Skyrim⑥ メインクエスト (16話)

Skyrim・ドラゴンスレイヤー(ノ。・ω・)ノ

空を覆うアルドゥインの翼
吐く息は炎その鱗は刃
恐れ震えあがり逃げ惑う人々
戦う者もいるが虚しく死にゆく
我らは求め歌う救世の英雄を
アルドゥインに挑む猛き勇者を
アルドゥインの勝利は人の世の終わり
黒き翼の闇が世を覆う
恐ろしき日々も終わりは訪れる
冬のように確かなそれは声として
それこそアルドゥインの死を告げる調べ
スカイリムの美しき空を覆うスゥーン
アルドゥインの脅威は声によりて終わり
秘術は伝わる新たな時代へ
不滅なるものはないアルドゥインも同じ
そして物語は終わりドラゴンは去った

詩歌“舌の物語”より

本日も『Skyrim(XBOX&PS3&PC版コンシューマータイプRPG(゚ー゚*?))』をお送りします。

クエストを追ったストーリー仕様となっておりますが、各所にネタバレ・妄想・創作が含まれておりますので、苦手な方はスルーお願いいたします。
また、PC&NPC間の会話には創作が多々盛り込まれておりますので、クエスト資料としてご覧になる方はご注意くださいませ(´・ω・`;A)

メインクエスト第18章『ドラゴンスレイヤー』

大きな扉の開いた先には大勢の戦士達が悠然と歩み、語らい、杯を酌み交わしていた。
勇気の間におずおずと足を踏み入れたRioを見てとり、一人の男が歩み寄って来る。
「よく来たドラゴンボーン アルドゥインが魂を捕らえる罠をここらにめぐらしてからというもの 戸を叩く者とてなかったのだ ショールの命令により我らは剣を収め 谷の暗き霧には踏み込まないよう努めてきた」
「あなたは・・・?」
「そうか 我々には君が誰であるか どのような使命の下現れたのか知ることはできるが 君にとっては見知らぬ者ばかりであろうな 我が名はイスグラモル」
(イスグラモル(○´゚ω゚`)!?)
同胞団の創始者にしてスカイリムにノルドの基盤を敷いた英雄と名高い人物であった。
憧憬の念を込めて見上げるRioの眼差しを受け止めつつ、イスグラモルは厳かに言い放った。
「長き年月の先にある盾の兄弟姉妹に出会えるのはうれしいものだ だが我々には一刻を争い行わねばならぬ任務がある 君が一声かければ勇猛果敢にあの危険な敵へ挑むという者が3人いる」
霧の中で救いを待っている魂のためにも。
今は感慨に耽っている場合ではない。
踵を返し進み行くイスグラモルに追随するRioなのです。
「よくぞ遠路を旅し長き試練に耐えてこられた ソブンガルデの甘き歓楽を召されよ」
「ドラゴンボーン とうとうソブンガルデか? アルドゥインの忌まわしい霧を解き払ってくれるのか?」
すれちがいざまに名も知らぬノルドの英雄達が口々にRioを歓迎し、期待を口にしてゆく。
やがて前方で武器を手に漲る3人の影が次第にその姿を顕かにした。
「戦いに心躍らせる恐れ知らずのゴルムレイス 猛々しい戦士 勇猛なるハコン そして賢明にして冷徹 古きフェルディルだ」
(ゴルムレイス・・・よかった彼女の魂も無事だったのね)
ドラゴンボーンの到着を今や遅しと待ち構えていたかのように、3人の戦士はこぞってRioを取り囲んだ。
皆、見知っている顔である。
星霜の書で時空を超えたその先で。
あの時、ただ見ていることしかできなかった戦いに今度はいっしょに参戦できる。
「ようやくか! アルドゥインの滅びも近い ただ命じてくれれば あのウジ虫がどこにいようと全力で叩き潰してくれよう」
血気盛んなゴルムレイスらしいセリフである。
「待たれい友よ やみくもに戦いに加わる前に忠告しておく アルドゥインの霧はただの罠ではない あの薄暗がりは奴の盾でありマントなのだ だが4つの声が加わり我々の勇気が結集すれば 霧を吹き飛ばして奴を戦いに引きずり出せる」
慎重で思慮深いこの老人は、創世記、世界のノドにおいて、星霜の書を使いアルドゥインを時の彼方に追いやったフェルディルだった。
「フェルディルが言うには あの腰抜けの世界を喰らう者はお前を恐れている ドラゴンボーン 奴の霧を散らそう 共に叫び 刀剣を抜いてあの黒き翼の大敵と戦うのだ」
かつて同士であるゴルムレイスの死を見取り、フェルディルが星霜の書を唱える間、アルドゥインを瀕死になりながら引きつけ、その攻撃に耐え続けた戦士ハコンも熱くドラゴンボーンとの共闘を望む。
強い意志を持つRioの瞳に満足したのか、3人は競うようにして勇気の間の出口へと走り去った。
「コドラクを救ってやってくれ アルドゥインの際限なき贄の犠牲になってよい男ではない」
肩越しに託されたイスグラモルの言葉を胸に刻んで、出口の扉へと歩きだすRioに。
「スヴァクニールを解放したのだな」
と、声をかける男があった。
黒髭に残された左眼が鋭い眼光を放つ印象的なその男はオラフと名乗った。
第1紀時代のホワイトランの首長であり、ルーミネックスをドラゴンズリーチに捕縛した後のスカイリム上級王である。
「片目の裏切り者 人殺しの悪魔 嘘つきでろくでなしの泥棒・・・」
無意識にそうつぶやいたRioを視力の残る左眼でひと睨みし、オラフ王はふんと不愉快そうに鼻を鳴らした。
そういえば、死者の安息所で見つけたほとんど読み取ることができなかった“オラフ王の詩歌”の作者がスヴァクニールという名前だった。
ここでようやくRioは、先刻出会った吟遊詩人を名乗るスヴァクニールが何者であるのかを思い出したのでした。
「あれは愚かな詩人だが正直なところは敵ながら尊敬に値する 悲しいかな あの男は今 魂を絡め取る霧の中で迷っている アルドゥインを倒し破滅から救ってやってくれ 友としてこの広間で再会できるよう祈る」
驚いたことにオラフ王は彼を貶めた吟遊詩人の救助を申し出たのである。
生前どのような暴君ぶりを発揮した王であるかは知りようもない。
けれど、今、この場における彼の言葉からは自身を悪し様に罵った吟遊詩人の身を案じる憐憫の情が感じ取れる。
オラフ王の思いがけない一面を垣間見たように感じ、Rioは微笑みながらうなずいてみせた。
勇気の間をまさに出ようとした刹那、もう一人の男が背後から語りかけた。
「運命に駆り立てられようとも己の選んだ道を進め だが賢明に選ばねば悪の道に誘われ迷い込むぞ」
振り向くと穏やかに見送るローブ姿の男の姿があった。
(この人は・・・?)
3人の声の達人に促され、そのまま扉を抜けようとするRioの耳に彼の声音が響いた。
「声の道は決して広くも平らかでもない」
「あ・・・!」
(さっきの声の主はきっと・・・)
声の道を探求し続けたグレイビアードの創始者。
巧みな舌を持ちながら鎮静をもって挑戦者達を退け、シャウトを自己の利益の為ではなく神々の栄光にのみ使うべきと説いた偉大な先達、ユルゲン・ウィンドコーラー。
どうしたのかと足を止めるハコンになんでもないと首を振り、Rioはフェルディルとゴルムレイスの後を追った。

「この霧ではアルドゥインと戦えん」
「晴天の空を共に叫ぶのだ!」
フェルディルの嘆きにゴルムレイスの声が重なり。
Rioは晴天の空を叫んだ。
すると間髪を入れず3人の声の達人もそれに倣った。
“Ven Mul Riik! 風よ強く吹きすさべ!”
一時は晴れ渡った大地が、轟くアルドゥインの咆哮によって再び霧に閉ざされた。
「もう一度だ!」
ゴルムレイスの掛け声と共にRioを含む4人の晴天の空を唱えるシャウトがソブンガルデに響き渡ってゆく。
しかし、またしてもアルドゥインのシャウトがそれらを遮った。
「奴の力は底なしか?」
霧を吹き飛ばしても、すぐまたアルドゥインの咆哮によって元の状態に引き戻される様に、ハコンが悔しげに歯軋りをする。
「しっかりしろ! 奴は弱っている もう一度だ 奴の力を破るぞ!」
「もう一度だ 世界を喰らう者の姿を暴け!」
不屈の精神でゴルムレイスが号令をかけると、フェルディルも呼応した。
“Lok Vah Koor! 空よ晴れ渡れ!”
「Al-Du-In! 勝負を挑まれて霧の中を逃げ回るなど アカトシュの創りし最強のドラゴンのすることなの(`・ω・´)!?」
3度目にしてたちこめる霧は完全に晴れ渡った。
Rioの挑発が引き金となったのか、それともゴルムレイスの言う通り不毛にも見えるシャウト合戦に飽いたのか。
これでアルドゥインが隠れられる場所はなくなった。
静けさが辺りを包んでゆく。
「このまま待っていれば いずれ戦闘になる アルドゥインの運命 それは奴が死ぬか我らが死ぬかだ!」
ゴルムレイスの発言が戦闘開始の合図のように、突如黒い巨大な影が上空を横切り、隕石が炎をまとって降り注いだ。
岩に大地に衝突した隕石の破片がアルドゥインに挑む者達の肌を切り裂いた。
皆、次々に血に染まり顔を歪め、身をかがめてゆく。
「踏ん張れ! あの残忍な虫を倒し光を取り戻すのだ!」
ハコンの鼓舞が隕石の起こす砂塵に混じって聞こえてくる。
地上から見上げる定命の者達を見下ろし、嘲笑うかのように滑空を続ける世界を喰らう者。
ファイアブレスのシャウトを唱えるためにアルドゥインが上空で留まった瞬間をRioは見逃しはしなかった。
“Joor Zah Frul!”
ドラゴンレンドが世界を喰らう者の翼の自由を奪ってゆく。
すかさずゴルムレイスが落下したアルドゥインに踊りかかった。
「くたばれ この虫め!」
かつて世界を喰らう者に叩き潰された恐れなど微塵も感じていないかのような勇猛果敢さである。
先陣を切るゴルムレイスに触発されてハコンとフェルディルもアルドゥインへの攻撃を強めた。
後方側面に回り込むRioもすばやく近寄り、勢いよくダガーをアルドゥインの鱗に突き立ててゆく。
(硬い!)
夢中になってダガーを奮うRioは、周囲に注意を払えというヴィルカスの声を聞いたような気がした。
首をもたげ、まさに噛み付かんとする世界を喰らいし者の気配に気づき、慌てて跳びずさるRio。
その隙をついて、ドラゴンレンドの効果の切れたアルドゥインは再び空高く舞い上がってゆく。
「お前の仲間を既に一度は倒している Zu'u Ni Faas Gaaf Fus Se Jul 我は人間の力など恐れはしない!」
未だ降り止まない隕石と激しい烈火のごとき息が歯向かい続ける定命の者達に浴びせかけられる。
みるみる減ってゆく体力をポーションと治癒魔法で辛うじて繋いで。
Rioはもう一度ドラゴンレンドをアルドゥインに浴びせかけるチャンスを狙った。
急降下からの世界を喰らう者の猛攻撃にゴルムレイス達も荒く息をついている。
(次で決めなければ、これ以上はもたないかも(`・ω・´;))
弱った地を這う者共に引導を渡してやろうとでも思ったのか。
アルドゥインはRioを真正面に見据え、空中で停止した。
その瞬間を見逃しはしない。
“Toor Shul!”
“Joor Zah Frul!”
アルドゥインのファイアブレスとRioのドラゴンレンドが同時に放たれた。
ふたつのシャウトがぶつかり合い、竜の血脈を持つ各々に襲いかかる。
半死半生で膝を折りかけて、Rioは治癒魔法を唱えた。
再度翼の自由を封じられた世界を喰らう者は地に激突し、唸り声のような咆哮を上げた。
「Zu'u Lost Kulaan Hin Ond Nu Hin Sil Naak Su Lein Kiin 我は生まれながらの王子だ そら 今 お前の魂を貪り喰ってやる」
「絶望と恐れの中で死ね 世界を喰らう者よ!」
フェルディルが思いのたけをこめた杖を高らかに振り上げ破壊魔法を唱え。
「スカイリムのために! ショールのために! ソブンガルデの自由のために!」
剣に万感の思いをこめてゴルムレイスが突進した。
「共に立て 奴を叩く!」
振り上げた戦斧をハコンはアルドゥインの頭部へと叩き込んだ。
硬い鱗を激しく切り裂くダガーが数度左右に緋線を描き。
やがて渾身の力を伴ったRioの一撃が牙を剥くアルドゥインの身体に打ち込まれた。
「Zu'u Unslaad! Zu'u Nis Oblaan! 我は永遠なり! 我は・・・決して滅び・・・ぬ!」
身を振りたて。
大きく翼を広げたのを最期に。
アルドゥインの身体はソブンガルデの大気に瓦解してゆく。

(今度こそ奴を決して戻っては来られない時空の彼方に葬ってやった・・・!)
大きく肩を上下させ、血に濡れたダガーを手に硬直するRioは、ツンと彼の周りにおりなす人々の賞賛の声に我に返った。
「この戦いはショールの間で永遠に歌い継がれる事だろう」
「ドラゴンボーンに祝福あれ!」
「彼女を讃えよ!」
フェルディルは満面の笑みを年老いた顔に浮かべ、傷だらけの身体をものともしないハコンは己の戦斧を片手で高々と掲げながら勝利に浸っている。
「生者の地に戻りたければ私に言え 送り返してやろう」
「少しだけ・・・待って」
ツンの申し出を遮りながら、小さくRioは首を振ってみせた。
「あまり長居はするな 死者の地は定命の者が彷徨うには向かぬ場所だ」
ツンの忠告にうなずきながら周囲を見回すRioに、ゴルムレイスがうれしそうに駆け寄って来た。
「英雄達の集うこの地にあっても お前の栄光に勝る者などいない なんという栄誉だ! 神々もうらやむような栄誉だぞ」
「アルドゥインの太古よりの借りを返すための長い夜の時はここに終わらん」
ゴルムレイスの後ろに佇みながらフェルディルもにこやかに綴る。
そのさらに背後に探していた人物の姿を認めて。
気が緩んだのか、Rioは涙を浮かべて足早に歩み寄って行く。
新しい導き手を出迎えるコドラクは穏やかに微笑んでいる。
「古き導き手に劣らぬお前の鼓動が聞こえる スカイリムでの活躍は広く知れ渡り高く評価されよう」
栄誉も名声も何も要らなかった。
ただコドラクの、そしてソブンガルデを彷徨い歩いていた人々の魂が無事でありさえすればよかった。
思わずぽろぽろとこぼれるRioの涙をコドラクの親指がそっと拭い取った。
「祝いの場に涙は似合わぬ ドラゴンボーンに祝福あれ」
「友よ ショールの間に戻って来るのを待っているぞ お前をソブンガルデの一員として迎えられるなら大変な名誉だ」
ゆっくりと歩み寄るハコンも力強い手でRioの肩を叩いた。
ストームクローク兵が彼方で手を振っている。
これでもう思い残すことはないとツンの前に立ち、面を上げるRioに。
助けが必要な時、ソブンガルデから英雄を呼び寄せることができる“勇気の呼び声”というシャウトを授けようと、手を翳した。
“Hun Kaal Zoor 英雄 勇者 伝説”
新たなシャウトの力がRioの身体を満たしてゆく。
「我が主ショールからの豊かな恩恵と共にニルンへと還るがよい」
心地よい光と風がRioを覆い、やがて静寂に包まれた。

気がつくと、そこは世界のノドだった。
吹雪に煙る大地は霧の中のソブンガルデにも似て。
視界を閉ざされた先におぼろげに映し出される塊が巨大なドラゴン達であることに気づくまでに、しばらくの時間を要した。
「Alduin Mah Laan アルドゥインは敗北した」
「Sahrot Sul Kah Nahlaas だが強大なプライドは生きている」
ドラゴン達は最初にアルドゥインとRioが雌雄を決したこの場所で。
世界を喰らう者と定命の者達の決着がつく瞬間を待ちわびていたのだろう。
「Dovahkiin Los Ek Dovah Kriid ドヴァーキン 彼女こそ竜を殺傷せし者 ドラゴンスレイヤーだ」
「Thu'um Los Nahlot 心配するな 叫びは途絶えている」
「Mu Los Vo Mir 我らは不忠義だ」
口々に感想を述べ合い、ドラゴンは空の彼方へ消え失せて行く。
ドラゴン達が飛び去るのを待って、ワードウォール近くに座すパーサーナックスが首をもたげた。
「終わったのだな Alduin Dilon 誰よりも長くこの地にいた最長老はもういないのか」
「あまりうれしくなさそうね?」
Rioの問いかけに応えてパーサーナックスは長いため息をついた。
「当然だろう Zeim Mah Lost Ond Du Ru Bormah アルドゥインはかつて父アカトシュの最高傑作と呼ばれたのだぞ だが お前は正しい事をしたのだ アルドゥインはBahlok 渇望し 権力に驕り 正しき道から大きく外れてしまったのだから」
遠い彼方に思いを馳せるようにパーサーナックスは思いを綴ってゆく。
「しかし彼の終焉を喜ぶことはできない Zu'u Tey Laas Ahst Ok Mah 兄弟だったこともあったのだ この世界は大きく変わるだろう」
(世界が大きく変わる。それも長いニルンの歴史のほんの一瞬に過ぎないかもしれない)
それでも・・・
「少なくとも世界の終わりが今日この時ではないことに感謝するわ」
死闘を終えて帰って来たのであろうRioの血や埃にまみれた姿をもう一度眺めつつ、パーサーナックスは深い感慨のこもる言葉を発した。
「なるほど お前は誰よりも もしかするとアルドゥインよりもはっきりと見たのかも知れぬな これでお前も Ven Se Tiid 時の流れを形作っている力についての理解が深まっただろう 憂鬱はドヴァーが陥りやすい罠だ お前は勝ったのだ Sahrot Kron Grah 強大な戦いを制した この偉大な勝利はあらゆる時代に響き渡り 定命の者の心に届くだろう」
そう告げるとグレイビアードの長は翼を広げ、仲間達が飛び去った大空に向かって舞い上がってゆく。
「勝利を存分に味わえ ドヴァーキン 時の流れに名を記すのもこれが最後ではあるまい」
ドヴァーキンの生還を讃えるかのように。
しばしの別れを惜しむかのように。
「多くの兄弟達がケイザール中に散らばっている アルドゥインの支配がなければ Vahzah 真実 我がスゥームの正義に従うかもしれん また逢おうドヴァーキン!」
パーサーナックスは空中を数度旋回し、彼方へと飛び去って行った。
グレイビアードの長と入れ替わるようにして今度はオダハヴィーイングが降り立った。
「Vul Zah Unt Dwiin Wah Ul Su Gein 暗黒の時代は終わりを告げた あのご老人の幸運を祈る しかしアルドゥインの支配の代わりにパーサーナックスの声の道を支持する者は多くないだろう」
ドラゴンの本性は残忍であり傲慢であるとも言われる。
他者を信用せず力による支配を好む彼らが、その本性を抑え続けられるものかどうか。
オダハヴィーイングの予想もあながち間違いではないだろう。
「お前は2度に渡ってその支配力を示したな Sul Dovahkiin そのスゥームの力を心から受け入れよう Zu'u Odahviing 私の力が必要な時には呼んでくれ 可能な限り駆けつけよう」
オダハヴィーイングが雲間に消えるのを待って、Rioは下山し始めた。
グレイビアードにもブレイズにもアルドゥインが滅び去ったことを伝えなければならない。
けれど、今は一刻も早くホワイトランに戻りたかった。

疲労と空腹、さらに寝不足による睡魔に苛まれながら、チルファロウ農場を右手に見つつ、Rioは間近に迫りつつあるホワイトランの城壁を見上げた。
(もう少しで辿り着ける・・・)
そう思った途端、ぐるぐると目の前が揺れ、足はもつれ。
地面が急に目前に迫り。
(ああ・・・こんなところで行き倒れるなんて(´;ω;`))
朦朧とした意識で食事も睡眠もとらず、ひらすらホワイトランを目指したことを後悔するRioなのでした。
すると地面に倒れる寸でのところで、ふわりと抱き上げられ。
途絶えかけた意識が戻ってきます。
「アルドゥインを滅ぼした英雄が道端で餓死してたんじゃ 笑い話にもならないぞ」
そのなつかしい背中に揺られながら。
「あのね ヴィルカス ソブンガルデでコドラクに逢えたの イスグラモルにも」
それから・・・
たくさん話したいことがあると告げたのは夢だったのか現であったのか。
宵闇迫るホワイトホールドにて。
いつもと変わりない穏やかな一日が終わりを告げようとしていたのでした。

以上でメインクエスト最終章『ドラゴンスレイヤー』終幕となります。

ソブンガルデのショールの間=勇気の間にいる英雄達にとって世界を喰らう者=アルドゥインは虫とよく称されるようです(恐らく蔑称なのでしょうけれど(´・ω・`;A))。
とはいえ見た目はしっかりはっきりドラゴンですので、アルドゥインにしてみれば、
「虫じゃなくて爬虫類・・・でもなくてアカトシュの最高傑作生物だ!」
というところでしょうか|ω・)?

世界のノドでの、「Dovahkiin Los Ek Dovah Kriid」のドラゴンのセリフは恐らく主人公が男性の場合は「Dovahkiin Los Ok Dovah Kriid」になるかと思われます。

「メインクエスト長かったけどすごく楽しかった~!」というのが正直な感想でした。
「思い起こせば走馬灯のようにさまざまなシーンが・・・いえ も~すっかり忘れて出てきません!」
書き殴り上等な脳筋精神にのっとり、書いたものは忘れることにしております(だって恥ずかしいんだもん(〃▽〃;))

次回はどうしようか少し考え中でありまふ。
Skyrimのクエストはどれもおもしろくて物語的には創作意欲がそそられるものばかりなのですが、精神的につらい顛末のクエストも多々ありますので、その辺りをどうしようかというのがネックとなります。
「良心があるにもかかわらず残酷なクエストをこなしていくという矛盾をどうしようか」
「でも平坦な道のりの無難なクエストだけでは刺激がなさすぎるかも・・・」
などなど悩みは尽きません(´・ω・`;A)
もうすでにマルカルス発の残酷クエスト群も闇の一党関連も盗賊クエスト関連もほぼ完了しておりますので(どっぷり悪党に染まっちゃってるよね、うちのドヴァキン(〃▽〃;)b)、それ以上のインパクトはそれほどないとは思いますが、デイドラ関連のクエストはまだ半分近く残っておりますので、この辺りでRioにはまだまだ苦悩していただこうかと思っておりまふ(ガスッ!ゴスッ!←Rioが小桜を叩きのめす音)。
ともあれ、喜怒哀楽のどれかひとつでもお伝えできるようなものに仕上げられたらいいかな・・・というのが密かな願望だったりします。

とりあえずは1~2回ストーリー偏とは異なる内容でアップしてみたいと思います(艦これとかSkyrimのプレイ時気づいたことなどなど)。

次回以降の内容が定かではありませんが、また是非、ふら~りお立ち寄りいただけますなら幸です。

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Skyrim・ソブンガルデ(´;ω;`)

オダハヴィーイングの背に乗りスクルダフンを訪れたRio。
行く手を阻むドラゴンやドラウグルの群をいなし。
ソブンガルデへの転移門の番人であるドラゴン・プリーストのナークリーンも撃破する。
開かれたソブンガルデに飛び込んだRioを待つものは。

今夜も『Skyrim(XBOX&PS3&PC版コンシューマータイプRPG(゚ー゚*?))』をお送りします。

ネタバレ・妄想・創作を多々含みますので、苦手な方はスルーお願いいたします。
また、カラー以外の箇所はほとんどが創作となっておりますので、「創作は苦手(´・ω・`)」とおっしゃる方はカラー部分のみご覧くださいませ。

