみとは違う涙が頬を伝った。

「いつから?」
「お前がマルカルスにいた頃からだ」
(また放浪させちゃったんだ)
昼食時で賑わうキャンドルハースの一角に不機嫌そうな様子で座るヴィルカスは長い沈黙を経てようやく口を開いたのでした。
「闇の一党の仕事から手を引く気はないのか?」
「引き受けた限りはやり遂げたいから」
「では必ず俺を監視につかせろ」
思いもよらないヴィルカスの言葉でした。
「俺は闇の一党のやり方には賛同できない だがお前がむざむざ闇に堕ちて行くのを見過ごす気もない」
それはヴィルカスの精一杯の譲歩であり。
Rioはうれしそうに頷いた。

アライン・デュフォンが身を潜めているというラルドサールはウィンドヘルムから更に西で、入り口付近にはすでに山賊達がたむろしていた。
特に苦戦することもなく敵を蹴散らしてラルドサール内部に侵入するRioとヴィルカス。
いつものように偵察がてら隠密先行するRioが細い通路の突破口を開き。
多数敵がたむろするホールには隠密弓で敵の数を減らした後のヴィルカスの特攻でほぼ殲滅が完了する。
「火炎放射の罠はつらいね(´・ω・`;A)」
「ノルド種にとっては弱点でもあるからな」
回復魔法を織り込みながら進んで行くと、機械製の蜘蛛のようなものが蠢いているのに気づいた。
「あれはなんだろ|ω・)」
「ドゥーマーが生み出した護衛兵みたいなものだ」
「こんなすごい技術があってどうしてドワーフは消滅しちゃったのかな(-ω-;)?」
強大な力は使い方を誤ればその身を滅ぼすことを3000年以上を経て遺跡に残されたオートマトンは物語っているのかもしれない。

山賊のみならずオートマトンをも相手にしながらようやくアラインの居場所を突き止め、手下の山賊共々討伐を遂げた二人はマルカルスのムイリの元に戻った。
ニルシンを殺めなかったことについてはがっかりしつつもアラインの命をもって復讐に協力してくれたことをムイリは感謝しているようだった。
この結末により彼女の心に安寧が訪れるのか。
翳りを宿すムイリに別れを告げファルクリースの聖域を目指すRioに、
「復讐によって得る満足など一時のものだ」
ヴィルカスもまた自分自身を戒めるようにつぶやいたのでした。

以上で闇の一党メインクエスト『聖域&訪れることのない哀悼』終幕でございまふ|ω・)

『訪れることのない哀悼』でニルシン・シャッターシールドを殺してしまった場合、ニルシンの母親のトヴァは二人の娘を失ったことを苦に自殺してしまいます(´;ω;`) ムイリは結局ニルシンが生きていても死んでしまってもシャッターシールド家と和解を果たすことはできないという悲しい結末なのです・゚・(ノД`;)・゚・ 尚、ニルシンを殺害してムイリの歓心を得ることによってムイリとの結婚も可能となるそうです(〃´・ω・`)ゞ

次回は闇の一党メインクエストとダンジョンクエストから『闇の囁き&静寂は破られた&薄く切った舌』を予定しております。

例によって例のごとくネタバレ・妄想・創作満載になると思われますので「それでもOK(`・ω・´)シャキーン!」とおっしゃる方はぜひお立ち寄りくださいませ(〃´・ω・`)ゞ

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