メインクエスト第17章『ソブンガルデ』

オーロラが夜空にたなびき、そよぐ夜風が肌に冷たく。
ローブを被った巨大な彫像が立ち並ぶ石段をRioは下りて行きます。
(ここがソブンガルデ・・・?)
漆黒に仄白く林立する木々の間を縫って進んで行くと、遠目にドラゴンらしき姿が浮かびます。
「アルドゥイン!?」
慌てて駆け出すRioの視界を濃霧が塞いでゆきます。
「Lok Vah Koor!」
晴天の空で霧を吹き散らし進んで行くと、前方に何者かの影がぼんやり映し出されて来たのでした。
特に立ち向かって来るようなことはなく敵ではなさそうです。
装備はストームクローク反乱軍のいでたちに武器も携えています。
「引き返せ旅人よ この霧の中には恐ろしいものが待っている」
ソブンガルデにいるということは既に死んでしまった魂ということでしょう。
黙ったまま耳を傾けるRioに、兵士はなお忠告を続けます
「多くの者が影に覆われたこの谷に踏み入ったが この道の危険に対して勇気はすべて無益だ」
ストームクロークの衣装をまとう兵士は、生前、巨人の峡谷付近を行軍していたところ帝国軍の罠に陥り、敵の矢に射抜かれ斃れたのだという。
「この霧の原因はわかる(゚ー゚*?)」
Rioの問いに兵士は首を振った。
原因はわからないが、この霧を乗り越えた者は誰もいないことだけはわかると兵士は力なくつぶやいた。
ソブンガルデに辿り着いた者達は、飽くなき食欲を持つアルドゥインにより、霧の中を彷徨った挙句に魂を食い破られていると力なく綴る。
(それじゃあコドラクは・・・まさか(´;ω;`)!?)
晴天の空を唱え慌てて駆け出そうとするRioを引き止め、ストームクローク兵は嘆願する。
「ショールの間まで先導してくれないか?」
(ショールの間?)
はやる気持ちを抑えつつRioは振り向いた。
いぶかしげなRioの表情から、彼女がショールの間がなんであるのかを知らないのではないかと兵士は慮った。
「知らないのか では何が君をここに引き寄せたんだ? ショールの間とは勇気の間だ そこに英雄達が集い ショールに従って最後の戦いへと赴くのだ」
(そういえば、まだ幼かった頃、父さんが語ってくれた
寝物語にそんな神様が出てきたっけ・・・)
勇敢に戦い死んだ者達は皆、不在の神ロルカーン、ノルドにおけるショールによってソブンガルデの勇者の間に迎えられ、最後の戦いの時までその宴に留め置かれる。
かつてエイドラ神のすべてを謀り、永遠の命を持つエイドラ達を定命の神にまで貶めたショール。
ムンダスの創造に成功したが、エイドラ神の怒りを買い心臓を引き抜かれたと言い伝えられる。
エイドラの末裔を主張するエルフにとっては忌まわしき神の一人でもあるが、反面、人類にとっては英雄神であった。
「そのショールの間に行けばこの霧を晴らし アルドゥインを白日の下に曝け出せるかしら(゚ー゚*?)」
「そうだといいのだが」
ストームクローク兵士にはショールの間に辿り着くこと以外は何もかも断言しかねるようで。
「ショールの間は曇った谷を越えてかすかに輝いているはずだ だが霧によって希望は消された 私は道に迷い闇雲に歩き回った」
絶望が低く小さな声音に滲んでいる。
それでも、突如、目の前に現れたRioが晴天の空のシャウトを叫ぶさまを見て希望を抱いたのか。
力を取り戻した調子で訴えてくる。
「急げ! アルドゥインに命を貪り食われる前に 厳しい運命を打ち破る手立てがないかをショールの間に伝えるんだ!」
深くうなずいて。
Rioはもう一度、晴天の空のシャウトを声高らかに発し、駆け出した。
「お前という希望に賭けてみよう」
ストームクローク兵はそうつぶやきながら、消えゆくRioの後ろ姿を見送った。

束の間、晴れ渡った視界にアルドゥインが黒い翼をはばたかせる。
矢を番える暇もなく、世界を喰らう者は霧の彼方に消え去って行く。
見上げた空には赤いオーロラと雲間から射し込む光が垣間見えた。
(ソブンガルデにもスカイリムと同じオーロラの空が広がっているんだ)
スカイリムもソブンガルデもどこかで繋がっているのだとあらためて思い知らされ、Rioは再び晴天の空を唱え、辺りを見渡しながら前進して行きます。
すると、今度は左手前方に見覚えのあるなつかしい姿が現れたのでした。
「コドラク・・・Σ(・ω・´)!?」
息を切らせながらながら走り寄って。
何度も逢いたいと願ったかつての同胞団の導き手の前にRioは立ち尽くします。
「ひさしいな 若き導き手よ ふむ まだお前の魂はここに来るには早過ぎるようだが」
変わらぬコドラクの静かな眼差しに、泣き出しそうになりながら何度もRioはうなずきます。
「あれほどあなたが思い描いたソブンガルデに来られたのね コドラク(´;ω;`) ヨカッタ」
「ああ だが今の状況はハンティンググラウンドで使役されるよりも過酷かもしれぬ」
そう返答すると、コドラクは遠く近く響き渡る世界を喰らう者の咆哮の広がる濃霧を探るように見やったのでした。
「私が冷たい死から目覚めた時 不運は取り除かれ ソブンガルデへの道が開けていた だが今 私は疲れ果て迷い彷徨っている アルドゥインはかつて我々が獲物を追ったように私を追いかけてくる 報いなのかもしれぬな」
コドラクの寂しそうな語り口調に思わずRioは激しく首を振り。
必ずアルドゥインを倒してみせるからと涙をこぼしながらすがりついた。
年若い導き手の肩をやさしく叩きながら、コドラクは明るさを装って言い聞かせるように告げる。
「まあ そう簡単にはやられんよ ソブンガルデへ足を踏み込むことを許された戦士として恥じぬ戦いを見せようぞ」
「ダメっ! コドラクは隠れていて! アルドゥインがこの世界から消え去るまで出て来ないで(`;ω;´)! ゼンゼン カッコワルクテ イイカラ」
コドラクがアルドゥインによって噛み殺される凄惨なシーンを現同胞団の導き手が夢に見た。
などとは思いも寄らないかつての同胞団の導き手は、Rioの有無を言わせぬ勢いの反論を前に、なんと応えてよいものか思い悩むのでした。
「ところで同胞団の皆は元気にしておるか? アルドゥインの脅威によもや斃れた者はおるまいな?」
コドラクの機転を利かせた話題転換に誘われて。
Rioも緊張を解き、だいじょうぶと涙をふいて応えます。
アエラやファルカスを中心に同胞団の任務も名誉もコドラクがいた頃同様継続されていること。
ファルカスはもうすでに人狼病ではなくなったこと。
トーバーとンジャダが次期サークルメンバー候補として凌ぎを削っていることなどなどをうれしそうに語るRioなのです。
「コドラクに一番逢いたかったのはヴィルカスだと思う」
ヴィルカスの近況を説明するところでみせたRioの変化を見逃すことなく。
しかし特に問いただすこともせず、コドラクは目を細めた。
ファルカスの人狼病治療が終わっていながら、最も人狼病の治療を望んでいたヴィルカスが、なぜ未だそのままであるのか。
その理由もなんとなくわかったような気がするコドラクでした。
「皆が健在で息災であるならよい 心配せずともいつか必ずまたここで逢える」
(そう・・・いつかまたこの地、ソブンガルデで再び巡り逢うためにも。アルドゥインを今度こそ滅ぼさなければならない!)
深い決意を秘めた眼差しでRioはコドラクを見上げた。
「必ずアルドゥインを倒してみせるから それまでどこか安全な場所で朗報を待っていて」
闘志に満ちた面差しでかつての同胞団の導き手に別れを告げて。
Rioは霧に向かって歩き出すのでした。

途中で岩場に腰掛ける吟遊詩人スヴァクニールに出会い、アルドゥインが霧の中で待ち構えているとの警鐘を受け。
そのまま霧をシャウトで吹き払っては進んで行くと、身なりの良い男に出くわします。
「ウルフリック・ストームクロークとの危険な勝負によってここに放り込まれた時 唯一の心残りはエリシフを一人涙に暮れたままで残すことだった」
そう語るこの人物は前上級王トリグのようです。
トリグの語らいに、先だっての講和会議の折、普段はたおやかなソリチュード首長エリシフがウルフリックに激しい憎悪を顕にしていた様子を思い出しました。
死して後もトリグが妻エリシフに思いを残しているのと同じように、エリシフもまた亡き夫を深く慕っているのでしょう。
「逃げ道はない 勇気なんて無用の長物だ 戻れ! あいつに見つかる前に」
吟遊詩人スヴァクニールも元上級王トリグも口をそろえて、ここから逃げろと助言してきます。
しかし、Rioにその気はなく、ひたすらショールの間を探して霧をシャウトで振り払い進んで行きます。
やがて行く手に巨大な鯨の骨の橋が浮かび上がり。
その前に門番のようにそびえ立つ大柄な人物が姿を現しました。

悠然と構える巨躯の男はショールの盾の従士にして勇気の間の番人ツンでした。
死して後訪れるはずの勇者の間に生身の身体で訪れた者がいるとは・・・と、もの珍しげに眺めるツンに。
世界を喰らう者アルドゥインを追って来たと告げるRioなのです。
「なんたる任務か アルドゥインがソブンガルデとの境であるこの地に魂の殻を残して以来 多くの者があの虫と向き合わんとして苛立ちを募らせて来たのだ しかしショールは深い考えあっての事か 汝が運命を予見してか そのまま見過ごし 皆の募る怒りを抑えて来た」
つまりアルドゥインは今回に限らず かつて何度かここに魂を喰らいにやって来たということである。
たとえ選抜を受けているとはいえ、ソブンガルデに死者の魂が少ない理由がアルドゥインの所為でもあったとは。
ますますこのままにはしておけないと、Rioは眉間をひそめ、ツンに向き直ります。
「しかし死者の魂としてではなく 生身で死者の地へ赴こうとは何とも大胆な いかなる大義名分を持って勇者の間に入りたるか?」
それはもちろん。
「ジョルバスクルの同胞団を率いる栄光を持って 勇気の間に居り為す英雄達の英知と助力を乞うために ショールの間への入出許可を願いたく・・・」
逸る思いを必死で押し留め。
もはや抑えきれぬ渇望に急き立てられるように、Rioはツンに向かって一番伝えたい言葉を吐き出した。
「お願いここを通して!」
一刻も早く、霧に足止めされアルドゥインに魂を喰い破られる恐怖にさらされているコドラクやトリグ、スヴァクニールにストームクローク兵を助けなければならない。
凛とたたずみ。
淀みも曇りもなく言い放つRioを見据えるツンもRioの覚悟を受けて。
肩に背負った戦斧を抜き放った。
「ふむ 虚しく待ちしコドラク・ホワイトメインの名誉ある盾の兄妹にしてイスグラモルの後継者に挑む機会を嬉しく思う」
ツンの第一撃を盾で弾いて、Rioも愛用のドラゴンの骨で作られたダガーを抜き放った。
「生者死者問わずショールの命により 戦士の試練でその力を認めた者以外は何人たりとも この危険な橋を渡る事はまかりならん」
ショールの従者ツンに力量を認められなければ、ショールの間、つまり勇者の間には迎え入れられないということだった。
重い攻撃がRioを襲い、まともに受ければ瞬く間に体力が削がれてゆく。
激しく切り結ぶRioとツンの刃音が濃霧の中で木霊した。
盾で直撃を凌ぎ治癒魔法を挟みながら、一撃の軽さゆえに攻撃回数を増やさなければならないRio。
対するツンは一発または二発攻撃が通れば相手を瀕死に追い込める。
(まだぜんぜん弱ってもいないみたい・・・こちらは後一撃でも食らえば致命傷なのに(`・ω・´;))
回復するかもう一撃与えるか。
一時逡巡して、Rioは側面に回り込みながら強打をツンに与えた。
と、同時に動きを予想していたのか攻撃を受け流して、ツンもまた振りかざした戦斧をRioに向かって振り下ろした。
(ダメ・・・防御が間に合わない!)
死を覚悟して目をつぶったRioの前でツンの戦斧はその唸りを止めた。
「最後まで勝負を投げてはいけない 神はたとえ無様ではあっても勝負を捨てない者に救いの手を差し伸べてくれる」
(ああ そうだった 最後まで足掻くって決めてたのに・・・)
悔しさに唇を噛みしめるRioをしばし眺め、ツンは斧を仕舞い橋の脇に退いた。
「よく戦った 資格があると認めよう 長き時を経てこの場を生身で通る者が再び現れようとは ショールの恩恵は汝とその任務と共にある」
驚いて見上げるRioにツンはかすかな笑みをみせた。
「ショールの恩恵が汝を見出したのだ ドラゴンボーンよ 安らぎの場たる勇気の間はこの先だ」
ツンの見はるかす先にそびえる建物は威容を放ち。
救世主の訪れを今や遅しと待ちわびているようでした。

以上でメインクスト第17章『ソブンガルデ』終幕となります。

結局、高速で攻略してエルフのRe○mでソブンガルデまで行って参りました。
ちゃんとリプレイしに行っておきながら、妄想&創作三昧過ぎて、どれが本当にあったセリフかわけわからない状態であります(〃▽〃;)アハハ
無事コドラクにも出会え、勇気の間で出会った方々のセリフも確認できましたので、いろいろ流用させていただいております。
年初め辺りに一度攻略したときは無我夢中でソブンガルデ在住(゚ー゚*?)の英雄様たちのセリフを流し聞きしたのみでしたので、もう一度しっかり確認できてよかったです。

ロルカーン=ショールはソブンガルデとツンにとっての主でもあります。
しかし、ムンダスの住まうニルンを創り上げる際にエイドラ達の力を利用し、その所為でエイドラ達は不死の力を失ってしまいました。
激怒したエイドラ達によってロルカーンは心臓を抜かれてしまいます。
この辺りの件はギリシャ神話で、天界の火を盗んで人類に与え、大神ゼウスから生きながらにして肝臓をハゲタカについばまれる責め苦を負ったプロメテウスと境遇が重なって見えます。
いずこかへと隠された強大な力を有するロルカーンの心臓を巡るストーリー&クエストがTES3モロウウインドに描かれているそうですが、未プレイなのでよくわかっておりません。
『エルダーの知識』(前編)で登場したセプティマス・シグナスの気の触れたようなセリフに、
「氷は心を埋葬する カグレナクの遺産とダゴス・ウルの招いた災いだ」
「掘れよドゥーマー はるけき彼方を お前の失われた未知なるものを知り 私はお前の深遠まで上る このドゥーマーの鍵付きの箱 これを見て考えるのだ 中には心臓がある 神の心臓だ! お前と私の心臓でもある」
などがありますが、これらは半狂人化しつつもセプティマスが、ロルカーンの心臓の力を祭器で引き出してしまったダゴス・ウルや心臓の行方などに興味が尽きない様を表しているように感じられました。
脱線気味ですが、ロルカーン=ショールはかつてデイドラ=不死の神々だったものをエイドラ=不死ではない神々に貶めた張本人ということからエルフ側にとっては忌むべき神とされているようです。
反面、人類にとっては彼らの栄える礎となるムンダスを創生した神でありソブンガルデ=ノルドの天国のような場所の主でもある為、畏敬をもって崇められているようです。
勇敢に戦い死んだ者は死後をソブンガルデで一時の休息をとり、やがて来る戦いに駆り出されるなどは、勇敢に戦った勇者の魂が死後、ワルキューレによってオーディーンの宮殿ヴァルハラに連れて行かれる北欧神話とも重なりますよね(〃▽〃)b

因縁の関係にあるエイドラ神アカトシュとかつてエイドラ神の主神でもあったロルカーン=ショール。
両者からの恩恵を賜れる立場(アカトシュからは竜の血脈をショールからは生ある身ながら勇者の間に入出する権利を与えられておりますので)にあったドラゴンボーン=ドヴァーキンはやはり稀有で恵まれた存在だったのかもしれません。

ラスト辺りでツンが「長き時を経てこの場を生身で通る者が再び現れようとは」という部分があるのですが、以前にもショールの間=勇者の間を生きたままで通過した方がいらっしゃるのでしょうか?
もしかするとTESシリーズで過去に勇者の間を死ぬ前に訪れた方がいるのかもしれませんが、この言い回しは気になりました。

ちなみにコドラクのセリフの本来の引用は2割前後です(「なんのためにリプレイしたのさ!?」という声が聞こえたような・・・きっと幻聴ですね(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪)。
このシーンは個人的にたとえ創作に偏ってしまっても描きたかったシーンなのです。
コドラクはヴィルカスの心情や性格をその日記で伝えてくれた人物であり、
「彼の日記がなければこの物語はスタートしなかったのではないかな」
という思いからも感謝をこめて彼と語り合える最後のシーンをメインクエスト『ソブンガルデ』と『ドラゴンスレイヤー』で描ききりたかったのです。

次回Skyrimはメインクエストの最終章となります第18章『ドラゴンスレイヤー』を予定しております。
ネタバレ・妄想・創作が怒涛のように入り込むと思いますが、「わかってるからもういいよ(*・ω・)b」とおっしゃる方のお越しを心よりお待ちしております。

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Skyrim・世界を喰らう者の巣Σ(・ω・´)

Dovahkiin Dovahkiin Naal Ok(Ek) Zin Los Vahriin
ドラゴンボーンよ ドラゴンボーン 彼(彼女)の名誉にかけて誓われん
Wah Dein Vokul Mahfaenaak Ahst Vaal!
邪悪な者を永遠に遠ざけようと
Ahrk Fin Norok Paal Graan Fod Nust Hon Zindro Zaan
最凶の敵が倒れ勝利の雄叫びを聞く時
Dovahkiin Fah Hin Kogaan Mu Draal!
ドラゴンボーンよ 汝を祝福し祈ろう
Huzrah Nu Kul Do Od Wah Aan Bok Lingrah Rod
耳を澄ませ雪原の子らよ 古の時代に
Ahrk Fin Tey Boziik Fun Do Fin Gein!
勇名馳せるその者の伝説を
Wo Lost Fron Wah Ney Dov Ahrk Fin Reyliin Do Jul
その者 竜と人の血を継ぎし者
Voth Aan Suleyk Wah Ronit Faal Krein!
太陽のような力を持つ者
Ahrk Fin Kel Lost Prodah
星霜の書は予言した
Do Ved Viing Ko Fin Krah
極寒の地に黒い翼が降り立つと
Tol Fod Zeymah Win Kein Meyz Fundein!
同胞争うこの地に
Alduin Feyn Do Jun
それは破壊の冥王アルドゥイン
Kruziik Vokun Staadnau
古き影は時空を超えて解き放たれる
Voth Aan Bahlok Wah Diivon Fin Lein!
世界を呑み込もうとする飢餓と共に
Nuz Aan Sul Fent Alok Fod Fin Vul Dovah Nok
だが黒き翼を持つ者は滅び
Fen Kos Nahlot Mahfaeraak Ahrk Ruz!
その降臨を永遠に聞くことはなくなる
Paaz Keizaal Fen Kos Stin Nol Bein Alduin Jot!
美しきスカイリムは不浄なるアルドゥインから解き放たれ
Dovahkiin Dovahkiin Naal Ok(Ek) Zin Los Vahriin
ドラゴンボーンよ ドラゴンボーン 彼(彼女)の名誉にかけて誓われん
Wah Dein Vokul Mahfaeraak Ahst Vaal!
邪悪な者を永遠に遠ざけようと
Ahrk Fin Norok Paal Graan Fod Nust Hon Zindro Zaan
最凶の敵が倒れ勝利の雄叫びを聞く時
Dovahkiin Fah Hin Kogaan Mu Draal!
ドラゴンボーンよ 汝を祝福し祈ろう

Skyrimメインテーマ曲“Sons of Skyrim”より

本日も『Skyrim(XBOX&PS3&PC版コンシューマータイプRPG(゚ー゚*?))』をお送りします。

ネタバレ・妄想・創作を多々含みますので、苦手な方はスルーしてやってくださいませ。

メインクエスト第16章『世界を喰らう者の巣』

「Sah Laan Unt 約束通りお前の命令を待とう ドヴァーだけに許された世界をその目で見る準備はできたか?」
罠を解かれたオダハヴィーイングは、誓い通りドラゴンズリーチに待機したままRioの下す指令を待っていた。
振り返れば、そこにはいつも守り導いてくれたヴィルカスがいる。
けれども今回の冒険は一人で越えなければならない試練だった。
「いつも待たせてばかりでごめんね」
「おいてけぼりを食うのは慣れてる」
ひとしきり笑顔をみせて。
それからRioはオダハヴィーイングの背に飛び乗った。
「アカトシュとイスミールの加護がドラゴンボーンを護らんことを」
必ずソブンガルデに辿り着いてみせる。
そしてアルドゥインを今度こそ永遠に奈落の底に突き落としてみせる。
「Zok Brit Unt! 言っておくが ひとたびケイザールの空を飛べば ドヴへの羨望が高まるばかりだぞ」
どんなに美しい景色も世界も、どんなにすばらしい血脈も力も。
愛する人達がいなければ虚しく、色褪せてしまうってわかっているから。
「Aam Tiid Vo Mu Vo Kotin Stin Se Lok ふうむ 時間がない 自由なる空へ急ごう」
オダハヴィーイングの角を手綱のように握り締め、Rioは遥か東へ思いを馳せた。
「あなたは今まで出会った中で最高に勇敢な人間よ! でなきゃ最高のバカだわ!」
イリレスの餞の言葉を賛辞と受け止めて。
Rioは定命の者の領域ではない大空へと舞い上がった。

どれほどの標高なのだろうか。
かなりの高さと予想されるこの位置にあってさえ、見上げるほどの断崖から滝の雫が降り注いでいる。
「運べるのはここまでだ Krif Voth Ahkrin 勇気を持って戦え 戻るのはお前かアルドゥインか 待っているぞ」
オダハヴィーイングは岩場で翼を休め、期待のこもる眼差しでRioを見送った。
心を落ち着かせる時のいつもの癖で、Rioは深く深呼吸し、見開いた瞳で行く手を見据えながら歩きだした。
「前方にいるのは・・・ドラウグル?」
弓を手に取った途端、オダハヴィーイングとは異なるドラゴンの叫びが上空に響き渡る。
咄嗟にターゲットをドラゴンへと切り替えて、Rioは絞った矢を射放った。
思いのほか御し易そうなものの、助け手は誰もなく、ポーションの消費などもできる限り抑えたいところである。
炎の咆哮を浴びせかけてくるドラゴンが地上に下り立ったところに滑り込み、慎重にダガーで仕留めてゆく。
渓谷の織り成すスクルダフン。
起伏の激しい岩棚にかかる石橋は天然のものとは思えないほどの滑らかさと美しい形状を保っている。
ドラゴンが現れるようでは隠密の恩恵はほとんど得られないかもしれない。
そう思いつつも自らの最も得意なスキルを使わない手はなく。
Rioはステルスのまま石橋を抜け、前方のドラウグル・デスロードに不意打ちを仕掛けます。
ところがデスロードの装甲は硬く、予想に反して苦戦する展開となるのでした。
(一、二撃では倒せないΣ(・ω・´)!?)
近寄られる前に弓を2発は撃ち込めても、動きを完全に止めるに至らず。
その後は接近戦で叩き伏せるしかありません。
更に厄介なことにドラウグル・デス・ロードは揺ぎ無き力を使ってくるようです。
(複数相手にするのは危険ね)
Rioは普段使用している鋼鉄の矢を黒檀の矢に持ち替えました。
なんとかドラウグル・ロード達をやり過ごすと、上空からドラゴン再びです。
ドラゴンを倒し終わるや否やまたも高みからのドラウグル達の攻撃です。
次々と襲い来る波状攻撃に盾でかわしながらも体力は削られ、スタミナもほとんど回復する暇がありません。
マジカもなく、ポーションでの回復も交えながらスクルダフン聖堂内部へと転がり込みます。
(これは・・・かなり苦しい(´・ω・`;A) ゼーゼー)

聖堂の扉を抜けて体制を整え直し、隠密開始です。
物陰を利用しステルスの利点の活かせる屋内はRioにとって、やや救いに感じられました。
少なくとも上空からのドラゴン襲来を警戒する必要はなさそうで。
遠目から矢を番えては距離を稼いで倒す戦法で体力の温存を図るRioなのです。
できる限り体力を奪われないようにと工夫しつつも、わずかずつとはいえポーションは減ってゆきます。
「こんなことならもっと体力回復ポーションだけでも持ってこればよかった(´・ω・`)」
独り言をつぶやいても、時すでに遅く、今ある装備とアイテムで乗り切るしかありません。
複数のドラウグル・スカージにワイトを撃破しつつ進んで行くと、3つの操作可能な石碑と1つのレバーを発見です。
左右両端の石碑と向かい合うようにして鯨と蛇の文様が刻まれた石碑が設置されています。
(ではまず合わせ鏡の要領で(*・ω・)つ ギュギュ)
鯨には鯨が、蛇には蛇が向かい合うように設置するまではよかったのですが、問題は中央の石碑です。
(正面上方に左に蛇、右に鳥ね。わからないからどちらか1つずつ試してみようかな(*・ω・)つ モイチド ギュギュ)
何度か試している内に、中央を蛇の絵柄に合わせると左の鉄格子が、右の鳥に合わせると右の鉄格子が上がり、道が開かれることに気づいたのでした。
右側は行き止まりの宝物庫のようで、左側が正道のようです。
右手の宝箱を漁り左の道を行くと、2層構造の広間に辿り着きました。
敵のスカージやワイト、デスロードは耐久力も高く攻撃力もなかなかです。
一体であるなら手堅く倒せるものの、複数まとめて襲われれば、軽装備のRioにとっては致命傷にもなりかねません。
また、アルドゥインとの戦いのためにと残しておいたポーションを使い切るという愚行だけは避けたいところ。
自然、戦闘は弓でおびき出しては逃げ撃ちで凌ぐという時間のかかる戦いとなって行くのでした。
途中の蜘蛛を薙ぎ払い、尚、前進していくと、またもや仕掛けが施された部屋がRioを待ち受けます。
今度は階上の左右両端の石碑をその真上の文様に合わせ、中央も同様に上部の絵に合わせてレバーを引けば正解のようです。
カチリというレバーの音と共に下りて来る橋を渡り、扉を開けて先を急ぐRioの前に、またしてもデスロードが行く手を塞ぎます。
一体は不意打ちからの弓で手早く沈め、残り二体を階上で苦戦しつつも仕留めます。
そのまま加圧式トラップは羽根の歩みですりぬけ、粗末な螺旋階段を上り、デス・ロードにドラウグルの3体と切り結び、3度目のレバーを引きます。
こまめに回復魔法を唱え、隠密のままじりじりと前進して行くRioなのです。
(まだソブンガルデへの入り口へは辿りつけないのかな(´・ω・`;A))
戦闘による疲労が重なり、肩で息をする戦いが増えてきた頃、ドラウグル・デス・オーバーロードの護る扉が見えて来ました。
(正面に物語の間が見えるけど、爪はどこに(-ω-;)?)
ステルスからの弓の不意打ちとダガーによる強打でオーバーロードを打ち負かすと、その遺骸からダイヤモンドの爪を入手しました。
「物語の間の爪はこいつが持っていたのね+.(ノ。・ω・)ノ」
爪に描かれた3つの印を並べ封印された扉を開くと、その先に“Strun=嵐”のシャウトの記された壁を見つけたのでした。
(“ストームコール”雷雨を呼ぶシャウトね)
青白く輝く文字を体内に取り込み、進み続けるRioはようやく外部へと続く出口を見つけ出します。

喜び勇んで飛び出したRioは、またしてもドラウグル達の歓迎に遭遇です。
デス・ロードを含む一団に囲まれ、せっかく手に入れたポーションをここでも使用する羽目に陥りました。
疲れからか判断を誤り、本来階上に向かうべきところを階下に跳び下りてしまいます。
落下ダメージで体力を消耗したところにドラウグル・デス・ロードの追撃を受け、壁に追いやられながら朦朧とした意識でダガーを振り続けるRioなのです。
(痛い・・・どこかで休みたい。なぜこんなに自分の力は弱いのだろう)
ぼんやりと霞む意識でどうにかデス・ロードを斬り伏せるます。
ボロボロになった身体をかばいながら湖の方を見やるとドラゴンの気配が感じられるのでした。
(こんな状態で見つかるのはまずい)
周囲を見渡してもソブンガルデへの入り口らしき場所は目につかず。
壁沿いによろめきながら、もう一度、聖堂の入り口に戻ろうと石段を登り始めます。
すると、落下時に振り切ったと思っていたドラウグル・デス・ロードとスカージが再び襲い掛かって来ました。
マジカにスタミナ、そして体力もいっぱいまで使い切って撃ち破ります。
ようやく元の聖堂出口に辿り着いてRioは途方に暮れました。
気が充実していれば、左手からぐるりと回り込んだ位置に階上へと続く石段を見出せたはずなのですが、連闘に継ぐ連闘によって注意力は低下し、体力よりも気力が途切れる寸前のRioだったのです。
(いつも誰かに助けてもらえるのに慣れてしまって、技や力よりも心の鍛錬ができていなかったんだ)
今更、自分自身の弱点に気づいても遅すぎる。
重い身体を引きずるように、ふと空を見上げると、Rioは宵闇に赤く揺らぐ漁火のような耀きに気づいたのでした。
(あれは・・・なんだろう?)
赤い耀きに導かれるようにして左壁伝いにふらふらと上って行くと。
ゆらめく光が炎のように上空に向かってたなびいています。
(もしかするとあの赤い耀きがソブンガルデへ繋がるゲート・・・?)
うれしそうに駆け出そうとするRioの行く手で。
黒い影が身を起こしました。
「Zu'u Huz Nahl Su Leh Dein Dah Mey Laa Kun」
「我は愚者がこの地をおびやかさぬよう守る者?」
ゆっくりと振り向く黒い影が杖をかざし、咄嗟の判断でRioは後方に飛び退きました。
すると、仮面で顔を覆った黒い魔術師が雷魔法を放ちます。
「Sos Sahlo Fah Hin Vo Zah Mul お前は血を流しその強さを失うのだ」
(ソブンガルデの門の番人Σ(・ω・´)?)
雷攻撃を身に受けながらも即座にダガーを抜き去り、Rioは黒い魔術師の至近距離に飛び込んで行きます。
右に左に刃を翻し魔術師の体を刻み体力を奪います。
魔法詠唱のため距離を置こうとする魔術師に隙を与えぬよう追いたて、やや強引に止めを刺し、もう一度周りを見渡しました。
(他に敵は・・・?)
周囲には最早何者の気配もなく、静寂が辺りを包んでいます。
灰の塊となって崩れ去った黒い魔術師の遺灰には見たことのない珍しい杖と仮面が残されていました。
(ドラゴン・プリーストの杖にナークリーンの仮面 Nahkriin・・・復讐という名前のドラゴン・プリースト(゚ー゚*?))
「アルドゥインの壁でエズバーンが話してくれた竜教団の生き残り? それとも違う一派?」
ドラゴン・プリーストとは一体何者なのか。
ドラゴンが模られた杖とデスマスクのような仮面を眺めながら、首を傾げるRioなのです。
宵闇に浮かぶ祭壇に上り、手に入れたドラゴン・プリーストの杖を突き立てると。
ガラガラという轟音と共に、地を割って、巨大な穴と噴出するきらびやかな光の柱が現れました。
(ここがソブンガルデへの入り口・・・!?)
割れた瓦礫は欠片となって地表を巡り。
宵闇にまばゆい光の粉が舞い散る中。
強烈な輝きを放つ巨大な穴に向かって、Rioは身を躍らせるのでした。

以上でメインクエスト第16章『世界を喰らう者の巣』終了となります。

メインテーマ曲のタイトルが“Sons of Skyrim”なのですが、ドヴァーキンが女性だった場合、Son限定だとちょっぴり疎外感を感じてしまいます。
確かにドヴァーキンは男性というイメージがありますし、トレーラーなどを見ても雄々しくてすごくカッコイイのですけどね( ●≧艸≦)
Rioは女性なので翻訳はOk=彼&Ek=彼女とさせてい
ただきました。

オダハヴィーイングがRioを背に乗せる時の言葉、ケイザールはドラゴン語でKeizaal=スカイリムのことのようです。
また、Dov=竜やドラゴンですので、
「ひとたびスカイリムの空を飛べばドラゴンへの羨望が高まるばかりだぞ」
と語るオダハヴィーイングは空を自由自在に飛べる竜族の自慢をしているのですね(〃▽〃)b リュウゾク ヨクネ? ミタイナ

スクルダフンの聖堂を越えた終盤でRioが迷子気味になるところは演出ではなく本当にそのような展開でした。
手持ちのポーションの個数が不安だったので、倹約のために敵を振り切ろうとして失敗&死亡を繰り返し、下にいるドラゴンと戦ってみたり、さらに落下死したりで迷った挙句、
「上に向かうのが正解だった(`;ω;´) シタニ ムカッテタヨ!」
とようやく気づいた頃には、操作している小桜が涙目だったのは・・・秘密デス(マップちゃんと見ましょうという天の声が・・・)。

次回Skyrimはメインクエスト第17章『ソブンガルデ』を予定しております。
ネタバレ・妄想・創作が含まれると思いますが、「それでもOK(`・ω・´)シャキーン!」とおっしゃる方のお越しを心よりお待ちしております。

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Skyrim・終わりなき季節:後編&戦死者:後編(`・ω・´)

“帝国”テュリウス将軍
    リッケ特使
    エリシフ首長
“ホワイトラン”
    バルグルーフ首長
“サルモール”
    エレンウェン
“ストームクローク”
    ウルフリック首長
    石拳のガルマル
“ブレイズ”
    エズバーン
    デルフィン
“グレイビアード”
    アーンゲール

これにRion○idとヴィルカスを含め計12名による講和会議がハイ・フロスガーにおいて開催される。

今夜も『Skyrim(XBOX&PS3&PC版コンシューマータイプRPG(゚ー゚*?))』をお送りします。

ネタバレ・妄想・創作を多々含みますので苦手な方はスルーお願いいたします。
クエストは比較的忠実にトレースさせていただいておりますが、PC&NPC間の会話は創作過多となっておりますので、ご留意くださいませ。

メインクエスト第15章『終わりなき季節』後編

会議の場のためにしつらえられた円卓に出席者が集まるのを待つRioは眉を曇らせていた。
入り口近く中央にアーンゲールその両サイドにエレンウェンとエズバーンそしてデルフィン。
エレンウェンの右隣にバルグルーフ、テュリウス、エリシフ、リッケと陣取る。
デルフィンの左隣にはウルフリック、ガルマルが座す予定のようだ。
「ドラゴンボーンよ 皆が待っているぞ」
会議の進行を行うアーンゲールの声に顔を上げ、席に着こうとしてRioはまた動きを止めた。
この部屋に入る直前に交わされたグレイビアードとブレイズの会話を思い出していたからである。

「私達にはあなた方と同様 この会議に参加する権利があるわ むしろあなた方よりもずっと ドラゴンボーンを導いたのは私達ですもの」
「ほう ブレイズの思い上がりは無限大だな」
デルフィンの言い分に不愉快そうに言葉を返すアーンゲール。
「デルフィン 目前にある問題は緊急を要する アルドゥインは阻止せねばならない この会議の成功を望むなら我々がこの場に必要なこともわかるはずだ」
一触即発というところで、なんとかエズバーンの申し立てによって事なきを得た。
この一幕を垣間見ても、グレイビアードとブレイズ双方の確執は相当に根深そうである。

アーンゲールの視線に促され、勧められた最奥中央の席にRioはようやく腰を落ち着けた。
それを見て取った来賓達も各々席に着いてゆく。
打倒アルドゥインを目標にこれまで力を借りてきたグレイビアードとブレイズ。
それなのに講和会議というこの時になっても双方の諍いは収まりを見せない。
帝国と反乱軍。
グレイビアードとブレイズ。
古代ノルド語で戦争を何と言うか知っているか?
アーンゲールの言葉が脳裏に木霊する。
「“終わりなき季節”・・・か 本当にその通りね(´・ω・`)」
それでも終わりのない季節に一時的にせよ終止符を打つために、この講和会議を開いたのだから。
ここで引くわけにはいかない。
Rioは思いのたけを込めた眼差しを円卓に座るひとりひとりに送った。
相容れない思想と信念のぶつかり合いの幕が切って落とされたのである。

「彼女を・・・タロス狩の長を交渉に連れてくるなど 我々を侮辱するのか?」
アーンゲールの議事進行を妨げるウルフリックの声が響いた。
ストームクローク代表側が着席を拒んでいるのは、会議の場にサルモールがいる所為であるようだ。
講和会議の内容が白金協定の条件に反しないかどうか見届ける必要があると冷たく返すエレンウェン。
当然のことながらテュリウス将軍も会議に誰を連れて来るかの指図は受けぬと、ウルフリックを睨めつけます。
交渉条件を交渉していたのでは埒が明かぬとアーンゲールが仲裁に入り、判断をドラゴンボーンに任せてはどうかと提案します。
(え? あたしが決めるのΣ(・ω・´)!?)
突然のご指名にあわてて周りを見回すRioなのです。
「イスミールの髭にかけて 帝国のなんと厚かましいことよ あれと同じ卓を囲むなど考えたくもない サルモールの尻軽めが! あの女が去るか 私が去るかだ」
脅しなのか本気なのか、ウルフリックがまっすぐにこちらを見てサルモールを罵倒しつつ、自身の意見が通らねば退出すると宣言します。
(ちょ・・・会議が始まってすぐに解散なんて、させるもんですか!)
「エレンウェンには何もできない ただ我々の議論を眺めているに過ぎないわ(`・ω・´)」
「おそらくはな だが彼女をここに連れて来るのは手の込んだ挑発だ 私は思い通りにはならぬ それをテュリウスに分からせる必要がある」
初っ端からストームクローク側の発言を議会に通して主導権を握ろうという算段なのか。
ここでウルフリックの発言を通せば、今度は帝国側の不審感を招くことになるだろう。
何より帰ると言えば我が通ると甘く見てもらっては心外である。
「テュリウス将軍の好きにさせましょう 後に彼は他の件で譲歩することになる それともサルモールのいる前では議論しにくい何かほかの理由でも?」
サルモール大使館潜入時、手に入れたウルフリックの調書を思い浮かべながら、Rioは含みのある言葉を敢えて選んで反乱軍のリーダーへと投げかけた。
「ふむ・・・個人的には納得はできないが判断には従おう」
急に態度をやわらげ、ウルフリックはそれでも尚、エレンウェンを交渉相手とは認めないと念を押しつつ席に着いた。
なんとか会議崩壊の危機は脱したと心の中で安堵のため息をつくRioの気持ちを知ってか知らずか、またもウルフリックは強気な発言を始めた。
「先に言っておく 会議に出るのを承知したのはドラゴンの脅威への対処 そのためだけだ ただしスカイリムの自由な民を支配するという不当な要求を帝国が取り下げる覚悟ができたというなら話は別だ 帝国との対話など度量の広さを見せるための茶番にも思える」
「終わったか? ただ演説をするためにここに来たのか? それとも本題に入るか?」
「よし 手早く済ませるとしよう」
ウルフリックとテュリウス将軍の舌戦を眺めるRioは次に来るべき嵐に備えて身構えます。
ひとときの静けさの後、アーンゲールのスカイリムに永久なる平和をもたらすよう尽力してもらいたいという発言に対して、ウルフリックが遮るように要求を述べ始める。
「マルカルスの支配権を所望する それが休戦に同意する対価だ」
この発言に対してソリチュードの首長エリシフが立ち上がった。
「ウルフリック それがここに来た目的なのね この場を利用してグレイビアードを貶め 自分の地位を高めるつもり?」
最愛の夫にして元スカイリムの上級王トリグをウルフリックに殺された恨みをエリシフは忘れてはいなかった。
古代ノルドの作法に則った決闘であったとはいえ、彼女の目の前で、ウルフリックの手によって、トリグはソブンガルデに追い払われたのだから、その無念たるや想像に難くない。
しかし、ウルフリックもまたタロス信仰の承認を得るため、帝国の要求を呑みマルカルスで挙兵した挙句、アルドメリ自治領へとその身を売られ、投獄中に元ウィンドヘルムの首長である父を失うという苦渋を舐めている。
ウルフリックの怒りがそのまま年若く帝国の操り人形にも等しい前上級王トリグに向けられたとしても不思議ではない。
エリシフとウルフリックのやり取りを聞きながらRioはぼんやりとそんなことを考えていた。
「ウルフリック 我々が交渉の場でマルカルスを諦めるわけがないだろう 戦いで手に入らなかったものを会議でせしめるつもりだな?」
感情的になりがちなエリシフをたしなめ、テュリウス将軍はマルカルスの譲渡に拒否の意を表明した。
「ウルフリック首長も対価なしに何かを得ようと思ってはいまい 帝国は代償として何が欲しい?」
険悪になりかけた議会に助け舟を出すべくアーンゲールが言葉を添える。
依然ウルフリックの要求など通すなと詰め寄るエリシフ。
まさかとは思うがマルカルスの代わりにホワイトランを差し出すなどとは言うまいな、と釘を刺すバルグルーフも加わって議会は騒然となった。
自陣営のあちらこちらからせっつかれ、テュリウス将軍も頭が痛いのか、怒りをウルフリックを反逆者と罵倒することによって一時の憂さを晴らしている。
けれどもすぐに己の感情を抑え、
「我々は皆お前の要望でここにいるのだ マルカルスがどれぐらいの価値があるのか 意見を聞きたい」
采配をRioに委ねることによってドラゴンボーンの力量を試す作戦に出た。
(ぐ・・・さすが将軍、帝国と反乱軍の言い争いでは決着が付かないと踏んだのね(-ω-;))
リフテンとの交換交渉ではストーム・クローク側にとって不利過ぎる。
「ウィンターホールドとの交換ではいかがでしょうか?」
サルモールの議会出席を認めた際、次は反乱軍側に有利な決定を下すと決めていたRioなのでした。
帝国サイドからは批判が飛び交います。
「マルカルスとウィンターホールドと交換だと!? あり得ない リフテンの方がいい 守りも堅いしホンリッヒ湖もあるから補給もし易い それにハチミツ酒も飲み放題だ」
当然の反応ではあっても、ここはできる限り帝国と反乱軍両陣営に対し公平な舵取りに努めたいところ。
ウィンターホールドを手に入れれば北方の海域のほとんどすべてを掌握できるのではないかとテュリウス将軍に説得を試みるRioなのです。
Rioの説明により、マルカルスとウィンターホールドの交換については納得してもらえたものの、相変わらず帝国とストーム・クロークの罵り合いは収まらず。
遂にエズバーンが両陣営の中に割って入るのでした。
「くだらない意見の違いに捉われ 今の危険にさえ気づかないのか? この地の運命がかかっているという時に!」
エズバーンを軽んじるウルフリックの態度に今度はデルフィンが激昂します。
ドラゴンが復活し続けるという意味の重大さが分からないのかと声高に綴るエズバーン。
「アルドゥインが復活した! 世界を喰らう者が帰還した! 奴はお前の無意味な戦争で亡くなった兵士を貪り もっと力を増しているんだぞ!」
その瞬間、再び、脳裏にコドラクがアルドゥインに噛み砕かれる恐ろしい光景が閃いた。
激しい動悸がRioを襲いガクガクと手にも足にも震えが走る。
蒼ざめてうつむくRioの右肩に背後で見守るヴィルカスの手が置かれた。
大丈夫だとその温かさは告げている。
「この危険に直面している時に せめてほんの一瞬でも憎しみを忘れる事ができないのか?」
エズバーンの叫びに呼応するかのように面を上げて、Rioも周囲を見渡した。
ブレイズの重鎮の言葉に事態の深刻さを理解して、皆が我を通す発言を控え始めた。
けれどもマルカルスをウィンターホールドとの交換のみで明け渡す気は、帝国側にはやはりないらしく。
テュリウス将軍はウィンターホールドとの交換条件に加えて、カースワステンでの虐殺に対する賠償の要求を持ち出した。
カースワステンで何があったのかは実はよくわかってはいない。
とはいえこのままでは帝国は引き下がらないかもしれず、あるいは他の地方をマルカルスの代償に付け加えるよう要求してくるかもしれない。
引いては停戦協定自体が失敗に終わる可能性まである。
それだけは絶対に避けたかった。
Rioの出した結論はカースワステンの賠償金をストーム・クローク側に払ってもらうという事だった。
ウルフリックもガルマルも不満と異議を申し立てたが、マルカルスを手に入れたことで渋々決定に譲歩を示した。
最終的にマルカルスはウルフリックの配下となり、イグマンド首長が退き、ソーンヴァー・シルバーブラッドが代わって首長を勤めることとなり。
ウィンターホールドは帝国支配下となり、首長はコリールに代わりクラルダーが勤めることとなった。
去り際にウルフリックは帝国勢に捨て台詞を吐いた。
「アルドゥインを討ったら次は帝国の番だ しかと覚えておけ Evgir Unslaad」
Evgir Unslaad 終わりなき季節・・・戦争は終わらない。たとえ一時はやむなく停戦したとしても。
短くも儚い平和であるのかもしれない。
それでもどうしても手に入れたい休戦という状況だった。

そそくさと退出したウルフリックとガルマルを除く者達の間で、ドラゴンをどのようにドラゴンズリーチに誘き出すかについての議論がなされた。
エズバーンがその件については任せてもらおうと、おもむろに立ち上がる。
「歴代のブレイズ達は自ら倒したドラゴンの名前の多くを記録していたのだ この記録とドラゴンの埋葬地を記した地図を参照してアルドゥイン配下のドラゴンを特定できたと信じている」
「それはつまり(゚ー゚*?)」
Rioの疑問の声に倣うように帝国側メンバーからも詳しい説明を望む視線が老ブレイズに向けられる。
「ああ 分からないか ドラゴンの名前は必ず3つの言葉の力・・・つまりシャウトなんだ 声を使ってドラゴンを呼べば どこにいようが奴らの耳に届く」
「ドラゴンの名前を呼べば 呼んだ者の傍に現れると?」
「ドラゴンは生来高慢で挑戦を拒むのを嫌う性質なのだ アルドゥインに勝利した後ゆえ 殊にお前の声はドラゴンの興味を惹きそうだ 呼ばれたドラゴンは間違いなくお前の声を辿り近寄って来ることだろう」
ざわめきたつ帝国側のメンバーを他所にRioは問うべきことを問うた。
「そのドラゴンの名は?」
「Od-Ah-Viing オダハヴィーイング “翼のある冬のハンター”という意味だ」
エズバーンの説明が終わったその瞬間、Rioの身体にまるで地に水が染み渡るように“Od Ah Viing”の文字が流れ込んだ。
(たとえわずかな期間とはいえ停戦が締結された今、一刻も早くオダハヴィーイングを誘いださないと・・・)
立ち上がり退出しようとするRioをデルフィンが引き止めた。
「待って 大切な話があるわ」
向き直るRioに放たれたデルフィンの言葉は思いも寄らないものだった。
「パーサーナックスを殺しなさい」
何を言っているのかわからないと首を振るRioに、デルフィンはパーサーナックスとブレイズの因縁について語り始めた。
「彼はただのドラゴンではない アルドゥインの右腕だったのよ 彼の犯した残虐行為は何百年経った今も人々の記憶に残るほど忌まわしいもの 彼は死ななければならないわ 当然の報いよ」
確かに昔、パーサーナックスはアルドゥインの弟として彼に忠誠を誓い非道の限りを尽くしたのかもしれない。
けれど・・・
「あなたが殺しなさい」
「待ってデルフィン 今のパーサーナックスは過去の過ちを後悔し罪を償おうとしているわ それに古の声の達人にドラゴン語を教え彼らを救おうと協力したのよ あたしたちだって彼に助けられた・・・」
もう結構とばかりにRioの訴えかけを遮り。
デルフィンは厳しい宣告を下した。
「彼が死ぬまで あなたに手を貸すことはできないわ ブレイズの誓いを辱めることになる」

メインクエスト第14章『戦死者』後編

ドラゴンボーンとして選びなさい 私達の味方となるのか 敵となるのか。
(わからない。なぜ彼を・・・パーサーナックスを殺す必要があるのか)
パーサーナックスを殺さなければデルフィンはドラゴンボーンの敵になると言い放った。
パーサーナックスは遥か昔アルドゥインに手を貸し、定命の者達を奴隷にした。
最終的にアルドゥインを裏切ったとはいえその行為をブレイズは絶対に許せないと言う。
エズバーンもデルフィンと同じ思いだと告げた。
パーサーナックスが私達を再び裏切るようなことがあってはならない。
そのためにも裏切りの芽は今ここで断ち切れ・・・と。
どうすればいいのかわからない。
ゆっくりと顔を上げると、そこには沈黙のまま見守るヴィルカスの姿があった。
「ヴィルカスの言う通りだった ブレイズはドラゴンを容赦なく討ち倒すドラゴンボーンにこそ忠誠を尽くし従う一団 彼らにとって存在すべてが悪であるドラゴンに憐憫を示すような惰弱なドラゴンボーンは主君と崇めるに値しない」
ひとしきり置き、どうしたいかと尋ねるヴィルカスに、Rioは苦悩を無理矢理、心の奥底に閉じ込めて。
「今はアルドゥインを倒すことに専念したい」
そう答えるのでした。

※講和会議終了後に『終わりなき季節』のオプションクエストとしてパーサーナックスを殺すようブレイズから依頼を受ける『パーサーナックス』がスタートします。

「約束通り部下は配置についている この巨大な鎖にも油を差してある ドラゴンボーン 命令をくれ」
ホワイトラン首長バルグルーフの合図で、バルコニーの更に上方の衛兵らが所定の位置に着いた。
ドラゴンがバルコニー目掛けて着地すれば準備した鎖と首枷の罠で自由を奪い、その動きを封じようという作戦のようだ。
「自分の役割をしっかりこなしてくれよ 街をお前の手に託してあるんだからな」
どんなときもホワイトランの民のことを一番に考えるバルグルーフらしい言葉です。
そう口にしながらも特に心配する様子もなく、むしろ激励とも取れる首長の気さくな語りかけに、塞ぎがちなRioの気分も高揚するのでした。
バルグルーフに並んでバルコニーの縁に身を乗り出し。
一呼吸置いて“コールドラゴン”のシャウトを発します。
“Od-Ah-Viing!”
目を凝らし、耳を済ませていると、遠き彼方から咆哮を上げ徐々に近づいて来る気配がします。
弓を構え、Rioは周囲を見渡しました。
すると大きな影がドラゴンズリーチの下方から上空に舞い上がったと見るや、激しい炎がバルコニーに吹きかけられました。
(倒してしまっては元も子もないわ 奥に引きずりこまなくちゃ(`・ω・´))
滑空からの反転でこちらに向き直ったオダハヴィーイングに向かい、Rioはドラゴンレンドシャウトを放ちます。
そのまま正面に向き直り、じりじりとバルコニー奥へと下がりつつ罠が仕掛けられているホール側へと誘導して行きます。
目論見通りに、バルコニーへ着地を果たしたオダハヴィーイングが叫び声を上げ、Rioを追って奥へ突進し始めます。
「後はお願いよ バルグルーフ!」
盾に持ち替え、防御体制で待ち構えるRioの目の前で。
重い鎖は解き放たれ、鎖の先端に取り付けられた首枷がオダハヴィーイングの動きを完全に封じたのでした。
「Nid! おのれ!」
恨めしそうな雄叫びを吐き、ドラゴンの眼光がRioに注がれます。
「Horvutah Med Kodaav まるで罠にかかったクマだ Zok Frin Ni Grind Ko Grah Drun Viik Dovahkiin ああ 忘れていた ドヴァーの言葉を使えないのだったな 戦場でお前と戦いたいと願ったのは 過ちだったよドヴァーキン お前の・・・うむ・・・卑怯ではない Grah Miin Drun 戦略に敬意を表する だが Zu'u Vo Nahl 私をこうも辱めるとは ただでは済まさぬぞ」
「確かにあなたの戦意を利用したわ でもこうするより他なかったの」
自嘲の混じるオダハヴィーイングの語りかけに応えて、Rioはゆっくりと首枷の付いたドラゴンに歩み寄って行く。
「Hind Siiv Alduin? アルドゥインの居場所を知りたいのだな?」
妙な動きをすればいつでも攻撃を開始すると、威嚇のため衛兵達はオダハヴィーイングに対して弓を構えている。
攻撃はしないでと手を上げて、捕らわれのドラゴンのまさに鼻先にまでRioは近づいていた。
「そうよ 奴は アルドゥインはどこに隠れているの(`・ω・´)?」
「Rinik Vahzah Alduin Bovul そうアルドゥインは消えうせた お前の声に応えた理由はただひとつ そのスゥームをこの目で確かめるためだ」
攻撃を止められているとはいえ、無謀なほどドラゴンに接近する相棒の身を案じて。
ヴィルカスもまた何か動きがあれば即座に対応できるよう、影のようにRioの背後についた。
「我らの多くは本当にアルドゥインのスゥームが最強なのか 奴にそれだけの支配力があるのかを疑い始めている」
(そう。ドラゴン達は世界のノドでの戦いを知っている。あの時アルドゥインが敗走したことも)
たとえ逃げられてはしまっても、あの世界のノドでの戦闘は無駄ではなかったとRioは確信した。
アルドゥインは生き延びはしたが、その圧倒的な支配力に亀裂が入ってしまったからである。
「無論 我らの中では最強だろう Mu Ni Mey 我々も愚かではない 奴に立ち向かおうとした者はいない」
「知りたいのはアルドゥインの居場所よ」
自分自身にアルドゥインに代わる力があるなんて思えない。
けれど、今はアルドゥインが絶対的君主であるという他のドラゴン達の幻想を打ち破る必要がある。
こちらをじっと見つめるオダハヴィーイングの眼をしっかりと睨み返し、Rioは噛み付かれる危険も承知で彼の間近まで詰め寄った。
緊張を伴う一瞬が過ぎ。
時間が止まったような感覚に皆が陥りかけた瞬間、オダハヴィーイングが再び言葉を発した。
「奴は力を取り戻すためにソブンガルデへと向かった Sil Leh Se Joor 死んだ定命の者達の魂を喰らうためにな ソブンガルデへの扉は東方の山高くにそびえる古代神殿のひとつ スクルダフンにある Miin Drun Pah Ok Med Vahzah Lahvu Laan Tey Lun 奴が残る力のすべてをそこに集めていることは言うまでもない Zu'u Lost Ofan Hin Loan これで質問には答えた もう行ってよいか?」
罠を解いてもらえるだろうと高を括るオダハヴィーイングに、Rioは首を横に振ってみせた。
「アルドゥインの死をもって解放すると約束するわ」
ドラゴンの歯軋りのような不気味な音がドラゴンズリーチに響き渡り。
危険を察知してヴィルカスは左手でRioの腕を掴み右手を剣の柄にかけた。
「ふむ・・・Krosis スクルダフンについてひとつ言い忘れた事がある」
この一時の間にオダハヴィーイングは次なる取引材料を用意したようだった。
「お前はドヴァーのスゥームを持っているが 翼がなくてはスクルダフンには永遠に辿りつけん もちろん この翼で連れて行く事はできるが 囚われの身ではそれも叶わぬ」
(なるほど。そう来るのね(○´゚ω゚`))
したたかで頭のいいオダハヴィーイングに敬意を表して、Rioは丁寧に交渉を持ちかけた。
「では あたしをスクルダフンに連れて行くと誓えるのなら あなたを解放しましょう」
「ドラゴンの誓約を信じるのか!?」
この局面で万が一にもオダハヴィーイングに裏切られ、逃げ切られてしまえば、これまでの苦労はすべて水の泡となる。
何よりもこちらの思惑すべてをアルドゥインが知ることになってしまう。
「Onik Aan Krah Vo Jer In Mir Aar Do 選択肢がひとつしかなければ それを認めるのが賢明だ」
疑わしげに激しい視線を投げかけるヴィルカスを見やり、オダハヴィーイングは付け足した。
「信じてほしい Zu'u Ni Tah Ro Dir Su アルドゥインは支配者の器ではないと自ら示したのだ 私はもう従うつもりはない ここから出してくれるならばスクルダフンへと導こう」
「竜の血脈の誇りに賭けて その言葉を信じるわ」
罠の解除に向かおうと踵を返したRioは、すれ違いざまにオダハヴィーイングに駆け寄るファレンガーの姿に気づきました。
「信じられない! 一体どれだけこの瞬間を待ち焦がれていたことか 許しを得られるなら その・・・実験をさせてもらえるとありがたい 純粋に知識向上に資するためだ」
宮廷魔術師のドラゴンに対する執着は知っていたものの、オダハヴィーイングに直接交渉に向かうとは。
つい両者の成り行きを足を止めて見入ってしまうRioなのです。
「失せろ魔術師 ドヴァーキンへの誓いを試すような真似をするな」
「保証しよう お前のように巨大なドラゴンには痛くもかゆくもないだろうからな 鱗・・・もしくはすこしばかりの血 見逃す手はないだろう」
「Joor Mey 愚かな人間め そこで何をしている? Toor Shul!」
興奮を隠せずぶつぶつとつぶやきながら背後に回り込んだファレンガーに、怒り心頭のオダハヴィーイングは威嚇のファイアブレスを天井に向かって吐きかけました。
バルグルーフからは、ばかもの!と叱責を浴び、脱兎の如く逃げて行くファレンガー。
ファレンガーとドラゴン、そして呆れるバルグルーフの繰り広げる一幕に皆はクスクスと笑いをもらします。
(この光景をデルフィンやエズバーンにも見せてあげたかったな)
切なそうに笑いながら。
Rioは罠を解除するために、バルコニー上方へと向かうのでした。

以上、メインクエスト第14章『戦死者』後編&第15章『終わりなき季節』後編でした。

いよいよメインクエストもクライマックスとなって参りました!
書き殴りの匠(゚ー゚*?)として、ここからは一息に脳筋パワーで進めていく予定です(〃▽〃)b

リッケ特使の特使の称号はゲーム内和訳をそのまま使っていますが、こちらは文官職ではなく武官職ですので、軍団長の方がこの場合良いかもしれません。

講和会議でウルフリックとエレンウェンの会話で、「ウルフリックの投獄中 息子が・・・私達の所為ではない」と一瞬語りかけたシーンがあったのですが、そういえばウルフリック首長の息子については他では一切触れられていませんよね(-ω-;)?
ほとんど片言のセリフで詳細は一切語られていなかったので、推測すら難しい状況でしたが気になります。

メインクエストをプレイしていた当時はまだ内戦についてはどちらの陣営に付くか決めかねている状態で、講和会議の采配はできる限り平等にと努力した覚えがあります。
何度か違うパターンで試してみたのですが、どうしてもサルモールを議会から追い出すことはできませんでした。
サルモールに対して愛着があったというわけではなく、個人的な感情としてはむしろ好ましく思っていないというのが正直なところでした。
それでも会議などは種族を問わず様々な方々の立場を尊重し、いろいろな意見に耳を傾け、公平な判断をしたいな~という気持ちがリアルでもゲームでもあります。
結果、どうしてもストーム・クローク側には1ポイントマイナスという評価になってしまい、ウルフリック&ガルマルが立腹して去っていくというシーンを見る羽目となります(ごめんねウルフリック)。
完全なる平等って難しいですよね(〃´・ω・`)ゞ

ちなみにファレンガー&オダハヴィーイングのお笑いコントはゲーム内で本当に見られますので、見ていらっしゃらない方はぜひご鑑賞くださいませ。

次回Skyrimはメインクエストから第16章『世界を喰らう者の巣』をお送りします。
ネタバレ・妄想・創作三昧が慢性化しておりますが、「もう諦めてるから好きにどうぞ(*・ω・)b」とおっしゃる来訪者さまのお越しを心よりお待ちしております。

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Skyrim・戦死者:前編&終わりなき季節:前編(´・ω・`)

大空をはばたくドラゴンを地に引きずり下ろすシャウト“ドラゴンレンド”。
星霜の書を用い、Rioは古の声の達人からドラゴンレンドを学んだ。
新しいシャウトを駆使し、ようやくアルドゥインを倒したと思った瞬間、彼は飛び去ってしまった。
世界を喰らう者の居場所を探る準備として彼の部下を懐柔することにしたRioは、ドラゴンを捕獲するための舞台となるドラゴンズリーチへと向かった。

本日も『Skyrim(XBOX&PS3&PC版コンシューマータイプRPG(゚ー゚*?))』をお送りします。

ネタバレ・妄想・創作を多分に含みますので、これらNGとおっしゃる方はスルーお願いいたします。
クエストの進行や物語の概要はできる限り忠実にトレースしているつもりですが、特にPCやNPC間のセリフは創作三昧となっておりますのでご注意(゚ー゚*?)くださいませ。
カラー以外の部分は創作モードとなっておりますので、苦手な方はこちらも飛ばして読み進めていただけますなら幸です。

メインクエスト第14章『戦死者』前編

それから数日の間、Rioは以前から頼まれていたひとつの約束を果たすために、ドゥーマーの遺跡、ムジンチャレフトの探索へと乗り出した。
最深部で見つけたグリムシーバーを手土産にリフテンのムジョルを訪ねるRio。
愛剣を目の前にして大喜びのムジョルに、早速以前より考えていた構想を持ち出してみます。
「ムジョル ブレイズに所属してみる気はない(゚ー゚*?)」
一瞬戸惑ったものの、ムジョルも歴代ブレイズの栄光には少なからず憧れを抱いていたようで、ブレイズ入団を快諾してくれた。
何より最近力を付けつつある盗賊ギルドの根城となっている今のリフテンは、正義感の強いムジョルには住みづらそうで。
その原因の一翼を担っている立場のRioにもそれは気がかりのひとつでした。
お互いの立場は違えど、ムジョルのまっすぐな気性に好感を抱いていたRioは、彼女が彼女らしく力を発揮できる地位や所属について考えていたのです。

※ムジンチャレフトの探索につきましては、『グリムシーバーを探す』というクエストがあるのですが、こちらはφ(・ω・ )かきかきするかどうか未定です。

スカイ・ヘヴン聖堂にムジョルを案内してからの帰途、数日を準備と休養を兼ねてイリナルタ湖畔で過ごすRioとヴィルカスでした。
デルフィンから協力を仰がれていたブレイズの新メンバー召集はこれで一応の区切りがついた。
ただひとつ気になったのは、別れ際、講和会議を開催するアイディアの発端となったのはグレイビアードの長、パーサーナックスの助言だとRioが告げた際のデルフィンの反応でした。
(パーサーナックスの話をした瞬間、エズバーンもデルフィンも顔をこわばらせたような・・・(-ω-;)?)
味方になってくれるドラゴンの存在など思いも寄らず驚いたのだろう。
既に講和会議に向けての準備に没頭しつつあるRioは、ブレイズの反応を深く詮索することはなかった。
その安易な考えが、後日、自らを悩ませ続ける大問題となることを、この時のRioは知る由もありませんでした。
Rioとは対照的に、ヴィルカスはパーサーナックスの話題が出た刹那のブレイズふたりの険悪な空気を軽んじてはいませんでした。
隣に座り、アーンゲールから受け取った手紙の確認をする相棒の機嫌を損ねることは覚悟の上で言い放ちます。
「盗賊ギルドにとって邪魔なムジョルを遠避けて リフテンにおける盗賊どもの謀をより円滑に進めようって魂胆か」
「違うわ(`・ω・´)」
ヴィルカスの辛辣な言葉にRioは心外だと言わんばかりの勢いで否を唱えます。
「お互いの置かれている立場と個人的な好悪の感情とは別物だもの 少なくともムジョルが彼女の実力を発揮できないままくすぶっているのは 見るに忍びないとは思ってた」
思いのほか冷静なRioの反応にヴィルカスは今一度、厳しい質問を投げかけます。
「では もしもブレイズがドラゴンボーンに離反し敵となったらどうする? その時 お前は二重の意味で彼女を敵に回すことになるんだぞ」
「それは・・・(´・ω・`)」
(ブレイズはドラゴンボーンに従い導く者だと思ってたけれど、離反なんて・・・そんなことがあるものなの?)
「仲間を信用するなとは言わない だが結束においては定評のある同胞団においても かつては盾の兄弟姉妹が功を競い互いを傷つけあった経緯もある お前が信頼し肩入れした者達が いずれお前の寝首を掻く刺客に変貌する可能性もゼロではないことを肝に銘じておけ」
心を裂くようなヴィルカスのもの言いも自分を思いやってのこと。
最悪の事態を想定しておくようにという忠告であることはよくわかっている。
でも・・・
「自分の行動が自分の首を絞めても後悔はしないつもりよ ムジョルに限らずゴーバッシュやオンマンドが いつの日かたとえ敵となっても 刃を交え双方傷つけ合うような未来があったとしても」
自分が自分らしくありたいと思うのと同じように 彼女達が彼女達らしくあってほしいと願うから。
ドラゴンズリーチの首長バルグルーフを訪ねる予定のその日、今にも雨が降りだしそうな中、太陽の光も雲間から射し込むという奇妙な空模様がホワイトホールド地方を覆っていたのでした。

「俺の聞き間違いか 宮殿にドラゴンを閉じ込めるのを手伝ってほしいと聞こえたような気がしたが」
その通りとうなずくRioにバルグルーフは眉を曇らせた。
「確かに一度 ドラゴンの襲撃からホワイトランを救ってもらってはいる この借りは大きい しかし分からないな 懸命に近寄らせないようにしてきたドラゴンをどうして今 街の真ん中に誘い込むんだ?」
本来であれば、ドラゴンを街におびき寄せるなどもっての他だとRioも重々わかっている。
けれどもアルドゥインが復活を遂げた今、世界の終末は刻一刻と近づいており、アルドゥインの居場所を知るためには彼の配下のドラゴンを捕らえ、彼らから所在を聞き出す必要があるとRioは説いた。
「なるほど・・・」
ドラゴン捕獲の理由に納得はしたものの、バルグルーフは依然首を縦には振らなかった。
「ドラゴンボーンよ 手を貸したいとは思っているし 貸すつもりだ だが 先にお前の手を借りなければ」
バルグルーフの懸念はこうである。
ドラゴンにかまけている間に、その隙をついて内戦状態にある帝国やストームクローク反乱軍が要地であるホワイトランに侵攻を企てるかもしれない。
ただでさえリバーウッドに防衛のための援軍を裂いている今、これ以上ホワイトランを危険に曝すことは極力避けたいのだという。
ホワイトホールドを治める首長として当然の判断とも思われた。
「では帝国、ストームクローク双方からの攻撃を心配する必要がなくなれば 手伝っていただけますか|ω・)?」
「そういうことなら喜んで君のイカれたドラゴン捕獲作戦に協力しよう」
帝国及びストームクローク反乱軍からホワイトランを守るということは、すなわち内戦を終了もしくは一時的にせよ停戦に持ち込むということである。
しかし言うは容易く、実際問題そのような停戦の申し出を帝国も反乱軍もすんなり呑むとは思われない。
しばしの沈黙を経て、バルグルーフがとある提案を述べた。
「グレイビアードはどうだ? 彼らはノルド全員の尊敬を集めているし ハイ・フロスガーは中立地だ もしグレイビアードが講和会議を主催してくれるなら ウルフリックもテュリウスも耳を貸さざるを得ないだろう」
はっと顔を上げたRioはバルグルーフにうなずいてみせた。
「わかったわ アーンゲールに講和会議の開催について話してみます(`・ω・´)」
Rioの応えに満足してバルグルーフも大きく安堵のため息をついた。
そしていつもの気さくな調子で笑いながら付け足した。
「ドラゴンボーンよ ひょっとしたらお前は世界を喰らう者を止められるかも知れないな ついでにこの戦争も」
恐らくそれはバルグルーフのみならずスカイリムに暮らすすべての者の願望だった。

メインクエスト第15章『終わりなき季節』前編

静寂と安寧の支配するハイ・フロスガーにて。
神々に祈りを捧げ、声の鍛錬を繰り返すグレイビアード。
不用意に声を発してしまうことの弊害を恐れ、アーンゲール以外の者達は修行以外での発声を可能な限り禁じているようでした。
Rioの気配を察して礼拝の姿勢を崩し立ち上がったアーンゲールは、第一声、静かに問うた。
「ここからもドラゴンレンドのシャウトが聞こえた アルドゥイン 奴を倒したのか?」
「ええ でも逃げられちゃったの(´・ω・`)」
しょんぼりと世界のノドでの戦いの様子を語るRioの言葉に耳を傾けるアーンゲール。
彼が見たという世界のノドから飛び発った黒いドラゴンは東に向かったという。
(東・・・エルダーグリーム聖域辺りかな(-ω-;)?)
世界を喰らう者にキナレスの聖域は似つかわしいとは思われません。
とすれば一体どこへ?
考えを巡らせながら、Rioはアーンゲールにバルグルーフの提案を語った。
ドラゴンの捕獲はさておき、停戦に協力してはもらえないかと持ちかけるRioに予想どおり難色を示すアーンゲールでした。
「内戦が生じている間はバルグルーフは助けることはできないと言うの ドラゴン捕獲に兵を割いている隙を突いて反乱軍、あるいは帝国軍が街を侵略開始しかねないとも限らないって」
これまでグレイビアードが政に関わったことはないと告げるアーンゲールに、Rioは現在のホワイトランが置かれる危機的な立場を訴えた。
加えて帝国、反乱軍両陣営ともにグレイビアードには敬意を払っている。
ゆえにグレイビアードが講和会議の主催を行えば、彼らはきっと耳を傾けてくれるであろうことも力説した。
「ふむ パーサーナックスがお前を助けると判断したのであれば それが我々の進む道だ」
パーサーナックスの提案ともなれば無下に断るわけにもいくまいと、アーンゲールは講和会議の開催を承諾してくれた。
後はテュリウス将軍とウルフリックをいかに納得させ会議の場へ誘うかである。

アーンゲールがしたためてくれた手紙を届けるため、一路Rioはまずストームクローク反乱軍の本拠地ウィンドヘルムへと向かった。
「呼ばれてもいないのに首長に近づくのは愚か者か勇者だけだぞ」
側近のガルマルとの会話が途切れるのを待って進み出たRioを、不審者と見定めてウルフリックは第一声を発した。
(ヘルゲンで同じ境遇にあったのは、もう随分前のことだから、ううん・・・たかが一囚人のことなど未来の上級王様は覚えてなどいないかな(〃´・ω・`)ゞ)
Rioの顔を見て何かを感じ取ったのか。
「どこかで会ったか?」
ウルフリックは記憶をたぐり寄せているようだった。
「ああ ヘルゲンで一緒だったな」
覚えていてもらえたみたい。
にっこりと微笑み、Rioは懐からアーンゲールの手紙を取り出した。
「彼らもそろそろ視線を天上界から下ろし 血を流す故郷の方に目を向けてもいい頃だ しかし一体何がしたいのか・・・」
手紙に目を通しながら思ったままを口にするウルフリックの様子を眺めながら、Rioは次の彼の発言を待った。
「むろん私とてグレイビアードには最大限の敬意を払っているし ドラゴンの襲撃は由々しき事態だと思っている しかし政情はなお危うい すべての首長が私を上級王として支持すると約束したわけではないからな 講和会議はテュリウス自身が出席するのでない限り承諾はできん」
(ふむ、目下のところのウルフリック首長の最大の関心事は上級王の地位なのねφ(・ω・ ))
でも・・・
上級王の地位は己の欲望によって与えられるものではなく、スカイリムの民からその行為や施政を評価され、信頼を得て始めて与えられる称号ではないのだろうか?
ウルフリックにその資格と資質があるのかどうかはわからない。
講和会議において反乱軍、帝国、両者の出方を見せてもらおう。
そう思索を巡らしつつRioはウルフリックの説得にかかります。
「政治など問題にしている時ではありません アルドゥインが帰還したのです(`・ω・´)」
「アルドゥイン? 詩や伝説にある“世界を喰らう者”か? それが本当なら事情は異なる かような脅威に直面してはテュリウスも会議に参加せざるを得まい 講和会議には出席しよう テュリウスにスカイリムから尻尾を巻いて逃げる機会をくれてやろう」
ようやくストームクローク軍代表の了承を得、ウィンドヘルム宮殿を退出するRioなのでした。

ソリチュード行きの馬車に乗ったRioは緊張が解けたのか、つい転寝をしてしまいます。
夢に現れたアルドゥインは迎え撃つ民を踏みしだき、吐き出す炎ですべてを焼き尽くそうとしています。
武器を掲げ世界を喰らう者に果敢に挑みかかる者の中になつかしい人物を見つけ、Rioが駆け寄ろうとした途端、彼はアルドゥインによって引き千切られました。
「コドラク!」
降り注ぐ血飛沫を浴びて飛び起きると、不安げに見守るヴィルカスの姿がありました。
「夢・・・か」
「顔色が悪いぞ 少し休んで行くか?」
夢見の悪さに蒼ざめながらも、Rioは途中下車を拒みます。
馬車の外は激しい雨模様のようでした。
古い物語によればアルドゥインは死者の魂を喰らいにソブンガルデへ行けるのだと、アーンゲールは教えてくれた。
世界を喰らいし者が力を取り戻して戻って来る前に、奴の居場所を突き止め仕留めなければならない。
(急がないと とてもいやな予感がする)
雨音と昔語りが見せた悪夢を追い払うようにRioは未だ震える唇を噛みしめます。

ソリチュードに到着する頃にはすっかり夜も更けて。
雨脚も強く漆黒に縁取られた通りをRioとヴィルカスは足早に駆けて行きます。
今からすぐにテュリウス将軍に面会すると言い張るRioを半ば強制的に引きずるようにして、プレウドスパイヤー邸へ誘導するヴィルカスでした。
「急がないとコドラクが・・・(´;ω;`)」
「とにかく落ち着け もう真夜中だ」
帰ったばかりの二人の言い合いを見るのは珍しいとジョディスはきょとんとして眺めます。
寝ぼけ眼で階段を下りてくるルシアとソフィも濡れそぼるRioとヴィルカスに近寄り、おかえりなさいとしがみついて二人を迎えます。
「温かい飲み物を淹れましょう」
乾いた布をヴィルカスに手渡し、Rioには包むようにして被せるとジョディスはルシアとソフィを伴ってその場を離れました。
パチパチと薪が暖炉で爆ぜる音を聞き、ようやく落ち着きを取り戻したRioは夢に現れたコドラクとその無残な光景を語ります。
「心配ない コドラクはソブンガルデだ あそこにはイスグラモルも歴代の同胞団の仲間もいる」
「アルドゥインは死者の魂を喰らうって言ってた」
Bahlok Naak Sil Se Joor この腹にはお前の同朋たる定命の者達の魂が詰まっているぞ、ドヴァーキン・・・そう確かに世界を喰らう者は叫んでいた。
「ソブンガルデでアルドゥインに魂を奪われた者はどうなるの(´;ω;`)?」
「大丈夫だ あいつらが簡単にやられることはない」
「でも古の声の達人だったゴルムレイスも きっともう魂を食い千切られて・・・」
スカイリムに自由を!
そう叫んで岩盤に叩き付けられたゴルムレイスの最期の光景が浮かんだ瞬間、テーブルを叩くヴィルカスの拳が残像をかき消していった。
「そんなことは断じてあり得ない! 俺を信じろ!」
そしてイスに座り、布を被ったままうなだれるRioの頭をいつもの仕草でポンと叩きながら。
ヴィルカスはもう一度しっかりした声で言い聞かせるように綴った。
「悲観的に考えるな 星霜の書の運命もお前に味方した 失明もせず気が触れることもなかった お前にはアカトシュとイスミールの加護がある 明日 テュリウスを説得できればアルドゥインにまた一歩近づく」
扉越しに二人の会話を聞いていたジョディスは、頃合かと、温めた蜂蜜酒を手にそっと部屋へ足を踏み入れました。

翌朝、ドール城を訪れたRioはひとつ大きく深呼吸をし、テュリウス将軍の前に進み出ます。
昨夜までの惑いも焦りも見られず、今はただ静かで強い意志だけがその瞳に宿っているのでした。
(こちらも海千山千の大将軍。なかなか一筋縄ではいかないという噂の人物)
Rioの顔を見てすぐにヘルゲンにいた元囚人と気づいたようです。
囚人として送還される途中の荷馬車で、ずっといっしょだったウルフリックにはなかなか思い出してもらえず。
ほとんど面識などなかったはずのテュリウス将軍には覚えられているとは。
単にRioの印象がウルフリックには薄かったのか、テュリウス将軍の記憶力が良いのか。
目を閉じてゆっくりと瞼を開くとRioは射抜くような眼差しでテュリウス将軍を見据えました。
「グレイビアードから伝言を伝えに参りました(`・ω・´)」
「グレイビアード? あの老いぼれの世捨て人どもが何の用だ?」
ノルドではないテュリウス将軍のグレイビアードを軽んじたもの言いに一瞬眉をひそめて。
「彼らはハイ・フロスガーで講和会議を開こうとしています」
懐の手紙を差し出しながら言葉を添えます。
手紙に目を通そうともせず、裏切り者のウルフリックと会う必要などないと言い放つテュリウス将軍に、Rioは、それならば・・・と、単刀直入に切迫した状況であることを告げます。
しかし、ドラゴンの脅威は認めつつも、自分は反乱を制圧するために送り込まれたゆえ、それ以外には興味がないと切り返すテュリウス将軍。
負けじと得意の説得で、現状ストームクロークよりもドラゴンの方が脅威であることをRioが説明すると、やや顔を歪めながらも、その見解は正しいとようやく認めてくれたのでした。
「最近では軍を動かす度にドラゴンの攻撃を受ける有様だ ウルフリックのような奴でも この状況下では停戦協定を結ぶかも知れん ふむ ではそのグレイビアードの会議とやらに行ってやろう 大して成果はないと思うが」
両者の思惑がどうあれ、これでなんとか講和会議のお膳立ては整ったと安堵するRioなのでした。

以上、Skyrimメインクエスト第14章『戦死者』(前編)&第15章『終わりなき季節』(前編)でした。

今回はタイトルが変則的にメインクエストの14章と15章共に前編となっておりますが、2つに分けないととんでもない量になりそうですし、
「それなら14章と15章で分ければいいじゃない(゚ー゚*?)」
と思われる方も多いと思いますが、実はこの2つのクエストは順序的に、第14章前半→第15章→第14章後半・・・という運びになっているのです。
そこでやむを得ず14章&15章どちらも前半部分だけで、次回15章後半から14章後半という流れで締めようということになりました。
タイトルの並びがわかりづらいかと思われますがどうぞご容赦くださいませ(*・ω・)人

ウルフリック首長とテュリウス将軍はここまでのお話を見ておりますと、返答にもほぼ差はなく互角のように感じました。
恐らく今後内戦で陣営を選ぶプレイヤーさんに、偏った先入観を与えないための配慮かと思われます。

ノルドは死後に勇敢なノルドまたは勇敢だった他民族も行くことになるというソブンガルデに対する愛着がとても強いように感じられます。
Skyrimをプレイして小桜もついつい、
「死んだ後にソブンガルデに行けるのなら死後の世界も悪くはないかも(〃▽〃)」
などというとんでも楽観思想になってしまいました(死んだらダメですよ!タブン)。
「勝利かソブンガルデかだ!」
というセリフに、
「勝利してもソブンガルデでもどちらも楽しそ~(〃▽〃)ポヤヤヤーン♪」
という気分にさせてくれるSkyrim・・・恐ろしい宗教観念ゲームですね(一応賞賛デス)。

後半部に比べて前半部分となる今回はほとんどが説得もしくは説明モードばかりで、尺的にも短めと予想しておりましたので(それでも十分長文過ぎると言われそうですが)、クエストのストーリーに交えて創作も多めとなっております。
前置きにも注意書きを入れておきましたが、カラー以外の部分が今後も含めましてほとんど創作となっておりますので、「創作イヤ(´・ω・`)ショボ~ン」とおっしゃる方はスルーしてカラー部分のみご覧くださいませ。
普段から思い浮かんだままを適当に書いておりますので、その日の気分で脱線箇所が増えてしまったり、創作部分が多めになったりしております。

次回のSkyrimはメインクエスト第14章『戦死者』(後編)&第15章『終わりなき季節』(後編)を予定しております。
ネタバレ・妄想・創作を多々含むとは思いますが、「それでもいいよ(*・ω・)b」とおっしゃる方のお越しを心よりお待ちしております。

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Skyrim・アルドゥインの災い(`・ω・´)

長い探索の旅路の果てにようやく手にした星霜の書。
ドラゴンレンドを生み出した創世記の声の達人。
彼らに出会う為、時間を遡ろうと試みるRio。
星霜の書を読み終える時、何が起きるのか。
失明や狂気に蝕まれるのか。
それとも・・・
星霜の書を携えてパーサーナックスの待つ世界のノドの頂にRioは再び舞い戻るのでした。

今夜も『Skyrim(XBOX&PS3&PC版コンシューマータイプRPG(゚ー゚*?))』をお送りします。

ネタバレ・妄想・創作を多分に含みますので、苦手な方はスルーお願いいたします(´・ω・`;A)

メインクエスト第13章『アルドゥインの災い』

「手に入れたか Kel 星霜の書を」
吹雪の中でRioの帰還を待っていてくれたのか。
灰色に重く垂れ込める雲を背に、世界のノドの頂でパーサーナックスは翼を休めていた。
「Tiid Kreh Qolaas その書がこの世界に触れれば時が震えだす お前は運命に導かれている Kogaan Akatosh」
それからおもむろに数々の傷跡の残る翼をもたげた。
「行くがいい 運命を全うするだけだ 巻物を“時の傷跡”へと持っていけ 急げ アルドゥインが来る 奴がこの兆しを見逃すはずがない」
(アルドゥインが来るΣ(・ω・´)!?)
できるだけ視界が遠く及ぶ位置をすばやく探し、Rioは星霜の書を取り出した。
心配そうに見守るヴィルカスの視線を感じながら、それでも思い切って書を開いてゆく。
透き通ったくもの巣が描かれたような図面が眼前に広がり。
それは読むというよりも幾つもの輝く糸を辿るという感覚に近かった。
(水面・・・? 沈んで・・・行く)
まるで水の底深く潜り込んで行くような錯覚を覚え。
そして真っ白な世界が広がった。
色も形も音さえも失われた白一色の世界にRioは慄いた。
(これが失明するってこと・・・?)
最悪の場合を予想していなかったわけではなかった。
けれど、まさか本当に視力を失ってしまうなんて。
絶望しかけたRioの視界に禍々しい赤と黒に歪んだ世界が広がりを見せた。

「ゴルムレイス もう時間がない」
そう叫ぶと両手斧を掲げた男がドラゴンの攻撃を避けて後ずさった。
(見える!ちゃんと見えてる。あの戦士はゴルムレイスって叫んでた。聞き間違いでなければ、パーサーナックスがシャウトを教えた最初の人間のひとりの名前。ここは創世記。声の達人と・・・)
「Daar Sul Su Ru Se Alduin Vokul アルドゥインの支配が今日復活する しかしその勇気は讃えよう Krif Voth Ahkrin 虚しく死んでゆけ」
(ドラゴンの戦いΣ(・ω・´)!?)
戦士の正面に降り立ったドラゴンが雄叫びを上げる。
ドラゴンの吐き出す炎を浴びながら戦士は斧を振りかざした。
「スカイリムのために!」
「Toor Shul!」
ドラゴンのシャウトと戦士の振り下ろす斧が激突し、双方のぶつかり合う鈍い音が何度も響いた。
すると、今度は女戦士がドラゴンの前に飛び出し。
「ゴルムレイスに倒されたと覚えておけ!」
そう叫んで果敢に勝負を挑んで行く。
ドラゴンの頭に飛び乗り、鋭い剣の切っ先でドラゴンの頭蓋骨を貫き通すと、その息の根を止めた。
「ハコン 素晴らしい日だとは思わないか」
「その刃を血で染める他 何か策はないのか?」
(うわぁ なんだか親近感(○´゚ω゚`))
まるでどこかの無謀従士と心配性な従者の戦闘を見るような既視感に襲われるRioでした。
「残りはどこだ?」
ハコンと名指しした戦士に爽やかな笑い声を返しながらゴルムレイスは辺りを見回した。
「下の戦況は不利だ アルドゥインが動かなければすべてが無駄になるかも知れん」
世界のノドから下界を見下ろすハコンの声は不安からか、少しくぐもっている。
「心配しすぎだ 同士よ 勝てるさ」
「なぜアルドゥインが出てこない? あんたの策にすべてがかかってるんだぞ ご老人」
業を煮やしたハコンの呼びかけに、魔法使いらしきいでたちの年配の男が応えた。
「奴は来る 我らの抵抗を放っておくはずがない それに今更我らを恐れるとでも?」
(ゴルムレイスにハコンとくれば、あのご老人なる人物はフェルディル(゚ー゚*?))
声の達人の会話に夢中になり、すっかりこれが遠い古の幻影であることを忘れてしまっているRioでした。
空を切る翼の音に気づき、空を見上げながらゴルムレイスが強気の発言を繰り返した。
「奴には大きな痛手のはずだ 今日ここだけで奴の身内を4体も倒している」
「しかしアルドゥインと戦って生き延びた者はおらん ガルソルもソッリもピルキルも」
ハコンもフェルディルもどうしてこう悲観的なのか。
それがわからないというようにゴルムレイスは上空ではばたく何者かにも聞こえるほどの大声で綴った。
「ドラゴンレンドがあるんだ 引きずり下ろしさえすれば 必ずこの手で首を取る」
「分からんのか アルドゥインは弱きドラゴンのようには倒せん 奴の強さは桁違いだぞ だからこそ星霜の書を持ってきたのだ」
(星霜の書!? 星霜の書って、今あたしが持ってるのと同じ物? それとも別の・・・もしかすると星霜の書はそれ自身が自由に空間も時間も超えられるのかしら? ううん、星霜の書は実は何冊もあってそれぞれに効果が違うのかもしれない(-ω-;))
フェルディルと思しき老人の手に握られた星霜の書は、一見、Rioがブラックリーチのムザークの塔から持ち帰ったものにそっくりでした。
「フェルディル それは使わないと決めたはずだ!」
ハコンの叱責を帯びた声音がフェルディルとゴルムレイスに割って入ります。
この時代にあっても星霜の書は危険な物として認知されていたのかもしれない。
あるいはその効果とそれに伴う弊害について既に研究されていたのかも。
「納得はしていない それにお前が正しいなら 星霜の書を使う必要はなかろう」
「アルドゥインを時空の彼方に飛ばすなどダメだ 今ここで我ら自身の手でアルドゥインを屠るのだ」
フェルディルはドラゴンレンドだけで世界を喰らう者を討ち倒すことができるかどうか懐疑的なようでした。
「どちらが正しいかすぐに分かる アルドゥインが来るぞ!」
鞘から剣を滑らせ臨戦態勢をとるゴルムレイスが、どす黒い気の渦巻く空に注意を促した。
「Mey Ek Tah Lo Dir Sul Aar Ney Hin Hind Bah Liiv Zu'u Hin Dah! 愚か者どもめ 下僕ごときが歯向かいおって 我が報復を思い知るがよい ひねり潰してくれる!」
峰に停まり呪いの言葉を吐き出すアルドゥイン。
しかし、ゴルムレイスも負けてはいない。
「ソブンガルデで見守る者は今日この場にいる者を羨むだろう!」
一歩も引かずアルドゥインを睨めつけた。
“Joor Zah Frul!”
(Joor=定命の者、Zah=有限、Frul一時的・・・これがドラゴンレンドΣ(・ω・´)!)
ゴルムレイスのシャウトを受けたアルドゥインは羽ばたきを止め落下した。
「Nivahriin Joor! おのれ臆病者の定命の者どもめが! 何をした? 何という言葉を作り出したのだ!? Tahrodiis Paarthurnax! 裏切り者のパーサーナックスめ! 貴様の加担した虫けらどもの首に喰らいついてくれる!」
地を這いつくばるアルドゥインを三方向から囲むハコン、フェルディル、そしてゴルムレイスだった。
「Dir Ko Maar ソブンガルデで再会した暁には お前らの力をいただくぞ!」
憎悪のオーラを立ち昇らせるアルドゥインの瞳が怪しく耀く。
世界を喰らう者の怒りの矛先は、まずはドラゴンレンドを発したゴルムレイスに向けられた。
武器を掲げ、じりじりと詰め寄るハコンとフェルディルに先駆けて。
「今日死すとも 恐怖に死ぬのではない」
「Fo Krah Diin!」
「初めて恐怖したかミミズめ 目が怯えているぞ」
血気にはやるゴルムレイスが地を蹴り、フロストブレスで反撃するアルドゥインに踊りかかってゆく。
一瞬身をもたげたアルドゥインの鋭い牙がゴルムレイスに襲いかかり。
「スカイリムに自由を!」
(ああっ・・・!)
ゴルムレイスは祈りにも似た叫びと共に岩盤に叩きつけられ絶命した。
「くそったれめ!」
仲間の死を眼前で見せつけられて、ハコンはアルドゥインに罵声を浴びせた。
それは無謀なゴルムレイスに対する非難とも、彼女を救えなかった自分自身に対する叱咤ともとれる哀しい声だった。
もはやこれまでと悟ったのか。
弱々しい攻撃を繰り返すフェルディルにアルドゥインの興味が向かわぬよう、斧を振りかざし挑発しながらハコンは吼えた。
「無駄だ! 星霜の書を使え フェルディル 今だ!」
「シスター・ホークよ 我らが契約を果たすため その聖なる息吹を与えたまえ 失せい 世界を喰らう者よ! お前自身の骨より古き骨の言葉により この時代にお前を宿らせるものを打ち砕き追い払わん!」
すかさず後方に跳び退いたフェルディルが懐の星霜の書を取り出し読み上げてゆく。
「消え失せい アルドゥイン! 我らは最後のひとりが倒れるまで叫び続けん!」
「Faal Kel・・・!? Ni Krii Ney その星霜の書は・・・!? 命を奪うのではないのか」
(アルドゥインが消えてゆく((((;´・ω・`))))
「消え失せい!」
星霜の書を掲げ持つフェルディルの声と共に世界を喰らう者の姿は時空の果てにかき消された。
「効いた・・・のか やったぞ」
膝を折る瀕死の戦士ハコンに歩み寄り、フェルディルは静かに告げる。
「ああ 世界を喰らう者は消えた 我らが魂に精霊達の加護のあらん事を」
そこで世界は歪み、再びくもの巣のような幾筋もの亀裂がRioの視界を覆った。

波紋が押し寄せ真っ白で何も映らない時が訪れた。
(大丈夫 もう一度きっと見えるようになるはず)
瞳を凝らすRioの視界に次第にぼんやりと見覚えのある雪景色が映し出され。
時を同じくして聞き覚えのある恐ろしいドラゴン語が聴覚を襲った。
「Bahlok Naak Sil Se Joor この腹にはお前の同朋たる定命の者達の魂が詰まっているぞ ドヴァーキン」
「アルドゥインΣ(・ω・´)!?」
ドラゴンの声のする方角を見上げると、忘れるはずもない黒き翼の竜がはばたいている。
「死ね そしてソブンガルデで運命に従え!」
(これは過去ではない 現在だ!)
弓を手に取り、Rioは思いのたけを込めて弦を引き絞った。
(目は見える)
「Lost Funt 遅すぎたのだ アルドゥイン!」
上空でパーサーナックスが兄であるアルドゥインに攻撃を仕掛けるのが見えた。
吹雪の舞う空を埋め尽くす咆哮と巨体のぶつかり合う音が轟き。
「ドヴァーキン! 知っているのならドラゴンレンドを使え!」
パーサーナックスの指示もちゃんと受け止められる。
(心も壊れてはいない)
Rioは小さくうなずいて全身で記憶しているそのシャウトを口にした。
“Joor Zah Frul!”
投げかけられたシャウトをかわし、アルドゥインは嘲笑うかのように悠々と上空を旋回してみせた。
「あ・・・はずれた」
「まさか見えないのか?」
隣で弓を構え不安げな視線を投げかけるヴィルカスに、唇をとがらせて弁明を試みるRioなのです。
「しっかり見えてて外したのよ(`;ω;´)  サイダイノ ミセバデ ハズス オチャメナ ドラポンダヨ」
「あれだけ盛大に外すとは 歴代のドラゴンボーンにはなかなかできない芸当だ」
「(´;ω;`)ウー」
赤くなって頬をふくらませるRioを眺めながら、ヴィルカスは久しぶりに曇りのない笑みを浮かべた。

「Unslaad Hokoron 永遠の敵 アルドゥインよ 次はないぞ!」
空中戦を繰り広げるパーサーナックスはアルドゥインの攻撃を凌ぎながらRioに助言を与えます。
「奴が飛んでいる間は手に負えん ドラゴンレンドで Gol 大地に引きずり下ろせ」
その間隙を縫ってRioは2度目のドラゴンレンドを放ってみせる。
“Joor Zah Frul!”
「今のは当たったかも(〃▽〃)!」
「よし よくやった」
シャウトの効果なのか青白い光に包まれたアルドゥインが雪原に巨躯を沈めた。
「我が宿敵の武器を手に入れようとも お前ごときが奴らに並ぼうなどとは断じて許さぬ!」
憎々しげに叫ぶアルドゥインに近寄ると。
弓をダガーと盾に持ち替え、すばやく側面に滑り込んで、Rioはその硬い鱗にダガーを突き刺した。
噛み砕こうと牙を剥くアルドゥインの攻撃を盾でかわし。
激しくダガーで切り裂いても、さすがは世界を喰らいし者である。
致命傷はなかなか与えられない。
飛び立たれてしまえば矢を番え、ドラゴンレンドがアルドゥインの翼の自由を奪えばダガーを揮う。
「Toor Shul! ソブンガルデでその魂を喰らってやる!」
アルドゥインの炎攻撃と隕石による火傷を一身に受けながら、殺るか殺られるかの長い死闘が続いてゆく。
上空にパーサーナックスの咆哮が木霊し。
ヴィルカスの何度目かの矢がアルドゥインの身体を貫いた時。
振り上げたRioのダガーがとうとう世界を喰らいし者の息の根を止めた。
「Meyz Mul Dvahkiin ドヴァーキン 強くなったな」
賞賛の滲む細い咆哮がアルドゥインからもれ・・・
「しかし我はアルドゥイン アカトシュから最初に生まれしもの Mul Aar Kiin Zok Lot! お前にも他の何者にも我を倒すことはできぬ! お前達に勝ち目はない 我だけが生き延びるのだ 定命の者よ」
その直後、事切れるかと思われたアルドゥインは翼を広げ、再び大空にはばたいた。
(まさか・・・アルドゥインは不死身なの(`;ω;´)!?)
ドラゴンレンドを放つ機を逸したRioは、遠く飛び去って行く世界を喰らいし者の姿を見送るしかなかったのでした。

「倒したと思ったのに 逃げられちゃった」
落胆を見せるRioの頬の傷をいたわりながら、ヴィルカスが励まします。
「生きていればまた挑めるさ 次こそ奴を葬ってやればいい」
「Lot Kron Grah すばらしい戦闘だった お前はまさにドヴァーの声が備わっている これでアルドゥインの仲間も考え直すだろう」
(アルドゥインの仲間が考え直す・・・?)
パーサーナックスの声に面を上げ、ふらふらと彼の座す石の壁に近寄ると。
「アルドゥインはどこに逃げたの?」
そう問いかけるRioの瞳に再び獲物を追うハンターの光が宿ります。
「奴の仲間が教えてくれるだろう Motmah Folaas だが奴を裏切るよう説得するのは容易ではあるまい おそらくホワイトランの Hoh Kah Se Jun 宮殿であるドラゴンズリーチなら 奴の仲間を捕らえることは可能だろう あれは元来ドヴァーを捕らえるのに作られたものだ」
「アルドゥインの仲間のドラゴンをドラゴンズリーチに捕まえて寝返らせるの(゚ー゚*?)」
「お前のスゥームは強大だ お前なら兄の臣下となったドラゴンをこちらの陣営に取り込むことも可能だろう」
ホワイトランのドラゴンズリーチはドラゴン捕縛のために建てられた宮殿で、アカヴィリが現れてドラゴンを皆殺しにする以前は、ドラゴンをつなぎとめておく場所として使われていたという。
「でも バルグルーフは許してくれるかしら(-ω-;)?」
「それもお前の説得次第だ」
それからパーサーナックスはふと頭をもたげ、ドラゴンズリーチにまつわる遠い日の記憶を語り始めました。
「あの頃はよく彼の許を訪れたものだ 囚われた孤独から正気を失いそうになっていたよ Tiid Laas Siiv Aar Sul 彼は自分の名前さえ思い出せなかった」
「彼・・・って ヌーミネックス(゚ー゚*?)」
ソリチュードの吟遊詩人大学を訪れた折、ドラゴンズリーチの由来とヌーミネックスの逸話を聞かされたことを、Rioは思い出したのです。
かつてのホワイトランの首長であり後のスカイリム上級王オラフは、アンソール山にてドラゴン、ヌーミネックスと戦い彼を捕らえた。
「彼がなぜ捕らえられたのかは分からん だがあの Bron Jun 首長はそんなペットに満足していた Pah Kun! Hoh Kah Se Jun その宮殿はそれ以来ドラゴンズリーチとして知られている」
隻眼のオラフ王は当時のソリチュード首長の反対を押し切って上級王にまで上り詰めた首長である。
片目の裏切り者、人殺しの悪魔、嘘つきでろくでなしの泥棒とも一部の歴史書には記される。
名誉欲が強くプライドも高い男とも読み取れた。
もしかすると年老いたドラゴンを彼は己の英雄譚に花を添える道具のひとつとして扱ったのかもしれない。

以上でSkyrimメインクエスト第13章『アルドゥインの災い』終幕となります。

ゴルムレイスは創世記のドラゴンレンドの使い手で、パーサーナックスが最初にシャウトを教えた3人の中で唯一の女性のようですが、3人の中で一番漢らしい・・・無謀とも言えるのかもしれませんが・・・と思っちゃいました( ●≧艸≦)
同胞団クエスト『死者の栄光』でも思ったのですが、狩猟の女神アエラにしてもゴルムレイスにしてもスカイリムの女性はすっごく精神的に逞しくて魅力的ですよね。
基本的には小桜は男性は雄々しく、女性はかわいい感じが好みなのですが、Skyrimをプレイして、
「精神的に雄々しい女性に性格面でかわいい男性もありかも~(〃▽〃)♪」
と新境地を開拓いたしました。

ドラゴン語でホフカーセジュンのホフカー部分がどうしても該当する単語がわからなかったので適当な単語を並べましたが、恐らくホフカーは宮殿という意味のドラゴン語かと思われます(Se Jun=王の・・・という意味です)。

オラフ王とヌーミネックスの逸話につきましては吟遊詩人の大学クエスト『オラフ王の焚刑祭』に登場いたします。
『オラフ王の焚刑祭』クエストも一風変わったおもしろいクエストですので、興味を持たれた方はぜひそちらも楽しんでみてくださいませ。
定命の者サイドから見るドラゴンは忌まわしく残虐非道な征服者として映ります。
しかしドラゴン側から見れば、囚われの身となり名前すら忘れるほど放心し弱ってしまった竜族をペットのように扱う定命の為政者もいる。
アルドゥインに使役される定命の者を哀れに思いドラゴン語を教え、人間に協力したパーサーナックスが、片や自分の加担した定命の者が同族ヌーミネックスを使役する様子を憂い、思い出を語ることによってドラゴンボーンたるプレイヤーに双方の立場を考えさせるという・・・本筋とは関係ないところにも様々なテーマを仕込んでくるBethesdaシナリオって、本当にすごいですねo((*・ω・*))o

次回Skyrimは、メインクエスト第14章『戦死者』前編&第15章『終わりなき季節』前編(14章と15章は変則入り乱れクエストとなっておりますので2回に分けて各前編回と各後編回に分けさせていただきます)をお送りする予定です。
ネタバレ・妄想・創作などなど多分に含まれると思いますが、「それでもいいよ(*・ω・)b」とおっしゃる来訪者さまのお越しを心よりお待ちしております。

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Skyrim・エルダーの知識:後編(*・ω・)

無闇に読めば失明や発狂する危険をはらむ星霜の書。
それでもドラゴンレンドのシャウトを体得するために、その書の秘密を明らかにしなければならない。
星霜の書の弊害によって狂気に侵されつつある研究者セプティマス・シグナスの助けを借りて。
2つの鍵を手にRioはアルフタンド奥深くに眠るブラックリーチへと旅立った。



本日も『Skyrim(XBOX&PS3&PC版コンシューマータイプRPG(゚ー゚*?))』をお送りいたします。

ネタバレ・妄想・創作を多分に含みますので、苦手な方はスルーお願いいたします。


メインクエスト第12章『エルダーの知識』後編

山岳に位置するアルフタンドはウィンドヘルムの南西、雪深い場所にひっそりとその入り口を構えていた。
入り口周辺は荒れ果て。
探検を試みた者の屍なのか、変わり果てた遺体が転がっている。
目も眩むような断崖にかかる吊り橋を渡り、内部に入り込んだRioとヴィルカス。
氷に覆われた通路をいつものようにRioが隠密先行し、ヴィルカスが後方に続きます。
通路は比較的広く、カンテラやポーション、寝袋らしき端切れ、樽に木箱に荷車などが散乱しています。
遺跡前の壊れたロッジに残されたスラ・トレバティスの旅の記録には遺跡探索隊のメンバーはスラ・トレバティス、ウマナ、ヴァリエ、エンドラスト、ヤグ、ジダール、ジェイ・ザールの7人と記されていました。
「入り口付近に死体がひとつあったけど ほかの探索隊のメンバーは無事なのかな(´・ω・`)?」
「この分だと生存者がいる可能性は低そうだな」
やはりどこか声に張りのないヴィルカスを気にかけながら先行して行くRioなのです。
しばらく進んで行くと、おびただしい血痕が万年雪を朱に染め上げている場所に出くわしました。
キャンプをしている途中、隊員の誰かがここで何者かに襲われたのでしょうか。
転がるリュートがすでに弾き語る者のいない哀しみに震えているようです。
さらに前進してゆくと、どこからか言い争う声が聞こえてきます。
ステルスしたまま盗み聞きを続けてわかったことは、ジェイ・ザールという人物にスクゥーマを隠し持っているはずだと相方らしき男が問い詰めているということでした。
(ジェイ・ザールってスラの残した旅の手記にあったカジート兄弟のひとりかな|ω・))
とはいえ声はすれども姿は見えず。
口論はどうやら壁向こうで行われているようです。
声に誘われるまま広い通路を歩いて行くと、狭い通路とはまた違った恐怖が潜んでいることに気づきます。
冷え渡った通路に、明かりの加減で自分自身の影が映るたびに何者かが突然現れるような錯覚に陥り、そのたびにRioは辺りを見回すのでした。
機械仕掛けのスパイダーの残骸を横目に進み続けると、何冊かのドゥーマー調査書の乗ったテーブルを発見です。
その内の一冊にはドワーフ・スパイダーらしき機械蜘蛛が探索隊の一団を襲い、仲間のカジートが殺されかけたこと。
しかしながら筆者はそれにもかかわらずオートマンに興味津々であることなどが記されていた。
調査書を仕舞いこみ、立ち去ろうとした途端、パイプからドワーフ・スパイダーが飛び出して来ます。
即座に反応するヴィルカスのグレートソードとRioのダガーを同時に受けて、スパイダーはその動きを止めました。

時折襲い来るドワーフ・スパイダーを除いて特に敵の脅威はなく。
隠密の必要はなかったかと安心しかけたところに聞き覚えのある声音が響きます。
(あら さっきジェイ・ザールと会話していた人物の声じゃ(゚ー゚*?))
声をかけてみようと近づくと、通路の先に姿を現したカジートが何やら喚きながら襲い掛かってきます。
慌てて飛びずさりダガーを抜くRioはカジートの攻撃を避けつつカウンターを繰り出します。
側面からもグレートソードの攻撃を浴びてカジートはあっけなく地に伏しました。
(突然、飛びかかってきたけど、このカジートは探索隊のひとりじゃなかったの((((;´・ω・`)))?)
ふと足元を見るともう一人のカジートの死体が転がり、傍らにはジェイ・ザールの日記なるものが落ちています。
日記にはジダールのスクゥーマ中毒治療のためにいっしょに探検隊入りを決意したものの、禁断症状によって彼が幻覚を見始めてしまったと記されています。
その所為でヴァリエという人物の失踪はジダールの仕業ではないかと仲間達からも疑われ。
結局、ジェイ・ザールも信用していたジダールの凶刃にかかり、ここで最期を迎えたようです。
この地点で探索隊の3人が死亡または行方不明と判明しました。
ほかに隊員の気配はなく。
猛吹雪の中、探索を諦めて引き返してしまったのか。
ドワーフ・スパイダーなど敵の待ち受ける奥地へ踏み込んで行ったのか。
どちらにしても、この先は今までのようにすんなりとは通してもらえなさそうだと、弓を構え隠密を再開するRioなのです。

予想どおりドワーフ・スフィアにドワーフ・スパイダーらが次々と現れては行く手を阻む中。
時に不意打ちで仕留め、隠密を暴かれては乱戦を繰り返し。
広い遺跡内部をドゥーマーの残した刺客とせめぎ合いながらRioとヴィルカスは連携を保って前進して行きます。
蒸気でピストン運動する装置を飛び越え、通りすがりにドワーフ・スパイダーを切り裂いて扉を抜けると、広範囲に蒸気の立ち込める区画が待ち受けていました。
狭い通気溝のような迷路をあちこちに抜けて行くと、まだ十分に原型を留める遺体を発見した。
彼の所持している日記から、遺体が探索隊メンバーの一人、エンドラストであることがわかった。
「目のない生き物に襲われたって もしかすると」
「ドゥーマーの遺跡ならほぼ間違いなくファルメルだろう」
エンドラストはヤグと一緒に最上部に向かって逃げる途中で目のない生物に襲われたとある。
ヤグはエンドラストを逃がし、ファルメルに死闘を挑んだのだろう。
「エンドラストも逃げたはいいが ここで動けなくなり力尽きたわけか」
ダンマーであるエンドラストには9人目の神タロスに祈る習慣はなかったとみえ。
8大神への命乞いを最期に息絶えたようでした。

さらに進んで行くとシャウラスの卵がはびこり。
いよいよファルメルとの対決が近づいていることを告げていた。
スプリングカッターの装置を不用意に作動させないよう気を配りつつ坂路を登るRioなのです。
上り切った先の右手レバーを引き、前方を遮る檻を解除して渡された石橋に出ると、落下すれば即死を免れない高みでした。
ドワーフ・スパイダーを倒し、ファルメルの強襲に気を配りながら螺旋状のスロープを下りてゆくと、道は途切れ。
その先は跳び降りるしかなさそうです。
「ヴィルカス ここから跳び下りるけどいい(゚ー゚*?)」
「ああ 先に下りて様子を見ているから 大丈夫そうならお前もついて来い」
そう言って落下し、着地と共に弓を構えるヴィルカスを見届けて、Rioも跳び下ります。
意外に落下ダメージは少なく、しかし、その下には戦いの果てに斃れたヤグがファルメルに折り重なるようにして躯を曝していたのでした。
(エンドラストを守ってここで命尽きたのね(´;ω;`))
感傷に浸る間もなくどこからか矢を射掛けられているのを感じて、ヴィルカスに回復魔法を唱えつつ瞳を凝らします。
矢は螺旋状に繋がるスロープの上下両方向から飛んで来ているようでした。
隠密のまますばやく柱に隠れ、矢を番えつつ敵の位置を確認します。
敵に狙いを定めると引き絞った矢で一体射抜く頃には、もう一体のファルメルもヴィルカスの追撃を受けて瀕死のようでした。
ついでにしつこく攻撃を仕掛けてくるドワーフ・スパイダーも倒します。
(この位置では四方八方から攻撃を受ける可能性があってまずい)
一戦闘終わるとスロープを駆け下り、集中攻撃を受ける可能性の低い建造物内にRioは飛び込んで行きます。
建物内をうろつくファルメル達を一掃し、奥へと続く階段を下りて行くと、油の染みた床に火を吹くバーナーという。
いかにもこんがり焼き上げてくださいと言わんばかりの通路に到着です。
隠密からの弓攻撃で続けざまに2体のファルメルを沈め、バーナーの間隙をくぐって前進して行くと、その奥にはキノコやスキーヴァーがこんがり焼き上げられているのでした。
「これ ファルメルの夕食だったのかな(〃▽〃)?」
「勝手に食うなよ 腹を壊すぞ」
「食べないもん(`・ω・´) ドンダケ クイシンボーダト オモッテルノ」
隣接する小部屋を笑いながら通り抜けるRioに注意を喚起してヴィルカスがグレートソードに手をかけます。
あやうくファルメル3体の集中攻撃を浴びかけて。
Rioもダガーを鞘から払い身構えるのでした。
お互いを背で庇い一体ずつ仕留めながら、最後に残ったファルメルを同時に串刺しにします。
崩折れる3体目のファルメルから剣とダガーを抜き去り、他に加勢する敵がいないことを確かめ、ほっと安堵のため息をつく二人でした。

その奥には血に染まった骸骨が放り出され、解体を受けたかのようないくつかの臓器や肉片に混じってヴァリエの遺体がありました。
「ヴァリエの失踪はジダールのせいなんかじゃなかったのね(´;ω;`)」
「ファルメルに連れて来られた挙句 拷問を受け 命を落としたようだな」
数々の連金素材や記録を取るための用紙も準備されている様子から、人体実験とその経過観察などされていたのかもしれません。
ヴァリエ、エンドラスト、ヤグ、ジダール、ジェイ・ザール。
これで5人の遺体が見つかり、残る2名の行方もほぼ絶望的に思われたのでした。
惨たらしい光景と血の臭いから逃げるように先を急ぐRioは突き当たりの扉を開け、最下層を目指します。
天然の雪と氷が敷き詰められた階下でファルメル3体と蜘蛛1体との乱闘を繰り広げた後、更に下層へと続く階段を選んで進みます。
加圧式の罠をすり抜け、前方のファルメルを不意打ちで倒し。
尚も進むと、行く手に大きな鉄格子で遮られた門を発見しました。
門番のように巡回するファルメル達を斬り捨て、横合いから飛び出して来る蜘蛛をヴィルカスが返すグレートソードでなぎ倒すのを見届けて、階上にあるレバーを引きます。
鉄格子の解けた正面階段を上ると、突如ドワーフ・センチュリオンが攻撃を仕掛けてきました。
ダガーで真っ向勝負を挑むにはやや厄介な相手ではあります。
斬り込んでは退いてを繰り返しているうちに、横合いからヴィルカスの重い一撃を受けたセンチュリオンが鈍い音を立ててもんどりうちます。
(もう一体来るかもΣ(・ω・´))
対面に伏すセンチュリオンも動き出すかもしれないと、臨戦態勢のままじりじりと近づいてはみたものの、こちらは完全に機能停止していたのか、ぴくりとも動きません。
ドワーフ・センチュリオンからアルフタンドの昇降装置の鍵を入手して。
ひとまず安心して歩を進めると、セプティマスの住処で見た物と同じ奇妙な金属板の施された台座に突き当たります。
それと同時に前方から話し声が聞こえてきました。
「スラ 早く逃げましょう もう人が死ぬのはたくさんよ」
(スラ・・・もしかするとスラ・トレバティス 探検隊のリーダー!?)
「もちろん俺が背中を向けるのを待っているんだろ そうすりゃ手柄はみんなウマナ お前のもんだ」
そう言い捨てるや否やスラがウマナに斬りかかります。
剣と剣が火花を散らし、刃音が鳴り響き、最後に残った探索隊メンバーの二人は激しく切り結び始めました。
辛くも勝利をもぎとったウマナは視界の端にRioを捕らえ。
ゆらりと向き直ると、スラの血で真っ赤に染まった剣を振り上げ踊りかかりました。
彼女の放った渾身の一撃を弾き飛ばして、ヴィルカスが前に滑り込みます。
邪魔をされたウマナの攻撃対象は一変、ヴィルカスに向けられ。
両者譲らず二度、三度、刃を交わした後、血走った眼で振り下ろしたウマナの剣が空を切り裂くのを最後に。
やがて静寂が訪れました。
「これで探検隊メンバー全員 アルフタンドで眠ることになったのね(´・ω・`)」
「名誉と金に目が眩んで疑心暗鬼の果てがこの有様だ」
床に転がるスラ・トレバティスとウマナの亡骸を一瞥して、ヴィルカスは大剣を濡らす血を振り払い鞘に収めます。
気を取り直し、セプティマスの住処にもあったドゥーマーの遺物に近寄ると、Rioは丸い方の鍵、アチューンメント・スフィアを金属盤にかざしてみせた。
するとカラカラと金属盤は回転し始め、台座を取り囲む螺旋階段が地下に向かって姿を現しました。
丸い方はドゥーマーの知恵が施された門を開くために必要となる。
セプティマスの言葉を思い出し、Rioは丸い鍵を掌で転がしながら現れた階段をゆっくりと下りて行きます。

辿り着いた先はまるで海底に沈んだ異国を思わせる世界でした。
海底と言うよりは地底ではあるのですが、仄明るく発光して浮かぶ巨大キノコはクラゲのような趣で。
遠く下方にエメラルド色に輝く建物はノルド建築とは異なる繊細さを伴い。
暗闇にぼんやりと浮かぶブラックリーチの幻想的な光景に思わず息を呑むRioなのです。
「きれい(*・ω・)」
「ああ ノルドにはない建築様式だな 自然すら街の構造の一部として生活に溶け込んでいる」
思わず見とれたまま、ここを訪れた本来の目的を忘れそうになり。
ぶんぶんと頭を振ってRioは探索を開始します。
高台に設置されたバリスタを撃ちこむと、はるか対面の建物の扉が破壊されたようです。
下層に向かう階段かスロープはないかと探しながら右手に周り込むと、ドワーフ・スフィアが走り込んで来ました。
難なく沈めて歩を進めるとファルメルの威嚇する声が聞こえてきます。
「無駄かもしれないけど隠密していい(゚ー゚*?)」
「こっちが見つかる分には問題ない お前は隠れてろ」
「ヴィルカスが見つかったらすぐバックスタブで援護するね(〃▽〃)」
誤爆はやめろよと毒舌で返すヴィルカスの声を後ろに聞きながら、Rioは忍び足で前進を続けます。
一体、二体とファルメルを倒し、途中、実験室なる場所を見つけ入ってみると、実験室の主はすでに故人となっているようでした。
主の遺品となった“シンデリオンの旅行記”には、彼が赤いニルンルートに魅せられていたことが記されています。
「赤いニルンルート・・・クリムゾン・ニルンルート 見つけたら摘み取っておくね(*・ω・)つ」
この何気なく摘み取ったクリムゾン・ニルンルートが後日大変なことになるとは、この時予想だにしなかったRioなのです。
実験室を去り、再び探索に戻ったRioは迷子になりそうな広大なブラックリーチを放浪します。
都市は幻想的でも、住人はファルメルにシャウラスと凶暴な面々が揃い踏み。
道中をファルメルの強打やシャウラスの毒攻撃に苦しめられます。
一際高い丘に建造された赤く輝く建物はファルメルの要塞とも言える大規模なもので、オークに人間、エルフまでもが召使いとして使役されているようです。
うっかり見つかってしまえば、そこからは乱戦となり、塔で監視を勤めるファルメルも含めて四方八方から集中攻撃を受けることになります。
ヴィルカスの助けもあり、命からがら辛勝を得たRioですが。
「ハーシーンのハンティング・グラウンドに招かれるかと思った((((;´・ω・`)))」
「ノクターナルとシシスもお前を待ち受けてるんだろ」
「どっちにも行かないもん(`;ω;´)」
回復魔法でヴィルカスに向かって治癒を唱え、Rioはその背中につぶやきます。
「ブレイズやグレイビアード パーサーナックスの知識や助言もありがたいけど いっしょに旅をして 苦難も危機も分け合って いつも傍にいてくれるヴィルカスがいなければ アルドゥインに立ち向かう勇気なんて持てないって・・・」
聞こえているのかいないのか。
それでもどうしてもこの気持ちだけは伝えておきたくて。
「ドラゴンボーンは言ってたよ」
ブラックリーチの丘に佇む大切なパートナーを見上げながらRioはそう綴るのでした。
「軟弱なドラゴンボーンだな」
表情は見えなくてもヴィルカスは笑ってくれているような気がする。
たとえ目が見えなくなっても、自分の代わりにヴィルカスがこの世界を見据えてくれる。
たとえ心の半分が壊れても、もう半分でヴィルカスもこの世界も愛してみせる。
だから・・・
「星霜の書が解放されるのを待っている」
南西を目指して。
迷いのない眼差しで。
向かうべき彼方を見つめてRioは再び歩き始めるのでした。

長い石橋の先の扉を抜け、レバーを引くとムザークの塔は鈍い音を立てて久しぶりの訪問者を迎え入れます。
細い通路の先のもうひとつの扉を開けて足を踏み入れると、中央には円筒形の壁がそびえ、その壁には見覚えのある金属盤と翡翠の意匠が施されていました。
(ここにもセプティマスの住処で見たドゥーマーの遺物があるんだ)
円筒形の壁を囲むようにして塔の上方へと伸びるスロープを上って行くと、天井がドーム状になった風変わりな場所に辿り着きます。
ドームのような天井にも、その下の円盤状の台座にも、やはり金属と翡翠が施されてはいるのですが、それが何を意味しているのか、また、何を行う場所なのかがわかりません。
首をかしげながら辺りを見回すと、ドームの片隅に奇妙な装置がが設置されていることに気づきました。
4つ並ぶボタンとその中央に光の粉をあしらったような装置が配置され、その右横にはセプティマスからもらい受けたもうひとつのとがった鍵、空白の辞典に似た図が描かれた台座があります。
試しに空白の辞典を右端の台座にセットしてみると、ぴったり合致するようでした。
(空白の辞典置き場で正解みたい(〃▽〃))
セプティマスから受け取った2つの鍵はどちらも使い果たしたということで。
いよいよここからは奇妙な装置の解析に当たります。
(中央の光の粉を散らした部分は反応なし・・・か(-ω-;))
残り4つのボタンを適当にポチポチ押して反応を確かめていると、Rioはある法則に気づきました。
(このボタンもしかすると右から順番に光っていくのでは?)
右端と右から2番目のボタンはランプが点燈したまま随時押せるようです。
2番目のボタンを何度か押すと3番目のボタンが点燈し、3番目のボタンを2回押したところで4つのボタンすべてが点燈しました。
最後に4番目のボタンを押すとドームの天井から中央の台座に向かって何かが降りてきます。
台座の中央に現れた神々しい輝きを放った巻物を手に取り、Rioは後方で見守るヴィルカスを振り返ります。
「これが・・・星霜の書?」
「恐らく だが采配はパーサーナックスにゆだねよう」
装置に置き忘れてあったセプティマスの辞典をRioの手に握らせるヴィルカスの表情は優れず。
星霜の書を求めて長い道程を流離っておきながら、やっとの思いでその書をRioが手に入れても素直に喜ぶことはできないようでした。



以上、Skyrimメインクエスト第12章『エルダーの知識』後編でした。

アルフタンドは①アルフタンド氷河の遺跡→②アルフタンド・アニモンキュロリー→③アルフタンド聖堂→④ブラックリーチと長い行程の末ようやく目的地に辿り着けるという壮大過ぎるダンジョンとなっております。
ちなみに②のアルフタンド・アニモンキュロリーのAnimonculoryとは大聖堂という意味のようで、③とどのような違いがあるのか謎です(-ω-;)(大が付くか付かないかだけ?)

Skyrimのゲームの仕様上、従者が自発的に段差のある箇所を跳び下りてくれることはありません。
というわけで、アルフタンド攻略中、ヴィルカスが跳び下りるシーンはRioの“揺ぎ無き力”で強制的に跳び下りていただきました。
後日試した方法ですが、跳び下りる場所ギリギリで待機を「手伝ってもらえるかな?」で指示しても自動的に跳び下りて行ってくれることが判明しました。
アルフタンドでだけの仕様なのか段差のある場所ではすべてこの方法が使えるのかは不明です。
コンソールによる従者引き寄せでもOKだとは思いますが、バグ解消などでやむを得ない場合以外はできるだけコンソールは使用しないようにしております(´・ω・`;A)
経験上、誤爆一度ならヴィルカスはスルーしてくれて、2連続の誤爆でフォロワーが解除され、3連続以上誤爆し続けた場合は猛反撃を受ける、イコールRioが死んでお詫びするという作法となっております(どんな作法(○´゚ω゚`)!)

ウマナはユニーク盾の“血まみれの盾”を、スラ・トレバティスは“清められた帝国軍の剣”を持っておりますので、レアアイテムハンターなドヴァキンさんはぜひこの機会をお見逃しなく(*・ω・)

ムザークの塔の4つのボタンは、右から2番目を4回、右から3番目を2回、一番左が光ったら最後にそちらを押して完了のようです。

ブラックリーチは後日、他のクエストなどでまた訪れることになりますが、できる限りメインクエストはメインクエストでまとめようかと思っております。

次回Skyrimはメインクエスト第13章『アルドゥインの災い』をお送りする予定です。
ネタバレ・妄想・創作全開かと思われますが、「もうどうにでもな~れ(*・ω・)ノ☆」とお付き合い下さる方のお越しを心よりお待ちしております。

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Skyrim・エルダーの知識:前編(´・ω・`)

世界のノドの頂でグレイビアードの長パーサーナックスとの邂逅を果たしたRio。
はるか創生の初期、声の達人であった3人、ハコン、ゴルムレイス、フェルディルはドラゴンレンドを創り出し。
世界を喰らう者に挑み、星霜の書を使ってアルドゥインを時空の彼方に弾き飛ばした。
声の達人とアルドゥインが戦ったという過去に戻ることができればドラゴンレンドを覚えられるかもしれない。
そして時間を遡るためには星霜の書が必要だという。



本日も『Skyrim(XBOX&PS3&PC版コンシューマータイプRPG(゚ー゚*?))』をお送りします。

クエストの流れなどはゲームにできるだけ即してφ(・ω・ )かきかきしてありますが、PCやNPCの会話は創作部分が多々ございます。
また、随所にネタバレ・妄想・創作を含みますので、それらが苦手とおっしゃる方はスルーしてやってくださいませ。
カラー文字以外の部分はほぼ創作となっておりますので、「創作はイヤ(`・ω・´)」とおっしゃる方はその部分をカットして読み進めていただけますなら幸です。


メインクエスト第12章『エルダーの知恵』前編

下山途中でハイ・フロスガーに立ち寄ったRioは、グレイビアードの長であるパーサーナックスに出会えたことをアーンゲールに伝え感謝を添えます。
「そうか パーサーナックスと話したのだな」
ドラゴンレンドを知るためには星霜の書が必要だと打ち明けると、アーンゲールは星霜の書の探索は危険であると躊躇を示した。
「古代に用いられた星霜の書がどうしても必要なの どこに行けば見つかるか心当たりはある(゚ー゚*?)」
それでも最後にはいつものようにRioの熱意に負けてしまうアーンゲールなのでした。
「そのような書を扱っているのはウィンターホールドの魔術師達くらいのもの 彼らであれば星霜の書について何か教えられるかもしれん」
アーンゲールの出した答えが世界のノドで出した自分の答えと一致していることに満足して。
Rioは次なる目的地をウィンターホールド大学に定めたのでした。

その夜はイヴァルステッドのヴァイルマイヤーに宿をとり、リンリー・スター・サングに歌と食事を注文します。
ひとしきりリンリーのリュートに耳を傾けながら、エルダールチーズと鹿肉のチョップをつまみにスリリー兄弟のワインを味わいます。
大丈夫だと言ってはいたけれど。
世界のノドに向かう途中でも感じていたヴィルカスの体調を気遣うRioなのでした。
(このところ強行軍だったからヴィルカスにはしばらくゆっくり休んでもらった方がいいのかな)
「えと ヴィルカス 明日のウィンターホールド大学訪問は一人で行って来ようかと その間ヴィルカスはプラウド・スパイヤー邸でゆっくり・・・」
「俺では役に立たないか」
「そんなんじゃない ただ ここ数日ヴィルカスなんだか調子悪そうに見えるから あたしがあちこちに連れ回しちゃってるのが原因かなって(´・ω・`)」
派手な演出などはないけれどリンリーの奏でるリュートはどこか哀愁をおびて。
娯楽の少ない山間の小さな村に住む人々の心のなぐさめとなっているようです。
長い沈黙の後、ようやくヴィルカスは重い口を開きました。
「本音を言えば もうお前にドラゴンレンドも星霜の書の探索もさせたくない」
こんなことを話すべきか悩んだ末のヴィルカスの発言でした。
「ドラゴンレンドなど未知のシャウトを憶えるためには 創造主の憎しみや怒りも共に取り入れる危険を伴うとグレイビアードは危惧していた 星霜の書についてもイヤな噂を聞いた その書を無闇に解き明かそうとする者は失明すると」
(星霜の書を読む者は視力を失う・・・の?)
ショックを受けながらもRioは根拠のない反論をしてみせた。
「だいじょうぶ ドラゴンボーンならきっと失明なんてしない」
「そういう無謀な考え方や行為を止められない自分に嫌気がさしてるんだ」
(ああ・・・このところのヴィルカスの意気消沈の原因は自分だったんだ(´;ω;`))
「せめて俺がお前の負債を肩代わりできれば もう少し楽観していられるんだがな」
そんなことは絶対にさせたくなかった。
自分の代わりにヴィルカスが心に負担を背負ったり、失明してしまうなど考えただけで気が狂いそう。
なにか気の利いた反論はないかと戸惑っているうちにヴィルカスは立ち上がり。
「俺はお前に何もしてやれない ブレイズのように古の予言を解き明かすことも グレイビアードやパーサーナックスのようにアルドゥインを滅ぼす助言も与えてはやれない」
そしてとどめのようにRioに強い楔を打ち込んだのでした。
「お前を守ってやると豪語しておきながら ドラゴンボーンに降りかかる災厄を何一つ祓ってはやれないんだ」

いつにも増して鈍色に重くのしかかるウィンターホールドの空を仰ぎながら、Rioは魔法大学の門をくぐります。
後ろに続くヴィルカスを今日は振り返ることすらできず。
どんな言葉で言い繕っても、今のヴィルカスの心には響かない。
それがわかっているから。
突然中庭に降り立ったドラゴンを大学関係者と協力し黙々と地に沈めて後、アルケイナエウムに向かいます。
書庫の奥に座るウラッグ・グロ・シューブは面識のあまりないRioを一瞥すると、興味がないという風に手元の飲み物に視線を移しました。
「星霜の書を探しているんだけど」
思いも寄らない発言を耳にしたと。
驚いてウラッグはもう一度まじまじとRioを眺めます。
それから半ば呆れて質問を重ねてゆきます。
「手に入れてどうするつもりだ? 今 自分が何を尋ねているか分かっているのか? それとも誰かの使い走りをしているだけか?」
なんの知識もない小娘が聞きかじった話題をネタに、おもしろ半分で問いかけているのだろうとウラッグは考えたのでしょう。
「もう一度聞くわ 星霜の書について詳しく教えてもらえないかしら(`・ω・´)」
依頼の形式はとっていても、その問いかけに微かな怒りを嗅ぎ取ってウラッグは嫌味で返します。
「ここを訪ねる者は私の助けをあてにしてくるが まともな質問すらできない」
ひやかしであればこれで立ち去るだろうと踏んだウラッグは、それでも尚、みじろぎもせず睨み続けるRioに根負けして語り始めた。
「星霜の書とは計り知れない知識と権力の道具だ 中身を読むためには 最も厳格に訓練された精神を持たねばならない さもなくば気の触れる恐れがある」
(なるほど、発狂してしまう可能性もある恐ろしい書なんだ)
背後で同じ言葉を自分以上に深刻に受け止めているであろうヴィルカスを思い、Rioは眉をひそめた。
「たとえ訓練されていたとしても その代償として神々は読む者の視力を奪う事が多い」
(ヴィルカスが言っていた通り、失明の可能性もあるのね(´・ω・`))
星霜の書はそれらが与える知識の代償として時に正気を、時に物を写す光を奪うようだった。
さらに星霜の書にはこれから起こりうる未来のすべてと過去に起こったすべてが記されているのだという。
それは神以上に不可思議な何者かの意思に因る産物。
もし手元にあったとしたら厳重な警備下で守られることになるだろうとウラッグは説いた。
(つまり手元にはないということね)
最後に大した量ではないが我々が持っているすべてを授けようとつぶやいて立ち上がるウラッグを見つめながら、Rioは彼の言葉に何かヒントがなかったかと思い巡らせた。
星霜の書を読むに当たっての恐ろしい副作用については承知した。
神以上の何者かの意思によって創られた書であることも理解した。
「これから起こりうる未来と過去が記されていて・・・」
「こいつから何か読み取れないのか」
ぶつぶつと説明を復唱するRioの後ろで、ウラッグによってカウンターに置かれた一冊の本を指でトントンと指し示してヴィルカスが佇んでいる。
小走りに駆け寄った先には“星霜の書の考察”とタイトルの書かれた本が置かれていた。

※“星霜の書の考察”を読むことによってデイドラクエスト『霊魂の確認』がスタートしますが、こちらはメインクエスト終了後φ(・ω・ )かきかきする予定です。

ウィンターホールド大学のセプティマス・シグナス著の“星霜の書の考察”について目を通してはみたものの。
「哲学的すぎて もっとわからなくなってきた(´;ω;`)」
そう涙目で見上げるRioの視線を苦笑で受け止めてヴィルカスはもう一冊の本を手渡した。
第2紀アンスティウス・メッチム執筆と最後に記された“星霜の書の効果について”の内容は先ほどウラッグが語ってくれた内容とほぼ一致していた。
考察についての本の意味がわからないとRioが訴えると、ウラッグは著者を知っているので直接会って話をしてみてはどうかと提案した。
セプティマス・シグナスは星霜の書の性質について熟知していたが、かなり昔にウィンターホールド大学を去り、北の氷原に住処を変えたという。
(北の氷原にいるかもしれないセプティマスね)
去り際に情報のお礼としてウラッグの探し求める書物も見つけて来ようと約束し、Rioはウィンターホールドの北に広がる氷原をさすらう覚悟を決めた。

※ウラッグの探し求める書物には“オブリビオンの水”“闇の兄弟たち”“ガスタクバタクバキス”“空の子供たち”“アルカナの再生”“キマルヴァミディウム”“ヌシュレフトの記録”“アルテウムについて”“アイレイド最後の王”“伝説の災厄”“魂その黒きや白き”“古き習わし”“レマナーダ”“野生のエルフ”“狼の女王(第6巻)”他さまざまな本を探して来て欲しいと依頼される反復クエストです。 クエスト受注前に対象の本を持っていると完了不可になるバグもあるとも言われておりますので、クエストを受ける際には本類はハウスの宝箱などに保管するなど所持しない状態で受けた方がよいと思われます。

「うぅ寒い((((;´・ω・`))) セプティマス ミツケルマエニ コッチガコオリヅケニ」
ウィンターホールドの町から大回りをしてようやく氷原に辿りついたものの、セプティマスらしき人物の姿どころか建物すら見当たらず。
風雪を遮る立ち位置で庇ってくれるヴィルカスに伴われながら、時に氷の海に身を浸して雪原を彷徨うのでした。
あわや凍死というすんでのところでようやくまだ使用されている形跡の小舟を見つけ。
小舟が繋がれた氷山に住処らしき趣の入り口を発見しました。
氷で造られた建物は通路も柱も青く透き通るように幻想的で中は思いのほか暖かでした。
凍りつきそうだった手足に感覚が戻るのを待って、Rioはゆっくりと歩き始めます。
螺旋のように建物内部をぐるりと囲む岩と氷で造られたの天然のスロープを降りて行くと、ひとりの男性がうろついているのに気づきました。
「セプティマス・シグナス|ω・)?」
「最上階が作られると その上には何も置けなくなった それは昔も今も究極の頂点なのだ」
Rioの声に瞑想を中断させられたセプティマスは彼の著書同様、意味のよくわからないセリフを発します。
「なぜこんな人里離れた場所に(-ω-;)? コタエガ コワイケド」
「氷は心を埋葬する カグレナクの遺産とダゴス・ウルの招いた災いだ」
(やっぱり何言ってるかわからないんですけどぉ(´;ω;`))
頭をかかえるRioは何か意思疎通できる話題はないかとセプティマスを観察していると。
「星霜の書は深遠よりもさらに深い明察を与えてくれる 解放をもたらすためのな」
ようやく共通の話題について語り合えそうなキーワードに辿りつきました。
「星霜の書を持っているの?」
「その構造が分かるぐらいにこの目で見た 縦糸は空気で横糸は時間だ だが答えは否だ 私の手にはない」
(見たことはあるけれど今は持っていない・・・か。残念)
しかし、彼の求めるものを持って来るなら、それと引き替えに星霜の書を入手する手伝いをしようと申し出てくれた。
星霜の書の読み方はブラックリーチの深遠にドゥーマー達が残してくれているはずとも語る。
ブラックリーチとはかつてのドゥーマーの街の上層に造られた街で、隠された知識が保管された尖塔だという。
「だが誰もが入れるわけではない 死の岩の下を飛ぶための隠された鍵はこのセプティマスだけが知っている」
それからセプティマスはおもむろに掴んだRioの手に2つの鍵を握らせた。
「丸い方は調律のためだ ドゥーマーの音楽は柔らかくて繊細だ 彼らの知恵が施された門を開くために必要となる とがった辞典は刻み込むためのものだ 我々にはただの金属の塊だがドゥーマーにとっては知識の巨大な図書館となる」
さらに近寄りこう告げた。
「ただし 空っぽのな」
「空っぽでは使い物にならないんじゃ・・・(´・ω・`)」
急くなというようにニヤリと笑みを浮かべてセプティマスは続ける。
「ムザークの塔へ行き 空のドームを見つけろ そこにある仕掛けが書を読み解き キューブに知識を注ぎ込む このセプティマスを信じろ お前なら知る事ができるだろう」
セプティマスの語りかけは時に難解過ぎ、時に分かり易く。
(とても聡明で博識ってことはわかるんだけど)
Rioはこの研究家になぜ狂気と正気が交互に見え隠れするのか不思議でなりませんでした。
「星霜の書の中にある世界を垣間見ると目が傷つく あるいは心が このセプティマスのようにな」
(これが星霜の書を読み解く者の弊害!?)
愕然としてふらつくRioをヴィルカスが支えた。
「辞典を仕掛けの中に入れて知識を注ぎ込め 輝きに満ちたら持ち帰ってくれ セプティマスは再び読めるようになる」
蒼ざめてうなずくRioの眼前でセプティマスは声高らかに叫んだ。
「掘れよドゥーマー はるけき彼方を お前の失われた未知なるものを知り 私はお前の深遠まで上る このドゥーマーの鍵付きの箱 これを見て考えるのだ 中には心臓がある 神の心臓だ! お前と私の心臓でもある」

ウラッグの忠告を受けてはいても、星霜の書がもたらす狂気を実際に目の当たりにするまでは、これほどとは思いもよらなかったRioなのです。
セプティマスのあれはまるで心の半分が侵食されて狂って行くのを感じながら正気がそれを辛うじてとどめようと足掻いているようなもの。
大丈夫、やり遂げられる。
狂気にも失明にも冒されず、やり遂げてみせる。
氷原を抜ける帰路の途中で。
身体に叩き付けられる吹雪による寒さからではない震えに苛まれながら。
Rioは何度も自らにそう言い聞かせるのでした。


以上
、メインクエスト第12章『エルダーの知識』前編でした。

ウラッグ・グロ・シューブが“星霜の書の考察”&“星霜の書の効果について”の2冊の本を机に出してくれたようですが、その様子をRioは確認していなかったため、セプティマス・シグナスを探しに北の氷原に向かうというクエストマーカーがなかなか出なかった記憶があります。
行き詰って、何の気なしに片っ端から本を読んでみたところ、
「なんだかクエストが進んだ+.(ノ。・ω・)ノ*.オオォォ☆゚・:*☆」
と偶然進んで喜んだ思い出があったりなかったり。

余談ですがウラッグから、パンをもぐもぐ、飲み物ごくごくされながら、
「本は大切に扱ってくれよ」
と言われても説得力が・・・ムニャムニャ・・・いえ、なんでもありません|ω・)))) ホンニオチタ パンクズハ ハラッテオキマスネ

“星霜の書の考察”は今読んでも、実はよくわかりません。
「哲学的表現なのかな(-ω-;)ウーン?」
と思いつつ読み直してみてもやはりちんぷんかんぷんです。
「きっと詩的表現なのね(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪」
と分析してみようと試みてもいつのまにか睡魔に襲われて寝てしまったりたり・・・軟弱者な小桜です。
難解さを表した“星霜の書の効果について”と狂気を表した“星霜の書の考察”との違いを読み物を通してプレイヤーさんにわかってもらおうという目論見があるような気がするのですが、単に小桜の読解力が足りないだけかもかもデス。

次回Skyrimはメインクエスト第12章『エルダーの知識』後編を予定しております。
相変わらずのネタバレ・妄想・創作三昧となりそうですが、「それでもOK(`・ω・´)シャキーン!」とおっしゃる方のお越しを心よりお待ちしております。

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Skyrim・世界のノド(〃´・ω・`)

スカイ・ヘヴン聖堂で目にしたアルドゥインの壁。
古代アカヴィリによって彫り上げられたその壁のテーマはアルドゥインの敗北だという。
声の達人の発するシャウトと地を這うドラゴン。
壁画を見つめるエズバーンとデルフィンはひとつの結論に至った。
アルドゥインを倒すためにはドラゴンを地に追い落とすシャウトが必要なのではないかと。
シャウトを求めてRioは再びハイ・フロスガーを目指すのでした。

本日も『Skyrim(XBOX&PS3&PC版コンシューマータイプRPG(゚ー゚*?))』をお送りいたします。

ネタバレ・妄想・創作を多分に含みますので、苦手な方はスルーしてやってくださいませ(´・ω・`;A)

世界のノドにそびえるハイフロスガーは古より声の達人たちの集う場所。
しかし、グレイビアードに認められる者は少なく、シャウトを自在に操れる者などましてや稀有。
たとえハイフロスガーへの入出を認められたとはいえ、Rioは声の修練に限らず、戦支度も技も知識も、そして何より経験と心の鍛錬が足りないと感じていました。
(次にハイフロスガーを訪れるときは、せめて装備を整えダガーや弓を自在に扱えるようになってから(`・ω・´))
そう密かに決めていたのです。

スカイ・ヘヴン聖堂を離れたRioは、その後の数ヶ月の間、ある時は偶然の出会いに翻弄され、時に自ら試練の渦中に飛び込みながら武術を磨き眠るシャウトの幾つかを手に入れてゆきました。
さまざまな任務や冒険をこなす一方、Rioはブレイズにふさわしいメンバーの選抜も行っていたのでした。
とはいえ闇の一党や盗賊ギルドの面々にブレイズという役回りはあまりにもそぐわず。
ただでさえ人手の足りていない同胞団メンバーをブレイズに割く訳にもゆかず。
ドラゴンスレイヤーとして志を共有できる志願者を選ぶというのはなかなかに難しいと思い悩んでいた頃、リーチ地方のオーク砦でとある出会いが待ち受けていたのです。
ふとしたことから足を踏み入れたオーク砦のダシュニク・ヤルで知り合った冷酷なゴーバッシュ。
冒険が恋しいと語る彼は日がな一日武術の訓練に明け暮れるものの、今は得意の斧の使いどころも見つからないと愚痴をこぼします。
そんな彼にブレイズという新しい生きがいはどうかと誘ってみたところ。
「冒険どころかドラゴンスレイヤーになれというのか? ふうむ まあそれも悪くはないな 少なくとも退屈はしなさそうだ」
と豪胆なセリフと共に承諾を得られたでした。

上位の回復魔法についての書物や教えを求めてRioがウィンターホールド大学を訪れた折、そこで学ぶ何人かの学生との交流を持つ機会がありました。
その内のひとりオンマンドはノルドながら魔法を学ぶ変わり種で、半家出状態で魔法大学への入学を決意したという経緯の持ち主。
彼の一族のアミュレットを取り戻すために一肌脱いで以降、何かと親しげに声をかけられたRioは、ついブレイズがメンバーを募っていると口を滑らせてしまったのでした。

すると大学を出て後の身の振り方に悩んでいたオンマンドはぜひ自分も加わってみたいと志願して来たのです。
彼の決心は固く。
「ドラゴンとの戦いでピンチになれば透明化や回復魔法で凌いでみせるさ こう見えても破壊魔法は得意なんだ きっとブレイズの一員として恥ずかしくない戦いをしてみせるよ」
そうまでアピールされてはブレイズの許に案内しないわけには行きません。

「なかなか見所のある新人を二人も連れて来てくれてありがとう 早速ブレイズとしての訓練を受けてもらうわ」
新規メンバー探しも平行して依頼してあった手前、催促するのもデルフィンには珍しく気が引けていたのか。
この数ヶ月間の空白を彼女もエズバーンも特に非難するようなことはありませんでした。
アルドゥインの壁の背後の扉から外に出ると、そこは眺めの良い空中庭園が広がっています。
(これもアカヴィリの創り上げたもののひとつなのかな(*・ω・))
異国風の東屋の近くにやや不釣合いな訓練所が設けられ。
それはまるで過去のアカヴィリの風雅と現在のブレイズの合理主義が融合を果たしたかのような光景でした。
「絶景だろう?」
遠く霞む山河を眺めるRioにエズバーンが話しかけます。
ラットウェイ・ウォーレンズでは想像もできなかった待遇だと大きく息を吸い込みながら老ブレイズは笑いました。
「だがこの平和の終焉も近い 急かすわけではないがドラゴンボーンよ お前の使命を忘れないで欲しい」
エズバーンの忠告に深くうなずきながらRioはこれからハイ・フロスガーに向かうつもりだと告げた。

メインクエスト第11章『世界のノド』

ひさしぶりの来訪にも驚きもせず、初めて出会った時と同じ穏やかさでアーンゲールはRioを迎えます。
「言葉の響きを感じた 地図を出せ 響きが見つかる場所を教えよう」
Rioがシャウトの習得に飢えていると悟ったのか、アーンゲールは新たなシャウトの在り処について助言を与えたのでした。
グレイビアードの好意に感謝しつつ、今日訪れた本当の目的を伝えるRioなのです。
「アルドゥインを倒すためのシャウトを学びたい(`・ω・´)」
「それを誰に聞いた? 誰と話した?」
グレイビアードにとってもその要望が教えるに値する理由であるのか、また、徒党を組んでいる仲間が誰であるのかは確認しておきたいようです。
ブレイズがグレイビアードを疎むのと同様に恐らくグレイビアードにとってもブレイズは好ましい存在ではないのでしょう。
とはいえブレイズの後ろ盾があったことを隠し通すわけにもゆかず。
Rioはアルドゥインの壁によって知りえたことを正直に打ち明けるのでした。
「ブレイズか! なるほど ほとんど理解できてもいない物事に首を突っ込むのが得意だからな 彼らの無謀な傲慢は底が知れぬ」
予想通り辛辣な評価が下されます。
「彼らは常にドラゴンボーンを智の道から遠ざけようとしてきた」
さらにアーンゲールの手厳しい説教が続きます。
「お前は我々から何も学んでいないのか? ブレイズの手にある只の道具として彼らの目的のために使われたいのか?」
(只の道具として彼らの目的のために使われる・・・か(´・ω・`;A) イタイトコロヲ・・・)
アーンゲールの言葉にサルモール大使館から戻った折のヴィルカスの言葉が重なり、Rioもその点については危惧していたのでした。
それでもここで引くわけにはゆかず。
「自らの意思で必要だと思ったから来たの ブレイズもあたしもアルドゥインは倒すべき敵だと思っている あなたたちは同じ思いではないの?」
「アルドゥインが破られる運命には無かったと考えたことはないか?」
Rioは激しく首を振ってみせた。
そのような恐ろしい未来など絶対に信じたくなくなかった。
「太古の時代に彼を打倒した者達も裁きの日の到来を遅らせただけだ 止めたわけではない もし世界が終わるのであればそれも良いだろう 終わらせて再生させればいい」
「そんな・・・世界の終わりを黙って見ていろと言うの(`;ω;´)!?」
アーンゲールは何も答えない。
「あなたたちグレイビアードは助けてはくれないの?」
「だめだ 今はできぬ お前が智の道へと戻るまでは」
震える声で問いかけるRioに頑としてアーンゲールは言い放った。
山にこもったまま何もしない。
グレイビアードは自分達の力を恐れるあまりシャウトを使おうとしない。
彼らはドラゴンボーンの力も恐れている。
デルフィンの言った通りだった。
絶望に打ちひしがれ。
そのまま立ち去ろうとしたとき、ハイ・フロスガーを揺るがす地鳴りが響いた。
(何・・・? 誰の声・・・(´;ω;`)?)
かすかではあるが力強い声音がもれ聞こえてくる。
「ドラゴンボーンよ 待て」
その声音がやむと同時にアーンゲールはRioを引き止めた。
先刻の声がアイナースであったことを告げるアーンゲールは彼の忠告によって考えを改めたようである。
「己の感情で判断力を鈍らせてしまったようだ アイナース師が私の義務を思い出させてくれた」
泣き出しそうな表情で振り返るRioにアーンゲールは綴った。
それではシャウトを教えてくれるのかと駆け寄るRioにアーンゲールはゆっくりと頭を振った。
「“ドラゴンレンド”と呼ばれているが 我々にその力の言葉は分からぬ 声の道においてドラゴンレンドの場所はないのだ」
ドラゴンレンドに関する知識は有史以前の時代に失われてしまったという。
もしかすると創造主達しか知らなかったシャウトなのかも知れない。
創造主達はアルドゥインの竜教団による残虐な統治の下にあり、ドラゴンへの憎しみから人生のすべてを賭けてドラゴンレンドを生み出した。
「シャウトを学ぶ時 そのシャウトは己の存在に取り込まれる シャウトと共に悪しき思いをも己の身に取り込むことになる」
それでも、たとえドラゴンレンドを憶えることで弊害があろうとどうしても諦めることはできないのでした。
ドラゴンレンドが失われてしまったのなら、どうやってアルドゥインを倒せばいいのか。
「憎悪も憤怒もいっしょに呑み込んでみせるから・・・」
肩を震わせ決死の表情で訴えるRioの姿に、とうとうアーンゲールはため息をひとつつき。
「我らが教団の主パーサーナックスが答えようとすれば その問いに答えられるかもしれぬ」
そうつぶやいたのでした。

パーサーナックスとはグレイビアードの長であり、グレイビアードの誰よりも声の道に通じているという。
よそ者はおろかグレイビアードとすら話すことは稀で、彼の目に掛かれることは大いなる栄誉であった。
そしてアーンゲールは世界のノドの頂で隠居している彼に会うためにはあるシャウトの習得が必須だとも語った。
吹雪によって侵入することすらできない門の前に佇むアーンゲールは、おもむろにひとつのシャウトを床に刻んだ。
“Lok=空”
晴天の空を意味するシャウトがRioの中に流れ込んで来る。
そして続けて、
“Vah=春”
“Koor=夏”
とアーンゲールは晴天の空の3段階すべてのシャウトを床に記してゆく。
第2、第3のシャウトすべてを瞬く間に体内に取り込むRioを見つめて、アーンゲールはやさしく語った。
「晴天の空についての私の知識を授けよう これが我らからの最後の贈り物だ ドラゴンボーンよ 上手く使うと良い」
世界が滅びるのならそれも運命として受け入れようとしたグレイビアード達も、運命を変えようともがく年若いドラゴンボーンの情熱にほだされたのか。
「晴天の空は霧を吹き飛ばしてくれるが それもわずかな間だけだ パーサーナックスへの道程は厳しく 軽く捉えるべきものではない 止まることなく己の目標に心を定めていれば山頂に辿り着けるだろう」
赤みを帯びた気流がそう綴るアーンゲールより放出され、Rioの憶えたシャウトに活力を与えてくれた。
吹雪が閉ざす門の前に立ち、与えられた新しいシャウト“晴天の空”を発するRio。
その背後から晴れ渡る道を踏み出すRioを見送るアーンゲール、アイナース、ボッリ、ウルフガーの瞳にもまた希望という光が差し込んでいたのでした。

「Lok Vah Koor(*・ω・)つ! ハレワタレー♪」
効果が切れるたびに冷気を帯びた霧を振り払い前進するRioは、その後ろに続くヴィルカスの口数の少なさを気にして何度も振り返ります。
「ヴィルカス具合悪い|ω・)?」
「いや ちゃんと前見て進まないと落下するぞ」
Rioに注意を与える声もどこか元気がないような気がします。
晴天の空のシャウトで道を切り開き、途中出くわした氷の生霊も打ち倒し、ひたすら細い山道を登って行くと、今度はフロスト・トロールが登場です。
ダメージの入る霧の追加された七千階段を彷彿とさせるラインナップに、もしかすると最後はドラゴンが襲ってくるのかと、ついつい身構えてしまうRioなのです。
ようやく頂上に辿り着いた途端、空を彩るオーロラを鑑賞する暇もなく、突如ドラゴンが現れたのでした。
(ドラゴン来た! というか予想通り過ぎ((((;´・ω・`))))
慌てて矢を番えるRioは、舞い降りて来るドラゴンがいつもの好戦的な竜族とは異なることに気づきました。
あやうく射掛けた弓を下ろすと、ドラゴンは厳かに自身の名を明かします。
「Drem Yol Lok よく来た Wuld Ni Kun 私はパーサーナックスだ」
(え・・・? グレイビアードの長ってドラゴンなのヾ(・ω・`;)ノ?)
何者だと問うパーサーナックスにRioもまた彼が本当にグレイビアードの長なのかどうか問い返します。
「彼らはそう思っている Wo Tuz Onik 年老いて博識だと 確かに年老いてはいるがな 答えろ なぜここに来た Volaan? なぜ瞑想の邪魔をする?」
早く答えろとイラ付きを見せるパーサーナックスをこれ以上焦らす必要もなく。
Rioは単刀直入に用件を告げたのでした。
「ドラゴンレンドのシャウトについて知りたいの」
「Drem 待て 竜の血脈を持つ者同士が最初に出会ったときには 守らねばならぬ礼儀というものがある 長年の伝統により まず年長者から話すのだ 我がスゥームを聞け! その骨で感じろ! ドヴァーキンならば立ち向かって見せよ! まずは準備だ」
“Yol=炎”
後方にある壁に向かいパーサーナックスが炎を伴って叫ぶと、記号が壁に浮かび上がった。
臆することもなくパーサーナックスの眼前を横切るRioは壁の文字をいつものように身体に取り入れた。
すでに何度も行ってきたドラゴンボーンとしての行為をパーサーナックスも静かに見守り。
歩み寄るRioに赤味を帯びた潮流にも似た風を送り込んだ。
そして、今得たシャウトの力をパーサーナックス自身に浴びせかけるよう命じます。
「Yol!(*・ω・)つ アツイノ トンデケー」
Rioの叫びに伴う炎を受けながらもグレイビアードの長は感動しているようでした。
「ああ・・・まさに! Sos Se Dov Los Mul お前の中に竜の血脈が強く流れているのを感じる 同じ種族の者と話したのは随分と久しぶりだ」

再びドラゴンレンドのシャウトについて教えを乞うRioに、パーサーナックスはさもあらんとうなずき。
年老いたドラゴンと与太話をしに来たわけではないと自嘲した。
「しかし お前の求めるスゥームの事は知らない Krosis 私には知りようがないのだ お前と同じJoor、定命の者がDov ドラゴンを倒す武器としてこれを作ったのだ」
つまりドラゴンを倒すために定命の者達が創り出したシャウトがドラゴンレンドであり、長きを生きた老竜であっても知りようがないということでした。
「それなら一体どうやって学べばいいの(´;ω;`)?」
時が来れば分かると応えるパーサーナックスに、これでは遅すぎると落胆するRioなのです。
久方ぶりに訪れたドヴァーキンの悲しむ姿を哀れに思ったのか、それとも話題を変えるためであったのか。
グレイビアードの長はRioに、なぜドラゴンレンドのスゥームを習いたいのかを問うた。
「アルドゥインを止めねばならない」
「なるほど アルドゥイン Zeymah 有能で 貧欲で 厄介な兄だ」
(ああ、アルドゥインとパーサーナックスは兄弟だったのね(´・ω・`))
けれども、パーサーナックス自身、兄であるアルドゥインの能力は認めつつも性格については否定的なようだった。
しばしの沈黙の後、もう一度彼は問いかけた。
「なぜお前がアルドゥインを止めねばならぬ?」
「この世界が好きだから 滅びてほしくないから」
「Brii Zah 他に劣らぬ良い答えだ だがすべての物事が終焉を迎えなければ次が生まれない 新たな世界の誕生を妨げるのか?」
「新たな世界に関わることはできない でも今ある世界になら関われる この世界を救う可能性があるのならそれを最後まで捨てたくはないの」
「Ro Fus お前はこの世界の終焉を遅らせるだけかもしれん」
パーサーナックスは思い惑っているようだった。
世界の終焉が今ではなく未来のいつかに変わることにそれほど必死になれるとは。
定命の者ゆえの情熱なのか。
「古代の舌 すなわち初めて声の達人となった定命の者がここでアルドゥインに戦いを挑み 打ち破った」
(ここで!?)
思わずRioは辺りを凝視した。
ドラゴンレンドに繋がる何かが残されてはいないかと。
「それだけではない Viik Nuz Ni Kron アルドゥインも完全に敗れたわけではなかった もしアルドゥインがその時滅び去っていれば お前がここに来ることもなかった」
当時の声の達人が使ったドラゴンレンドはアルドゥインの動きを封じた。
けれどもそれだけでは十分でなかったのだ。
「Kel 星霜の書 彼らはそれを用いて アルドゥインが時の流れを彷徨うように仕向けたのだ」
「星霜の書・・・時の流れを彷徨う(゚ー゚*?)」
星霜の書とは時を超えた秘宝であり預言書だという。
そしてドラゴンボーンの出現もまたある星霜の書に記されていたものだとパーサーナックスは語る。
アルドゥインが時の流れを彷徨う羽目に陥ったのは意図的にではなかったらしい。
しかもパーサーナックスは知っていたのだ。
アルドゥインは時の彼方に飛ばされてしまっているだけで、いずれ再び次元の狭間から戻って来るであろうことを。
世界を喰らう者がいつ現れるのかはわからなくとも、どこに現れるのかはわかっていたともいう。
「Tiid Krent 古代の声の達人がアルドゥインを時空に飛ばしてしまったことによって ここでは時が砕けてしまった もしもあのKel 星霜の書さえ持ち帰れば お前を過去に遡らせることができるかもしれん 壊れた時間の彼岸にな」
(過去に時を超えて行ける・・・)
「そこに行く事ができればドラゴンレンドを知ることができるかも!」
「うむ ドラゴンレンドは生みだした者達、ハコン、ゴルムレイス、フェルディルらから習うがよかろう スゥームを私が最初に教えた定命の者であり アルドゥインに立ち向かった人々のリーダーだ」
星霜の書を使って過去へ行き、古の声の達人からドラゴンレンドを学べばいい。
とうとう突破口が開いた。
開いたのはいいけれど。
「どこに行けば星霜の書は見つかるのかな(-ω-;)?」
「Krosis この地に住み始めて以来の長き間に何があったか ほとんど知らないのだ おそらくお前の方がよく知っているだろう」
(そういえば先日ウィンターホールド大学を訪れた時 アルケイナエウムという巨大な図書館みたいな場所があったけど あの書庫にいたオーク・・・名前は確かウラッグ・・・そう、ウラッグ・グロ・シューブ。彼ならもしかすると)
「一人心当たりがあるわ(〃▽〃)」
瞳を輝かせRioは両手を広げながらグレイビアードの長に駆け寄った。
小さな人の形をした竜族のはしゃぐ姿を眺めながら、パーサーナックスは穏やかにその語りを結んだ。
「己の直感を信じろ ドヴァーキン その血が道を示してくれる」

以上、メインクエスト第11章『世界のノド』でした。

とうとうThe Elder Scrollsシリーズと謡われるタイトルのElder Scroll=星霜の書の登場です。
Skyrimを含めThe Elder Scrollsシリーズはあまりの壮大さについつい総合タイトルの意味を忘れがちなのですが、今回パーサーナックスが教えてくれた星霜の書はシリーズを通して常に大切な役割を果たすアイテムのようです。

メインクエスト第10章『アルドゥインの壁』と11章『世界のノド』の間でRioは盗賊クエストほぼ全般&闇の一党クエストほぼ全般&他『フォースウォーンの陰謀』『誰も逃げられない』『ディベラの心臓』『死の体験』『ボエシアの呼び声』『純粋』『埋葬』『唯一の治療法』『スカイリムを襲う苦難』『囁きの扉』『氷の上の血』などなどを終わらせ、装備はヴィルカス共々ほぼ最終装備に、スキルも必要最低限そろっているという状態になっております(〃´・ω・`)ゞ
その間の時間的経過を今回の前半でさらっと流してありますが、難易度も10章まではNomalモード、11章以降はVery Hardモードとなり、Lvも40代から50代に上がっております。
キャラ自体が変わってしまっているわけではないので、
「時間だけは経過してそれなりに修行したんだな~(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪」
と思って読んでいただけますとうれしいデス。

ブレイズへの入団希望者となる残りの一名は後日、お連れする予定です。
この時点ではまだ従者にすることができませんでしたので、このお話はまた後日に

ブレイズの指示を受けて現れたRioに、ブレイズ嫌いなアーンゲールは内心ムッとしたのでしょうね。
アイナースはきっとすげなく断るアーンゲールにまるで孫娘を庇うように、
「ちょっとはやさしくしてやれよ」
みたいなセリフを入れてくれたのでしょう。
「わしだって別にいじわる言ってるんじゃないんだからな 孫がブレイズかぶれになって悔しいからちょっとお灸を据えてやったんだ! たまに顔を見せたと思ったらブレイズ、ブレイズ、おじ~ちゃん拗ねちゃうんだもんね!」
みたいな( ●≧艸≦) オジーチャン カワユス?
冷静なおじ~ちゃん達の人間味を感じる瞬間でした。
吹雪の門に行く時、アーンゲール師やボッリ師やウルフガー師もちゃんと付き添ってくださっている辺り、いつもは素っ気ない態度だったり関心ないよという振りをしながらも実は気にかけてくださっているのだとうれしくなるシーンでした。

パーサーナックスはドラゴン語に直すとPaar(野心)+Thur(大君主)+Nax(残酷)で、残酷で野心家の大君主とかつては呼ばれ恐れられていた竜だったようです。
Paar(野心)とNax(残酷)が抜け気ってしまった今はThur(大君主)だけが残り、読みだけなら中世ナイトに与えられた称号となり、まさに名は体を表す的お名前になっちゃってますね(〃▽〃)b
創世記の頃は兄のアルドゥインと双璧をなすドラゴンブラザーズだった時代も!
しかし、キナレスに諭され自身の破壊的衝動を抑え邪悪な本性を乗り越えて人間に味方するようになったそうです。
歴代の皇帝達に守護され、現在の隠居先が世界のノドであり、スカイリムのグレイビアード長の地位ということなのでしょう。

ドラゴン語は例によって例のごとくカタカナ字幕を、
「このドラゴン語かな(-ω-;)?」
とフィ~リングで適当に当てて翻訳入れてみました(語学は苦手)。
パーサーナックスの会話は必要部分のみピックアップしてみました(*・ω・)つギュギュ(手抜きとかじゃ・・・アルノヨ)
パーサーナックスおじ~ちゃんもこう言ってましたよ。
「100年ぶりに若いもんと話せたんだから、ちょっとくらい長話したっていいじゃない!」
だそ~です。
なんだかお話しているときのパーサーナックス、すごくうれしそ~だったので(〃▽〃)b
最初の挨拶で「私にシャウト(Yol=炎)を浴びせてみろ!」って、スカイリムではノルドもドラゴンも拳で語り合うものなのねと再認識しました。

次回Skyrimはメインクエスト第12章『エルダーの知識』(前編)をお送りいたします。
例によって例のごとくネタバレ・妄想・創作を多分に含むと思われますので、「それでもいいよ(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪」とおっしゃる方はぜひぜひお立ち寄りくださいませ。

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Skyrim・アルドゥインの壁(〃▽〃)

ラットウェイ・ウォーレンズに隠れ棲むエズバーン。
彼からドラゴン達の復活の原因がアルドゥインだと聞かされる。
竜神アカトシュより創造された最初にして最強のドラゴン、アルドゥイン。
アルドゥインはドラゴンの古墳を巡りドラゴン達を生き返らせている。
世界を終末に導くというアルドゥインを倒せる者はドラゴンボーンだけだという。

今夜も『Skyrim(XBOX&PS3&PC版コンシューマータイプRPG(゚ー゚*?))』をお送りいたします。

ネタバレ・妄想・創作を多々含みますので、苦手な方はスル~してやってくださいませ(´・ω・`;A)
クエストラインは比較的忠実に追っているつもりですが、PCとNPCの会話は異訳や創作を含みますのでご了承のほどよろしくお願いいたします。


メインクエスト第10章『アルドゥインの壁』

「デルフィン 私は・・・会えてうれしいよ ずいぶん久しぶりだな」
「私もあなたに会えてうれしいわ エズバーン しばらくね 本当にしばらく」
長旅を経てリバーウッドの宿屋スリーピング・ジャイアントに辿り着いたエズバーンをデルフィンはなつかしそうに出迎えたのでした。
30年に及ぶサルモールからの逃亡の果てに出会えた最後のブレイズ達。
語り尽くせない感情がふたりの声を詰まらせているようでした。
しかし今は旧交を温め感慨に耽っている場合ではないと判断したデルフィンが秘密の部屋へと皆を先導して行きます。
Rioがドラゴンボーンであることを知っているのかと確認を入れるデルフィンに、エズバーンも承知していると相槌をうちます。
すると、その後の議事進行をデルフィンはエズバーンに譲ったのでした。
エズバーンは荷物から一冊の書物を取り出し、皆の前で読み上げてゆきます。
丸1日以上眠りについていないはずの老ブレイズの声に疲れは見られず、むしろ仲間と希望を手にした喜びに満ちあふれているようでした。
「ブレイズの前身であるアカヴィリ 彼らは集めたドラゴンの伝説を石に刻むためにスカイ・ヘヴン聖堂と呼ばれる場所にアルドゥインの壁を建てた」
アルドゥインの壁の名声は当時各地に広まったにもかかわらず、その場所は長い間見つからなかったという。
「エズバーン 何がいいたいの?」
老ブレイズの説明に、気の短いデルフィンが割って入ります。
「アルドゥインの壁を知っているかということだ」
自分の娘ほども年の離れたデルフィンにエズバーンは諭すように問いかけます。
「知らないわ アルドゥインの壁って? それがドラゴンを阻止することとどういう関係が?」
「アルドゥインの壁は古代ブレイズがアルドゥインとその復活について知っている事すべてを記録した場所だ 一部は歴史的事実 また一部は予言となっている」
(歴史的事実と・・・予言!?)
ラットウェイ・ウォーレンズのエズバーンの隠れ家で、最初に出会った時にも彼は予言の事を口走っていた。
もしかするとそれら予言の中に世界を喰らう者を倒すためのヒントが隠されているのではないか。
「つまり アルドゥインの壁がアルドゥインの倒し方を教えてくれると?」
デルフィンも同じ見解に辿り着いたようだった。
「そうだな 多分 それを見つけて初めて確信が持てる」
慎重に言葉を選ぶエズバーンもこの思いつきが必ずや現状を打開してくれると胸を高鳴らせているようでした。

※エズバーンが取り出したアルドゥインの壁について記された書物には浮世絵のような挿絵も載っていて、アカヴィリ=ブレイズの持つ刀のような武器といい浮世絵のような絵といい、東洋(特に日本o((*・ω・*))o?)という雰囲気なのです。

※スカイ・ヘヴン探索に旅立つ前にデルフィンは使用人オーグナーにもう帰らないかもしれないことや宿屋の権限を譲る旨話して行くようです。

スカイ・ヘヴン聖堂はマルカルスの東、カース川に囲まれた峡谷に位置するカーススパイアの北西にありました。
「ドラゴンまでお出ましだ」
ヴィルカスが射掛けると同時に急降下し、水面を滑空して行くドラゴン。
すかさずRioも弓を引き絞って応戦します。
あと少しで撃ち倒せるというところでドラゴンははるか前方の峰に飛び去ってしまいました。
「撃ち逃したか」
「うん 飛んで逃げられちゃった(´・ω・`)」
そのまま峡谷を川沿いに進んで行くと今度はフォースウォーンの攻撃が二人を襲います。
フォースウォーンとシャウラスはRioが最も不得意とする敵で。
幾度となく窮地に追い込まれた経験からか、ついつい弱腰になるのでした。
「フォースウォーンの毒や魔法攻撃 苦手なのよね(-ω-;)」
「じゃあ後ろで隠れて見ているか?」
「それはイヤ(´;ω;`)ウー」
予想通りの返事だと笑うヴィルカスが敵の前に躍り出て突破口を開きます。
水面に渡された桟橋を渡って次から次へと現れるフォースウォーン。
切り結んでは治癒を繰り返していると、前方から
デルフィンやエズバーンの戦う声が聞こえてきました。
ブレイズ二人との合流を果たし、4人で迫り来る幾人かのフォースウォーンを片付けてゆきます。
桟橋の先から攻撃を仕掛けてくるハグレイブンとも刃を交えた後、石段を駆け上がり上層部で弓を引くフォースウォーンに平らげます。
さらに上方では召喚術を使うフォースウォーンが氷の精霊をけしかけているようでした。
しつこい召喚術師に飛び掛りとどめを刺してようやく一息ついたと思いきや。
「ドラゴンが戻って来たな」
ヴィルカスの注意喚起に慌てて上空を見渡すと、確かに先刻戦っていたはずのドラゴンが旋回しています。
弓を引き絞り撃ち抜くと、血まみれになったドラゴンが地上に降り立ち。
鋭い牙で噛み砕かんと近接戦を仕掛けるヴィルカスやデルフィンに振り被ります。
もう一度十分に引いた矢羽を解き放つと、すでに瀕死だったドラゴンが最期の雄叫びを上げて地に沈んでゆくのが見えたのでした。
「スカイ・ヘヴン聖堂の入り口はフォースウォーンの野営地を過ぎたところに違いない カーススパイアに通じる峡谷か洞窟の入り口を探すのだ」
Rioの身体にドラゴンの気が吸い込まれる様を満足そうに見てとり、エズバーンが斜め前方、尾根の辺りを指し示しました。
フォースウォーンの屍が残る桟橋を渡り、岩伝いに伸びる石段を上り詰めるとようやくそれらしき洞窟の入り口を発見しました。

カーススパイアーの洞窟に入ると、早速フォースウォーンの歓迎を受ける4人でした。
一人、二人とフォースウォーンを斬り倒し、蛇行した板張りの通路を抜けると、吹き抜けの中庭に急な石段と重厚な建築物の一角が姿を現します。
「これは期待できそうね」
「そうだ 間違いなくここはアカヴィリ初期の石造建築だ」
デルフィンの感想に呼応してエズバーンも感慨深げにうなずきました。
柱に刻まれたシンボルには意味があるようで、エズバーンが説明を入れます。
「そっちのシンボルの意味は“王”と“戦士” そしてもちろん“ドラゴンボーン”のシンボルだ 下の方を指している矢のようなものを持っているのがそれだ」
(幼虫を正面から描いた図に見える・・・なんて言えない|ω・) アカヴィリニトッテ ドラポンハ イモムシミタイナ イメージ?)
「スカイ・ヘヴン聖堂がドラゴンボーンに対して封印されていた事を考えると すべての柱をドラゴンボーンを表すシンボルに変えてみてはどうだろう」
エズバーンの助言に従い、目の前に設置されている3ヶ所の装置のシンボルをすべてドラゴンボーンのシンボルに変えてゆくRioなのです。
すると低い鳴動と共に装置左手に影が差します。
今まで壁だと思っていたものが石橋の形を伴って左側面に繋げられたのでした。
渡された石橋を越えて進んで行くと、今度は薄暗い小部屋に到着です。
目を凝らして床の模様を確認してみると、先ほどエズバーンが教えてくれたさまざまなシンボルが描かれています。
(ドラゴンボーンの秘密を封印した聖堂ということだから・・・)
Rioは床のドラゴンボーンのシンボルマークだけを選んで歩を進めて行きます。
チラリと後方をうかがうと、ヴィルカスも忠実にドラゴンボーンのシンボルに続いてくれているようでした。
「デルフィン待て」
「どうしたの?」
先行するRioを追って無闇に踏み出そうとするデルフィンをエズバーンがたしなめる声がします。
「ここでは気をつけないと 床にシンボルがあるのが分かるだろう?」
「あなたの言うとおりね 圧力板みたいだわ」
途中、鎖のレバーを引くと、どうやら罠の作動装置が停止したようです。
ほっと一息ついて佇んでいると、安全を確認したのかデルフィンに続いてエズバーンも小部屋を通過して行きます。
「よし いいぞ! 入り口はもうすぐのはずだ」
立ち止まる様子もなく、エズバーンは何かに導かれるように細い通路を突き進み続けます。
辿り着いた先は中央に巨大な仮面を模った彫刻物が異彩を放つ大広間でした。
「素晴らしい! 意外にも保存状態も良好だ」
天井を見上げると屋根らしきものはなく、雲間から仄明るい月光が差し込んでいます。
ゆっくりと中央の仮面に歩み寄り、床の辺りを見つめると、エズバーンは再び独り言とも説明ともつかない声をもらしました。
「ああ・・・これが“血の印”だ 失われたアカヴィリの技術だ 納められた血によって扉が開く仕組みだ ドラゴンボーン お前の血だ」
(あたしの血が必要なんだ((((;´・ω・`))))
血が必要と言われてやや動揺を見せるRioの心を思いやってか。
エズバーンはおもむろに向きを変えると今度は第1紀のドラゴンボーンであるレマン・シロディールについて語り始めます。
「ここを見てくれ 古代のブレイズがどれほどレマン・シロディールを崇めていたかが分かる」
レマン・シロディールは第1紀を代表する皇帝のひとりで、アカヴィル大陸のアカヴィリのタムリエル侵攻を退けるという偉業を果たした英雄でもある。
その力を認めたアカヴィリが忠誠を誓った最初のドラゴンボーンでもあったという。
(この広間がレマン・シロディールを祀っているというのなら、あのデスマスクにも似た巨大な仮面のような彫像はレマン・シロディールなのかな・・・)
ドラゴンボーンとしての力をその身に宿し、アカヴィリ達を従えたレマンはどのようにしてドラゴンとの戦いを制したのか。
仮面の前の波紋を模した“血の印”に自らのダガーで傷つけた左手をRioはそっと翳した。
滴り落ちる血液が石の波紋に触れるやいなや波紋が揺れ、連動して巨大な仮面が後方に跳ね上げられた。
息を呑む4人の眼前で聖域の最奥へと続く階段が姿を現したのでした。

階段を上った先の扉を開くと、光のない静寂が辺りを包みます。
辛うじて石段の気配を感じたRioは灯火の魔法を唱えました。
石の階段を登りつめた場所は先ほどの広間以上に広大なホールであり。
長い石材のテーブルと幾つもの石製の椅子が昔日のアカヴィリの繁栄を物語っているようでした。
テーブルの向こう側には長大な壁が横たわり。
ドラゴンと人間の戦いが力強いタッチで掘り上げられていました。
(これがアルドゥインの壁(゚ー゚*?))
どれほどの時間が経ったのか。
壁に見とれてていたRioに調査を終えたエズバーンがこちらへ来るようにと誘います。
アルドゥインの壁の左端に立ち、老ブレイズは説明を加えてゆきます。
「これがアルドゥインだ まずアルドゥインと竜教団がスカイリムを統治していた時代に遡って描かれている」
それから右へと位置をずらしながらエズバーンの解釈は続きます。
「ここはドラゴンの大君主に抗った人間の反逆者なのか 伝説の竜戦争 アルドゥインの敗北がこの壁のテーマだろう」
(アルドゥインの敗北がテーマなら、どこかにその勝因が掘り記されているのかもしれない!)
さらに右に歩を進めて行くエズバーンは巨大なドラゴンが地を這う様を描いた部分で立ち止まりました。
「ほらここだ アルドゥインが空から堕ちているのが分かるか? ノルドの舌 つまり声の達人達が奴に向かって配置されている」
「どうやって倒したのか描かれている? そのためにここに来たのよね?」
何事も性急に合理的に事を進めなければ気の済まないデルフィンらしい問いかけである。
「もう少しの辛抱だ アカヴィリは一筋縄ではいかない奴らだ すべてにおいて比喩や神秘的なシンボルを多用して示している」
アルドゥインが墜落している部分を念入りに調べていたエズバーンは、やがてひとつの結論に達したようだった。
「そうか なるほど この巻き髭のようなものはノルドの英雄達の口から伸びている つまりアカヴィリはシャウトをこの方法で表していたんだ」
「シャウトを使ってアルドゥインを倒したってこと?」
「ああ そうだな 重要じゃなかったら これほど大げさにシャウトへアクセントを置く必要はないだろう」
未だ信じられないという表情のデルフィンに。
神聖なるスカイ・ヘヴン聖堂においてアカヴィリが意味もなくこのような壁画を作成するはずもないことをエズバーンは念押しするのでした。
「シャウトを探さなければならないってことね ドラゴンを空からふるい落とすことのできるシャウトを」
(ドラゴンを空からふるい落とすΣ(・ω・´)!?)
エズバーンの説明で疑心を拭い去った後のデルフィンの思考は、この30年間サルモールを凌ぎ生き延びて来た彼女らしく明確かつ機知に富んだものだった。
アルドゥインが空から堕ち、その傍で英雄がシャウトを発しているのなら、これはドラゴンを地に叩き落すためのシャウトに違いないとデルフィンは判断したようです。
「そんなすごいシャウトが・・・グレイビアードならもしかすると知っているかも!」
「そうかも知れないわね 彼らを巻き込まずに済めばと思っていたけれど 仕方ないわ」
デルフィンの言葉の端々にまたもグレイビアードに対する不快感を感じとって。
Rioは思い切ってその理由を尋ねてみることにしたのでした。
「グレイビアードの何がそんなに気に入らないの|ω・)?」
「山にこもったまま何もしない グレイビアードは自分達の力を恐れるあまりシャウトを使おうとしないの 彼らはあなたの力も恐れているのよ」
シャウトを使うのに何を恐れる必要があろうか。
それがデルフィンの言い分でした。
かつて声の道を学んだタイバー・セプティムがグレイビアードに従っていたら帝国を築けたのかとデルフィンは言い放ちます。
ドラゴンボーンであることはアカトシュに祝福された御印ではあっても、その使用に関してはブレイズは積極的に利用すべきと説き、グレイビアードは神を讃えるためにのみ使うべきものだと説きます。
「グレイビアードからは色々なことを学べるでしょうけど 彼らに影響されて運命に背を向けてはいけないわ あなたはドラゴンボーン アルドゥインを止められるのはあなたしかいない それを忘れないで」
シャウトを持たないブレイズにとってドラゴンと戦うのは至難の業で。
シャウトの鍛錬を続けながらも世界を喰らう者に対抗しようともしないグレイビアードを信用できるはずもないというのがブレイズの本音なのでしょう。
しかし、今回だけはその気に入らないグレイビアードの力を借りる必要があるとデルフィンも判断したようでした。
ドラゴンを地に叩き落とすためのシャウト。
もしもそのような強力なシャウトがあるのだとすれば、その力の入手如何によってはドラゴンとの戦局がかなり有利になるかもしれない。
来るべきアルドゥインとの戦いにおいて最高の切り札となるはず。
Rioがアーンゲールに会いに行く旨を伝えると、デルフィンはここに残り朗報を待つと告げた。
旅の途中で新しいブレイズのメンバーに相応しい者がいたなら、この聖堂に連れて来てくれないかとも加えた。
ブレイズ再結成の拠点をスカイ・ヘヴン聖堂に置くことに決めた今、次代のブレイズを担う新しい力が必要なのだと。
デルフィンの依頼にうなずきながら。
もう一度アルドゥインの壁を目に焼きつけた。
運命に背を向けてはならない。
新たなる使命を胸に抱き、Rioはスカイ・ヘヴンを後にするのでした。



以上、メインクエスト第10章『アルドゥインの壁』でした。

スカイ・ヘヴン聖堂にはメインクエストを進める前にエルフキャラでうっかり入り込んで探索してしまった覚えがあります。
巨大な仮面のある大広間まで進んだ後、どうしたらいいのか途方に暮れて困ってしまった思い出の場所であります(〃▽〃)b
ノルドのRion○idキャラでプレイするに当たり、
「あの聖堂はもしかすると何かクエストを受けた後でないと攻略できないのかも(-ω-;)?」
と思い至り、放置しておいたのでした。
メインクエストでさらに奥に進めることを知り、予想が当たったことでより鮮明に仕掛けを思い出せたような気がします(*・ω・)

次回Skyrimはメインクエスト第11章『世界のノド』をお送りいたします。
ネタバレ・妄想・創作などなど入り乱れた展開となる可能性がありますが、「それでもOK(`・ω・´)シャキーン!」とおっしゃる方のお越しを心よりお待ちしております(〃▽〃)b

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